BBS2 2010/11〜2010/12 過去ログ

2010/11〜2010/12


序破急 - 序の19 着信
中務 12/30(木) 21:38:47 No.20101230213847 削除
いつもより早く酔いそうなのを自覚してアルコールの吸収を抑える為に料理を口にしたが、水分なしに料理だけを胃に落とすのは辛い。 この段階で烏龍茶を頼める間柄の連中ではないので自分のグラスを取ったが、空であった。
その様子に気が付いた末永が柚布子にビールを注いだ。

「すまんな、あまり無理するな」
末永はビールを注ぎなが小声で話し掛けた。 ビールをグラス中ほどまで注ぐと柚布子はコップを少し持ち上げた。 これ以上は注いで欲しくないという合図だ。 末永がビール瓶を自分の膳に置くと、柚布子がそれを取って末永に翳した。 末永のグラスも空いていたのだ。

「まだ、大丈夫です」
柚布子も小声で応えた。 実際はアルコールのない水分が欲しいところだが、見栄を張ることも癖になっていた。
「それに、今日はお見合いですから」
柚布子は末永をからかった。
「もう、また、からかうんだから」
柚布子は末永の困惑している表情を見て自然と笑顔になった。


柚布子と末永の会話は園田には聞こえないが、阿吽の呼吸で会話しているように見えて園田は嫉妬を覚えていた。 確かに柚布子がグラスを持ち上げた瞬間から末永のグラスにビールを注いでその合間に会話している一連の流れは自然で微笑ましくも見える光景であった。

「よう、お二人さん、本当は社内不倫の関係なんじゃないの?」
突然、園田が言い放った。 一同は呆気に取られた顔で柚布子と末永を見た。 しかし、磯貝は柚布子と仕事付き合いがあり柚布子の性格をある程度知っている。 だから柚布子が末永をからかったのだと分かっていたが、それを一同に説明出来ない分笑い顔になった。

「磯貝さんの様子では、そんな関係ではなさそうだよ」
山田が救援の言葉を挟んだ。 もっとも山田にとってもそんな関係の女性であっては困るし、仮にそうであったとしても自分の会社ではそういう素振りはして欲しくないという願望があった。

「これは部長、意地悪な冗談ですね」
末永はビール瓶を持つと膳の脇から正面の園田の膳の前へ行き胡坐を掻いて、ビール瓶を翳した。
「部長も、ビールを注ぎに来ないからって冗談キツイんですから、おひとつ」
末永も伊達に営業部長はしていなかった。 園田の前に座り込み、園田と山田を相手に注がれ注ぎながら話込み始めた。 話題はセクハラで解雇されるされないの下世話話になっていった。

柚布子は流石に営業部長だと関心しながら料理を口に運んでいたが、胸の支えはゲップを堪えていたので残って違和感があった。
それに加え柚布子には正座という責め苦が続いていた。 華道や茶道で慣れている女性ならいざ知らず、正座をする機会の無い柚布子にとっては責め苦以外の何者でもない。
男性は胡坐を掻いているが、女性でしかもスカートの柚布子にとっては正座でしかも前が割れないようにしていなければならない。

そんな時、柚布子の後ろに置いてある自分の鞄から着信の振動があるのに気が付いた。 掛けて来たのが誰かも確認せずに、携帯を鞄から取り出すと磯貝に目配せして部屋から廊下へと出た。

脚は辛うじて立って歩ける感覚を保っていたが、血流が一気に脚に循環し、少しでも動かすと痺れで倒れるにも倒れられない状態になった。 片手を廊下の壁について脚を動かないように支え、もう片方の手で携帯の受話釦を押した。

「はい、生田です」
「よ〜う、ゆ〜こー、どうだった?」
久世からの電話だった。
「今晩は、久世様」
柚布子は座敷からそう離れていないので丁寧な応対をした。
「なぁ〜んだ、仕事中?」
「はい」
久世もその対応で状況を察した。
「大丈夫?」
「ありがとう、ございます」
「仕事中だったんだ、邪魔だった御免ね、また掛けるわ」
「い、いえ、打合せ中ですけど大丈夫です、丁度中座したかったので」
柚布子は小声で会話を続けようとした。
「へ〜、そう〜だったんだ。」

柚布子は少しずつ脚を引き摺るように動かし、宴の座敷から遠ざかるように移動した。
「それで、さぁ〜、何の打合わせ?」
「え、まあ、別案件の打合わせです」
「そ〜っかー、ゆうこがメインじゃないんだ、その打合わせ、中座出来るんだから」
「い、いえ、そういう訳ではないですけど、今は大丈夫です」

柚布子は母屋に近い所まで来たころで脚の痺れが取れ自由に動かせるようになていると感じた。
「打合わせの後はどうするの?」
「え? 真っ直ぐ帰りますよ」
「真っ直ぐ? 曲がって帰るんじゃないの?」
「え? どうして?」
「だって、旦那以外の誰かに逢うんじゃなかったの?」
「何、言ってるの? まあ君」
「だって、さぁ〜、エッチな下着で旦那と逢うのかって聞いたら、違うって、言ってたじゃん、 だから誰かに見せたりしちゃってるのかな? って・・。」
「もう、そういう意味じゃないってば・・・、それの確認の電話なの?」
「慌てて帰って行ったからさぁ、どうしたのかな? っと思って電話したんだけど」

相変わらずセクハラ紛いの久世の言動だが、柚布子は自分を心配してくれてる事が嬉しかった。 久世は柚布子に対して人前ではSの如き仕事上の弱みを見つけ責めるが、二人きりになると優しい人に変身するのであった。 いつしか柚布子はそのペースに嵌り好意以上の感情を抱いていることを自覚していた。

柚布子が久世と電話している脇を仲居が円筒形のグラスに紫色のカクテルらしき飲み物と同じ形状のグラスにオレンジジュースをベースにした飲み物、それに焼酎のお湯割りセットらしきものを座敷へ運んでいった。

「まあ君、電話ありがとう、助かったわ」
「何? 打合わせで向かいの男がスカートの中覗いていたから?」
「もう、まあ君、酔ってるでしょ? 会社じゃないでしょ」
「いつものショットバー、柳沢にさぁ、呼び出されちゃってさ」
「・・・・」
「心配しなくてもいいよ、こっちはちゃんとやっておくから」
「御免なさい、私のことで迷惑かけて・・・」
「大丈夫、だいじょうぶ・・・ まだ打合わせに戻らなくても平気?」
「戻る、でも30分くらいしたら息が詰まりそうになるかも」
「がんばれよ、じゃ、な」
「うん、ありがとう、まあ君」
柳沢という名前で柚布子は一瞬にして酔いが醒めたように意識がはっきりした。 柚布子は久世の責めたり優しくしたりの会話をもう少し続けたいと思った。 電話を切った後に携帯の表示を見ると、不在着信3件の表示が出ていた。 どれも久世からのもので柚布子が園田達を迎えたころから定期的に掛けて来ていたものだった。
柚布子はそれを見て久世への思いが深くなっていると感じていた。



冬のお天道様10
道明 12/29(水) 16:26:56 No.20101229162656 削除

これは現実だ・・瑞希の脛から血が流れている


 「擦り傷で幸いでした・・瑞希さん、消毒をしましょう」

 「はい、有難う・・・」



姉の優子よりは少し年下だが、拓也からは年上の女性だ
33歳で2度の出産経験はあるが、知事の秘書を務めた女性
流石に、スタイルは抜群で独身の姉の優子にも勝るとも劣らない
拓也は、リビングの床に腰を降ろし・・・瑞希はソファーに座って脚を伸ばしていた


拓也は家庭用の救急箱の中から消毒薬を取り出し、傷口に塗りつけようとした



 「待って、拓也さん・・・その前に、ストッキングを脱ぎます」



そうだった、薬を塗るにはその方がいい・・・・
瑞希は拓也に背を向けて立ち上がり、ごく自然にスカートを足元に落とすと
ハッとして卓也は顔を背けた
一瞬だがブラックのパンストに包まれた豊満な白いヒップの輪郭は視覚に刻まれる
初対面の若い男の前で、これほど警戒感や恥じらいの風情を見せずにスカートを脱ぐ女性
自然と・・こんな感覚を持った女性といる拓也は普段と異なる感覚の中に入っていく



 「自分で、消毒します・・・それ、貸して」



瑞希は下半身がパンティのみの姿で拓也の方に手を伸ばしていた
消毒薬を受け取ると、再びソファーに腰を降ろし傷口に薬を塗りはじめた
そして・・・・瑞希は空ろな表情で身の上を独り言のように話し出した

落ちぶれた元同僚の沖田に、『息子の進一に危害を加えるぞ』と脅かされ
警察に訴えようとも考えたが、やけっぱちの沖田なら本当に進一を襲うかもしれない
仕方なく沖田の言うなりに従いながら様子を窺がっていたが
収入のない沖田からまとまった金銭を要求され、そんなお金のあてもなく
今夜は、とうとう『肉体を金にしろ』との強制をされたがそればかりは従えなかった・・・・



 「あのう・・・その進一君は、確か・・・ご主人との子と言われてましたが」

 「ええ、演説会の大勢の人の前でそう言いました・・ですが、本当は新藤の子なんです
  そのことも、沖田には勘付かれてしまっていて・・・・なにやら悪巧みを企てている」



新藤の娘の清子と将来を誓い合う仲の拓也にとっては、相手の父の浮気の告白だ


 
 「知事がまさか・・・・いや、清子さんのお父さんがそんなことをするなんて」

 「あなた・・・もしかして、清子さんと?」



あの激戦知事選の演説会で、瑞希との不貞を姉の優子が切り札として追及した時
妊婦の瑞希が現れ、お腹の子の父が新藤であることを否定し、新藤を擁護したのだった
あくまで疑いは疑いにすぎず、姉の優子は選挙に破れた
しかし、今・・・・真実を明かされ、拓也も清子との付き合いのことを瑞希に語りだした



 「そうなんだ・・・あの時にいた、清子さんを好きになったのね
  純真そのものの乙女・・・・分かる・・・・でも、新藤の許しはでないでしょう?」



その通りだ・・・姉と、母親の朱美は了解してくれた、父親の新藤が認めてくれない



今夜、ヤクザ男の世話したお客の趣味だろう
瑞希の服装は銀行OLの事務スタイル
上半身は上着を纏っているものの、下半身はパンティのみ
ソファーに浅く腰を掛け、見事なラインの長い美脚を拓也に曝している
こんな不自然な身なりの中で、身の上話はクライマックスに近づいている
拓也の話を聴きながら、太腿の辺りを手で摩り下半身の構えを変化させると
自然と拓也の視線が、吸い寄せられている



 「拓也さん・・・・可哀そうに、あなたは好きになってはならない女性を求めている」



えっ!と驚きの表情で瑞希に視線を向ける拓也



 「あなたも大人の男性だから、今から話すことをしっかりと受け止めてね
  沖田が言ってたわ・・・あなたのお姉さんと新藤とは男と女の関係ができているのよ」



今まで、美脚を摩っていた瑞希の白い指が拓也の肩先に伸びる



 「姉と知事がそんな関係に?!・・・そんなこと有り得ない」

 「新藤は女性から見て嫌な男じゃない・・・理性と清廉さ、それに野性的なオスの魅力
  私は新藤に主人のいる自宅で犯され、妊娠させられた・・・でも、憎んではいない
  恐らく、お姉さんも同じ思いなのね・・彼はとても優しい、女性にとことん優しいのよ」



拓也の頭は完全にパニック状態だ
違う違うと、首を左右に振りながら俯いている拓也の前に
瑞希が一枚の写真を置いた・・それは優子と新藤とが公園のベンチで睦み会う盗撮写真
食い入るようにじっと見つめる拓也の耳元で、瑞希が囁いた



 「清子さんとはまだなんでしょう?溜まっているものを・・・私の中に出させてあげる」

冬のお天道様 9
道明 12/28(火) 18:42:49 No.20101228184249 削除

高遠拓也は新藤清子との交際を新藤に許されないまま、清子とデートを繰り返していた
清子の母、朱美と姉の優子は既に賛成してくれた
だが、反対の理由を明かさないまま、清子の父である新藤が許さないのだ
それでも、清子とは互いの心の絆を深め合っていた
今夜も、清子を屋敷に送り届けたあと自宅マンションまで戻ってきたところだ



 「おい、瑞希さんよ・・・確りと働いてもらわないと、俺が困るんだよ!」



エントランスに入ろうとした拓也の後方から、怒鳴り声が聞えてきた
振り向くと、見るからにヤクザとわかる厳つい男が30代女性の腕を掴んでいた



 「働くと言っても、そんなお仕事はとても出来ません」

 「なに甘えてんだ!・・なぁ、少しぐらいお乳を吸われたって生娘じゃあるまいし
  そんなこと言ってると、坊やの身になにが起こってもしらねぇぞ
  これ以上は、こちとらも容赦はしない・・・なあ、お客が待ってるんだぞ」



男が威圧するかのように、女の顔を覗き込んだ瞬間に拳骨が男の顔面に入った


 「痛ってて・・・な、何をしやがる、待ちやがれ!」




女が拓也の方へ走って逃げてくる、その後をヤクザが追いかける
女は拓也の目の前で、男に取り押さえられた
女に馬乗りになった男が振り上げた手を、拓也が掴んでいる



 「どんな事情か知りませんが・・・女性に暴力はいただけません」

 「なにを!」



ヤクザ男は身を翻し、もう一方の手で拓也めがけてパンチを放つ
しかし、拓也は軽々と身をかわし次の攻撃に対する防御の構えをとる


 「警察を呼んだわよ・・・もう直ぐ駆けつけるわ!」



携帯を手にした女を見て、ちぇ、と唾を道路に飛ばしてヤクザ男が走って逃げていく
道路に座り込んでいる女に、卓也が手を差しだした



 「あっあぁぁ・・・あなた・・もしかして、新藤知事の・・・」

 「えっ?・・・・どこかであなたにお会いしましたか?」

 「ええ、私はあなたを存じております
  ひとまず、私の部屋へ避難しましょう、警察への通報は芝居なんでしょう?瑞希さん
  私は副知事の高遠優子の弟です・・安心してください」



ストッキングの破れた穴から流れる血が美脚を濡らしている
拓也は瑞希を抱きかかえてエントランスに入っていく

その様子を遠くから眺める沖田がいた



 「どうでしたか?・・・私の演技」

 「やあ、お疲れ・・・お前も立派な役者だ、わっはははは・・・
  後は、瑞希が関が原の小早川秀秋にならなきゃ・・・いただきだ」

序破急 - 序の18 返盃
中務 12/26(日) 23:12:40 No.20101226231240 削除
「弥勒亭って駅の反対側の店だよなぁ」
英生は新聞のスポーツ欄を見ながら肩に寄りかかっている柚布子に聞いた。 「うん」という返事が返ってくると思っていたが、
「え? 二駅先よ」
「違うの?」
英生は驚いた。 実は心配になって英生も同じ派遣仲間と弥勒亭に行ったのである。しかし、山田や重盛を見掛けることは無かった。 座敷の方も気をつけて見張っていたが、ついに発見出来ず二時間の飲み放題が終わり英生一人酔えずに帰宅したのであった。
「料亭みたいな造りのお店だったわ」
「料亭ねぇ」
柚布子はあまり弥勒亭別邸の造りを憶えていないのに気が付いた。
「それに、座敷なんだけど、テーブルじゃなかったの」
「テーブルじゃない? 何、それ・・」
「うん、膳だったの」
「そっか、じゃずっと正座だったんだ」
「そう、テーブルでも正座だったと思うケド・・・」
「スカートだったから大変だったでしょう。 まさか覗かれたりとか」
「・・・・」
柚布子は何か思い出してはいけない記憶があるのではと思った。


−弥勒亭別邸−
柚布子達が席につくと、仲居が3人ビールを持って入ってきた。
膳はSI会社の園田達と柚布子達とは対峙する形で用意されていた。 SI会社は上座から園田、山田、重盛、小宮山の順で柚布子達は上座から末長、柚布子、磯貝の順である。 柚布子の膳だけが他より高さのあるもので脚にはめくら板らしき物が施してある。 これはスカートの女性用に誂えられたものである。

末長が挨拶をして一同ビールを口に運び、膳に用意されていたお通しを食べ始めた。 一同がお通しを食べ終わった頃に料理が運ばれて来た。 料理を運んで来た仲居頭が柚布子の脇に来て小声でなにやら話しかけた。

柚布子は軽く礼を言うと磯貝の後ろを回って、座敷の中央から園田の膳の前に来た。 仲居頭もその後を新しいビールを持って従った。 柚布子にお酌をするようにアドバイスしたのであった。 先乗りしていた磯貝がこういう場が不慣れなので指導を依頼していたのであった。

園田は再び舐めるように柚布子の身体に視線を這わせた。 柚布子はスカートの裾を押さえながら正座すると仲居頭からビールを受け取った。
「お一つ、どうぞ」柚布子は頭の中で何と言えば良いか迷っていた。 仲間内では「ご苦労様」とか「お疲れ様」と言ってビールを差し出せば相手は「ありがとう」と言ってグラスを差し出す。
しかし、この場合どうしたら良いか迷った。
「よろしくお願いします、ビールでよろしいでしょうか?」
「ああ」
柚布子の問いに無愛想に園田は応えてグラスを差し出した。 柚布子は少し膝立ちするような格好で園田にビールを注いだ。
園田は注がれたビールを一気に飲み干すと、グラスを柚布子に差出し、柚布子の手からビール瓶を奪った。 このグラスで返盃を受けろという仕草である。
それを見た仲居頭は柚布子の膳から柚布子のグラスを取り由布子に差し出した。 それを見た園田は幾分ばつが悪そうに自分のグラスを自分の膳に置いた。

「頂戴します」
柚布子はグラスを両手で捧げるように園田に差出た。 園田は泡がなるべく立たないようにビールをグラスいっぱいに注いだ。 柚布子は注がれたビールを時間が掛かったが一気に飲み干した。
「ほう、なかなかイケる口のようだな」
園田は感心したように言ったが飲み方からイケる口でないのは分かっていた。 再びビール瓶を柚布子の前に差し出した。 柚布子は片手で拒否の意思表示をしたが、園田は更にビール瓶を突き出し、催促した。

仕方なく柚布子はグラスを園田に頂くように差し出すと、同じように泡を立てずにグラスいっぱいに注いだ。 柚布子は皆に分からないように息を吐くと、グラスに口を付け傾けてビールを喉へと流し込んだ。

柚布子は3度息継ぎをしてようやくグラスを空にした。
「やっぱり、足らないようだな」
園田がそう言うと三度ビール瓶を柚布子に差し出した。

これには流石に柚布子も閉口したが、相手が相手だけに断り難い。 柚布子は暫し固まった。 それと同時にこれまで立て続けに3杯ビールを飲んだことになり、酔い初めていることを感じていた。 薄っすらと頬も紅潮しだしていた。

「園田くん、その位にしてあげたらどうだ」
山田の声に柚布子は救われた。
「そんなに飲ませたんじゃ、私の返盃を受けられなくなるよ」
山田はさらに続けた。
「さあ、私にも注いで下さい」
そう言うと柚布子にグラスを差し出した。 柚布子は少し立ち膝のまま山田の前に移ると仲居頭から新しいビールを受け取った。 園田は苦虫を噛み潰したような表情をして山田を見ていた。

「よろしくお願いします」
柚布子は山田にビールを注ぐと、山田は一気に飲み干した。 そして、柚布子からビール瓶を受け取ると、柚布子がビール瓶の代わりに持ったグラスの3分の1程度注いだ。 そして、
「口を付けるだけにしなさい」
そう、柚布子に囁いた。
「頂戴します」
柚布子は一口だけ飲むと、お辞儀をした。 山田が優しく微笑んで自分を見つめていることに柚布子は安堵を感じた。

