BBS2 2010/10 過去ログ

2010/10


それぞれの秋11
道明 10/31(日) 16:13:50 No.20101031161350 削除

ここは知事執務室
新藤は叔父の県議会議長から、次期衆議院選の新人擁立計画の説明を受けたところだ


 「どうだい?このメンバー・・・・各選挙区で必勝候補だよ
  当選した議員は皆、君の言うとおりに動く・・彼らを束ねて君は総理を目指すんだ」

 「・・・・・・」


 「うん、どうした?進君、元気が無いじゃないか・・・困るよ!今更、尻尾を巻くのは」

 「心配要りません、叔父さん・・・少し考え事をしていたものですから」

 「どうもいつもの覇気が無いなあ・・・何かね、考え事って?」


お茶を運んできた美樹が口を挟む


 「議長様、知事に代わって私から・・」

 「美樹!余計な事を言うんじゃない!」

 「いいじゃないですか・・・お身内のお目出度い事ですし」

 「目出度い事?・・・いいから、君、続けたまえ!」


ではと・・・美樹が話しだす
今朝、副知事の弟が一人娘の清子と結婚を前提にお付き合いしたいと、新藤に会いに来た
そして、娘の清子もその気でいるという


 「ほぅぅぅ・・・清子ちゃんが、あの副知事の弟と付き合ってたのか?」

 「ええ、唯・・目に入れても痛くない清子さんを・・あの女狐の弟にとは・・ねぇ知事」


 「もういい・・・叔父さん、今の計画を進めてください、活動資金は全て私が用意します」

 「よし!了解した・・・・・・その進君、清子ちゃんのことだが
 相手が敵さんの弟なのは気に食わんが・・・子は何れ親離れするもの
  子どもを何時までも自分の持ち物と考えないことだ・・・親も子離れが肝心だよ」


叔父の議長が笑いながら執務室から退出すると、空いたその席に美樹が座り込む
どうも親分の様子がおかしい
勘の良い美樹には、他にも新藤が悩んでいることを見抜いている


 「知事・・・新たな気がかりな事でもあるのですか?」

 「君は余計なことをぽんぽんと話しよって・・・・それより、報告することは無いのかね」


新藤は美樹には隠し事はしない
既に優子との関係での脅迫案件と、かつての部下の消息を美樹に調査させていた


 「うふふふ・・まだ、報告の段階ではありませんが、少し分かりましたよ」

 「何だ・・・何か掴めたのか?」

 「知事にとっては、一番の気がかりの女・・・瑞希さんはまた行方が知れません」


瑞希は子どもを置いたまま、突然に行方知れずになっていること
沖田はエステの短期の特別講師をしていたが、店に登録した住所にはいなかったこと
そして、知事への脅迫者はどうもプロでなさそうだとのこと

 「そんな情報や分析では、全く役にたたん!
  美樹、もっと徹底的に調査するんだ・・・金も惜しむな、組織を使ってもいい
  大事なときなんだぞ・・・・・・・・そうか、また・・瑞希が消えた?」


しかし・・総選挙への出陣体勢を整えつつある新藤の、新たな気がかり・・・
目を瞑り、数少ない夫婦の契りを思い浮かべる・・そんな筈は無いと首を振る新藤


 「もう一つ、調べて欲しいことがある・・・今直ぐかかれ」

 「えっっ!!あの・・奥様を・・ですか?」

管理組合の役員に共有された妻 151
エス 10/31(日) 10:14:29 No.20101031101429 削除
   Date:  2000.12.10.2:14
   From: 岡田さん
   To:    エス
   Title:  Re.エスです
 
   今週も画像ありがとうございました。
   よく見ると、奥さんの白いパンティがスカートの裾から覗いているではありませんか。
   これは、もう私の最高コレクションになりそうです。
   
   奥さんの日記をのぞき見るなんて、なんてすばらしいのでしょう。
   いつも見せていただいている清楚でかわいい奥さんの、
   ご主人に言えない経験とはいったいなんなのでしょう。
   「ひとりで興奮するしかない」などとおっしゃらず、私にも興奮を共有させてください。
   
   それから、ヌードモデルの件、私が紹介した例の絵画教室ですよね。
   よろしければ、私にお任せいただけないでしょうか。
   先生から奥さんにモデルの依頼するくらいはこちらから手を廻せると思います。
   後は、ご主人が奥さんを説得すれば、実現可能かもしれませんよ。
  
   PSわがままなお願いですが、奥様の画像同様、日記についてもお見せいただけないでしょうか。
   (お貸ししておりますお金は本当にいつでも結構ですので)


    私は、「画像」フォルダから、岡田さんに送った妻の写真を開きました。
  
    10年間の流行のスカートを履いた妻が、
  まだ管理組合の役員に共有される前の妻が、
  弱みに付け込まれて、その他大勢の男達に汚される前の妻が、
  そして誰の子供か分らない次男を妊娠する前の妻が、
  岡田さんの指摘どおり、白いパンティを覗かせて笑っています。

   いえ、違います。
  妻はこの時、全くの純潔(という言葉が相応しいか分りませんが)ではありませんでした。
  もちろん、24歳で結婚するまで、何もなかったとは思っていませんでした。
  ただ、結婚した後の、いくつかの過ちを私は全く知らなかったのです。

管理組合の役員に共有された妻 150
エス 10/31(日) 09:26:03 No.20101031092603 削除
12月8日(金)