「こーた、君も注いでもらいなさい」
そう言う山田の声と共に柚布子は重盛の前へ移動した。 重盛のことを浩太と下の名前で普段呼んでいることを知ると急に柚布子は重盛に対して親近感を持った。
重盛はやや照れながらグラスにあった残りのビールを飲み干し、柚布子の前に翳した。
柚布子は自然と笑みがこぼれて、更に頬が紅潮しているに違いないと思った。
「よろしくお願いします」
「こちらこそ」
重盛はビール瓶を持つ柚布子の指のネイルに見とれていた。

柚布子が注ぎ終わると重盛は一気に飲み干し、息を吐いた。 そして、首を二度縦に振った。 その様子を見て柚布子は笑い出しそうになった。 なんとも子供のようにほのぼのとした仕草であったが、左の小宮山の視線を感じて笑いが押し留められていた。

柚布子が小宮山の前に来ると仲居頭が新しいビール瓶を差し出した。
既に、小宮山はグラスを空にして片手で持って準備していた。
「よろしく、お願いします」
柚布子がビールをグラスに注ぐと小宮山は柚布子の手先から腕、胸へと視線と走らせた。
小宮山は注がれたビールを半分飲むと、柚布子の手からビール瓶を取ると、園田と同じように柚布子にその瓶を向けた。

柚布子は自分のグラスを手に取り、小宮山に翳そうとすると
「空けてほしいな」
そう小宮山は柚布子に告げた。 柚布子はグラスの残りのビール飲み干したが、げっぷが出そうで苦しかった。
「頂戴します」
小宮山は柚布子のグラスになみなみとビールを注いだ。

柚布子は直感的に少しでも口を付けなければならない状態と分かっていた。 姿勢を正して4人に酌をし、返盃を受けた。 柚布子が通常飲む量に達してはいないが、ピッチは早い。
柚布子はゲップを抑えながらグラスを口に運び傾け喉に流し込んだ。

最初の一口は飲めたが、息継ぎの時にゲップが漏れそうになった。 それを堪えようとしたがタイミング合わず咽たようになり傾けたグラスのビールが少し溢れた。 溢れたビールは柚布子の左顎から筋となって喉から更に下へと落ちていった。

小宮山はそれを卑猥なものでも見る目で追っていた。 さらに目を下に落とすと、ビールが飛沫になって飛んだのであろう、胸に小さく濡れた痕を作っていた。 角度によっては見辛いだろうが、小宮山の目には濡れたブラウスからブラジャーの淵がくっきり映っていた。

柚布子は慌てる様子もなくハンカチで口元を拭った。 重盛も山田も見て見ぬふりをしていた。 丁度次の料理が運ばれて来たところであった。
「どうぞ、料理を召し上がって下さい」
山田の声に促されて柚布子は自分の膳へと戻った。

柚布子の膳には脇にお盆が用意されていて前の料理がそこに置かれていて、今運ばれて来た料理が膳へと並べられていた。 最初の一杯以降柚布子は胃にビール以外を入れておらず、胃壁はアルコールを効率よく吸収し、肝臓に送られていた。

胃壁にアルコールが染み渡るのを感じて柚布子はいつもと違う酔いが襲ってくる予感がした。

冬のお天道様 8
道明 12/26(日) 09:48:43 No.20101226094843 削除

 ・・・木戸老人
戦後の関西経済界を牛耳り、政界にも影響力を行使した人物だ
資産家の新藤家は、子孫の繁栄を願ってそんな木戸家とも交流を深め
新藤の父母がひとり息子の進の仲人を、木戸老人にお願いしたのだった
しかし、波乱万丈な人生を好む本人と平凡であっても安定を望むその家族との乖離
木戸老人の晩年は、家族から離れひとり寂しく余生を送る境遇となった
そんな彼が、このホームで書き綴っていた『我が生涯記』
  

土方は、木戸老人の最期を看取ったとき、それを見つけて隠し持った
なぜなら、内容があまりにも非道徳的で、とても遺族には見せられない
恩のある木戸老人の名誉を傷つけないように、始末するつもりでいた


  「その中に・・・・新藤進の妻、朱美の貞操を奪うという記述がありまして」

  「そ、そ、そんな馬鹿な話・・・とても信じられん!」


  「その記述が事実かどうかは別としても、清子さんはあなたの子ではありえない
   はっきりとお伝えしませんでしたが、先だってのドック検査の結果から
   あなたには、女性を妊娠させるだけの男性能力が備わっておりませんでした」

  「間違いだ、そんなはずがない・・・・朱美とは清子のほかに子を為さなかったが
   元秘書の瑞希との間にも、男の子がいる・・・」
 


必死に否定する新藤の目を見つめて、土方は首を横に振る


  「あなたのような傑出した人物の子孫を世に送れないことは、誠に残念なことです
   私は医者です・・事実は事実としてあなたにお伝えせねばなりません」


新藤は、目の前のテーブルを思いっ切りひっくり返した
興奮し肩で息をしている



  「ここまでお話しした以上、私は残りの人生をあなたに捧げて尽くしたい
   私にも子は無く、妻は先立っています・・・この世に何の未練も無い」

  「やめてくれ!・・・私は、他人の哀れみなど決して欲したりしない
   誰が何と言おうと、清子は私の娘、瑞希の産んだ進一は私の息子だ」


  「知事・・・」

  「はぁぅぅ・・・いいですね、土方さん・・・今の話は絶対に他言無用に願います
   それと、こんな私でも助けてやろうとのあなたのお心は、あり難く頂戴致します」




強がってみても、事実は事実・・途轍もない孤独感が新藤を押し潰そうとしていた
こんな時、新藤の向かう先は京都の妾宅・遼子の家
こんな精神状態でとても公務に復帰できない


  「あら!こんなお昼の時間帯にお立ち寄りとは・・・・」

  「ああ、少し飲みたい気分なんだ・・・なんだか少し疲れたみたいだ」



遼子の前では、虚勢の必要は無い
では、ゆっくりと休んでくださいと、遼子は微笑みながら温かく迎え入れた

冬のお天道様 7
道明 12/26(日) 08:31:09 No.20101226083109 削除

その頃、新藤は美樹に怒りをぶつけ叱り付けていた

  「私がどんなに君を信用して、ここまで重用してきたと思っているんだ
   今からでも遅くはない、得た情報を全て話せ・・これからの嘘は許さんぞ!」


一日の内に、どうして知事が妻や優子のことを知り得たのか?
そんなことは、今の美樹にとってはどうでもよい
絶対権力者の信頼を繋ぎ止めなくては将来がない
こんな時には、言い訳は無用だ・・・・・・・・美樹は心得ている


  「結果的に、偽りの報告をしたことになり、申し訳ございません
   知事には新党結成に全力を挙げておられる最中であり、裏の仕事は私の責任で対応しようと考えておりました
   ・・・浅はかな判断で、私自身情けなく思います」


美樹は即座に謝罪すると、調査報告の詳細を新藤に説明をし
その後、自ら調査し新たに判明した情報を報告する


1朱美が慰問と偽って出かけていた老人ホームは、有名な土方医師がオーナーであること
2また、所在不明だった伊藤瑞希が何らかの関係で沖田の元に居ること


  「その老人ホームが土方医師の持ち物だと?それに、やはり瑞希もそこに居たのか!」



迅速果敢な行動は新藤の本領である
知事公用車が土方の老人ホームに着いた
もちろん、沖田の情報を得るために土方医師には電話をかけここで逢うことになっている


  「土方さん、ここに私の元部下の沖田がお世話になっていると聞きまして」

  「はい・・・それが、その・・・」


土方は新藤に一枚の紙を手渡した
それは、姿を消した沖田から土方宛の『お世話になった』との礼状であった


  「ほぅぅ・・逃げ時の勘も鍛えられ、抜け目なく姿をくらましたか!
   それにしても、人間らしいこんな心遣いがまだ残っていたとは」

  「彼を拾ってきたのは私・・彼のしたことの全責任は私にあります」


  「私は、土方先生をどうこうしようとは思っていませんよ
   昨夜、朱美からこれまでのことを聞き、全ては沖田が私を恨んでの復讐と思っています」

  「では・・木戸老人とのこともお聞きになったのですか?」 

  「木戸さん?・・と妻の朱美?」



やはり新藤の妻は話していない・・・いや、話せるものではない
いずれ分かること、自分から伝えるしかない

土方は木戸老人の最期の模様を伝えると同時に、土下座して詫びたのだ
流石に、この事実は新藤を震撼させる


  「あの木戸さんが・・・朱美に?そんな、まさか・・朱美はそのことはなにも・・」

  「奥様を責めないでください・・・こんなこと、夫のあなたには死んでも話せません
   どうかあなたの怒りは、手を貸した私に向けてください」



木戸老人が最期に抱いた女性が新藤の妻であることが判明してから
土方が行った独自調査の内容も新藤に伝えた


  「何だって!?・・それじゃ・・朱美は木戸さんに以前にも抱かれていると・・・
   その時に出来た子が清子だと言うのか!?・・・・そんな馬鹿な」

序破急 - 序の17 スカートの中
中務 12/23(木) 16:28:10 No.20101223162810 削除
前回までのあらすじ;
『とある機器販売会社に勤める(旧姓)生田柚布子(31)は夫が派遣されている得意先でもある会社の担当とになったが、前任者のミスの為出入り禁止となっていた。 その出入り禁止を解く手打ち式が弥勒亭別邸にて昨夜行われた。 その手打ち式から柚布子は心神喪失の状態で帰宅した。 次第に蘇る記憶、肌に既に刻まれていることを知ることに・・・』


「ソノダってどんな人?」
英生は新聞を見ながら柚布子に聞いた。 柚布子は台所で朝食の後片付けをしながらカウンター越に話し始めた。
「うん、あんまりいい感じの人じゃないわ」
「そうなんだ、購買は小宮山しか知らないからなぁ」
「お酒は好きなのか、強いみたい、返盃で大変だったわ」
「じゃ、ソノダに大分飲まされんだ」
「新任だから仕方ないわね」
「山田部長も口悪かっただろ?」
「全然、優しい人だったわ、それに重盛さんも」
「へぇ〜、山田が優しいとは、よっぽどソノダっていうのが嫌なヤツなんだ・・」
「うん・・・」
柚布子は食器洗い機のスイッチを入れると、ソファーの英生の隣に座り英生にしな垂れるように寄りかかり新聞を覗きこんだ。 新聞の記事はピントが合っていないようにボヤけていた。

それもそのはず、柚布子は園田とのやり取りを思い出していたからである。 購買部と相手をするのは主に営業の仕事ではあるが、柚布子は購買部には足を運びたくないと思った。 夫が派遣されている会社のことでもあるのでそのことを夫の前では言えなかった。


−弥勒亭別邸−
柚布子は園田の前に来ると膝を揃えながら脚を折り正座する動作に入った。 園田は改めて品定めをした。 やや面長の顔に園田好みの唇。 その唇にはピンクのリュージュが塗られている。 園田の脳裏ではピンク色が濃いオレンジか真っ赤なものに置き換えられ男好きするものになっていた。 さらにその唇の左下の黒子も園田には嬉しいものだった。 園田は自らの舌でその黒子を弄んだ後に唇へと進める妄想をしていた。

黒い髪は蛍光灯によって緑に光っていた。 サイドポニー風に束ねた髪は先ほどのお辞儀で胸の前へと垂れていた。 その髪に目をやると自然と淡いブルーのブラウスの開いた胸元が目に入ってくる。 大きいとは言えない胸であるが女盛りの30代の艶香が胸元から漂っていた。

園田は僅かに黒いストッキング越につま先から腿までを素早く舐めるように視線を送った。 足の指には紫色のようなペティキュアが塗られていてストッキング越に見るそれは独身とは思えぬ色気があった。 園田は折りたたまれる脚をスローモーションのように感じながら見ていた。

膝が畳につくと、園田の視界の中に両太腿が埋め合わせられない逆三角形のスカートの奥が入って来た。 園田は隣の山田に気付かれないように上体を仰け反らせた。 園田の視界の中のそれは決してハッキリしたものではなく、ただの逆三角形の物理的な光の反射の結果でしかないが、論理的な意味は大きい。
園田だけがそれを満喫出来ているのである。 隣の山田からは見えない角度であった。

園田は柚布子が独身ではなく人妻ならもっとそそるのにと思っていた。


柚布子は前任者の不祥事のこともあり、三つ指をついてお辞儀をした。 お辞儀を終わって園田の顔を見ると仰け反ったようにニヤついていた。 その視線が自分のスカートの裾に注がれているのに気が付いた。

柚布子は親会社に転籍してから外周りをするようになって、挨拶や打合せの時に男性の目線が何処に注がれるのかは分かるようになった。 そして、それを自分から、あからさまな動作で指摘するようなことは相手に自意識過剰と思われ良い印象を与えないことがあることを分かっていた。
つまり、相手が気が付いていないのに見られていると勘違いして慌ててスカートの裾や胸元を手で隠したりして相手の気分を害させてしまうことである。

柚布子は名刺を差し出す為に両手を畳について正座の姿勢のまま前へ進もうとした。 その時スカートが視野に入った。 裾を気にせずに正座した為少し上にずり上がっていたのに気が付いた。 経験的にスカートの中が見えていると思った。 しかし、相手がスカートの中を覗き込んでいるかどうかは分からない。 ましてや初対面の得意先でる。
柚布子は気付かれていないフリをすることにした。

名刺を差し出すことが出来る距離になると、園田の視界からスカートの中は角度的に消えていった。
「生田柚布子と申します、よろしくお願いします」
柚布子は両手で名刺を差し出すと園田はその指先を暫し眺めた。
「人妻でこのネイルはないな」と思い、片手でそれを受け取った。自分の名刺は渡さない。
「園田です」
柚布子にとってそれは幾度も経験のあることなので気にもせずに左隣の山田へ正座のまま移動した。

園田の時のように下がってお辞儀をしようとすると、山田は手で制して正座すると準備していた名刺を差し出した。
「製品企画部の部長をしております、山田です」
「生田柚布子と申します、よろしくお願いします」
柚布子はいつも行っている名刺交換になったのでほっとした。 が、右側からのねちっこい山田の視線は感じていた。
「よろしくお願いします。それから、彼が貴女の窓口になる重盛主任です」
山田は部下の重盛を紹介した。

柚布子は同じように正座のまま横に移動し、重盛の前に来た。 これが私のお婿さん候補の・・・と、緊張の中にも笑みがこぼれそうなのを堪えた。
重盛は身長は175センチはあろうかという大柄であるが、顔は穏やかな表情でどちらかというとイケメンの方である。 柚布子はどことなく好感を持った。
「生田柚布子と申します、よろしくお願いします」
「・・・・」
柚布子は名刺を両手で差し出した。 重盛は暫くその名刺の指先に見とれていた。 それもそのはず、重盛の会社で柚布子のようなネイルをしている女性は居ないからである。居たとしてもかなり控えめであった。

「し、重盛といいます。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
生田柚布子、アシスタントマネジャー。 重盛は横長の名刺をじっと見つめていた。
重盛浩太、柚布子もまたその名刺を暫く眺めていた。 そして自分でも僅かに微笑んでしまったことを自覚したその時、左から視線を感じた。 もう一人いた小宮山である。

柚布子は再び正座のまま横に移動し、小宮山の前へ来た。
「生田柚布子と申します、よろしくお願いします」
同じように柚布子は名刺を差し出した。 最後ということもあって、所作は雑になっていた。
「購買部の小宮山です」
小宮山はおまけのような名刺交換に感じて
「購買では私が貴女の担当です」
山田の言葉に対抗するようにいった。
「はぁ・・」
柚布子はすこし呆気に取られた顔をしたが、少し下がって浅くお辞儀をした。園田の時と同じ距離であることに柚布子は気が付いたのでスカートの裾を両手で押さえていた。
顔を上げると残念そうな小宮山の表情が見えた。

柚布子が立ち上がると、山田は末長と磯貝に手で善を示しながら「どうぞ」と着席を促した。 柚布子もそれに続いた。
それと同時に廊下で控えていた数人の仲居が瓶ビールを持って入って来て全員のコップに注ぎ始めた。

冬のお天道様 6
道明 12/21(火) 19:04:44 No.20101221190444 削除

なんとタフな夫だろう・・・今朝も何時もどおりに出勤して行った


昨夜、朱美が沖田とのことを告白した後は、夫は獣と化した
何度目かの絶頂を極めさせられた朱美は、ベッドの端に両手足を縛られ恥穴を弄られる


  「なあ、朱美・・・お前の話では、この穴はまだ健全ということだな
   よその男にさんざ遊ばれた身体になっても、性技の奥は深い
   ここで私のものを受け入れれば、また新しい夫婦関係の絆が築けるぞ」

  「あなた・・・まさか、そんな?・・・・あっぁぁ、嫌、嫌っ!」


嫌がる朱美の言葉を無視し、夫はひたすらに剛直を挿入しようとする
到底無理と思っていた恥穴に、執念が剛直を結合させると
激痛が朱美を襲い、後は気を失った
朝、目覚めると夫が言った


  「沖田のことは任しておけ・・・お前は何があっても二度と沖田と接触してはならぬ
   私にもお前には謝らねばならないことがある・・だから、心配せずに屋敷に居ろ」



夫が何を謝るのか?今の朱美には分からない
激しい叱責と罰を覚悟していた朱美には、思ってもいなかった労りの言葉に思える
『これで良かった』と安堵の思いに涙し、朱美はベッドの中でまどろんでいた



一方、沖田の管理人室にはヤクザ男とケバ女の悪ども3人が集まっていた
これまでの作戦が順調に進んだこともあって、有頂天で悪乗り気味だ


  「まったく流石というか・・・沖田兄の段取りには感心しますよ
   なんせ、理性ある高級美人を二人とも、身も心も金も『整いました』にするんですからね」

  「ほんとよね・・・あの副知事、さっと500万円を持参するんだから堪んない
   責め甲斐のある肢体してるし、バーで2本の豪棒でヘロヘロにされちゃって
   ・・あの後、坊や上手く犯ったかしら」

  「おいおい、その辺にしとこうぜ・・ここにはもう1人、出番を待つ美人の姉さんがいるんだから」


姉さんとは瑞希のことだ
その瑞希は、ここでは沖田の情婦扱いだ


  「さてさて、次の第3幕はその瑞希姉の出番ですね・・・
   かつて、プロのあっしが調教係を務めましたが、逆に返り討ちにされてしまいまして
   それは、それは凄い姉さんで、天性のエロ女体の持ち主・・・お恥ずかしい限りで」

  「あら、そんなに?でも、清子のフィアンセを誑し込む役はあたいにさせてくれない」

  「お前じゃ、無理だ・・・優子の弟は瑞希姉でないと落とせない」



そこへ瑞希がビールとつまみを運んでくる
平日の昼間だというのに、この連中にはアルコールが欠かせない



  「いよいよ真打に登場してもらう・・・段取りはつけた
   瑞希、お前の力で、息子の進一を資産家『新藤家』の跡取りにのし上げるんだ
   フィアンセの拓也を誑し込み、清子を狂わせれば新藤家を乗っ取ることができる」



瑞希は何も言わずに俯いている
その瑞希に覚悟を迫り、沖田が浴びせるように言葉を放つ


  「二度と裏切るな!そんなことをしたら、進一の身の保障はない
   さあ、みんな・・気合を入れろ!ここを引き払うぞ・・・・・・」



冬のお天道様 5
道明 12/14(火) 22:24:14 No.20101214222414 削除
これまで夫は、このように自分の身体を見つめたことがない
夫に愛された無垢の身体に戻ることの出来ない悔しさが、朱美の胸に込み上げてくる
独占欲の強い夫のこと、許してくれる訳などないと自然に涙が頬を伝う