昨日もパパは酔っ払って帰ってきた。
パパは酔ったときはとくに、必ず初体験や、痴漢体験のことを聞いてくる。
最近は、私にもっとエッチな体験をしてほしいのかと思わせるようなことも言う。
『浮気してもいいよ』なんて言われることもあって、愛情を疑ってしまう。
昨日のプールの話でもしようかな、と思ったけど、何となくシャレにならないような気が
 したので、絵画教室の話をした。
『実は、次のテーマが裸婦像で、教室の誰かがモデルをやらなければならなくて、
先生が、ぜひ私にやってほしいと言っている』という作り話をしたら、思ったとおり
 すごく興奮して、
『で、なんて答えたんだ?』なんて声を上ずらせて聞いてきた。
『まだ、何とも言ってないわ。でもあなたがいいなら考えちゃおうかな。』
って調子を合わせたら、
『里佳子はどうなの?平気なのか?』
って声がひっくり返って、興奮してるの丸わかりだった。
『どうしたらいいかな。芸術のためだし、それにお金も少しもらえるっていうし。』
とか何とか言ってからかってたら、なんだか私までエッチな気分になっちゃった。
『じゃあ、早速練習だ』とか言って、無理やり裸にされてイスに座らされちゃったりて、
 なんとなくポーズをとってみたりして…
そのうち、パパがカメラを持ち出したので、あわてて逃げたけど。
危ない危ない。
パパの「変態病」がうつったかしら。


私は、妻の日記を一週間分読み返した後、再び「岡田メール」フォルダを呼び出し、いつものように、自分の性器を弄くり始めました。


  Date:  2000.12.9.23:45
  From: エス
  To:    岡田さん
  Title:  エスです
 
  岡田さま
  早いもので、もう一週間ですね。
  先週、妻にパソコンを買ってやったのはご報告の通りですが、その後のことを少し話します。
  妻は、練習のつもりで、日記をつけ始めました。
  まあ、私の方からそう仕向けたんですけど。
  もちろん、これから私が計画していることをどのように妻が受け止め、どのように考えるかを
知るためです。
  毎日夜中にこっそり妻のパソコンを覗いています。
  妻は全くの素人なので、パスワードをかけるなどという発想もなく、まったくの無防備で、
今のところ、私が日記を覗いていることにも気がついていない様子です。

  先週もとくに変わり映えのしない一週間のようでしたが、内緒の相手(どういうわけか
これだけは履歴が残っていなくて、相手は不明です)にメールしたり、去年のクラス会では
  ハメをはずした、とかプールで私の会社の人にカラダを触られたとか、妄想をかき立てる
  ようなことも書いてありました。
  今までも、妻のエッチな体験については、ちらほらとは聞いたことはあるのですが、
せいぜい「○○さんとデートして、キスされそうになった」とか、
  「飲み会の帰りに××さんにホテルに誘われて、危機一髪で帰った」
  といった程度のものです。
  どこまでが本当なのかわかりませんので、何とか日記に正直に書かせたいと思っていますが、
  それまではいろいろ想像して、ひとりで興奮するしかないようです。

  最近では、妻も私の性癖を理解しつつあるようで、木曜日には『実は絵画教室で
ヌードモデルを頼まれている』などと言い出しました。
  ものすごく興奮したんですが、後で日記を読んだら、結局は私をからかう作り話でした。
  でも何とか現実にならないかと、いろいろ考えております。

  さて、画像の方ですが、ついさきほどデパートで買ったばかりのスカートを試着している
ところに潜入してむりやり撮りました。
  いつもは嫌がるのですが、パソコンを買ってもらったこともあってか、モデルになって
くれたのです。
  このノリで、前日失敗したヌードも、と思って頑張ったのですが、残念ながらやっぱり
  無理でした。
  今日のところは、ミニスカートから覗くいつもよりは少しエッチな妻の脚でご容赦ください。

管理組合の役員に共有された妻 149
エス 10/30(土) 15:09:37 No.20101030150937 削除
12月7日(木)

午前中、竹中くんから電話あり。
とりあえず、メールアドレスがわかる人には案内状を送ったらしい。
後で見てみたら、ちゃんと私にも届いていた。
メールアドレスのわからない女の子に電話連絡をするのが私の仕事だ。
30歳近くにもなって「女の子」と言うのも変だが、他に言いようがない。
5人ほど電話して、裕子と由美を確保した。
今年は何人くらいだろう。10人以上集まればいいけど。

午後は、いつものようにスポーツクラブに行った。
石川さんや、田口さんは、寒さのせいか最近あまり来なくて、少しつまらない。
暑くても寒くても、毎日スポーツクラブに通っている私は、つくづく真面目だと思う。
平日なのに、川崎さんのご主人が来ていた。
 『今日は、お休みですか?』と聞くと、
 『ええ、有給をとったんですが、あいにく女房も出かけてるし…』と言いながら、
 私をジロジロ見た(ような気がした)。
 『僕、大学時代水泳部だったんです。よかったら、コーチしましょうか?』 
 と言われて、ちょっとびっくりしたけど、パパの会社の人だから、失礼があっては
いけないと思い、仕方なくお願いした。
 元水泳部というだけあって、さすがに教え方は上手だったけど、 いちいち理由を
つけて脚とかお尻を触るので困った。
 誰がどこで見てるかもわからないし、うちのパパにヘンな風に伝わったらマズい。
 でも、パパは変態だから、結構喜んだりして。

夕方パパから電話。今日も飲み会で遅くなるそうです。
 毎日遊びまわって、奥さんを大事にしないと、大変なことになっちゃうよ。
 今日だって、あなたの会社の先輩に、いっぱいカラダを触られましたよ
 …なんちゃって。

管理組合の役員に共有された妻 148
エス 10/30(土) 11:15:58 No.20101030111558 削除
  12月6日(水)
  
  午前中、絵画教室。
 紅葉の絵を描いていたのに、仕上がらないうちに季節が
  変わってしまった。
 家で描いて仕上げた人もいるみたいだが、なかなかそこ
  までは出来ない。
 習い始めて1年になるが、今ひとつ進歩しないのは、
  たぶん才能がないからだろう。
 そろそろ飽きてきたし、やめようかとも思っているけど、
  次のテーマの人物画には、ちょっと興味がある。
 教室の人の噂では、ヌードを描くらしい。
 教室の真ん中でイスに座った全裸の女の人を、イーゼルで
  囲む、あのお馴染みのイメージどおりのことをするのだろうか。
 モデルは先生が見つけるらしいのだが、素人絵描きに裸を
  見られるのって、どんな気持ちなんだろう。
  …なんて、変なことを考えてしまった。
 いつのまにか私もパパに影響されている。こわいこわい。