 「朱美・・・どうした・・・泣いているのか?」

 「御免なさい、あなた・・・私の、私の身体は穢れている・・他の男の手で・・」


正直に、告白する朱美・・・・そんな朱美の女陰を新藤の指が擽る
凄惨な妻の告白が始まった


 「この中に・・・私以外の男の男根が入ったと言うのだな」


意志に関係なく、もう既に朱美の女陰は蜜を含んでいる
複数の男との同時プレイを強要され、沖田の豪棒を何度も含まされた女陰は敏感に反応する
新藤の2本の指が、膣道を掻き回すと


 「あっあぁぁ・・・ん・・・・・御免なさい、あなた」


腰が痺れ、女体が揺れる
新藤は狂ったように、指で妻を責め続ける
朱美の目には、大粒の涙が溢れている


 「御免なさい、御免なさい・・・あなた」


身体が夫の指の動きに反応し、快感が女の芯から込み上げてくる
もう居ても立ってもいられぬ思いで、朱美が新藤の頭を抱きしめた


一度は、夫には隠し通すことを考えた
しかし、それは甘かった・・・・・・・
老人ホームで、医師たちが見守る中、木戸老人との臨終肉交をさせられ
『もう・・生きていけない』と身も心もずたずたのところを、沖田の豪棒でトドメをさされたのだ
憐れ、死を覚悟したものの、夫に詫びずにこの世を去ることなど出来ぬ・・・・


激しい挿入を繰り返す指先を、熱く、熱い膣道が捕まえる
朱美の蜜壷はとろとろの淫汁で溢れかえり、その一部が太腿を伝って湯面に落ちる


 「ねえ、あなた・・・こんな淫乱な私を、お願い・・・私を殺して!」



朱美の心と体が離れ始めている
四十歳を超えた熟女の肢体に染み付いた、夫以外の男の味
淫乱な女体が、目の前の男の剛直を自分の蜜壷に入れて欲しいと疼いている


 「朱美・・・僅かな間に随分と淫らな女になったもんだ
  私が長年かけて出来なかったことを、いとも簡単に他人が変身させるとは」

 「御免なさい!あぁぁっっ」


新藤の指が容赦なく朱美の蜜壷を責め続ける
知らず知らずに責めが激しさを増す・・・・新藤にとっても、こんな興奮は初めてだ
愛妻をサディズムに責めることで、じりじりと剛直が痛いほどに硬くなり、涎を垂らす


 「朱美・・・お前の希望通りに、この剛直で嫌になるまで刺し殺してやる」

冬のお天道様 4
道明 12/13(月) 18:40:30 No.20101213184030 削除

優子の部屋で斉藤青年が、大声で泣いて詫びている
斉藤の郷里の実家は名士の家柄という調べは、美樹の報告の中にあった
そのことを、新藤が聡く利用したのだ
新藤の脅しが、この青年が知っていることの全てを自白に追い込む
根っからの悪人でない人間は、怯みだすと敵味方の区別なく助けを求めて右往左往
挙句の果てに、全てを白状させられる


  1新藤と優子の肉交の場面を盗撮し、それで新藤を脅迫したのは自分である
  2上手く行ったと有頂天で、優子を付けまわしているうちにヤクザ男に捕まった
  3優子を抱かせて貰えるという誘惑に負け、ヤクザ男の指示に従った
  4『女に慣れろ』と言われて、沖田が連れてきた熟年の女体で体験もさせられた
  5舞踊のできる貴婦人の奥さんで、老人ホームで他にも酷いことをさせられたようだ
  6さらに沖田は、元同僚の女性にも何かやらせようと監禁している・・・・



 「許してください、新藤さん・・僕はこんなことになるなんて思ってもいなかった」



新藤は優子をベッドで休ませていた
寝息を立てているこの美女は、恐らくここ数日間、媚薬とアルコールを飲まされセックス漬けにされていたのだろう
青年の相手をした熟女とは、妻の朱美
そして、監禁されている元同僚の女性とは瑞希のことと新藤は確信した


 「いいか小僧・・・私に従っておれば許してやる
  今すぐ郷里に帰り、私の連絡があるまでじっと親の傘の下で隠れて居ろ!」



斉藤青年は部屋から出ていき
先ほどの破廉恥バーで何をさせられたのか、憔悴したマドンナの寝顔を覗き込むと
優子が薄っすらと瞼を開いた



 「優子、安心しろ・・・君を安全なところに連れてゆく、そこでゆっくり休むといい」




新藤が屋敷に戻ったのは午前零時を回っていた
深夜だというのに、居間には明かりが灯っている


 「あなた・・・・お帰りなさい」



これまでのことを、全て打ち明ける覚悟を決めた妻が夫を待っていた


 「ああ、ただいま・・・・朱美、帰ってたんだ
  君の旅の話しは後で聴くとして、今夜はどうも身体が冷えたようだ
  ・・・どう、一緒に風呂で温まろうか・・・・朱美」


 「・・・・・ええ、そうします」




先に湯殿に入った新藤は、首の辺りまでどっぷりと湯に浸かっている
目を瞑ると、斉藤青年のショッキングな告白が頭の中でフラッシュバックしてくる
それでも、風呂場の扉が開き朱美の裸体が湯気に浮かぶと、妻の白い肌を舐めるように視線を向ける


女体とは不思議だ
不義とか不貞などの罪悪に関係なく、他の男の精を吸収して益々色艶が増したように思えてくる
40代後半の女体・・まさに円熟し、どんなものも飲み込み吸収する体
肌の艶、引き締まった腰周り、細身ながら臀部と乳房は女の完熟の域にある
 

  (見事な肢体だ・・・・)


肩から流される湯水が、乳房を渡り漆黒の絹草へと滴り落ち
能面のように物静かに、淡々と入湯の儀式を進めていく朱美
新藤に背を向け、白い脚を湯の中に沈めていく
肩先まで湯に浸かった女体を、新藤が背後から抱きしめる



 「朱美・・・すまないが、君の身体をよく見せて欲しい」



その言葉が、一瞬女体を震わせたが、夫の手から解かれた女体が湯面から浮きあがる
沖田に穢された妻の襟足、背中、臀部・・・そして太腿が夫の面前をすり上がって行く


 「そのまま・・・・朱美、こちらに向いてくれないか」



朱美は素直に従い、直立姿勢で両手を真下に伸ばし少し顎を上げたまま夫の正面に立つ
新藤の直ぐ目の前には、湯で洗われた漆黒の絹草が広がっている
朱美の臀部に手を回し、引き寄せ匂いを嗅ぐように自分の顔に近づける



 (この見事な身体・・・・それを・・・他の男に・・・・)

冬のお天道様 3
道明 12/11(土) 20:58:23 No.20101211205823 削除
 新藤の足が、優子のマンションに向かっている
 あの利発な優子が『気分が優れぬ』などという理由で、公務を投げ出す訳が無い
 きっと何かが起きている・・・・・自分の目で確かめるのが一番だ


  (むっ・・・あれは、優子じゃないか!?)


 マンションの入り口から派手な服装のケバい女が出てきた
 その後ろから、俯きながら続いて出てきた女
冬だというのにサングラスを掛け、皮のコートを羽織りホットパンツにTシャツ姿
惜しげもなく素肌の脚線を曝している
その両サイドに、見覚えのあるヤクザ男と隣人の大学生が脇を固めている


 (あのチンピラ男は、どこかで会っている・・・・)


新藤には見覚えがあった
県の本部長時代、悪徳職員の内定調査に瑞希を彼らの溜まり場に送り込んだ
その瑞希の素性が覚られ、あの男は裏の世界で監禁、調教を実行したやくざの子分だ
新藤は知事選最中の強請に応じず、師匠と呼ばれる老人を警察に通報、逮捕させた
子分のこのチンピラは、そのネタをもって相手候補の優子陣営へ走ったのだ
そんなことを思い出しながら、新藤は4人の乗った車の後を追う


 「ほぅぅ・・こちらが、坊やの初恋の女性か・・・なるほど凄い別嬪さんだ」


車の着いた所はJR駅裏のスナック街
この辺りはぼったくりバーが存在し、危なくて一般のサラリーマンは寄り付かない


 (あれは?!・・・沖田君じゃないか)


そのとおり・・・身なり、態度は変っていても沖田だ
合流した5人は、何度も警察に検挙されたことのある破廉恥バーの扉の中に消えていく


2時間が経った・・・
青年が優子にべったりと寄り添って出てくる
二人を乗せたタクシーは、自宅マンション前の大きな公園の入り口で止まり
足がふらふらの優子の腰を抱き、青年がマンションではなく公園の中へと歩いていく


 (たくっ?!・・・馬鹿な女だ・・私と張り合ったマドンナの見る影もない)


今、二人が座っているベンチ
かつて、新藤がそのベンチの上で優子を抱き強請りの写真を撮られたところだ
青年の手が優子の素足の感触を楽しむかのように、すべすべの太腿の内側を這いずり回る


 (やはり・・・写真の犯人はこいつだったか!)


青年の血はエスカレートし、朦朧としている優子のTシャツの裾を捲り上げる
何度かこの青年に吸われた豊満な白い乳房が、照明の中に青白く浮かび上がる
ホットパンツのバンドを緩め、手を差し込み熟女の急所を探しあて
大きく口を開き、揺れる乳房に吸い付いてゆく



 「そこまでだ、小僧!・・こんなお前の姿を親が知ったら、さぞ嘆かれることだろう」


優子の空ろな目が、声のする男に向けられる

 「こんな悪餓鬼のマス女に成り下がるとは、優子、お前のプライドは何処へ行った!」

冬のお天道様 2
道明 12/9(木) 18:16:06 No.20101209181606 削除
ここは越前の東尋坊
海霧の混ざった寒風が絶壁から吹き上がり
その風に女の髪が恐ろしく舞い上がる・・まるで地獄の業火に焼かれんとする魔女の姿だ


 「お客さん、そんな所に立って下を覗いてちゃ・・・死人に引きずり込まれますぜ」


そうだ、ここは遠い昔から景勝地であるが自殺の名所でもある
ドドドッゥ・・・バシャ−ン・・ゴゥゥ
日本海の荒波が絶壁を洗い、眼下で渦を巻く
女からは返事が返らない


 「今日で2回目だ
  昨日も、同じ所に立って・・・下の深青の海流を眺めておられる
  何があったか知らないが・・ほれ、お天道様は今日もあのように笑っていらっしゃる」



それまで、ずっと俯いていた女が太陽を見上げた
手を翳し、じっと光が射す方角を見続ける
その美しい横顔が陽の光に照らされると、思いつめた鬱の相にも仄かな明かりが灯る


 「有難うございます・・・・運転手さん、少し遠いですが屋敷までお願いできますか?」

 「がってんだ・・・お送りしましょう」





   # 水の都の大阪は  僕にゃあんまり 広すぎて
     昨日ミナミに 今日キタへ 足も重たく なりまする
     一つ噂を 追いかけりゃ 嫌になります 淋しさで
     涙が泳ぐ この胸は いつになったらすっきりと
     誰かあの娘を  ああ  知らないか・・・・・ #


妻の状況を知る由もなく、この男は一体、誰のことを探しているのだろうか?
広い知事室で、昭和40年に流行った懐メロに耳を傾けている


 「知事、調査会社からの報告ですが・・・残念ながら未だに何も掴めておりません」



美樹が調査結果の概要を新藤に報告する

  1妻の朱美は、頻繁に老人ホームの慰問に出かけているが特に不審な男は見当たらない
  2副知事の優子の周辺も、隣人の学生以外はこれといった人物の気配が無い
  3元部下の瑞希の消息は依然として掴めない
  4同じく沖田についても、八方手をつくしているが手がかりがない


 などと、美樹は新藤に実際の事実を隠して報告をした
 しかし、『そんな筈は無い』と新藤は朱美が屋敷を飛び出し、5日目になることを告げる


 「奥様がお屋敷を?」

 「ああ・・美樹、その調査会社は一体どこで何を調べているんだ?
  もっと、徹底的に調査しろと発破をかけろ」



新藤の研ぎ澄まされた感性が赤信号を発している
妻の朱美に男の影・・・それだけではない
副知事の優子も出勤していないのだ・・・・それも5日になる
何やら自分の身近な女性周辺に異変が生じている
そんな時に政権党内閣への国民の期待が批判に変り、政治情勢は行方の見えぬ乱世に突入
新藤の新党旗揚げの時期は、目前に迫っていた


 「美樹・・・私の一世一代の勝負の時が近づいている、くれぐれも用心怠りなくだ」

冬のお天道様 1
道明 12/8(水) 20:18:43 No.20101208201843 削除
雪が降る京都の夜にクリスマスソングが流れる
明るい展望が見えず閉塞感が覆う年末だが、流石にイブの夜は活気がある
肩を寄せ合う若いカップルたちよ・・旧時代の先人達を乗り越えて行く時が来た


居酒屋から一組の男女がでてくる・・若い女がその男の腕を取る
不見識だが、向かう先は男がドック患者として宿泊している高級ホテル
人生を賭けた戦いの前に、実年男の新藤が大金を叩いての全身精密検査
明朝に病院長の総合診断を受けるだけになっていた・・・・・・・


 「新藤知事、なんとも素晴らしい・・全くの健康体ですな」

 「有難うございます・・・土方先生のような名医にご診察いただいて安心して戻れます」


新藤と土方は、互いに恩のある木戸老人の葬儀で知り合った
その時、土方が新藤とのコネクション作りを狙って、人間ドックを勧めたのだ



 「それはそうと、知事・・・私の耳にも入っていますよ・・・新党の創設」

 「そのことは、身内の者しか知らないことですが・・・・・土方先生は地獄耳だ」

 「木戸さんのご恩を受けた者同士・・私にも是非に、お手伝いさせてください」

 「それは心強いお話・・本当にあり難い、いい歳をしてと、お思いでしょうが
  今の日本を蘇らせ、世界に恥じない国にという思いが込み上げてまいりまして・・・・」



目を細めて相槌を打ちながら、熱く語る新藤の抱負に聞き入る土方
あの木戸老人が見込んだ男・・なるほど、この男ならと可能性を十分に感じさせる
バリトンの効いた声音に気持ちがこもり、心からの笑顔と感謝の気持ちが聞き手に伝わる
そして周囲には、清々しい空気感が漂う
あの逆風の知事選で、強敵相手に勝ち上がったという強運の持ち主
それに、財力、知力も兼ね備えている・・・・


そんな男にも唯一つ、今回の検査で正常な男性が持つ機能が完全に欠けていた
だが、生命に関わるものではなく、意気揚々と語り続ける新藤に水を差す必要はない



 「人生は一度きり・・・・やれる事をする人間じゃなく、やりたい事に挑戦する人間でいたいと・・・・・」

 「頑張ってください、知事
  私は生殖機能に障害がありまして、それで、若い頃は随分と悩み苦しみました・・
  しかしながら、そのことで、今の私がある
  恐らく、知事も同じように悩まれながら、そこまでになられてなお上を目指す
  その精神力に心から敬意を表します・・・・この世のために共に頑張りましょう」



新藤は『はぁ?』と戸惑いの表情を見せたが、直ぐににこやかな元の表情に戻す
歳が1回り以上も離れた男同士だが、なにやら通じるものがある
土方は新藤を送り出すと院長室に戻り、腹心の事務長の報告を受けた


 「院長、やっとあの女性の調査報告が届きましたが、大変なことが分かりました
  沖田がご執心のあの奥さんは、実は・・・・知事夫人でした」

 「知事夫人・・・だと!?」

 「はい、名は新藤朱美・・それが今は、お屋敷を出られたようで行方が分かりません」

 「新藤!??・・屋敷を出てる?・・・・沖田は、沖田は今どうしている!」

 「うちの沖田ですか?
  それが・・管理人室に連れ込んでいる女性が言うには、昨日旅行から戻り
  『今晩は遅くなる』と言って・・・出かけたようです」


土方に、ほっと安堵の色が浮かぶ
少なくとも、新藤知事の奥方は失踪のままの事態にはならないと思ったのだ
それにしても、木戸老人が最期に抱いた女が、今まで話していた新藤知事の奥方だったとは


(このままでは厄介なことになる・・・・あの男は戦う相手ではない)

管理組合の役員に共有された妻 166
エス 12/5(日) 10:00:48 No.20101205100048 削除
 前に書いたとおり、この話はずいぶん後になってから、妻から聞きました。
何度も何度も繰り返し聞くたびに新たな事実の告白があり、状況をより深く理解してきました。
ここまで書いたものは、事実とそれほど遠くないと思っています。
  妻はそれはあくまでもモデルの練習のためであり、それ以上のことは何もなかったと言いつづけてきました。
私は、カマをかけたり拗ねてみたりして、何とか妻の不貞を告白させようとしました。
  しかし、管理組合の役員の陵辱された後の妻は『今更何でその程度のことにこだわるのかわからない』と言いながらも、まるで出し惜しみを楽しむかのように、肝心なところはぼかしてそれ以上を語らないのです。
  最後にこの話を聞いた時の会話も、いまでも鮮明に覚えています。
なぜかこの手のことに関してだけ、私の記憶力はスーパーな能力を発揮するのです。

 「でも、課長だって、里佳子のそんなカッコウ見たら勃起してただろう。」
 「えー、どうかな。私、恥ずかしくってそんなの見る余裕なかったし。」
 「恥ずかしさを克服するための練習だったんじゃないのか?」
 「そうだけど、そんなのやっぱり無理よ。」
 「本当に、練習のつもりだったの?何か期待してたとか?」
 「そりゃあ、川崎さん素敵だからね。うふふ。」
 「ほら、やっぱり。」
 「うそよ。」
 「そんなことないはずだよ。川崎課長、里佳子とやりたいって言っただろう?」
 「どうだったかな。」
 「ねえ、教えてよ。俺こんなに、ほら。」
 「すごーい。カチカチじゃん。変態ねえ。」
 「だから、教えて。苦しくて死にそうだよ。」
 「しょうがないなあ、本当に聞きたい?」
 「頼む、おせーて!」
 「あのね。川崎さん、今のあなたみたいにカチカチになってたの。」
 「やっぱり。それで、それで?」
 「『奥さん、あなたは芸術の域を超えた天使だ。淫らな天使だ。』って真剣な顔で見つめるの。」
 「やったの?課長とやったの?」
 「もう、焦りすぎ。してないって言ってるでしょう。でも…」
 「でも、何?口でしたの?」
 「なんでそうなるのよ。口もしません。ただ、手で…」
 「テコキか!!」
 「ちょっと、抑えて。水でも飲んだきたら?」
 「で、課長は、すぐいったの?」
 「どうだったかなあ。わりとすぐかもね。」
 「で、今度は口でとか、アソコでとか言われたんだろう?」
 「ううん。ユウタを迎えに行く時間になっちゃったから、それでおしまい。」
 「ホント?」
 「本当よ。」
 「時間があったらやってた?」
 「やあねえ、するわけないでしょ。まだ、あんなことになる前のことなんだから。」

  あんなこと、とは言うまでもなく管理組合の役員に共有されたことですが、それが妻が話を打ち切る合図でした。
そしてそれは、妻の長い手紙をもらい、すべてのことに折り合いをつけた私達にとって、暗黙のルールだったのです。

管理組合の役員に共有された妻 165
エス 12/4(土) 18:02:43 No.20101204180243 削除
  「芸術的な里佳子さんは、次にどんな格好を見せてくれるのかな。」
 目の前で全裸でモジモジする妻に、川崎は言葉を続けます。
  「ポーズを…」
  「そう、奥さんはモデルなんですから、バシッと決めのポーズをお願いします。」
  「わかりました。」
そう言いながら、妻は何を思ったのか、突然川崎にお辞儀をしました。
  「何、頭を下げてるん…?」
  「ポーズをとります。」
 妻はそう言いながら、そのまま両腕を床につけ、腰を高く上げました。
 いわゆる「雌豹のポーズ」です。
 川崎は、妻の後頭部から、首筋、白い背中へと視線をずらします。
 細い腰をから一気にヒップまで広がる曲線はまさに芸術そのもので、川崎も素直に感心するしかありませんでした。
 しかし、そのヒップのすぐ先には偶然にも、大きめの姿見が置いてあったのです。
  「すごい、芸術だ。」
 姿見の中には、妻の性器を覆う陰毛が黒々と写り込んでいます。
 川崎は、思わず姿見に釘付けになりました。
 鏡越しに見える女性器は、直接見るよりも扇情的で、すでに固くなっていたはずの川崎のペニスを、さらに一回り膨れ上がらせました。
  「奥さん、すばらしい。」
  「そのまま、もっと腰を上げて」
  「はい。」
 雌豹の妻が妖しく腰を浮かせます。
  「いいですよ。少し、脚を開けますか。」
  「こうですか。」
 鏡の中の妻の割れ目を部屋の明るいライトが照らし込み、張り合わされていた淫肉が少しずつはがれていくさまを鮮明に映し出しています。
  「もっと、もっと」
 鼻息も荒く川崎が妻に更なる開脚を要求します。
  「これで、いいですか?」
 鏡に性器が映し出されていることも知らず、妻が指示に従います。



管理組合の役員に共有された妻 164
エス 11/27(土) 22:43:08 No.20101127224308 削除
「色っぽい目だ。文字通り絵になる。」
川崎が唸るようにつぶやきます。
「もう、パンティを脱いでもいいですか?」
どうせ脱ぐなら下着の染みを悟られないうちに、と思い妻が言いました。
事務的に言ったつもりが、声には媚びのようなものが含まれています。
「もう、脱いじゃうんですか?」
「はい。」
「自分を魅せたいという気持ちが高まりましたか?」
「ええ。」
「僕に、奥さんの綺麗な体を見せたいですか?」
「はい。」
そんな会話を交わすうちに、次から次へと愛液が溢れ出します。
「奥さんのどこを見て欲しいですか?」
「どこって。」
「おっぱいですか、おしりですか?」
「いや。」
「それとも、いやらしいオ○ンコですか?」
「あーん。もうだめ。」
まるで川崎に言葉で嬲られるうちに、妻の息が荒くなりました。
「言葉に酔う」というのは、こういうときにこそ使うのではないかと私は思います。
「見て欲しければ、自分からお願いしてください。」
高貴なオーラで描き手を黙らせる裸体のはずが、いつの間にかありがちなAVのようになっていました。
「ああ。私を見てください。」
「奥さんは、男に体を見せると、興奮しちゃうんですね。」
「いやん。違います。これは芸術ですぅ。」
「そうですか、それでは芸術的に脱いでください。」
川崎の許しを得た妻は、くねくねと腰をひねりながら、ゆっくりパンティをずり下ろしました。

管理組合の役員に共有された妻 163
エス 11/27(土) 18:15:59 No.20101127181559 削除
  「では、まずはセーターとスカートを一気に脱ぎましょう。」
  「…」
 立ち上がったもののやはり戸惑う妻に、川崎が畳み掛けます。
  「ほら!それ!!そこで躊躇したら台無しです。堂々と!」
 大きな声にビクンとなり、反射的に妻はセーターの袖に手をかけました。
 「そうそう、ゆっくりと。あなたはビーナスです。何よりも崇高なモデルなんです。」
 言葉に乗せられるように、妻が上半身をひねりながらピンク色のセーターを脱ぎます。
 白いブラジャーが現れました。
  「当日は、ブラジャーをしていませんから、そのつもりで。決して胸を隠すような脱ぎ方をしてはいけませんよ。」
  「はい。」
  「では、スカートを脱いだら、しばらくそのままでいてください。」
 当日は下着をつけないのですから、下着姿になることはありません。
妻は、川崎の指示に矛盾を感じ怪訝な顔をします。
 「奥さん、ヌードモデルは美の追求でありながら、羞恥との戦いです。」
 「それは、わかります。」
 「奥さんには、自分の気持ちが最高潮になったときのカラダを見せて欲しい。見せたい、という気持が、羞恥の気持ちに打ち勝った時、その時のカラダこそが、真の芸術品なのです。」
 私には、何を言っているのかさっぱり分りませんが、妻はこの言葉に納得し、酔った様な顔で川崎を見つめます。    
「でも、どうすればいいですか?」
  「今から、奥さんのカラダを舐めるように見ます。視姦すると言ってもいいかもしれません。もっと見せたい、もっと視られたい、奥さんがそんな気持ちになったその時こそが、モデル誕生の瞬間です。」
  「わかりました。お願いします。」
  「では奥さん、スカートを脱いだらそこに立ってください。」
 妻は、言われるままにします。
 「素敵な下着ですね。奥さんによく似合う。」
 「恥ずかしいわ。」
 「ほら、まだ恥ずかしがってる。それじゃあモデルは無理ですよ。」
 「ごめんなさい。」
 「まあ、いいでしょう。おや、奥さん、よく見るとパンティから毛が透けてますよ。」
 「いやん。」
 「そんなエッチな声を出してはいけません。これは芸術のためなんですよ、芸術の。」
 「そうですね。ごめんなさい。」
「ちょっとそこのソファに座って、脚を拡げてみてください。」
 「こうですか?」
 そう言うと、妻はソファの上でM字に脚を拡げました。
 「あらら、こんどはパンティの脇から毛がはみ出してきちゃった。いやらしいお毛々だ。」
 「いやあ。言わないで。」
 「奥さーん。言ったでしょう?芸術だって。」
 「だってえ。」
 「だってじゃありません。じゃあ、そのままの格好で、ブラジャーを上にずらしてください。」
 「ええ?」
 川崎に見つめられると、妻は観念するしかなく、ゆっくりとブラジャーを捲くりました。
  「よく出来ました。乳輪も綺麗なピンクですね。これなら、いい絵が描けますよ。」
  「ありがとうございます。」
 このとき愛液がドクッと一気に溢れるような感覚があったそうです。
おそらくパンティには恥ずかしいしみが広がったはずです。
そのことを悟られるのが恥ずかしく、川崎が目をそらさないように、妻もじっと川崎を見つめました。

管理組合の役員に共有された妻 162
エス 11/21(日) 22:26:39 No.20101121222639 削除
「それを、奥さんに伝授しましょう。」
川崎はおどけた口調でいいました。
「はい。」
「それでは、ここをアトリエと思ってください。当日は着替え、というか服を脱ぐスペースはあるんですか?」
そう聞かれて、妻は当日のことを全く聞かされていないことに気づきます。
「やばいなあ。当日醜態を晒すことになるところでしたよ。」
「はい、すみません。」
「いや、謝ることはないですよ。では、最悪服を脱ぐスペースがないと仮定しましょう。小さな教室ではよくあることですが、心の準備がないと、いくら芸術のためとはいえ人前で服を脱ぐのって難しいものですよ。」
「でも…」
「ほら、堂々と。あなたは美の象徴なんですから。」
まるで妻に口を挟ませないかのように、川崎はぺらぺらとしゃべります。
「じゃあ、早速やってみましょう。」
「え?早速って。」
「やだなあ、聞いてなかったんですか?ヌードモデルになるための練習ですよ。」
「ここで?今、ですか?」
「そうですよ。僕だって今日たまたま休みがとれただけなんですから。明日になったら付き合えませんよ。」
「でも…」
「みんなの前で醜態を晒してもいいんですか?」
「…」
「早くしないと、お子さんのお迎えがあるんじゃないですか?」
川崎が忙しげに時計を見ると、なんだか妻も焦るような気持ちになり、
「わかりました。お願いします。」と言ってしまいました。
「では、私は絵画教室の生徒役をやります。下品なおやじって設定でいきますから、高貴なオーラでそいつを黙らせるくらいのつもりでやってください。」
「はい。」
妻はゆっくりと立ち上がりました。

管理組合の役員に共有された妻 161
エス 11/20(土) 22:13:32 No.20101120221332 削除
  日記に書いてある通り、その日の午後妻はジムに行き、休みを取ってジムに来ていた川崎と会いました。
妻はここで川崎に、ヌードモデルを引き受けたことを打ち明けました。
『なぜそんなことをわざわざ話したのか』と問い詰める私に、
『芸術に対する気分が盛り上がり、モデルに選ばれた自分が誇らしくもあり、誰かに聞いてもらいたかった』
と、妻は言い訳をしました。
  それに、お互いに露出度の高い格好をしていたことが、裸に対する羞恥心も軽減させていたのかも知れない、とも言っておりました。
  川崎は、しきりに妻を褒め称えます。
「奥さんなら、きっと上手くいきますよ。」
「そうかな、ちょっと自信ないんですけど。」
「うらやましいなあ、僕も大学時代美術部だったんで」
「うそばっかり、水泳部でしょう」
「ばれたか。でも、高校の時選択授業で美術をとってました。」
「なに、それ。」
などと、二人はそれをきっかけに、今までになく打ち解けました。
「でも奥さん、いきなり裸になるって大丈夫ですか?」
「そうなんですよね。どうやったらいいのか、全然分らなくて。」
「よかったら、モデルの心得でもコーチしましょうか?これでも美術選択してましたから」
「全然関係ないでしょう」
そんなことを言いながら、二人で社宅で続きを話すことになりました。
「久しぶりに、妻にも会って行ってよ」
と言われ、全く無警戒のまま川崎の部屋へ招かれたのです。
ところが、部屋には川崎の奥さんはいませんでした。
「あれ、買い物かな。あ、そうだ今日は友達とディナーって言ってたっけ」
と言いながら、川崎は妻にコーヒーを勧めます。
私が不自然さを感じたとおり、後に妻も『あれは最初から計画的だった』と言っています。
「美味しい。」
しかし、妻にしても別に下心があってきたわけではないのですから、奥さんがいないからといってすぐ帰るわけにもいきません。
それに、普通の主婦にとっては男性に煎れてもらうコーヒーを飲むという、ちょっとした非日常さが心地よかったのでしょう。
「ところで奥さん、当日はどんな格好で行くの?」
「どんなって、特に考えてませんけど。」
「やっぱりね。モデルをやるからには、自分の魅力を最大限に引き出す努力をしなければだめですよ。」
「それはそうだと思いますけど。」
「例えば、下着は?」
「下着?」
「まさか、今つけているようなものを着て行く気じゃないですよね?」
そう言われ、思わず妻は胸を押さえます。
「当たり前ですけど、当日は下着をつけてはいけません。できれば前の晩からつけない方が理想です。なぜだかわかりますか?」
「跡が残っちゃうから?」
「そうです。いくら奥さんが、若くてピチピチしてても、下着の締め付け跡はどうしても残ってしまいます。そんな肌を晒したら、それだけで描き手の気分は萎えるし、悪く言えばなめられてしまいます。そうなると、ただ興味本位の見学者に裸を見せるだけの「晒し損」です。」
 頭の回転が速く、口の上手い川崎が思いつきでしゃべっているにもかかわらず、妻は感心して聞いています。
「それに、当日は決しておどおどしてはいけません。とにかく描き手には、崇高な美の象徴として「描かせてあげる」という態度をとることが重要なのです。できますか?」
そう言われて、妻はまた不安になりました。
「でも、そんなに堂々と出来るかしら。」
こうして不安心理につけこまれた妻は、半ば催眠術をかけらたように川崎に追い込まれていったのです。

管理組合の役員に共有された妻 160
エス 11/20(土) 17:49:18 No.20101120174918 削除
 この日の日記を読んだとき、水着のまま話し込む二人の姿を想像し、激しく嫉妬しました。
 川崎課長は、当時は私と同じ営業部員でした。
妻の日記にあるように、学生時代は水泳部で、筋肉質のカラダをしています。
 課長になった今でもまだジムに通っているとも聞いています。
何事にもソツがなく、気さくで気配りも出来るため、人望も厚く、私も大変尊敬しています。
 一方で全くの仕事人間ではなく、趣味人であることは周囲にも認められており、当時から頻繁に休暇を取得しても、周りから嫌味をいわれることもありませんでした。
そして、42歳の私がまだ係長なのに、課長は40歳になる前から今の役職なのです。

 日記の中の二人は、12月7日にもジムで逢っています。
 『元水泳部というだけあって、さすがに教え方は上手だったけど、いちいち理由をつけて脚とかお尻を触るので困った。』とか、『あなたの会社の先輩に、いっぱいカラダを触られましたよ』とか、冗談めかして書いてはいますが、まんざら嫌がっていないことは、十分わかります。
 今思えば、妻が川崎課長を褒めるたびに、私は必死で粗探しをしては彼を否定し、妻はそんな私の狭量に少し嫌気がさしていた、ということもあったのではないかと思います。

 さきほど述べた通り、その日のことを聞いたのは、ずいぶん経ってからでした。
 そして、それが「いくつかの過ち」の内の一つとして妻から聞いた最初の話でした。 
 自分のオナニー材料を改めてここに記録するにあたり、当時の課長を「川崎」、今の課長を「川崎課長」、あるいは「課長」と記すことにします。

それぞれの秋25
道明 11/18(木) 20:12:11 No.20101118201211 削除

 「まったく・・・こんな時に限って屋敷にいないとは・・もう10時じゃないか」



新藤は、朱美との結婚式の仲人
木戸老人の逝去の知らせを受け、朱美をさがしていたのだが連絡がつかない
携帯電話は電源が切られており、行き先の心当たりもなく帰りを待つしかない
朱美が戻ってきたのは、午後11時であった


 「朱美、こんな時間まで何処に行っていたんだ・・・携帯の電源も切って」

 「御免なさい・・・古いお友だちのお屋敷にいっていたの、話しが弾んでしまって
  携帯電話は充電を忘れていたものですから・・・・・・本当に、御免なさい」



 「もういい・・・それより、あのお世話になった木戸さんがお亡くなりになった
  明日の夜がお通夜式、明後日が告別式だ・・・・・ご遺族から弔辞を頼まれている
  あれほどのお人だったが・・家族から疎まれ、晩年は老人ホームに入っていたらしい
  ご恩がある人だ・・・大勢の弔問客だろうが、一緒に行くぞ」

 「それが・・・・今日、そのお友だちと約束してしまって・・・明日から」



 「なに!行けないというのか・・・恩人の葬儀より友達の約束を優先するのか?」

 「御免なさい、あなた・・・私はとてもそんな所に出てゆけません」



 「そんな所だと!!・・・もういい、お前の代わりに清子を連れて行く」



話はこれまでと、新聞に目を通す新藤
哀れな妻、朱美・・普通でない愛妻の様子に気付いてもくれない夫
その夫に目もくれず、寝室へと向かう朱美・・・・その後姿は孤独で寂しさが漂う




翌日の朝、早朝出勤した美樹が依頼していた身元調査の緊急報告を聞いている
なんでも、事態が急展開しているのでとのことだった
報告書類と証拠写真に目を光らせる美樹に調査マンが口を開く



 「ご依頼者にとりましては、大変深刻な事態かと
  まず、奥様には沖田というヤクザ男がいて既に肉体関係にあり、加えて・・
  次に、副知事の件についてですが・・・・・・」



美樹の耳に調査マンの声が届かない
事態が衝撃過ぎる・・・・これは沖田の復讐だ・・・それもここまで進んでいたのでは



 「このような事態ですので、緊急にご報告をと思いまして」

 「有難う・・私から知事にご報告します・・・この後の指示をお待ちください」



早朝の人気のない広い知事室
再び調査報告書を脳裏に刻み込むように読み込む美樹
美樹がつぶやいた・・・・


    現知事・新藤進・・・資産家であり、国政への転進を目指す男
    その準備も着々と進み・・・・衆議院解散と同時に新党の旗揚げをする
    県内の全選挙区に有力候補者を擁立し、全員当選を図る
    そして・・・いずれはこの国を代表する男にする

    そ、それを支える家族と親族・・・中でも・・・妻・・・妻・・・・・



この時、新藤の忠実な女性秘書、美樹に今まで思いもしなかった野心が芽生えた


 「妻・・・妻の座・・・凄い男の妻の座
  ・・・・・・人生って、本当にドラマ・・・私にもそれを楽しむ資格はある」



その頃、新藤の屋敷では一枚の手紙を残し、朱美の姿が消えていた


  『あなた、御免なさい
   しばらく、旅に出て心の整理をしてきます
   ・・・・・くれぐれも、清子のこと宜しくお願いします

                         朱美 』


早朝の街に雪が舞う・・・・


傷心で駅のホームに佇む妻の背にも、結婚を夢見る清らかな娘の心にも
罠に嵌められ疲れ果て眠りにつくレディの部屋にも、新たな野心に燃え立つ秘書の目にも

そして、もう1人忘れてはならない・・・・
不義の子に光を与えんと願う母の胸にも・・・・雪が舞う


今を生きる女たちに、野望と復讐に燃える男たちに
・・・・・・・・・・・・自然は早や厳しい冬の到来を告げる




    それぞれの秋   完   ・・・・暫くお休みを頂いて次作に繋げます

それぞれの秋24
道明 11/18(木) 19:35:42 No.20101118193542 削除
 「お姉さん・・・こんなことになってしまって、本当にごめんなさい」

 「もう、仕方がないわ・・・・斉藤君、早く済まして帰りましょう」



努めて見せかけの平静を装っていても
下半身剥き出しの斉藤青年の若マラは、隆々と勃起しこの青年の本心を如実に表している
そうとも知らず、優子が醜い意志をもった若者の男根に手を添える
優子の視線が若マラに集中した隙に、青年は仲間のヤクザ男たちにVサインを送っている


ビンビンに勃起した若マラは鋭角に聳え立ち、優子は息を吹きかけ手淫を開始した
両サイドには介添え役宜しく、ケバ女がヤクザ男の太マラを扱きながら、自らの陰核を刺激している


優子には斉藤青年が先程射精しているとはいえ
新藤に教え込まれた手淫で直ぐに射精させる自信があった
ここに長く居れば居るほど
ヤクザ男たちに無理な要求が、次々と出されるのは目に見えている
一刻も早く、この青年に射精を促しここを抜け出すつもりでいる


だが、異様に表面がテカテカと黒光りしている若マラには、特殊な淫薬が塗られている
外見は見事で今にも射精しそうだが
青年は1度ではなく既に本日3度の射精を終え、長時間耐えうるように準備万端なのだ


優子の必死の手淫にもかかわらず、時間が5分、10分、15分と過ぎてゆく・・・



 「斉藤君・・・どうしたの、早く逝って・・・ねぇ、早く」

 「うん・・・・分かっているんだけど、みんなに見られて緊張してしまって・・」



若マラに射精を堪えさせ、優子に口淫をさせたい悪党たちが次の展開を急かす



 「そうよ・・・事務的に急かされても、その気になれないわよねぇ
  何といっても大切なのは、女の誠心誠意の気持ちなのよ・・・さあ、舌と喉も使って」

 「流石に俺の女だ、いいこと言う・・・俺の太マラを見て見ろ、気持ちが入ってるだろ?」



横目でも分かるヤクザ男の太マラ、ケバ女の唾に濡れ隆々とした威容を誇っている
もう猶予はない・・・・優子は若マラの先端に舌を伸ばし、亀頭部分を口に含む


 (あれ??・・何か、変な味・・・・あっっ!!もう・・この人たちは)



優子が口淫を始めたと見るや、ケバ女が優子の乳房を揉みはじめる
同時に、ヤクザ男の怒張が優子の背肌に押し付けられる・・・媚薬に気づかせないための陽動作戦だ



 「俺たちも協力してやってんだぞ・・・500万じゃ少ないくらいだ
  早く、その子の精を抜いてやれや・・それでお開きにしようぜ」



優子は先程感じた変な味のことを忘れ、青年を逝かせることに集中していく
竿を舐め上げ、口中深く咥え込む・・・睾丸を刺激し両手で青年の太腿を摩る


斉藤青年もここが勝負の分かれ目だ・・堪えに堪える
目指すは優子の女陰の中・・・こんな緒戦での快楽で妥協できない


 (耐えるんだ・・・もう少し、もう少しで薬が効いて思いのままに)



もう我慢できずに、ケバ女の手を押しのけ優子の乳房を揉みはじめた
驚き、口淫を止め見上げる優子の見開いた視線を無視し、若マラを喉の奥へ差し込む


 「うぐっぅ!!・・むはぁぅ!!」


息が詰まる苦しさと突然の青年の行動に、苦しさで涙が目に溜まる優子
それも無視し、強引に挿入を繰り返す斉藤青年


 「はぁ、はぁ・・・はぁ、うっっむぅ」



もうこれ以上は限界だ・・若マラを引き抜き、優子を押し倒すと太腿を大きく開く
初めて目にする憧れの女性の女陰・・・そこは蜜がしたたり、息衝いている


 (やれる、やれる・・・挿入するんだ!)