 午後はスポーツクラブ。
  一週間で水曜日が一番忙しい。


  日記にあるとおり、当時妻は絵画教室とスポーツジムに通っており、それなりに充実した生活を送っていたようでした。
  絵画教室はともかく、スポーツジムには近所のお父さんたちも通っており、その中には当時住んでいた社宅の人たちも数人いました。
  通勤でたまに同じ電車になったとき、『そういえば昨日ジムで奥様とごいっしょでしたよ。』などと、妻の話題になることもしばしばでした。
  中には『お前の奥さん、結構スタイルいいな』と、わざと卑猥な会話を振ってくるずうずうしい先輩社員もいましたが、その先輩が妻の競泳用水着姿に性的な視線を送っていたであろうことを想像し、電車の中で股間を膨らませたものでした。

それぞれの秋10
道明 10/29(金) 21:47:19 No.20101029214719 削除

 「あら?あなた、今日は早いお帰りですね」

 「ああ、たまには朱美とゆっくりしたいと思ってね」



玄関に出迎えた妻に声をかける
普段と変りの無い応対だが、新藤は心なしか朱美の目が泳いでいるように感じた


 「直ぐに風呂に入りたい・・・用意を頼む」


新藤の屋敷の風呂場は広い
かつて、夫婦一緒によく入ったものだ


 「おーい、朱美・・・久しぶりにお前も一緒に入ったらどうだ」

 「一緒にですか?・・今日は老人ホームの慰問で疲れましたのでお先にシャワーを使いましたので」

 「そう?・・・じゃ、酒のつまみを頼むよ」


公務を終えて新藤がまっすぐ自宅に帰る
そんな日の夜は、必ず朱美を抱く


 (主人は今夜、きっと私を求めてくる・・・・
  大丈夫かしら・・・昼間の余韻が、まだ身体に・・・・・)


男3人と女1人に弄ばれた
身体に入ってきたのは、沖田だけ
他の3人には、身体の彼方此方を悪戯され、沖田の豪棒に何度も追い詰められる度に
周囲から揶揄され、引き戻される・・・・それを繰り返し、とうとう上り詰めた
気がつくと、若い青年が乳房を嘗め回していた
それは、その青年が何度目かの精を腹部に浴びせた後のようだった
明日もこのホームに来るようにと沖田に命令された


 『大丈夫ですよ、朱美奥様・・・奥様が素直でいる限り、完全なる秘密
  ご主人に内緒で、お楽しみください・・・恐らく、ご主人も同じようなことを・・ふふ』

  
 (主人も私と同じように???・・・・若い女性と遊んでいる?)


沖田が別れ際に言った言葉が、朱美にある罪悪感と恐怖感への助け舟となっていた



この心地よさ・・・ゆったりとした安心感が朱美を包む
指を絡め、胸と胸が重なる・・舌が絡まり、首筋を夫の唇が這う


 「あぁぁっ・・・あなた」

夫婦の寝室で、朱美が至福の声をあげる
夫の硬い剛直がいつものように、女陰近くで跳ね回る
自然と指を解き、その剛直を握り締める・・・・これが、夫のもの
愛しく手で愛撫し、導いていく・・・・脈を打ち、硬く大きい・・これが、夫のもの


 「どうした?・・朱美」


しっかりと自分の剛直を握り締め、自らの女陰に導く妻に新藤が驚く


 「きて・・あなた・・・きて、思いっきり」


昼間の出来事が夢のように、追いやられていく


 「あなた・・・いい・・・あなた、あなた・・・思いっきり突いて」

それぞれの秋 9
道明 10/28(木) 20:13:29 No.20101028201329 削除

「沖田さん、私がお願いした急ぎの件・・・・何とかなりそうですか?」

「ええ、後1週間もあればなんとか」


老人ホームの理事長室、そこには白髪で端正な顔立ちの老人がいた
この老人こそ、ここのホームの絶対権力者であり高名な医師でもある


 「頼むよ、依頼者はいくらでもお金は出すと言ってるんだ・・・時間との競争なんだよ」

 「心得ております・・・あの朱美ならさぞ満足されて成仏されるでしょう」


依頼者は不治の病に侵され、もはや生命が尽きようとしている
依頼内容とは、『この世の名残に天女を抱きたい』との淫妄
名声も財産も手にした男の最後の望み・・・それが女を抱くこととは世も末か
いや違う、死に直面してもなお、神にはなれぬ人間の業そのものだ


 「理事長、何とか命を繋いでおいてください」

 「きっとだよ、長く保って後1週間だ」



理事長室から朱美のいる部屋へ戻る沖田
既に30分は話し込んでいた

 
(天女だとよ、朱美・・薬を打って最後の精力を蘇らせ、お前を抱いてそのままあの世逝きか
 現世で悪行三昧して手に入れた金と名誉・・・そんな男の行き先は地獄と決まってらぁ)



ドアを開けると、流石にむっとする匂いに鼻を摘む
ベッドの上では、朱美がヤクザ男にバックから指で責められている


 「だらしが無いったらありゃしない・・触れる前に逝っちゃって、この童貞君
  さあさあ、早く回復させて第2ラウンドよ」


沖田は、このヤクザ男に朱美を犯すことを許していない
まだ、自らの豪棒で朱美の襞肉の感触を味わい尽くしていないのだ
この男は、興味が無くなるまで自分の持ち物を他人に提供はしない


 「お帰りなさい、沖田の兄」

 「どうだ?いい肉だろう・・・犯りたいか、朱美奥様と」


 「お許しがでれば、今からでも」

 「まあ、待て・・・もう暫くだ、そうしたらお前にくれてやる、好きにすればいい
  だが今は、朱美奥様には大事な仕事がある、誰でも受け入れられる心の修行が優先だ」


沖田の読みどおり、斉藤青年は挿入すらできぬ
この青年の出番はもう少し後、まずは朱美を相手に女体に慣れさせねばならぬ
かつて、自分も瑞希相手にヤクザの前で大恥をかいた
斉藤青年の本番は優子が相手だ、じっくりと訓練してやる