 「あはぁっっ・何をするの・・やめて、斉藤君!!・・・・むっふぅ、嫌っぁ」



優子が発した、無念の第1声だ
とろとろに蕩ける内襞の感覚に、がむしゃらにピストン運動を繰り返す青年
優子の意志に関係なく、肉体が反応し、襞肉がぴくぴくと若マラを締めつけていく


 「あっっっん・・・」

 「お姉さん、感激だ、こんなにぴくぴくしてる・・好きだよ・・・出る、出るよ・・・うっっっ」



そんな二人を、自分たちの出番を待つ悪党が眺めている
媚薬に酔い火がついた絶世の美女の肢体が、青年の早漏若マラで満足できる訳がない
この後、悪党3人によってとことん、女の精を搾りとられる
結局、優子がラブホテルから開放されたのは、翌早朝だ・・・・・



それぞれの秋23
道明 11/16(火) 23:42:45 No.20101116234245 削除

こちらのラブホテルでは
絶世の美人副知事が、3人がかりの罠に嵌りピンチを迎えている

優子は湯上がりの濡れた素肌に
手ブラに手パンティで秘所を隠し、フェラチオなどとてもできないとヤクザ男に懇願する
自分の太マラを見せつけ、そんな美女の艶姿に悦に入るヤクザ男
憧れの女性のそんな姿に、再びギンギンに若マラを突っ立てる斉藤青年



 「おいおい・・早く始めねぇと、時間が経つばかりなんだよ
  もう、そろそろ観念してしゃぶってくれよ!なあ、副知事さんよ」

 「だから、お願いします・・・他のことならなんでもしますから」



 「舐めるんじゃねぇぞ!・・・なんでもしますって?
  そんな裸を見せ付けながら、俺のマラに辛抱しろってかい!」

 「・・・お願いします」



待ってましたと、ケバ女の出番がきた


 「あんた、今なんでもしますって言ったわね
  じゃ・・・そうね・・・示談金で手を打とうか・・500万」

 「おい、勝手な交渉をするな」



 「でも・・実際、無理なんでしょうよ、あんたのそのマラを咥えるのは
  こんな綺麗なお口にあんな醜い大きなもの・・・嫌で、嫌で、吐き気がするわよねぇ」

 「ええ・・とてもできない!!」



ケバ女が優子の背後に回り、ヤクザ男に『さぁ、これからよ』とサインを送る・・・身体も大金も頂く算段だ


 「仕方ないわねぇ・・・どう?500万出せるの?」

 「ええ、そのお金はなんとかします」


 「それじゃ、決まりね・・・500万頂くわよ
  ただ、あんたの弱味に付け込んで強要したみたいになってるでしょう
  あんたが、後からお恐れながらと警察沙汰にもっていかれては困るのよねぇ・・・」

 「絶対に訴えたりしませんから」

 「でも・・口約束だけでは安心できない・・・そうね、あんたアレ見える?
  あの子また興奮してる・・あの子はあんたに憧れている純な青年よ」



斉藤青年を視る優子の視線の先には
白濁のこびりつく若マラが息を噴き返し、いきり立っている

ケバ女が優子の耳元で囁く


 「できるでしょう・・あの子の若い男根を慰めるのって?
  それでこちらは、あなた方の秘密を握れるから安心よ
  あの人とするより、あの子の方があんたも気が楽でしょう」



ケバ女の新たな提案に困惑する優子
その優子の裸体に舐めるように手を這わすケバ女
いよいよ出番と一層いきり立つ若い男根・・ヤクザ男が思案の時間を与えない


 「なにをこそこそと・・・やるのか、やらないのか、愚図愚図するなって!」


もう限界だ、優子が項垂れた

観念したと視たケバ女が、優子の豊満な乳房を捉える
優子が隠していた女の秘所を、ケバ女の手が蹂躙し曝け出す
男たちの目は血走り、優子の見事な女体に釘付けだ

それぞれの秋22
道明 11/15(月) 18:32:39 No.20101115183239 削除
腕利きの調査マンが朱美の入った特別室の入り口を見つめている


その視線の先のドアが開く
ベッドが運び出され・・・それには3人の医師が付き添っている
部屋に入る時と違うところは・・・・老人の顔に白い布が被されていた


暫くして、よろよろと呆然自失の朱美が沖田に抱きかかえられて出てきた
勿論、調査マンが二人の後をつけて老人ホームを出て行く・・・・・



 「院長・・・後味の悪い大仕事でしたね」

 「ああ・・・今度のことは大恩のある木戸さんのたっての願い
  なんでも・・あの女性の結婚の仲人をしたらしい、その新婦を最期に抱きたいなんて
  あんな立派な人でさえ、これが人生の終焉の望みとは・・・・人間は罪深い動物だ
  我々はその手助けをした・・同罪だよ
  でも、此れきりにしよう・・もう絶対に、こんなことはしてはならない」


 「それはそうと、院長・・・・沖田のことなんですが・・・
  あんな後で、ショックで半狂乱になっているあの奥さんとやってるんですよ
  人間じゃないというか、それに性質の悪い人間と組んで動き回っているようですし」

 「そうか・・まさか我々に恩を仇で返すことはしないと思うが、用心が肝要だ
  とにかく、彼がご執心のあの奥さんが誰か・・・調べておいてくれたまえ」
  

優れた医療も、悟りの宗教でも救うことのできない『人間の業』
君子と誉めちぎられた木戸老人ですら、良心も理性も醜い欲望の前にひれ伏した
土方院長は半狂乱の女性の顔が眼に焼きつき、自分の行為の罪深さに苦しんでいた


 (私のした行為は悪魔の所業だ・・どんな償いもあの奥さんは受け入れてくれまい
  あぁぁ、何ということを・・・・もう救われぬ、死ぬまで苦しみ続けるのか!)



その院長の恩に報えたと思っている沖田
もう完全に朱美の主人になった男は、タクシーの座席で物も言えぬ朱美の肩を抱いている
あの異様な雰囲気に呑まれた沖田の剛直はぎんぎんに突っ張り、すぐさま嫌がる朱美を強引に犯したのだ
今も、興奮の冷めぬ沖田の手が朱美の女陰を弄っている



 「奥様、大変お疲れ様でした・・・・気分転換に少し歩きましょうか?
  運転手さん、ここで止めてください」



涎が出そうな美熟女の腰に手を回し、逃がさぬように抱きかかえている男
そんな二人の行き先を、恨めしそうに運転手が見つめている

 (何が散歩だ・・・この辺りは連れ込みのホテル街じゃないか)




 「あの・・・運転手さん・・・私、こういう者ですが」

 「ああ・・・やはりそうか!?・・浮気してんだな」


 「お礼はします・・・あの二人、車の中で何か話してましたか?」

 「話どころか、旦那には気の毒だが・・・あの二人、とっくに出来ちまってる
  男は丁寧な言葉を使ってはいたが、匂いが漂ってくるんだ・・・女のあの匂い
  この車中でも、弄っていたんだろうが・・・恐らく乗る前にもやってるな、ありゃ」


 「そうですか・・・」

 「それと・・何があったか知らないが、女の方は凄く疲れて怯えていたようだ
  聞き取りにくかったが男が脅かしていたよ・・・『奥さんは人殺し』とかなんとか
  女は男に『あなたは人間じゃない』って・・それでも、あの鬼畜同士は今から一発やるんだろ!?」


 「ありがとう、ございました」

 「でも、あの奥さん、実にいい女だなぁ・・・地獄に落ちてもいいから、俺もやりてぇよ」



そう言い残して、タクシーが走り去る
調査マンは、もう二人の後をつけていかない・・・十分に証拠は揃った

管理組合の役員に共有された妻 159
エス 11/14(日) 10:10:48 No.20101114101048 削除
フォルダ名 「里佳子の日記」

12月20日(水)

今日、絵画教室に行ったら、モデル代10万円払うって言われてしまった。
断ったつもりだったのに。
来週の水曜日の絵画教室の時間にやることになってしまった。
ヌードだなんて、絶対ムリ。ムリ。ムリ。ムリ。
パパに相談したら、さすがに現実問題になって、ちょっとあわててた。
でも、今更断れないからお受けしろって。
どうしよう。どうしよう。

12月21日(木)

午前中、絵画教室の先生が来た。
モデルの件ですごくお礼を言われて、無理矢理10万円を置いていってしまった。
いまさら、まだ迷っていますとも言えなくて黙ってたら、先生がプロの画家さんの
描いた作品を見せてくれた。
さすがに上手だった。
こんなに綺麗に描いてもらえるなら…と少し思った。
でも、実際は素人モデルだから、こんな風にはならないんじゃないでしょうか
って思ったことを口にしたら、意外にもこのモデルも私と同じ素人だと言う。
それに、当日はこの絵を描いた画家の方も特別に描いてくださるとも。
ちょっと心が揺れた。
作品の中から、体にシーツをかけて後姿でベッドで横たわる裸婦像を見つけた。
これなら、何とか出来るかも。

12月22日(金)

一晩考えて、決心した。
もともと、やらざるを得ない状況なのだから、
モデルを楽しもうって前向きに考えることにした。
なるようになるでしょう。

午後、少しでも体を締めておいたほうがいいかな、と思ってジムに行った。
また、川崎さんのご主人が来ていた。
元水泳部だけあって、均整の取れた体をしている。
特に、それが好みというわけではないが、やはり目がいってしまう。
『また、逢いましたね』
今日も、休みだそうだ。
うちのパパなんか年中忙しいとか言って、全然休みが取れないのに、不公平だと
思ったが、人は人だ。
ついつい水着のまま話し込んでしまった。

管理組合の役員に共有された妻 158
エス 11/13(土) 23:55:04 No.20101113235504 削除

フォルダ名 「里佳子の日記」

12月19日(火)

今日も、絵画教室の先生から電話あった。
もちろんモデルの件だ。
昨日より焦燥した感じが、ひしひしと伝わってきた。
「ご主人はなんと言っていますか?」って聞かれて、つい
「モデル代が安いのではないかと…」って口走ってしまった。

「ご主人はおいくらなら?」って聞いてきたので、
「10万円とか言ってます」ってつい言ってしまった。
「そうですか…」力なく電話を切る先生に申し訳なかった。
なんであんなうそついちゃったんだろう。
ものすごい自己嫌悪に陥っている。
でも、何とか断れたようなので、少しはほっとしているかな。


フォルダ名 「岡田メール」

   Date: 2000.12.19.20:14
   From: 岡田
   To:   エスさん
   Title: モデルの件
 
   絵画教室の先生から連絡がありました。
   ご主人に相談して、モデル料10万円でお受けする、とのこと。
   上出来です!
   任せてください!!
   奥さんのヌードのためなら、100万円でも安いものです。
   明日、先生から奥さんに連絡させます。
   一気に奥さんを追い込みましょう。


    Date:  2000.12.19.23:32
    From: エス
    To:   岡田さん
    Title: Re.モデルの件
 
    メールありがとうございます。
    日記で確認したら、確かに10万円って言っています。
    妻としては、断る口実のつもりで言ったようですが。
    しかも、私の名前まで出して。
    罰として、妻にはきっちりモデルをやらせましょう(笑)



   Date:  2000.12.20.17:31
   From: 岡田
   To:   エスさん
   Title: Re.Re.モデルの件
 
   絵画教室の先生に、10万円の件オッケーしておきました。
   奥さんからの報告を、お楽しみに。


    Date:  2000.12.20.22:11
    From: エス
    To:   岡田さん
    Title: Re.Re.Re.モデルの件
 
    さきほど、妻から相談を受けました。
    断るつもりで言ったのに、10万円払うといわれ、焦っています。
    私からは、今更断れないから、お受けするように言いました。

それぞれの秋21
道明 11/13(土) 22:04:54 No.20101113220454 削除

ここ、土方老人ホームの医療棟の特別室では、一足先にクライマックスが近づいていた

皺と骨だけの指が、直ぐ目の前にある朱美の柔襞を標的にして震えている
余命を賭けて、少しずつ少しずつ・・・朱美の女陰に近づいてゆく指先
だが、挿入直前でストンと腕が落ちた
老人が再び死力を振り絞り、挿入を試みる



 「あっっ・・あん」



老人に背を向けて跨り、硬くなり始めた男根を咥えていた朱美がそれに応えた
入った!人差し指と中指の2本・・そのまま、老人の腕がローリングしている



 「あぁぁぁぁっ・・・・そこ」



また、朱美が声をあげた


 「奥様、お相手もその気になっておられます・・・ほら、こんなに硬くなって
  もう大丈夫です、奥様の女そのもので包み込んであげましょう・・
  向きを変えて、お相手に奥様の逝くときのお顔をお見せするのですよ
  さあ・・・体重を掛けずに、手を男根に添えて女陰に含ませるのです」



沖田に言われるがまま、朱美は老人の男根を女陰にあてる
先程の老人の手淫によって、そこは既に潤っている



 「むうぅぅぅ・・ん・・・はぁぁぁ」


死期が目前の老人と、未だ盛りの熟女の性器が繋がった
朱美は男根を女陰の奥深く招き入れ、腰を浮かしたまま上下運動を繰り返す



 「いいわ・・・強い・・・堪らない・・・・あぁぁぁ」



自分が良くならないと、相手も良くならない・・・
沖田の指示通りに朱美は快楽を求め・・・愉悦に浸っていく
老人の手を取り、揺れる乳房に導く
腰の動きがクイックイッと前後運動に変った



 「・・お願いです・・強く、強く・・乳房を掴んで・・お願い・・あぁぁ・・ん」



朱美がスパートしている・・・ゴールへ、ゴールへ一直線に
女陰の中で老人の男根がどくんどくんと脈を打っている
ますます硬く、そして大きく



 「ああぁぁはっ・・・いい・・いい・・逝く・・逝く」



首を振りながら、男の射精を促し昇天したい女
老人の指が美肌に食い込むように、乳房を握りしめている



 「あっっあん・・・あぁぁ」


朱美の顎ががくんと突き上がる・・・・老人の最期の精を受け止めた
老人の男根が射精とともに力を失ってゆく



 「うふぅぅぅ・・・ん」

 「終わったようですね、朱美奥様」



まだ、物足りなさを感じている女体
萎みかける男根に、未練を感じさせる豊満な熟女の腰が離れようとしない



 「ご臨終です・・・死亡時刻は・・・」

 「えっ!?・・・嫌、嫌っぁ・・・・」



初めて聴く声に、慌ててアイマスクを外す朱美、その目に映ったものは
大きく目を見開き、自分を見つめている老人の死顔と、合掌する3人の医師たちだった

管理組合の役員に共有された妻 157
エス 11/13(土) 13:56:48 No.20101113135648 削除
  翌日、会社に行くとさっそく川崎課長が近づいてきました。
  「昨日、引越しだったんだろう?どう、新居は。」
  「ええ、まあ…」
 
  課長とは、10年前に同じ社宅に住んで以来のつきあいです。
会社の2年先輩で、そんなに歳も違わないのに、すでに課長の肩書きを持っているのです。
  「里佳子さんも、元気?」
  「おかげさまで。」
私は、昨日オナニーに使った妻の10年前の日記を思い出しました。
  当時課長も、妻が通うスポーツクラブに通っていました。
今思えば、課長は当初から妻に興味を持っており、何かにつけ家族ぐるみのつきあいをしたがっていました。
家族といっても、課長夫婦には子供はなく、狙いが妻にあることは、私のみならず妻も気づいていたと思います。

  その夜、新居に帰ると、妻のおかげで部屋はほとんど片付いておりました。
軽く妻と乾杯し、食事と風呂を済ませ、やっとほっと一息ついた後、先に休むと言う妻を言葉でいたわりつつ、私はまた書斎にこもりました。

  『かわいい奥さんに、素敵な家。いいねえ。』
  そう言いながら笑う課長の顔が思い出されます。
その笑顔に、言葉以上の意味を感じるのは、課長が、私の知らないところで妻の裸をじっくりと鑑賞したことがあるからなのです。
もしかしたら、それ以上のこともあったのかもしれません。
  私は、そのことをずいぶん後になってから知りました。
私は、なぜか甘酸っぱさに似た感傷的な気持ちで、昨日と同じように「2000.12 age29」と書かれたDVDをパソコンにセットしました。


  フォルダ名 「里佳子の日記」

  12月18日(月)

  絵画教室の先生から、電話がかかってきた。
  モデルのこと、何とかならないかって先週より深刻な声だった。
  きっぱり断るつもりが、いろいろと説得されてしまった。
  こうやって、優柔不断な態度をとるので、男の人に誤解を与えるのだろう。
  昔から、なぜか私ばっかりエッチな目にあうのは、そのせいなのだろうって
  いつも反省する。
  でも、人から一生懸命頼まれたり、強引に言われると、どうしても断れない。
  金曜日の接待のときも…
  つい、主人に相談しているところですので、少し待ってください、って
  言ってしまった。どうしよう。


  金曜日の接待の後、妻は、結局日曜日になるまで回復せず、私が息子の食事を作る羽目になりました。
さすがに土曜日はパソコンどころではなく、毎日続いていた日記も、初めてお休みしたようでした。
そして、2日空けて書かれた日記には、社長から悪戯されたことについて、ほとんど触れられていませんでした。
妻にとっては、抹消したい出来事だったのだと思います。
あるいは、新たに持ち上がっていたヌードモデルのことで頭がいっぱいだったのかもしれません。

それぞれの秋20
道明 11/12(金) 19:58:35 No.20101112195835 削除

ここまでの出来は素人にしては完璧だ・・・後は、仕上げと喜ぶ悪党たち


 「おい、坊や・・・パンティを貸してやるから今の内に一発抜いておけ、門前で憤死じゃさまにならねぇぞ」


憧れの高遠優子の先程まで身に付けていたパンティ
斉藤青年はマラを取り出し、鼻に押し当て優子の顔を思い浮かべる


この青年がグルだとは思いもしない優子は、時間稼ぎにたっぷりと湯を浴びる
浴室に鍵とは珍しいが、きっちりと内鍵も閉めた
恐らくこんなホテルに連れ込まれた女に、安心感を与えて入浴させるためだろう
ケバ女に汗臭いと言われたことには腹が立ったが、脇の下、女の秘所・・項に踵と
丁寧に湯を肌に流していく


 「流石に元人気女子アナだ・・・・顔もスタイルも・・恐らく善がる声もいいんだろう」

 「そうね・・・性格も勝気だし、こんな飛切りの女、初めてよ・・・ぞくぞくするわ」



優子の見事な肢体を写している大きな鏡
その奥に小さな部屋があり、その部屋からはシャワー室が丸見えだ
連れ込んだ女をものに出来なくても、視姦ができる仕組み


 「まぁ・・あんなに丁寧に洗って・・美しい女は湯浴みも風情があるわね
  あら嫌だ・・・何してるの・・あんた」

 「この女が相手じゃ・・・俺も長く持たない・・・だからさぁ」



洗濯物が届くまで、ここにいればいい・・・そんな安心感からか
鏡に近づき、優子が見事なボディのラインを自己チェックしている
両手で白い豊満な乳房を持ち上げ、腰をひねった
その乳房に向かって、待ってましたとヤクザ男の白濁が飛ぶ



扉の外から『洗濯物が届いたわよ』の声がする
扉を開けて出てきた優子の背を、ケバ女がドンと押しだす
バスタオルを手に持ち、この女もまだ裸のままだ



 「何をするのって顔ね・・・決まってるじゃない・・・示談履行の続きよ」

 「続きって?」


 「ほら、あそこ・・ベッドの上・・私の彼があんたを待ってるよ」

 「そ、そんなこと!!」



優子の目が斉藤青年の姿を探す
居た!!裸で椅子に座り俯いている・・・そして直ぐに目を背けた
そう・・斉藤青年の若い怒張から精液の放出の跡が見て取れるのだ



 「どうやら解説が必要なようね・・あんたの長湯の間に抜いてあげたの、あの子の精
  だからその代償として、今度はあんたに彼の精を抜いてもらうのよ」

 「お姉さん・・御免なさい・・・その人に裸を見せ付けられて・・辛抱できなくて」



呆然と立ち尽くす優子
ベッドの上で待ち構え、刺青が鮮やかな上半身は鍛え上げられタフさが漲っている


 「さあ・・行くのよ!・こんな身体してんだから・・・好きなんでしょう?男」


既に、ケバ女の手が逃がさないわと優子のお尻を撫でている



序破急 - 序の16 生贄の記憶(2)
中務 11/11(木) 23:32:50 No.20101111233250 削除
前回までのあらすじ;
『とある機器販売会社に勤める(旧姓)生田柚布子(31)は夫が派遣されている得意先でもある会社の担当とになったが、前任者のミスの為出入り禁止となっていた。 その出入り禁止を解く手打ち式が弥勒亭別邸にて昨夜行われた。 その手打ち式から柚布子は心神喪失の状態で帰宅した。 次第に蘇る記憶、肌に既に刻まれていることを知ることに・・・』


柚布子は一足先に起きてシャワーを浴びた。 熱い湯が現実を実感させる。 数時間前には夫の舌が這っていた乳房に熱いシャワーを当てた。 さらにその前には見知らぬ男の舌が這っていた記憶が洗いながされていった。 股間も微かに誰かの指や熱い物の感触が思い出されたがボディーソープの泡が一旦は消し去っていった。
柚布子がシャワーを終えて、脱衣場から出ると、英生が起きて来て入れ替わりで脱衣場に入っていった。

英生がシャワーを終えると朝食の用意が出来ていた。 祭日ということもあって遅い朝食となった。 二人は無言で食事を始めた。 英生は明け方柚布子を抱いたことで少し満たされていたが、柚布子はまだ頭がスッキリしていなかった。 それに記憶の整理が出来ていなかった。

柚布子は英生からの問いかけを待っていた。 何処から話し始めていいか分からないからだ。 柚布子はトーストを頬張る英生を見つめた。

「夕べはどうだった?」
やっと英生が口を開いて柚布子はほっとした。
「どうって?」
「だいぶ、酔って帰ったみたいだから」
「うん、なんか飲み慣れないお酒飲ませれて、酔ったみたい」
「そうなんだ、焼酎かな? ところで誰が来たの?」

柚布子は英生に聞かれながら記憶を辿った。 昨夜も記憶を辿っていたような気がした。
「購買部の園田副部長さんと小宮山さん、製品企画部の山田部長さんと重盛さん」 
「ソノダ? 知らないな」
「そうなの、重盛さんっていう背の高い人が担当らしいの」
「ああ、やぱり重盛ね」
柚布子は昨夜の手打ち式のことをゆっくり思い出しながら英生に話し始めた。


−弥勒亭別邸−
離れの一室がこの夜の手打ち式に用意されていた。 母屋の座敷でも良かったのだが、この日は他には一組の客があるだけだったので離れが用意された。 部屋の大きさは16畳、隣の8畳の部屋とは襖で仕切られている。 同じ作りの部屋が3組あり、周りを回廊のように廊下があり趣の異なる庭を眺められるようになっている。
離れは貸切も同様なので廊下側の障子が開け放たれて、そこなら出入りするようになっていた。

仲居が末永の横に並びお辞儀をしてSI会社の連中を部屋の中へと案内した。 順番は園田、山田、重盛、小宮山である。 園田はお辞儀をしている柚布子の前で髪の毛の匂いでも嗅ぐように息を吸い、つま先から順に品定めをした。 柚布子も歩が一瞬止まり視線が刺さるのを感じていた。

園田達が上座から順に着席すると、末永が部屋の上座側に近い畳に正座した。 それに習って磯貝と柚布子が続いた。 柚布子はその時に4つ視線を感じていた。 廊下から部屋に入り畳に正座する自分を4人の男が視姦しているのである。

園田達は柚布子を始めて正面から見た。 園田はニヤニヤしながら柚布子を品定めした。 勿論、園田だけではなく他の3人も自分なりに柚布子に視線を集中させていた。
身長は160センチ、体重40数キロ、バストは84、5のBカップと園田は読んだ。 濃い灰色のスーツに淡いブルーのブラウス。 髪は丁度乳首辺りまであるに違いない長さのものがサイドポニー風に束ねられている。 今時にしては染めていない黒髪が際立って見えた。 アップにしてシャワーを浴びる姿を園田は想像して更にニヤニヤしていた。

そして、男性の誰もが気になる脚である。 とびっきりの美脚ではないが、僅かに黒いストッキンギに覆われたそれは白い肌に違いないと誰もが想像した。 正座すると腿が露になり両腿のスカートの切れ込みが色気を漂わせている。
ややタイトぎみのスカートのお陰で両脚の隙間はデルタに模ってスカートの奥を覗かせるが、正座する直前に両方の掌によってそれは隠されてしまった。

男達の視線は隠されたデルタに集中していた。 そのデルタを隠した掌の先にはネイルアートが光っていた。 淡いブルーの下地にピンク系のジェルで飾られていた。 それを見た誰もが人妻とは思わなかったに違いない。 誰もがあのネイルで家事をしているとは思わないからである。 そのネイルの手にはハンカチではなく名刺入れが指で挟まれていた。


末永が挨拶を行い柚布子を紹介した。
「生田柚布子と申します よろしくお願い致します」
柚布子はお辞儀をして初めて園田達に顔をあげた。 予想通り男達は柚布子を見つめていた。 柚布子はこの時初めて生贄になったような気分になった。 今まで何度も客先に行き同じように紹介されたが、この日は弥勒亭別邸という場所のせいでもあるのかその時とは全く違った雰囲気を感じていた。 夫の英生が心配していた事がなんとなく分かるような気がした。

末永の口上も手打ち式の為の宴ではなく柚布子の紹介に重きをおいたものであったのもこの宴が柚布子の為に開かれている錯覚を与えた。 それだけ柚布子に華があるとも言える。

この日の座敷はテーブルではなく膳が用意されていた。 特に指定のない限りこの別邸では膳が既定であった。 膳は対峙する形で用意されていた。 柚布子は紹介されて名刺交換を行わなければならないが、どうすべきか悩んでいた。 このような膳の席での名刺交換をした経験がないのと想定していなかったからである。 本来であれば名刺交換はSI会社で行われていたはずであったが、柚布子が他社との打ち合わせを優先した為ここでの名刺交換となったのである。 後から考えればここで無理に名刺交換をしないのがマナーとしては良かったのかも知れない。

園田達は既に膳の前に座していた。 わざわざ立ち上がって貰って膳から少し離れて名刺交換するのがマナーとしては良いのかも知れない。 園田以外は名刺の用意をしていつでも立ち上がれる体制に思えたが、園田は胡坐を崩すそぶりも見せずにいた。 柚布子はどうしたものかと仲居に膳越に名刺を渡しても失礼にならないか小声で尋ねた。 仲居もマナーを熟知している訳ではない。 座ったままなら膳越に渡してもお酌をするのと変わらないのでそうするように答えた。 仲居も園田の態度にはいささか呆れたようであった。

柚布子は「失礼します」と言ってやや中腰のまま座敷の中央を園田の膳の前と進んだ。 4人の男性の視線が柚布子のスカートの裾に集中しているのが分かった。 4人共柚布子が立ったままで名刺を差し出すとは思っておらず、一旦は正座してお辞儀をするだろうと思っていた。 そうであれば再びデルタが見られるのである。 ましてや名刺を両手で差し出すのだから手でスカートの裾は押さえられないはずである。

柚布子は膝を揃えながら脚を折り正座した。 距離はお辞儀をした時に膳に頭が被らないように離れて正座した。 柚布子は三つ指をついてお辞儀をすることに集中していたのでスカートの裾を押さえることをしなかった。

園田は誰がみても仰け反っていると思える体勢でニヤニヤした。 膳からすこし離れて正座したことが園田の満足感を高めていた。 園田の視野にはデルタの奥が映っているに違いない。

それぞれの秋19
道明 11/11(木) 13:41:21 No.20101111134121 削除
無用心に飛びついた示談の清算
その履行に迫られ、窮地に陥った優子を悪党たちが嘲笑う


 「高遠さん!早くお願いしますよ・・・こいつに風邪でもひかれたら困るんですよ!」

 「でも・・・いくらなんでも、そこまでは私・・」



男女の2ペアが、ラブホテルの一室に入った
すると、ケバ女は自分着ていた汚れた洋服をさっさと脱ぎ、下着まで全てを洗濯に出した
今、この女は素っ裸のまま、衝立の中にいる優子の下着と洋服の引き渡しを求めている


 「下着までなんて!・・・それに、それを今渡してしまうと私の着る物が・・・」


ケバ女が怒鳴りだす



 「今更何言ってんの!あんた・・着ている物の交換と現金5万円で示談したんでしょ!
  ねぇ、早く渡してよ・・・いらいらするわね」

 「おい・・そんな姿でうろちょろするなよ・・・坊やの目の毒だ」



斉藤青年を守るため自分が決断したとはいえ、こんな状況ではとても衣服を脱げない
じりじりと緊迫した時間が過ぎていく

 (そうだわ・・さっき出した衣服が届くまで時間を稼げばなんとかなる・・・)



 「おや・・坊や、そのズボンの出っ張りはどうしたんだ・・やりてぇのか?こいつと」

 「私はいいわよ・・あんたが許してくれるんなら・・この子可愛いじゃん!」


 「僕はそんな・・事故を起こしたのは僕だ・・・その人を苛めないで」

 「まぁ・・出来もしないのに、おとなを庇おうなんて・・・益々気に入ったわ
  どう??・・・触りたい?私のオッパイ・・・まあ、ズボンきつきつじゃない
  顔が赤くなっちゃって・・・脱がせてあげようか?」

 
このままでは、拙いと思った優子は2人の注意を自分に惹きつける
清楚だが高級なワンピースを脱ぎ、衝立に掛けた



 「どうぞ・・・これ、お渡しするわ!」


ヒューヒューと口笛が鳴る・・・衝立の中からは見えないが、鳴らしたのは斉藤青年
3人組は互いに上手くいったとゼスチャーで笑いこける



 「もう諦めがついたようだな・・・・じゃ、早いとこ、下着も渡してもらおう
  そいつが、届かないと・・・こいつは、裸のままで服が着れない
  それに、あんたの坊やがこいつの裸に釘付けなんだ・・・早くしないと暴走するかもな?」



3人組が再び指を指し合い、演技を続ける
そうとも知らず、優子は悲壮な覚悟を固めてゆく


 「分かったから・・斉藤君をからかうのは、もう止めて!
  何か身に付けるものを下さい・・・それなら私の下着を直ぐにでも」


優子が言い終わらないうちに、バスタオルが投げ込まれた
そして、斉藤青年が浴衣を探すという言葉を信じ、優子は下着を脱いだ
身に巻きつけたバスタオルは、長身の優子には余りにも短い
下肢の恥毛を隠そうとすると乳首が覗いてしまい、衝立の外にはとても出て行けない

脱ぎたてのパンティとブラは、男たちの格好のオカズと化している
まだ温もりのある優子の生の匂いは、男を奮い立たせ狂わせるのには十分だ



 「あら嫌だ・この下着、汗臭い・あんたみたいな綺麗な人でも汗の匂いは臭いものよね
  もう嫌ねぇ・シャワーでも浴びたらどうなのよ?・・もう直ぐ洗濯物も届くだろうし」



ヤクザ男は匂い愛好派だが、ケバ女は正反対のシャワー好き
優子からの返事はないが、『汗臭い』の言葉は清潔好きの美人には堪えた
暫くして、シャワー室から湯の流れる音が聞えてくる

それぞれの秋18
道明 11/9(火) 18:41:23 No.20101109184123 削除

その日の同じ時刻

ここ、土方老人ホームの医療棟の特別室の前で、沖田が朱美を出迎えていた
有頂天の沖田は、腕利き調査マンが今日も朱美を尾行していることなど気づきもしない
沖田は周囲に誰も居ないのを確認すると、朱美の腰を抱きキスをする
他人目からは、明らかに貴婦人とその情夫に映る、抱きしめたままドアが閉まった


30分経った頃
白髪の土方院長を先頭に、2人の医師が高齢の患者を乗せたベッドが部屋に運びこまれる


 「木戸さん・・・いよいよ、その時がきました、覚悟はよろしいですかな」


木戸と呼ばれた老人は両腕から点滴を受け、酸素吸入を受けている


 「むぐっう!!」

 「分かりました・・了解ですね、では今から、最終治療を行います
  あなたのお相手は、あなたのご希望どおりに準備してお待ちですよ
  いいですか・・・この薬の効力は1時間、この世に未練を残さぬようお楽しみください」


医師たちがベッドから離れると、沖田が抱きかかえるように朱美をベッドへ導く
朱美は耳栓とアイマスクをさせられている
赤い長襦袢を羽織り、下着は着けていない・・・ぷるぷると揺れる乳房が老人の視線が捉え、目を大きく開く


 「うぅっぐっう!!」


朱美の耳栓をはずすと、沖田が耳元で囁く


 「奥様、今日のお相手は非常にご高齢のお人・・・
  精一杯、心を込めてお相手するのですよ・・奥様のお力で生気を蘇らせるのです」


沖田が老人の前で、朱美の帯紐をすっと解く
まだ崩れていない美乳の全形が姿を現し、乳房から臍、そして艶やかな腰まわり
程よい太さの太腿は白く輝き、頂には逆三角の絹草が揺れる
まだ硬さの兆しが見えぬ老人の男根を一瞥した沖田は、朱美の乳房に手を這わし老人を促す


「ほれ、このように柔らかい・・・ほれ、このように」


震える老人の手が、朱美の乳房に引き寄せられる


 「あっっ!」

 「朱美奥様・・・奥様自身が気持ちよくならないと、お相手も良くなりませんよ
  自分から、自分から求めるのです・・快楽を・・・お手伝いしますよ」


乳房を明け渡した沖田の手は、朱美の尻肉へと向かう
前に回った手は、絹草を掻き分け老人に朱美の女陰の襞を露に見せる
ゆっくりと持ち上がる老人の男根
沖田の指はリズムを刻み、朱美の陰核を擦り始めた
堪らずに腰を引く朱美の尻を、もう片方の手が責める
肉付きの良い豊満な熟れ尻が前後左右に、逃げまどう・・・それを逃がさじと男の指が捉えて離さぬ


 「奥様、お相手のお方もお待ちかねのようです・・さあ、奥様のお口で完全に蘇らせるのです
  そのためには、先程も申しましたように・・・奥様が気持ちよくなること
  お願いしましょう・・・お相手に・・・どうぞ朱美の襞肉とお汁を召し上がれと」

 「ど、どうぞ・・・朱美の・・・朱美の・・・あっうぅぅ!」



それまで美乳に執着していた老人の手が、朱美の襞肉に伸びたのだ

管理組合の役員に共有された妻 156
エス 11/8(月) 22:43:28 No.20101108224328 削除
Date:  2000.12.16.11:9
From: エス
To:   岡田さん
Title:  ご報告の続き

先ほどの続きです。
妻はひどい二日酔いで、また寝てしまいました。
昨日のことはまだ何も妻と話しておりません。

 『まずい。社長の機嫌を損ねてしまった』とっさに思った私は、
 「そうなんですよ、社長。スポーツクラブで毎日鍛えてますから。なあ、里佳子」
と必死で取り繕いました。
 「え?ええ、そうなんですよ。」
妻も空気の微妙な変化を悟り、あわてて言いました。
 「特にお尻なんか、キュッと締まってますよー」
私は、必死でした。
せっかく上手くいきかけていたのに、社長を怒らせてしまっては最悪です。
 「そうなんですか。そんな引き締まったお尻なら、ぜひ拝見してみたいですな。」
社長は、不機嫌そうに手酌で日本酒を飲みながら言いました。
 「よかったら、ご覧になりますか。」
私の頭の中は半ばパニックになっており、自分でも考えていなかったことを口走っていました。
 「いやあ、でも、奥さんに聞いてみないと。」
社長の目は笑っていませんでした。
私は、縋るように妻を見つめました。
 「えー。私なんかだめですよ。」
 「だめかどうかは、社長に判断していただこう。ほら、里佳子、立って立って。」
私は場を盛り上げようと無我夢中でした。。
 「じゃあ、ちょっとだけですよ。」
私の心中を察してくれたのでしょう、ゆっくりと立ち上がりました。
立ち上がるときよろめいて、社長の肩にお尻がぶつかりました。
 「ごめんなさい」
急に酔いがまわったのか、妻が呂律の回らない口で言いました。
 「大丈夫、奥さん?」
社長が妻のお尻を支えるようにして、撫で回しました。
 「すみません。」
妻がそう言いながらも、ふらふらしています。
 「それでは、社長にスカートをめくっていただこう。」
私は、妻がノーと言えない雰囲気を感じていることをいいことに、大胆にもそう言いました。
期待以上の展開に心臓がバクバクと鳴っています。
 「エス係長がそんなこと言っているけど、奥さんいいのかな?」
社長が好色そうな笑みをたたえて言いました。
どうやら機嫌は治ったようです。
 「え?ええ。私のお尻でよろしければ、どうぞご覧下さい。」
社長は無言で座ったまま後ろ向きの妻のスカートをめくりはじめました。
普段見慣れた妻の後姿が、まるで他人のように思えました。
もともとひざ上10センチくらいに上げてあった妻のスカートが持ち上げられ、すぐに太ももが現れました。
社長はじらすようにゆっくりとスカートをめくりながら、下から見上げるように妻のパンティを覗き込みました。
私の位置からは何も見えないことが、かえって私を興奮させました。
 「おお、いいお尻だ。パンティは白ですかな」
社長は、まるで私に見せまいとするかのように、スカートの中を覗きながら感想を言いました。
 「しかし、ストッキング越しではよく分からないなあ」
社長は、妻にとも私にともとれる口調で言いました。
 「それは、そうですね。ほら里佳子、ストッキングをお脱ぎしなさい。」
私は、何か言いかけた妻を制して慌てて言いました。
 「さすが、エス係長。仕事の出来る男は理解が早い。」
妻はちらっと私を振り向きましたが、あきらめたようにスカートの中に手を入れ、慣れた手つきでストッキングを脱ぎ始めました。
妻がストッキングをたたんでバッグにしまうと、再び社長が妻のスカートをめくりました。
今度は一気に持ち上げたため、妻の白いパンティが私の目の前に現れました。
 「本当に、いいお尻だ。」
社長はそう言いながら、断りもなく撫で回しました。
妻は困ったような顔をして振り向きましたが、何も言いませんでした。
 「そうだ、今日の記念に写真を撮っておこう」
社長は無遠慮に、携帯電話のカメラを妻に向けました。
ピロリーンという、携帯電話特有の間の抜けたシャッター音が大きく響きました。
 「じゃあ、奥さん、次は正面を向いて…」
社長が言ったその時、ふすまをたたく音が聞こえました。
 「デザートとお茶をお持ちしました。」
仲居さんがふすまを開ける気配がしました。
気がつけば3時間が経っていました。
社長と妻は、何事もなかったかのように席に戻りました。
社長を見送った後、私たちもタクシーに乗りました。
妻も私も無言でした。
私は、半ば酔いの醒めかけた頭で、今日の出来事を反芻していました。
頭の中では、「社長」「出世」「代償」という三文字が、くるくると回っていました。
途中、「寒い…」と言って妻が私の胸にもぐり込むように体を摺り寄せてきたので、強く抱きしめました。
社長が吸っていたタバコの匂いが染み込んだ妻の髪の毛が私の頬に触れた瞬間、今までに感じたことのないほど、愛しさがこみ上げました。
私たちは、運転手の目も憚らずディープキスをしました。
熱くて長いキスでした。