 「さあ、始めようか
  奥様はこの豪棒の挿入をお待ちかねのようだ
  みんなは思うところで好きなようにやればいい・・・さあ、姦るぞ」


まるで地に落ちた天女を、下界の性獣が寄ってたかって『清』を『淫』に染め尽くす
朱美の悲痛な叫びは獣たちを喜ばすだけだ



管理組合の役員に共有された妻 147
エス 10/27(水) 23:07:53 No.20101027230753 削除
 12月5日(火)

 午前中、熱っぽかったので病院に行った。
 今日の担当は若先生だった。
 風邪の引きはじめで、たいしたことないから、安静にしてたら
 すぐ治ると言われて、薬をもらった。

 午後、ゆうたのお迎えのときにその話をしたら、若先生派と大
 先生派に別れて盛り上がった。
 主婦達の会話はなんとくだらなく、平和なものかと、あらため
 て自分のことをあきれつつも、これはこれで結構楽しい。

 夜パパに病院に行った話をしたら、
 『先生に、オッパイに聴診器あてられたのか?』
 とか、妙に興奮していろいろ聞いてきた。
 ばかばかしいので相手にしなかったけど、酔うと特に変態っぽ
 くなって困る。


当時、この日の日記を盗み読みした時のことは、今でもよく覚えています。
常々思っているのですが、医者という男は、ただ医者というだけで、人の妻の裸を自由に見たり、乳房を揉んだり、乳首を摘んだりすることが出来て、本当に興奮させてくれます。
日記に出てきた病院は、自分も息子もかかっているので、先生とも顔見知りなのですが、自分が風邪をひいて診てもらった時も、

『どうしました?(おっ、あの可愛い奥さんのダンナが来ましたね)』
  『ちょっと熱っぽくて…』
  『どれどれ、ちょっと胸を見せて。
(そうそう、こうやって、あなたの奥さんのおっぱいも見せていただ
きましたよ。この前来た時は、水色のブラジャーでしたど、もちろん
はずしてもらって、ナマパイで診察しましたよ)』
  『はい。』
  『では、大きく息を吸って。
  (そうそう、奥さんにもこうやって息を吸わせましたが、オッパイが
   プルンって揺れて、なかなかエロかったですね)
はい、吐いて。
   (奥さんの時もこうやって聴診器を当てながら、やわらかい胸の感触
   を楽しませてもらいましたよ。指が滑った振りして、乳首をはじいた
   ら、ビクン、なんて反応しちゃって、可愛かったなあ)』
  

  などと、いちいち妄想し、風邪をひいて具合が悪いというのに勃起してしまう始末でした。

管理組合の役員に共有された妻 146
エス 10/25(月) 19:09:46 No.20101025190946 削除
  当時、仕事上のトラブルからお金が必要になっていたのですが、会社での将来を考え、上司に相談せずに自分で何とかしようと、足掻いていました。
  消費者金融からは絶対借りたくなかったし、かといって上手い考えもなかった私に助け舟を出してくれたのが、岡田さんだったのです。
  岡田さんも、仕事を通じて知り合ったのですが、すでに会社をリタイヤし、優雅な老後の生活を送っていました。私とは、何となく趣味や考え方が似ていることもあり、付き合いが続いていたのです。
  二つ返事でお金を貸してくれた岡田さんは、「利息はいらない、そのかわり奥さんの写真を定期的にみせて欲しい…」さらに「少し多めに貸すから、奥さんの欲しがっていると言うパソコンを買ってあげなさい、そして、そんな奥さんの日常を、私にも少し教えて欲しい」と言ってくれました。
  もともと寝取られ願望のある私に断る理由もなく、むしろ信頼のおける岡田さんに妻の一部を晒したいという欲望がむくむくと沸き起こり、すぐにいろいろなアイデアが次から次へと思い浮かんできたのです。


 新居の書斎で、私はそんなことを思い出しながら、妻の日記の続きを読み返しました。


12月3日(日)

  今日は、インターネットのやり方を教えてもらった。
  もちろん、今までもパパと一緒に見たことはあるけど、自分ひとりで見るのは怖くて出来なかった。
  ウイルスとか、架空請求詐欺なんていうのは、よっぽどあやしいHPを見ない限り大丈夫だって言われたので、遊園地とかお洋服のブランドのHPばかり見ていたら、だんだん慣れてきた。
  いろいろ覚えていくのが嬉しい。
  エッチ系のHPも覗いて見たが、やっぱり怖いのですぐやめた。
  パパはいつも一人でこっそりどんなのを見てるんだろう。
  そういえば、前に投稿サイトみたいなのを見ながら、「ウチも投稿してみない?」って言われたことがある。
  まさか冗談とは思うが、自分の奥さんや恋人の裸の写真をみんなに見せて喜んでいる男の人がいることを知ってびっくりした。

  ついでに、メールも出してみた。
  相手は内緒だけど。
  こっちは今でもケータイでやってるから、あまり使わないかもしれないけど、とにかく今は何でもやってみることだ。

  雨が降ってきたので出かけるのは止めにして、DVDで映画を見た。
  パパが仕切りと「明日からまた会社かぁ」とボヤいていた。
  かわいそうだけど、映画とは関係ないので、無視した。
  でも、お仕事がんばってください。

12月4日(月)

  午前中、竹中くんから電話があった。
  今年のクラス会兼忘年会の連絡だった。
  30日の7時からだそうだ。
  恒例行事だし、パパにも前もって言ってあるので、たぶん大丈夫だろうって返事をしたら、幹事を手伝ってほしいと言われた。
  竹中くんは昔からマメで、万年幹事をやっているのを知っているので、連絡係くらでよかったら、とOKした。
  クラス会といえば、去年はちょっと羽目をはずしてしまったので、今年は気をつけよう。
  今年は卒業15周年ということで、担任だった野村先生も来るらしい。
  私たちが高校生の時にはセクハラなんて言葉はなかったけど、結構ひどかったかな。
  今となってはちょっと懐かしいけど。
  野村先生に会うのは、たぶん10年ぶりくらいなので楽しみだけど、今でも独身とかいう噂は本当だろうか。
  竹中君にパソコンを始めたことを言ったら、案内状を作るのも頼まれた。
  とりあえず「まだ全然無理」って言っておいた。