昨日の話はここまでです。
家に着いた私たちは、貪る様にお互いを求め、そして何度も果て、そのまま眠りました。
妻はまだ頭が痛い、と言って布団を被っております。

PS 岡田さんのリクエストにありました、妻の日記を添付します。
  12月2日から、昨日の分までです。遅くなりまして、すみません。


   Date:  2000.12.17.2:14
   From: 岡田
   To:   エスさん
   Title:  Re. ご報告の続き
 
   接待、ご苦労様でした。
   可愛い奥さんのおかげもあって、大成功のようですね。
   おめでとうございます。

   それから、奥さんの日記も、ありがとうございます。
   前の「パンチラ写真」を眺めながら拝読しました。
   12月13日の日記に、絵画教室の先生からモデルの話が出た、
   とありましたが、
   前に申し上げたとおり、先生には私から伝えておきました。
   これでも、一応方々に顔が利く方ですので。
   後は、エスさんがオッケーすれば、実現するのではないでしょうか?
   その時は、ぜひ参加したいですね。

   それにしても、奥さんのこの一週間は充実してましたね。
   水曜日に、モデルの件を頼まれて、
   木曜日にメールで失敗して(この手のソフトな話大好きですす)
   極めつけは、金曜日の接待。
   たった一週間でこれだけあるってことは、実はその前にもいろいろ
   あるんじゃないかって、ご主人じゃなくっても勘繰りたくなりますね。
   ますます奥さんから目が離せません。


  私はここまで一気に読み進むと、妻が社長にお尻を撫で回され、写真まで撮られたシーンを思い出しながら、射精しました。
  気がつくと、日付が変わっています。
  私はパソコンを閉じ、妻が寝ている寝室に戻りました。
  新しい我が家で休む、第一夜でした。

それぞれの秋17
道明 11/7(日) 23:36:03 No.20101107233603 削除
ピンポーン・・・ピンポーン・・優子のマンションのチャイムが鳴る

 「お姉さん、車で待っているよ」

 「ええ、直ぐに行くわ」


この週末は久々に公務が無い、斉藤青年とのドライブの日がやってきた
行き先は安芸の宮島
優子は手作りの弁当まで用意し、若い大学生の好意に応えようとしていた


青年の運転する車は二人乗りのフェアレディ、中国縦貫を西へと走る
途中、岡山の禅寺に立ち寄り、優子は1人で1時間近く座禅を組んだ
何も考えずに邪念を払う・・・・心が無になり、一時の安らぎを得た


駐車場に戻ると、斉藤青年が1組のアベックに責められ頭を下げている

 「このボンクラが!それでどうしてくれるんだい・・・兄さんよ」


どうも、斉藤青年が車を移動させようとして、連れの女性に接触したらしい
優子が見る限り、相手はヤクザのアベックだ・・・こんな相手には警察を呼ぶしかない


 「斉藤君、どうしたの?」

 「おっっ・・凄ぇ別嬪・・・あれ、この顔・・・あんた・・もしや高遠さん?」



そう言われて、ヤクザ男の顔を見る優子


 「あなたは・・あの時の・・・」

 「がっかりしたぜ、あの時は・・・俺の師匠の敵討ちにと思って提供した新藤の情報
  それが・・・選挙は負けるわ、今じゃ、あいつの子分じゃないか・・・あんた」

 「冗談じゃない・・・私は次期の知事候補よ・・あんな人の子分じゃないわ」



ヤクザ男の連れのケバ女が口をはさむ


 「ねぇ、あんた・・・そんなことより、私のこと」

 「ああそうだ・・・そこの兄さんが俺の女に車をぶつけやがった
幸い命は助かったものの・・・ほれ、こんなになっちまって」



命とは大げさなことを言う・・・よく見ると、ケバ女のスカートが泥まみれだ
どうやら車と接触した拍子に、水溜りに転んだようだ


 「それは申し訳ないことを・・・他に怪我などなさっていませんか?
  とにかく斉藤君、警察に電話をして、事故の届けをしないと・・・」

 「へへへへ・・・それがねぇ、高遠さん・・・その兄さん、無免許なんだって」

 「えっ本当なの!?斉藤君」

 「御免なさい・・・先週、下見で走っていてスピード違反に引っかかって」



優子が青ざめる
副知事である優子が、無免許の者が運転する車でドライブをしていたことになる
それに、この事故は人身だ・・・警察を呼ぶと斉藤青年に重い処分が待っている

ケバ女がヤクザ男に何やら耳打ちした


 「そうかい・・お前がそれでいいんなら・・・俺はかまわない
  高遠さんに、兄さんよ・・・あり難い寛大なお話だ
  こいつが言うには・・汚れた服のクリーニングの代わりに高遠さんが今着ている服が欲しいとさ
  そのセンスの良いワンピース、それに有名人着用が気に入ったんだって
  顔のつくりは相当な差があるが、体形はほぼ同じってことで・・・はははは
  あと、怪我は単なる擦り傷だ・・・まあ、5万でいいや・・・どうだいこれで示談にするか?」



俯いてただ震えている斉藤青年にかわって優子が応える


 「分かったわ・・・示談にしましょう、5万円は私が支払います」

 「そうと決まれば、着替えるところ・・俺が予約しているホテルで交換といくか
  高藤さん、あんた運転できるね
  その兄さんを乗せて、俺の車について来な・・・」



優子はほっとしていた・・
早く片付けたい思いが、何時もの冷静さを押しのけていた
斉藤青年の無免許運転というハンディがあっても、示談は慌ててはならない

ヤクザ男と優子が運転する2台の車が、禅寺近くのホテルに入っていく
ヤクザ男たちが予約したホテル?・・・当然ラブホテルだ

管理組合の役員に共有された妻 155
エス 11/7(日) 16:25:34 No.20101107162534 削除
フォルダ名 「岡田メール」

Date:  2000.12.16.10:11
From: エス
To:   岡田さん
Title: エスです

岡田さま

今日は、ちょっとしたご報告があります。
実は、昨日会社の接待がありまして、妻を同席させました。
本来は、部長と私の予定だったのですが、仕掛の大きな案件が今ひとつ進展しないので、起爆剤として女性を付けようということになったのです。
しかし、ご承知のとおり、最近ではそういう席に女子社員を使うと、セクハラ問題になりかねませんので、妻が同席することになったのです。
妻には正直にそのことを伝えましたが、さすが一昔前にOLをしていただけあり、その辺の事情はすぐに理解してくれました。
むしろ、銀○の料亭で豪華な食事ができると喜んでさえおりました。
接待は7時からだったので、妻とは6時30分に待ち合わせし、今日のお客がセクハラで有名な取引先の社長で、酔うとエッチな言動が出るかもしれないが、少しくらい我慢してほしい、と言いきかせました。
「あなたの出世のためなら」と冗談めかして言っておりましたが、妻はそういうことにあまり頓着しないのか、豪華な食事の方に気を奪われているようでした。
社長が到着すると上座に案内し、テーブルをはさんで正面に私と妻が並んで座りました。
妻は、息子の入園式の時に着ていた服を着ておりましたが、セクシーさのかけらもなかったので、あらかじめブラウスのボタンを2つはずさせ、スカートをひざ小僧がでるくらいまで上げさせておきました。
妻は「やあねぇ」といいながらも素直に従いました。
一通りの挨拶をし、妻を紹介しました。
 「エスくんの奥さんが、こんなに綺麗な人だとは知らなかったよ。」
と社長も妻を気に入った様子で、とりあえずほっとしました。
さすがに料理は絶品でした。
もともと、なぜかおじさんにもてる妻ですので、和やかな雰囲気で、どんどん酒も進みます。
1時間ほどして私の携帯電話がなり、しばらく席をはずしてもどってくると、社長が妻の横に移動し、お酌をしていました。
私は社長に断って、社長の席にすわり、テーブル越しに二人の様子を眺めておりました。
妻の頬もすでにピンク色に染まり、いつにも増して饒舌になっておりました。
崩した脚は、太もももあらわになっております。
 「エス係長は、会社のホープなんですよ。」
と社長が妻に言いました。
 「社長、私は係長じゃありませんよ。」
私が口を挟むと、
 「いやいや、今のウチとの案件が決まれば、係長に昇進ですよ。おたくの部長がそう言ってましたよ。」
と内緒話でもするように妻にぐっと顔を近づけて言いました。
 「ホントですか?」妻の目が輝きました。
「ですってよ、あなた、がんばってね。」
社長の言葉に気を良くした妻は、どんどん社長に酒を勧め、その都度お返しをされていました。
ビールは焼酎に変わり、日本酒の徳利も並んでいます。
 「奥さん、けっこういけるねえ」
社長はそう言いながら、妻に酌をします。
いつのまにか二人は、ひとつのお猪口を交互に使っていました。
 『間接キッスだなあ』と中学生のようなことを思いながら、私の手酌も急ピッチで進みます。
実は私も「係長に昇進」と言う社長の言葉に踊るような気分になっていたのです。
 「いやあ奥さん、ほんとに若いね。脚だってこんなに綺麗だ。」
突然、社長の手が妻のむき出しの太ももをぴしゃりと叩きました。
 「そんなことありませんよ、社長。もう29ですから。」
と言いながら、妻は社長の手をやんわりともどし、スカートの裾を直しました。
 「そうかな、このひざ小僧なんか、ウチの新入社員よりつるつるしてますよ。」
社長はそう言いながら、今度は妻のひざをなでまわしました。
 「ちょっと、くすぐったいですよ、社長」
妻はさっきより少し強めに言い、再び社長の手を押し返しました。
拒絶の意思を感じ取ったのか、一瞬社長の顔色が変わりました。


泥酔して寝ていた妻が起きて来ました。
続きは、後ほどご報告します。

妻の昨日の服装の画像を送ります。
息子の入園式のときに撮りました。

それぞれの秋16
道明 11/7(日) 12:41:46 No.20101107124146 削除
 「あら?お珍しい・・・知事が私の執務室に来てくださるなんて
  どういう風の・・・恐らくあの秘書とのお楽しみの後の、ご一服でしょうか?」

 「何を嫌味なことを・・この前、弟さんが私の所に清子と付き合いたいって言ってきたぞ」


 「それで?」

 「それでって!・・君は二人の交際を認めるつもりか?」


新藤は自分の為した不貞行為から、娘の清子の想いを棚に上げようとしている


 「君と私とは・・・その・・なんだ」

 「知事、それが弟や清子さんの交際に不都合なんでしょうか?
  知事寵愛の女秘書を東京から呼び戻した時点で・・・それは過去のことなんでしょ!
  それに・・・二人の関係を私から言いふらす訳も無く、知られる筈がないじゃない」


 「甘い!全く甘い・・・何か、身辺で変ったことは起きていないかね?」

 「身辺でって?・・・・いたって平穏、職場と家の往復・・職場以外に言葉を交わす人も無く
  そうね・・お隣さんが時々郷里の産物をお裾分けに来る・・それくらいなもの」


 「お隣さん?・・・あっ、あの大学生か」

 「知事も出会ったの?・・・なんでも郷里の家は大家らしくて・・あなたが来なくなった後ぐらいかな、時々ノックしてくるわ」



新藤の危機管理能力は鈍っていない、一つの匂いを嗅ぎつけた


 「今度、気分転換にドライブにと誘われたわ・・・あんな、若い子から誘われてるのよ」

 「わっははは・・・まあ、なんと暢気だねぇ
  何処へなりと行くといいが・・・犯られるぞ、その子だけならいいんだが」


 「スケベな親父は直ぐにそんなふうに考える・・・清子さんが可哀そう」

 「聴く耳がないようだ・・・清子のことだが、私は反対だ・・君の弟に清子は嫁がせん」


 「そうですか?・・でも、もう成人した男女のこと・・・私からは何も言いませんよ」

 「無責任な姉だ・・・清子には私からはっきりと言っておく」


 「なら、私から清子さんのお父さんにはっきりと忠告しておきます
  もう、女遊びはお止めになさったら・・・・娘にとって父が男の理想ですからね
  それと知事・・・私があの選挙で負けたのは、あなたではなく娘の清子さんにですよ」


 「・・・・もういい、これまでだ!」



怒りをぶちまけて退出する新藤
理性の固まりのような優子が情を交わし、短いとはいえ互いに色欲を貪りあった相手
優子はこの男を肉体関係の継続は別としても、相互理解できる男になると思っていた

その男から、弟たちの結婚反対と絶縁の最後通牒
優子の心に冷たい風が吹き抜ける・・・

この日は日本列島の側を季節外れの台風が通り過ぎた



それぞれの秋15
道明 11/7(日) 12:33:43 No.20101107123343 削除
沖田が傷心の朱美の肩を抱きキスを迫ると
気を利かしたヤクザ男が、ケバ女と渋る斉藤青年を促し退出する


 「ご主人はご主人で楽しんでいらっしゃる
  奥様と私がこのように関係を深めても、なんら恥じるようなことではありません
  それに、私たちのことは絶対にご主人にはして悟られませんから・・安心して」


キスの雨を降らし、沖田は朱美を愛しく抱きしめ、衣服を丁寧に剥いでゆく
あくまで芝居のつもりだが、心の美しい素直な朱美に、沖田は自らの台詞に酔いしれる


 「さあ、奥様・・・私のものを咥えてください・・・私の想いが伝わる筈です」

 「沖田さん・・・・」


エステの店で初めて味わった沖田の豪棒
両手で支え、愛しく舌を這わせてゆく朱美
ブラウスのボタンを外し、ブラの上手から乳房を愛撫する沖田


 「こんなにご家族思いの奥様なのに、その心を踏みにじるようなご主人の行為
  もう既にご主人の心は、奥様からあの若くて美しい副知事に移っているのでしょう
  でも、奥様には私がいる・・・・私は、私は奥様の心を癒してあげたい」


ここまで言って、ふと瑞希の言葉が蘇る
今の台詞は心にもない嘘言?・・・

 『人と人は心の響きあい・・・男と女の関係も個性と個性の交わり』

(まさか・・・新藤の妻、朱美に・・・この俺が本気になるはずがない)


迷いを振り払うように、荒々しく朱美の顎を引き上げ口を吸う
目に涙を溜めている女・・・・・その健気な表情に沖田の胸が締め付けられる


 「奥様・・・ご主人は酷い男だ・・・私はあなたが妻なら、決して浮気などしない」

 「沖田さん・・・お願い・・・私を助けて」


甲斐甲斐しく沖田の男根を口に含む熟女
新藤の妻を完全に凋落させたことの喜びと充実感が、沖田の全身を覆う


 「この私がどれぼど奥様を愛しているか・・・今から、お見せしましょう」

 「沖田さん・・・思い切り、激しく抱いて・・・嫌なことを忘れさせて」


朱美が自ら、からだを開いていく・・・・
仇の妻が本気で自分を求めている・・・
ほんの少しの罪悪感がスパイスとなり、寝取りというものがこんな爽快な気分だとは
有頂天の沖田は、自慢の豪棒を朱美の女陰にあてがった


 「では・・奥様・・・苦しい嫌なことを、全て忘れさせてあげましょう
  私に、私に・・・・身を任せてください・・・さぁ、新しい世界へ」

 「あっ、ああぁぁぁぁ・・んんんん」


謀略で陥れ、不安で傷心の仇の妻を、漸くここに身も心も完全に寝取る


朱美が沖田に腰を抱かれて、タクシーに乗せられたのは2時間後だ
その様子は、もちろん張り込んでいた腕利き調査マンのカメラに収められた
それと、この2時間を待つ間に、ヤクザ男ら3人の立ち話も全て録音されている

管理組合の役員に共有された妻 154
エス 11/7(日) 10:35:39 No.20101107103539 削除
フォルダ名 「里佳子の日記」

  12月13日(水)

  今日、絵画教室の帰りに、先生にお茶に誘われた。
  何かと思ったら、例の人物画の件だった。
  あてにしていたモデルさんが急に入院したらしくて、代わりをさがしている
  けどなかなか見つからない、と言う。
  で、何とか教室の人から、と思っているのだが、引き受けてもらえないか、
  とお願いされてしまった。
  まるで先週私がパパにした作り話の通りで、びっくり。
  「無理ですよ」と断ったけど、まだ先のことだからとりあえず考えてみて
  ほしい、と言われた。
  先生に見込まれたのはまんざらでもないけど、やっぱ無理でしょう。
  パパに相談したら、なんて言うかしら…って、先週相談したんだっけ。
  パパは私に任すって言ってたけど、本当にそれでいいのかしら。
  自分の奥さんが赤の他人の前で、裸になるのって、普通嫌でしょう。
  やっぱりどうしても理解できない。


  12月14日(木)

  今日は、大失敗をしてしまった。
  竹中くんからメールが来てたので
  「今年は、パソコンで、年賀状を作ろうと思ってる」って相談したら、
  さすがマメなだけあって、いろいろ教えてくれた。
  でも、なんだか難しそうなのでまだ無理かなって言ったら、幹事を手伝って
  くれたお礼に作ってくれる、って言われて、ついついお願いしてしまったのが
  間違いの元だった。
  メールにゆうたの写真を添付して送ったのに、何回やっても開かない、って
  言われて焦っていろいろやってるうちに、この前パパが撮った写真を送って
  しまったらしい。
  「やっと開いたけど、本当にこれでいいの?」って聞いてきたので、ほっとして、
  「とりあえず、どんな感じになるか作ってみてくれる?」って返したら、
  30分くらいでその写真で作った年賀状が送られてきてびっくり。
  素の顔を見られるだけならまだしも、下着までチラッと見えてるのに。
  竹中くんも調子に乗って
   
  あけましておめでとうございます。
    お正月だからちょっとサービスします。
    今年も、エッチなりかこをよろしくね。
    平成十三年一月一日

  なんてコメントまでして、もう恥ずかしくてクラス会なんかいけない。
  まさか、他に使うことはないと思うけど、メールって怖いってまたまた思った。


フォルダ名 「里佳子の日記」

  12月15日(金)