  午後、なんとなくだるかったけどスポーツクラブに行った。

管理組合の役員に共有された妻 145
エス 10/25(月) 18:48:00 No.20101025184800 削除
  私は手馴れた動作で 「里佳子の日記」 というフォルダを呼び出し、当時妻がつけていた日記帳を開きました。

    12月2日(土)

    とうとう、私もパソコンを買ってもらった。
    ゆうたが幼稚園に上がってから、お手紙とか住所録とかは当たり前で
    清水さんなんか運動会のビデオをDVDにして、渡してくれたりもする。
    私も、ちょっとくらい出来るようにならなくてはと、思い切ってパパに
お願いしたら、意外にもあっさり買ってくれたのだ。
    でも、何からはじめていいかわからないので、パパの言うとおり、日
記をつけることにした。
    日記なんて、10年以上つけたことなったけど、なんだかワクワクする。
    なれない手で打っているのでなかなか進まないのがもどかしいけど、
    いつかはキーボードを見なくてもパチパチかっこよく打てるようにな
るのだろうか…。
    明日はパパにインターネットとメールを教えてもらう約束だ。

    これだけのことを打つだけなのに、もう30分も経ってしまった。
    そろそろ夕飯の支度をしなければ。
    今日は、ゆうたとパパの好きなハンバーグだ。

 
  10年前のまだ20代だったころの妻の姿が鮮やかによみがえります。
私は続けて「岡田メール」と名づけたフォルダを開きました。

    Date:  2000.12.2.22:22
    From: エス
    To:    岡田さん
    Title:  こんにちは  

    とうとう妻にパソコンを買いました。
    ちょっと痛い出費でしたが、これからの計画のドキドキ感を買ったと
思えば、安いものです。
    とりあえず、文字打ちを教えた後、日記をつけるようにアドバイスし
ました。
    妻は結構まじめなので、早速書いていることと思います。
    明日はインターネットとメールを教えるつもりです。
    では、またご報告します。

    それから、お約束の画像をお送りします。
    パソコンに取り組む妻のスナップです。
    さっき撮ったばかりですよ。
    それにしても、50万円も貸していただいた上に、当面の利息分を妻の
写真なんかで済ましていただいて本当によろしいのでしょうか。
    パソコンなど買う余裕があれば、少しでもお返ししなければいけない
    と思ってはいるのですが、ついご好意に甘えてしまい、申し訳ありませ
    ん。

      Date:  2000.12.3.2:1
      From: 岡田さん
      To:    エス
      Title:  Re.こんにちは

      メールどうもありがとうございます。
      相変わらず、とてもかわいらしい奥様で、うらやましいです。
      全く、29歳には見えませんね。
      まだまだ独身で通りますよ(失礼)。

      お金の件は気にしないで下さい。
      こう言っては失礼かもしれませんが、私にとってはいした金額では
ありませんし、かわいい奥さんの日常の写真を見せていただく度に
気持ちが若返る気がするのです。

      それから、奥さんのパソコンデビューおめでとうございます。
      お手伝いできることがあれば、何でも言ってください。

それぞれの秋 8
道明 10/24(日) 15:27:41 No.20101024152741 削除
あの老人ホームの医療棟の豪華な個室

医療用ベッドとはいえ、ダブルの広さに高そうなカバー
その上に腰を降ろしているのは朱美
対面には床に敷かれた絨毯の上に、パンツ一枚で畏まっている斉藤青年
窓際で朱美の色男よろしくタバコを咥えているのは、沖田だ
その横でニタニタと笑いながらビデオカメラを回しているのは、ヤクザな男
ケバい若い女が朱美の肩を抱く


 「ねぇ奥様、そんな悲愴な表情をしなくてもぅ、もっと明るく遊び感覚にならないと
  これから奥様は、この青年に性の手ほどき・・・ふふふふ
  はっきり言うと、奥様がこの息子のような青年を大人の男にしてあげるのよ」

 「私・・・そんなことできません」


ヤクザな男が脅しをかける

 「おいおい、奥さん・・・・沖田の兄の命令に従わないと困るんだろう?」

 「そうよ・・私も観たわよ、奥様の凄いビデオ・・・あれに比べればどうってこと無いでしょ!」



朱美は縋る思いで、沖田の背を見つめる
その沖田は、窓外の遠くの景色を見つめたまま冷たく言い放つ


 「奥様、嫌なら嫌でいいんですよ・・・
今が駄目なら、あのビデオをご主人や娘さんに観てもらった後にしますか?
  結果は同じ、ここに来る前に、あれほど約束したじゃないですか・・・私に従うと」

 「あぁぁぁっ・・・沖田さん、酷い」


沖田にすれば、朱美が本番で躊躇することは想定内
嫌がる貴婦人の人妻を真綿で首を絞め、無理やり童貞男と絡ませようとしている
かつて、沖田の婚約者だった遼子の身体を性の捌け口に、男を磨いた新藤
今、その妻が童貞男に身体を提供するのだ・・・これで一矢報いることができる

泣き崩れる朱美の肩を抱く女の手が、ワンピースの内側に滑り込み
朱美の乳房を愛撫し始める
そう・・・この女はエステ店で朱美を弄った女


 「おい、小僧、若いな・・もう、ビンビンにいきり立ってるじゃないか
側に行っていいぞ、よーく絶品の女体を観察しろや・・触るも良し、舐めるも良しだ」

「嫌っ・・・やめて!」

「奥様、女も往生際が肝心・・・・見苦しいのは貴婦人には不似合いですよ
 私が、上手くご指導致しますので、何度でも逝って頂いてよろしくてよ・・・ふふふ」


斉藤青年と二人がかりで朱美の衣服を剥いでゆく
ここぞとばかりにヤクザ男はカメラを近づけた
女が朱美の口を捕らえ、童貞男が美乳にしゃぶり付いた
その様子を冷めた表情で沖田が眺めている

童貞男が露になった朱美の下腹部に舌を這わすと
ケバ女は朱美の両腕を抑え、優しく乳房をもみほぐす
朱美が観念するまでには、まだまだ時間が必要だ

 
 「少しの間、ここの理事長と話をしてくる
  その間に、その坊主に一発遣らせてやれ・・・精力を溜めに溜めてきたらしいからな」

部屋を出て行く沖田の背に、朱美の恨みの淫声が突き刺さる

序破急 - 序の15 生贄の記憶(1)
中務 10/23(土) 23:55:05 No.20101023235505 削除
『前回までのあらすじ;
とある機器販売会社に勤める(旧姓)生田柚布子(31)は夫が派遣されている得意先でもある会社の担当とになったが、前任者のミスの為出入り禁止となっていた。 その出入り禁止を解く手打ち式の日、柚布子が現在担当している○○○システムで商売敵の製品を触っているところを見つかり弱い立場に追い込まれてしまった。 そして怪しげな弥勒亭別邸でいよいよ手打ち式が始まろうとしている。 柚布子はドス黒い男たちの欲望に包まれようとしているのをまだ気がついていない・・・』


柚布子は夢の中を泳いでいるような気がした。 何処かに寝かされているのだろうか。 鳩尾あたりが少し痛い。 結構飲まされたみたいだ。 しかし、それより身体の芯が熱くなり始めていることが気になった。 乳首も硬くなって誰かに揉まれている錯覚を覚えた。 それにしても今日は色んなことが起きたと記憶の一つ一つを手繰っていった。 時より記憶が薄れるのは酔いのせいか、もう自宅に帰りついたのかも分からない。

○○○システムのキッティングセンターで最新のFXを操作した時の興奮、そして、○○○通商の柳沢に迫られたことが蘇って来た。 柳沢は柚布子の顎をしゃくり、その手を胸へと進めブラウスの釦を一つづつ外して行った。 そしてブラジャーが露になると、ブラジャーを上にずらし、柚布子の乳房が柳沢の目の前に晒された。 柳沢は円を描くように乳房の周りを愛撫し始め、その手を顎へと戻し、柚布子の顎を上に向け、唇を近づけた。 そして、迷うことなく柚布子の唇に重ねた。

違う、違う、と柚布子は否定したが、口は塞がれて舌が柚布子の唇を割って来た。 そのリアルな感触が、久世の後ろに逃げたのは記憶違いで実際は唇を奪われたと錯誤させた。
それにしてもリアルな感触を伴った記憶だと柚布子は思った。 記憶の中ならと、柚布子は口を開け舌を動かした。 柚布子の舌に合わせて相手の舌も応じて、口を吸い始めた。 夢なら無味無臭だが、酒の匂いとそれに微かに煙草の匂いがした。 夫の英生ではない。 英生は結婚する時に煙草を止めていたからだ。 誰なの? そう思いながら柚布子は夢の中で舌を絡ませ続けた。

柚布子は夢の中にまだ居ると思った。 記憶を辿ろうとするが、リアルな感触がそれを邪魔させる。 キスだけでなく胸も同時に揉まれていると知った。 気が付くと乳首は硬くなって、指で弄られている。 柚布子は口が開放されると、薄目を開けた。
横を向いた柚布子の視界には自分のスーツの上着が脱ぎ捨てられていた。 自宅に戻ったのか? まだ背景が霞んでよく分からないが上着は畳の上にある。 胸の上には人の気配がして両方の乳首の支配者は交互に指から唇と舌に交代していった。 胸の上の黒い頭の影がまだぼんやりしているが、柚布子は懸命に記憶を辿った。

○○○システムのキッティングセンターを出ると遊佐に会った。 その遊佐と駅まで戻った。 遊佐は急用で本社に戻ると言っていたが、柚布子にはなんとなく嘘だと分かっていた。 柚布子のその先の記憶が蘇ろうとしていたが、 急に胸の上が軽くなったので、また途切れてしまた。
視線を胸に向けるとブラウスがはだけ、ブラジャーは上にずらされた格好になって、起き上がらなければその先は柚布子には見えない。

胸にあった人の気配は下半身へと移動し、柚布子のスカートの中にあった。 柚布子にもスカートの中に誰かの手が入って、パンストとパンティを脱がそうとしていることが分かった。 無意識に手がそれを阻止しようと下半身を押えた。
なんでこんなことになっているのか、下半身を押さえながら思った。 弥勒亭別邸に来る前に末永から独身ということにしてくれと頼まれたことを思い出した。 それと今の状況が結び付かない。

手で押さえても容赦なくパンストとパンティーは膝まで降ろされてしまった。 そして腿を伝って手が柚布子の秘部に達した。 それと同時に胸が再び重くなり乳首が交互に吸われたり、舌でころがされ始めた。 柚布子はもはや記憶を辿る集中心がなくなり、込み上げて来る快感に耐えられなくなって来ていた。 秘部に達した手はその長い指を柚布子のヴァギナを掻き分けゆっくり膣に入って来た。 一旦入ると出たり入ったりを繰り返していた。

柚布子はこの快感に身を委ねるべきか、この状況がどういうことなのかをはっきりさせるべきかの葛藤と戦っていた。 柚布子にも指が柚布子の分泌液によって滑らかに動くようになり、太い指がクリトリスを刺激しているのが分かっていた。
柚布子は夢の中から現実に戻りつつあるのを感じていた。 もう少しで状況が把握できそうであった。

弥勒亭別邸に到着して部屋の前でSI会社の人達をお辞儀をしたまま迎えた。 最初の一人が柚布子の前で僅かに立ち止まったのをお辞儀をしたままの柚布子にも分かった。 それはそう遠くない記憶のはずであったが、柚布子の膣に入った指が膀胱のあたりの肉襞を激しく擦り始め、クリトリスも強く押し付けられて、もう声が出てしまって喘いでいた。 そして周りの状況が見えてきた瞬間、快感に頭が白くなった。