  これから、パパの会社のお客さんの接待だ。
  銀○なんて、久しぶりだからわくわくする。
  結構変わってるんだろうな。
  でも、よく考えたら着ていく服がない。
  仕方なく、ゆうたの幼稚園の入園式の時のスーツを着たけど、ママっぽさ
  丸出しかな。
  こんなことなら、先週変なミニスカートじゃなくて、おしゃれなお洋服を
  買ってもらえばよかった。
  銀○でいいのがあったら買っちゃおうかしら。
  「パパの出世のためよ」なんて言ったら、案外許してもらえたりして。
  接待は7時からだけど、これから出かけて、デパートでも回ってみようかな。
  とにかく、私の心は銀○の料亭に向いている。
  こんなにわくわくするのは本当に久しぶりだ。

管理組合の役員に共有された妻 153
エス 11/6(土) 15:29:21 No.20101106152921 削除
フォルダ名 「里佳子の日記」

12月10日(日)

今日は、チャットを教わった。
電話と同じって言ったら、本当は知らない人とするのがチャットの醍
醐味だって、パパが後で言っていた。
それはそうかな、と思う。
出会い系なんていうのも、こんな感じなのかしら。
そう言えば、由美は出会いサイトで知り合った大学生と続いてるとか
言ってたけど…

それにしても、昨日の写真はうかつだった。
パパに買ってもらったスカートは、座ると正面から下着が丸見えだ。
ますますどこにも着ていけない。
「写真返して」って言ったら後でメールで送ってきた。
いくら私でも、それで写真を返してもらったことになるなんて思って
いないけど、後はパパを信じるしかない。
インターネットって、あんな写真だって、お手軽に人に見せることが
できるから、ちょっと心配。
変なことに使われなきゃいいけど。
何しろ最近のあの人、ド変態だから。

12月11日(月)

午前中は掃除。
土日、パパとゆうたが家にいると、片付かなくて困る。
掃除機をかけて、ようやくすっきりした。
毎週毎週、これを繰り返しているうちに、いつのまにかもう年末なんだ
なあ、などと思う。

午後から、石川さんを誘ってスポーツクラブに行った。
石川さんは「最近サボっているせいで太った」と言っていた。
確かに…
私も気をつけなければ。冬は毎年2キロくらい太るから。
今日も、いつも来ているおじさんに水着姿をジロジロ見られた。
別に何されたわけでもないし、我慢するしかないのかな。

フォルダ名 「チャット」

12月12日(火)

お知らせ >エス (男)さんが入室しました. (14:04)
お知らせ >りかこ(女)さんが入室しました. (14:08)
エス   >よう。. (14:09)
りかこ  >よう、って。仕事しなくていいの?. (14:10)
エス   >大丈夫、これも仕事だから。. (14:11)
りかこ  >は?. (14:12)
エス   >今週の金曜日の夜空いてる?. (14:12)
りかこ  >空いてるも何も、いつもといっしょですけど. (14:13)
エス   >お客さんの接待があるんだけど、付き合ってもらえるかな?. (14:14)
りかこ  >なんで私が?. (14:15)
エス   >先方が結構すけべ親父でさ。前は女子社員を連れて行って
たんだけど、最近はセクハラとかいろいろうるさくて、
むずかしいんだよ。. (14:16)
りかこ  >で、私ならいいの?. (14:17)
エス   >そういうわけじゃないけど…。それより、銀○の料亭で飯が
食えるぜ。. (14:17)
りかこ  >それ、いいね。. (14:18)
エス   >だろ?. (14:18)
りかこ  >でも、わたしでいいのかしら. (14:19)
エス   >課長も、ぜひそうしてくれって。. (14:19)
りかこ  >へえ、そうなの. (14:20)
エス   >頼むよ。一応、キミもちょっとだけOLやってたんだから、
わかるだろう?サラリーマンのつらいとこ。. (14:20)
りかこ  >それは、ね。. (14:21)
エス   >じゃあ、決まりだ。ゆうたはおふくろに見させるよ。. (14:22)
りかこ  >あなたからお願いしてね。. (14:23)
エス   >おう、まかしとけ。よろこんで、引受けてくれるに決まって
るよ。じゃあ、くわしくは、後で電話する。. (14:23)
りかこ  >だから、最初から電話でいいんだって. (14:24)
エス   >まあね。じゃあ、課長にOKだって報告するから。. (14:25)
りかこ  >はい。課長さんによろしくね。出るわよ. (14:26)
お知らせ >りかこ(女)さんが退出しました. (14:27)

フォルダ名 「里佳子の日記」

12月12日(火)

昼過ぎにパパから電話があった。
この前のチャットルームで待ってるって言われて入ったら、なんと、
金曜日の接待に私も同席することになった。
相手は取引先のエッチなおじさんらしいけど、適当にお相手して、
おいしいものいっぱい食べちゃおう。
なんたって、銀○の料亭だ。とても、楽しみ。
それにしても、電話で済むのにわざわざチャットする
なんて、パパも暇だね。

夕方、お義母さんから電話があった。
金曜日はゆうたをあずかるから、ゆっくりしておいで、って。
これで思いっきり楽しめる。
お義母さん、ありがとう。

それぞれの秋14
道明 11/5(金) 22:46:21 No.20101105224621 削除
その日の午後
悲愴な覚悟を秘め、自宅からタクシーに乗り込む朱美

娘の清子から副知事の弟と付き合っていることを告げられた
母として、妻として・・家族の幸せのためには、沖田との不貞な関係を絶たねばならない
朱美が考え付いたのは・・・・いくら払っても良い、金銭による解決だ


タクシーは老人ホームの玄関に着き、朱美が中へと入っていく


 (老人ホームか?・・調べでは、慰問に何度か来られているようだが)


新藤の命を受け、手配された腕利きの調査マンが朱美を尾行していた
そうとも知らず、朱美は玄関を抜け渡り廊下を進み医療棟へと向かう
特別室の前で、出迎えたのはあのヤクザ男とケバ女それに斉藤青年のトリオだ
部屋の中では、沖田が待ち構えていた


 「やぁ、朱美奥様・・・お待ち申しておりました・・では、早速ですが」

 「待ってください・・・もう、こんなこと私できません」


 「またまた、奥様・・・この前と同じような駄々をこねて
  困るんでしょ!ご主人や娘さんに知られたら・・・今では、ビデオまであるんですよ
  それに・奥様、もう・・その・・私の処方なしでお身体の方が保ちますかねぇ?」

 「お願いです・・・沖田さん、お金は幾らでも用意しますから・・もう、こんなこと」

 
 「お金?・・お金ですか・・・そんなもの欲しくはありません
  私は、奥様に真の女の喜びを知ってもらいたい・・若い男や逞しい男・・それに老人
  色々な男と経験して、奥様の秘められた女が目覚める、そして女の快楽を極めさせたい」

 「やめてください!そんな卑猥な話・・・お願いします、娘が結婚するんです
  それに、主人は公職についている人なんです」


 「知っていますよ、奥様・・・それくらいは調べています」

 「それなら分かってください・・もし、聞き入られなければ・・私、私はもう」


 「まさか!?奥様、身を捨てるとでも・・・」

 「ええ、その覚悟です」


沖田が引き出しの中から一枚の写真を取り出した
その写真は新藤と優子の公園での情交の図
新藤が優子の乳房を握り締め、口の中で女の舌を捕らえている
二人の下半身は密着し、優子の恥毛で見えないが男根が挿入されているに違いなく
それを・・・・・・優子の愉悦の表情が証明している


 「あなた?!・・・そんな・・・この人は副知事の、清子の彼氏の姉!・・こんなこと」

 「そんなに驚かれなくても・・・世の中、こんなものなんですよ、奥様
  朱美奥様が身を捨ててまで家族のことを考えているのに
  ご主人は、奥様に内緒で遊んでらっしゃる・・・・これじゃ、奥様がお気の毒で
  でも、やはり私が見込んだとおり、あなたは素晴らしい女性・・良妻賢母そのものだ」



放心状態の朱美に沖田は囁き続ける

 「そんな奥様に、私は惚れたんです・・私は惚れた女を苦しめたりはしない
  奥様だけが家族の中で一人ぼっち・・あなたも自身の快楽を追求されたらいいのです
  私が最後までお付き合い致しますよ・・どうか、安心してお任せを」

 「あの主人が私を裏切ってたなんて・・・・あぁぁ、嫌」


瑞希には散々な目に遭う沖田だが、朱美は手のひらの上で転がせる

それぞれの秋13
道明 11/4(木) 20:54:42 No.20101104205442 削除
  (忘れもしない・・このとろとろの感触・・・・やはり、この女は特別だ)


調理台に手を突き、両足を揃えエル字型に突き出されたヒップ
その豊満な白い膨らみに両手を沿え、ゆっくりとした挿入を繰り返す沖田

  (ヤクザの師匠とチンピラ男に調教されたお前を・・・夢中になって抱いた)


瑞希の襞肉が反応し始める
じわっと熱く男根を包み込み、その小気味良さに射精を促されるのだ

  (おぉっと・・・来たな・・・あのチンピラさえも、この女には歯が立たなかった)


瑞希は余裕たっぷりに、沖田の豪棒を受け入れても平然としている
この肢体の反応は天性のもの、そして情交の感性は鋭い
大乱戦の戦場で、高台から情勢を見極める参謀の冷静さ、この女を逝かせられるのか・・


  「お前のこの肢体に吸い寄せられ、溺れた男はひとりを除いて皆、破滅した」
 
  「あぅぅぅ・・・」


瑞希が反応する
この淫声に、男が魅せられる・・・だが、此れぐらいでは今の沖田のピッチは変らない


  「いい声色だ、ずんと男根に響く・・・・昔の俺なら、猪突猛進・・即討ち死にだな」

  「女を抱いて経験を積み、私を逝かそうとでも思っているのね
いくらやっても無駄よ・・・・・・まだ昔と同じよ、あなたは」


  「言ってくれるね・・・どこが同じなんだ?違うだろうが・・ほら」

  「あぁーん・・・うん」


沖田の豪棒に捻りが加わり、身についたテクを繰り出す


  「無駄よ・・・やはり、足りない・・・・何も感じないし、響かないのよ」

  「なにを訳のわからないことを!」

  「あなたがやっているのは肉交で・・・私が求めているのは情交なの」

  「おい、今、繋がってんだぞ・・・エロらしく、善がってみな」


沖田の手が瑞希の乳房を絞り上げる


  「痛っ!・・・馬鹿ね、人は心で響きあう、男と女の関係も個性と個性の交わりよ
   それが合体し、新しい可能性を生み出すの・・まだ、あなたには分からないのね」

  「喧しい・・・とんだ能書を喋りやがって、新しい可能性?だと
   お前に関係した男はどうなった?みんな破滅したじゃないか」


  「そうかしら・・違う男もいる
   いい加減にしないと・・今のままじゃ、あなたはもっと酷い同じ道を辿るわよ」

  「じゃ、楽しみに待つとするか!残念だが、今は時間がない」


沖田は瑞希にまんまと乗せられた
肉交中に議論をしてしまった、誰とても脳に血が上り、肉交を続ける気力が維持できない
女が上手であることを再認識し、沖田は緒戦を切り上げた

  (まあ急がずともよい、お前への制裁はもう少し後だ・・・その時が楽しみだ)

管理組合の役員に共有された妻 152
エス 11/3(水) 20:16:25 No.20101103201625 削除


  私は、黒い興奮に胸を焦がしながら、第二週目の妻の日記と、「チャット/12月10日(日)」という名のフォルダを開きました。

  12月9日(土)

  午後から買い物に出かけた。
  ゆうたはもちろんサンタクロースを信じているので、私が相手をしている間に、
  パパがこっそりと電動自動車を買って、車のトランクに隠した。
  本当に乗って遊べるので、ゆうたは喜ぶだろうが、また部屋が散らかりそうだ。
  その後、私からねだったわけでもないのに、パパが洋服を買ってくれると言い出した。
  おとといの夜、私がめずらしくノッてたので、一気に自分の世界に引つり込もうという
  魂胆で、露出度の高い服を着せようと思ったらしい。
  パパが最初に選んだのは、黒い革のミニスカートだった。
  はいているだけで下着が見えそうで、恥ずかしくてとても着て歩けそうになかった。
  パパが選んだ洋服を何回も却下して、結局、白いミニのタイトスカートを買ってもらった。
  ひざ上20cmくらいで、私にしてはかなり短いのだが、それまでの服よりはましで、
  パパもとりあえず納得した。
  帰ってから他の服と合わせたりしていたら、パパがカメラを持って入ってきたので
  仕方なくモデルの真似事をした。
  「ちょっと脱いでみようか」とか冗談めかして言ってきたが、もちろん無視した。
  会社でエロおやじっぷりを発揮してなければよいが、と心配になる。
  それにしても、あのスカートどこにはいていこう。



 「チャット/12月10日(日)」

  お知らせ >エス(男)さんが入室しました. (10:39)
  お知らせ >りかこ(女)さんが入室しました. (10:42)
  エス  >いらっしゃい。. (10:42)
  りかこ  >これでいいのかしら. (10:43)
  エス  >そう、簡単でしょ。. (10:43)
  りかこ  >まあね. (10:44)
  エス  >文字打つの速くなったジャン。. (10:45)
  りかこ  >そう?毎日練習してるからね. (10:46)
  エス  >日記書いてんの?. (10:46)
  りかこ  >まあね. (10:47)
  エス  >どう?チャットデビューの感想は?. (10:48)
  りかこ  >まあ、珍しいから面白いけど、電話でよくない?. (10:50) 
  エス  >まあね。でもチャットなら言いづらいことを言えたりすることもあるらしいよ。. (10:51)
  りかこ  >そうかな. (10:52)
  エス  >それに、こんなことも出来るし。【画像】. (10:54)
  りかこ  >何これ. (10:55)
  エス  >【画像】のところクリックしてみな。. (10:56)
  りかこ  >やだこれ昨日の写真ジャン. (10:59)
  エス  >すごいでしょ。. (11:00)
  りかこ  >すごいけど、やめてよ。パンツ見えてるじゃない. (11:01)
  エス  >あ、ホントだ。. (11:02)
  りかこ  >ホントだじゃないわよ。やめてよね. (11:04)
  エス  >結構楽しいでしょ?. (11:04)
  りかこ  >全然. (11:05)
  エス  >まあ、こんな感じで結構遊べるから、友達とやってみたら?. (11:07)
  りかこ  >気が向いたらね。そんなに暇じゃないわよ. (11:08)
  エス  >今度会社と家でチャットしよう。. (11:09)
  りかこ  >だって、いつチャットルームにいるかわからないでしょ?. (11:10)
  エス  >チャットする前に電話する。. (11:11)
  りかこ  >それって、意味ないじゃん. (11:12)
  エス  >じゃあ、退出の練習。上のほうに「退出」ボタンがあるから押してみな。. (11:13)
  お知らせ >りかこ(女)さんが退出しました. (11:14)

それぞれの秋12
道明 11/2(火) 19:22:24 No.20101102192224 削除
全国でも屈指の大病院、土方総合病院の看護士寮
院長の職員に対する処遇は手厚く、そこに働く者の寮といっても、まるで立派なマンションだ

その管理人室のキッチンに立ち、遅い朝食の用意をする女
髪はストレートで長く、細く白い指が時折その髪を掻き揚げる
短いスカートから覗く見事な脚のラインは、モデル並みで素足の色は透き通る白さだ
ウエストは括れ、ヒップの揺れは男の視線を否応無く惹きつける


 (2度の出産経験があるというのに・・・全く、崩れずにいい身体をしていやがる)


リビングに寝転び、女の背を眺めているのは沖田
エリート公務員だった沖田の事務処理能力は衰えてはいない
沖田は、ここの病院の院長にその能力を買われ、この寮の管理人として働きだした
寮の看護士たちは、人間の生死に直面する緊張感の中で神経をすり減らし
職能として人間の身体の仕組みや生理の豊富な知識を備えている
そんな彼女たちのストレス発散の対象となり、沖田は自然と情を交わす男となった
その経験の中で、沖田は女性を楽しませるエステの技術を習得していったのだ


 「今日も、午後に大切な仕事が入る・・・・精のつくものを頼むぞ」


女は一瞬、手を止めたが再び調理を続けた


 「前にも言ったが、お前の亭主が捜索願いを出さぬように家には上手く連絡を取っておけよ
  俺の目的が果たせたら・・・・お前を自由にしてやるからな」


女は新藤の元部下の瑞希
瑞希は家庭の主婦、逃げも隠れもできない
沖田に第2子の長男・進一に危害を加えると脅かされ、否応無く従っているのだ


 「お前の魂胆はよく、分かっているつもりだ
  それを、俺はどうこうしようとは思っていないから安心しろ
  お前が俺に協力するなら、新藤の妻の座も狙えるが、俺に逆らっちゃそうはいかない
  もう俺には失うものは何も無いが、お前には進一が生命線だよなあ・・ははははは」

 「・・・・沖田さん・・・あなた、本当に酷い男になって」


 「なにが酷い!善人面した新藤や、打算で動くお前の方が相当な悪だろうが」

 「・・・・・」

 「俺が裁いてやる・・・・地獄の裁きだ」


返答をしなくなった瑞希の背を下から眺めている
かつて、ヤクザに拉致されたこの女を正義感から救出に向かい
それを覚られ、調教中の瑞希を相手にして、新婚の床入りを迫られた
そこで妖艶な瑞希の前に、なにもできずに惨めな思いをした沖田
瑞希は救出されると選挙戦最中の新藤の擁護に回り、沖田だけが闇の底に沈んだのだった


沖田が起き上がり調理中の瑞希の背後に立つ


 「瑞希・・・もう、そろそろいいだろう?共闘の同盟を結ぼうや」


新藤の元部下同士、張合い敵対した相手
女は上司の寵愛をものにし、子まで身篭り、時を待つ身
一方、右腕とまで称されたエリート公務員の男は世を捨て転落の一途
しかし・・・この世は捨てる神あれば拾う神ありだ
今・・・激しい恨み、妬みの感情がこの男を復活させた


 「やめて・・・」

 「お前が俺を嫌っているのはよく分かっている・・そんなお前を息子が姦りたがっている
  同盟の証には、これが一番だ」


沖田の豪棒は天を突き、亀頭部は走水でぬるぬるだ
瑞希のスカートをたくし上げ、パンティを膝まで下げると白く豊満な熟尻を抱え込む
沖田がどうしても乗り越えたい壁、あの時の屈辱を晴らし、この女を屈服させることだ


 「無駄よ!・・・姦りたければ犯ればいい、でも私は絶対にあなたでは逝かないわ」


瑞希が冷たく言い放った・・・・この女も一筋縄では落とせない


 「ふん!・・・じゃ、別の証が必要だな
  いいことがある・・お前のこのスケベな肢体でやって欲しいことがある
  それは、お前にとっても、進一にとってもプラスになることだ・・・・それは」

 「何ですって?!・・・清子さんの付き合っている人を!」


 「ああ、そうだ・・・良い男らしいぞ・・お前のその肢体で誑し込め
  清子は一人娘、そんな男と結婚すれば・・・進一の将来は俺のように日陰のままだ
  母親のお前が、それでいいというなら・・・それまでだ」

 「本当に・・・あなたって人は・・・・あうっ」


瑞希の白い臀部に擦り付けていた豪棒を、一気に挿入する


 (瑞希よ・・今の俺はお前の知る沖田じゃない・・今、この場でお前を逝かして見せる)



inserted by FC2 system