頭が白くなったのと同時に複数の女性の声と大きな音がして、着物を着た女性達が柚布子の周りを取り囲んで柚布子の身体に複数の手が動いていた。 しばらくして柚布子の身体は中に浮いたような感覚になり記憶が途切れた。


「ゆうこ、ゆうこ」
柚布子は夫の英生の声で目を開けた。 カーテンの間から薄日が射していた。 この窓に薄日が射すということは朝陽である。

「ごめん、ゆうこ」
「何が? どうしたの?」
「夕べ、酔って帰えって来た柚布子を見てしたくなっちゃった」
気が付くと柚布子は全裸にされていた。
「何時、脱がしたの?」
「昨夜、でも柚布子が寝ちゃったから、今朝まで我慢してた」
昨夜、柚布子がハイヤーで帰って来て、ベッドに倒れ込んだ。 英生は柚布子の服を脱がせた。 心なしか服装が乱れていたように思えた。 パンストを脱がす時にに微かにパンティに沁みが付いていた。 英生は胸騒ぎと同時に自分の男根のカリの辺りがウズウズし始めているのに気がついた。 英生は柚布子を全裸にすると、身体の隅々まで調べた。 勿論、小陰唇も指でこじ開けて調べた。 医者でもないので、診て判るものでもないが、なんとなく英生は安心していた。

全裸の柚布子を見ていたら、英生は手打ち式の座敷のテーブルの上に大の字に寝かされている柚布子を想像してしまった。 そしてSI会社の連中に視姦されている光景が脳裏に浮かんだ。 連中も全裸で自分で自分の男根を扱いていた。 そして柚布子の身体に白濁した液を放っていた。
英生も同じことをした。 終わった後にに嫌悪感に苛まれた。

柚布子の小陰唇にはすでに英生の指が這っていた。 そして膣口に入って愛撫していた。 柚布子はさっきまでに夢は英生の仕業だと思った。
「ばかね」
そう言うと、柚布子は英生の口に唇を重ね吸い合った。 そして、英生の乳首を舌で愛撫し、さらに英生の男根へと口を運び頬張った。 いつもの夫婦の営みである。

柚布子が枕元の避妊具を英生の男根に被せると、いつもの通り柚布子は仰向けになり英生を迎い入れた。 英生はそのままの姿勢で柚布子にキスをした。 柚布子も応じて激しく吸い合い、舌を絡めた。 柚布子はやはり英生は煙草の匂いがしないことを認識した。

二人はいつもの夫婦の営みを終えると、再び眠りに就いた。 今日は祭日で会社は休みであった。

それぞれの秋 7
道明 10/22(金) 15:10:38 No.20101022151038 削除
 「おい、お前・・・・ストーカーか?・・何でもいいや・・・それより、いいものを持ってるじゃないか」


ヤクザに痛めつけられ、自分のマンションへ案内させられた斉藤青年
なぜ優子をつけていたのか、この男に暴力で吐かされた
ヤクザが手にしているのは、青年のとっておきの『優子と新藤のツーショット』


 「この写真はお前なんかが持っているより、俺たちが持つほうが値打ちがでる」

 「やめろ!あのお姉さんに手を出したら、僕は承知しないぞ」


 「何を小僧がえらそうに!俺の右手の1発で、のびやがったくせに」

 「僕はお姉さんをその親父から守ったんだぞ」


 「ふーん・・・て、ことは・・・新藤もお前に気づいてるかもな」

 「そんな筈はない!相手には社会的地位があって、脅してやったら逃げたんだ」


 「ほう・・なら、この女・・奴からすると、もう用済みってことだな
  いい身体してるし、遊んでやるか・・・それとも、仲間に引きずり込むか」

 「何を言うんだ・・・絶対にそんなこと許さない」


 「若いのに死にたいのか、お前?・・・秋とはいえ、海の底は冷てぇぞ」

 「嫌だ、死ぬのは嫌だ・・・・戦う、あんたと戦う」


 「止めろ、止めろ・・無駄なことだ・・それほどこの女を守りたいのなら俺に手を貸せ」

 「手を貸す?」


 「ああそうだ、俺のいうとおりやれば、お前にも良い思いをさせてやる、どうだ、乗るか?」

 「良い思いって?」


 「ふふははは・・・あーん、何だこの部屋の匂い、そこのゴミ箱からか・・
  お前、この女の写真でオナッてんだろう!いいか、今から2週間、無駄撃ちはするな
  何れ、この女を抱かせてやる・・・ははははは」

 「えっ、本当に?」

 「ああ、任せろ、その為にもトレーニングが必要だ
  いいか、もうこの女を着けまわすのは止めろ・・いいな
  相手を軽くみるな・・・酷い目に遭うぞ・・・奴は手ごわい相手なんだ」


ヤクザ男に頷く斉藤青年


 「じゃ、決行は2週間後として・・・・段取りはこうだ・・・」


ヤクザ男から優子の陵辱作戦が語られる
目を見開き、興奮する斉藤青年・・・・・この青年はまだ童貞だ

それぞれの秋 6
道明 10/20(水) 21:47:58 No.20101020214758 削除

瀬戸内の夜空は下り坂・・南からの厚い雲は重なり、雨が降り始めるのは確実だ
目の前を歩く女性の後を、着かず離れず尾行する青年
ショーウインドの前で、その女性は立ち止まり手で髪を掻き揚げた



 (お姉さん・・・僕が、あのスケベ親父を退治してやった)


すらりとした涼しげな大人の女性の姿に、青年はため息を漏らす



 「おい、お前・・さっきからあの女をストーカーしているようだな」


その声に驚き、振り向いた斉藤青年に強烈なボディブローが炸裂する
この一撃で、頑強なヤクザ男の胸に、ひ弱な青年は倒れ込んだ



ショーウインドを見つめていた優子が呟いた

 「本当に忌々しい・・・嫌な秘書が戻ってきたわ」


目の前に飾ってある赤いハイヒールを睨み付けている
それは、新藤の秘書、芝田美樹が愛用している物と同じヒール


 「知事も、知事だわ・・・あの娘を呼び戻した途端に、私を避けて・・憎らしい
  それに、私を遠ざけて何やら議長らとごそごそと動いている・・・・・・・・全く」



そんな想いが優子を包んでいる
いくら美人であっても、気持ちが腐れば鬱が表面に現れる



 「姉さん、姉さんじゃない・・・どうしたの、こんなところで考え込んじゃって」


その声は、弟の拓也
優子が振り向くと、驚きで目が大きく開く


 「驚いた?・・・姉さん、知ってるよね・・・こちら、知事の娘さん、清子さんだ」


清子が拓也と腕を組んだまま、優子にお辞儀をした



 「あなた達、いつから・・・そんな、お付き合いを?」

 「姉さん、そんな目で見るなよ・・・清子ちゃんを知ったのは、あの演説会
  その時、一目惚れしちゃって・・・それから、アタック開始ってとこかな」


 「まあ!?演説会って・・・あの時は、私と新藤知事は敵味方で一騎打ちの最中よ!」

 「ああ、御免ね、姉さん・・でも、姉さんも新藤さんと清子ちゃんの絆には負けたんだ
  この僕でさえ、参ってたんだから・・・勝負はあの時で決まってたんだよ」


 「何てことをいうのかしら・・・まあ、拓也となら、まだ間違いはないでしょうけれど
  清子さん、このこと、お父さんはご存知なの?」

 「いいえ、まだ父には話していません」


 「姉さん、そのことは何れ僕がきちっと、新藤さんにはお話しにいくつもりなんだ」

 「そう、そうなんだ・・・姉さん、余計に疲れてしまったわ」

 「おいおい、姉さん、それは無いだろう?」


優子は、照れ笑いをする拓也と、恥らう清子の笑顔をじっと見つめていた



妻の治療 10 改
オリーブオイル 10/19(火) 18:53:21 No.20101019185321 削除


「さあ、奥さん、いよいよだ。今日は本格的に気を循環させるぞ」
「あ、え? あぁ…… う、あん、は、はい……」
 短い返事ですら、甘いうめき声の間にしかできなくなっています。
 はあ、はあと荒い呼吸と甘い声を絶え間なく出しながら、妻は、しなやかに背中をのけ反らせながら、尻を高く突き出したポーズを崩しません。
 それどころか、後ろから抱え込んでいる先生に、まるで媚びているかのように、尻がうねうねと動き続けていました。
『ナル、それじゃ、おねだりしてるみたいじゃないか』
 メスの身体がオトコを求めている。
 そんな姿にしか見えませんでした。
 先生は、と言えば、それを満足げに見つめたあと、余裕のある動作で、ポンポンと妻の尻を軽くたたきます。
「奥さんにも協力してもらう」
「は…… あ、あう、はい」
「仰向けになってもらおうか」
「はいっ……」
 目隠しをとることも考えつかないのでしょうか。
 見えぬ手で布団を確認しながら、端から見るとノロノロとしているくせ、実は精一杯、そそくさと動いているのがわかります。
『え?ナル!』
 仰向けになれと言われただけです。
 しかし、妻がとったのは、肩幅ほどに脚を広げて、膝をわずかに持ち上げてから、そのまま外側に完全に倒したカタチ。
 カエルの解剖のように広がった脚は、小さな妻の茂み以外に、オトコを遮るモノもない女性自身を丸出しにしてしまった姿でした。
 それこそは、そのまま先生がのしかかってくることを、妻が思わず期待している姿に違いありません。
 男のモノを身体に突き立てられて満たされることを、妻の身体は、求めていたのです。
 メスの本能、そのままの、無意識の仕草。
 いえ……
 無意識ではないかもしれません。
 その証拠に、目隠しをしたままの顔を両手で覆い、すべてを任せますといいたげな、あからさまに男をほしがる姿です。
 しかも、本能のままであったとしても、その行動はさすがに人妻。
 女の魅力を誇示するツンと乳首が突き出た、形の良い乳房を隠さないように、腕が絶妙の角度に曲げられています。
 先生がのしかかってきても、拒むことはあり得ないと物語っている、すべてを差し出したポーズでした。
 しかし、先生は、一瞬だけニヤリとこちらを見てから、妻の向こう側に膝立ちします。
 妻を見下ろすその目つきからは、先生の心の言葉が聞こえるようでした。
『このまま入れたんじゃ、面白くないからな』
 先生の目は、中年の好色さと、狩人の獲物を狙う執拗さを浮かべて、確かにそう言っていました。
 次の瞬間、顔を覆う妻の右腕をグッと掴んで引きはがしたのです。
「さあ、まず、これを掴め」
「え?あ、きゃ、いや!」
 嫌と言いながらも、妻の手は、先生に引っ張られて股間に伸びたままでした。
 顔を覆っていた左手は、反射的にシーツを掴んでいます。
「そうだ。そのままだ。どうだ、硬いだろ」
 ニヤリと笑った先生は、満足そうに笑いながら、ギュッと乳房を絞り上げてきます。
「あん! あぁ…… そんなぁ、ダメぇ あぁ」
 ダメと言いながら、妻のしなやかな指は先生の怒張に吸い付くように巻き付いて、そのまま、動き始めていました。
 代わりにと言いたげな、自然な動きで、先生の手が妻の形の良いオッパイに伸びています。
「あんっ」
「勘違いするな。これはスケベなことではない、治療の一環だからな」
 治療と言いながらも、先生の手は乳房を絞り上げたまま、人差し指がクリクリと乳首を弄びます。
「あん、ち、ち、りょう」
 ふと気づくと、ゆっくりとですが、確実に、妻の両脚がさらに広がっていきます。
「そうだ。奥さんは、逝くときに陰の気を放つ。オレはそれを取り込んで陽の気を吐き出すわけだ」
「それって……」
「ほれ、オレの身体の中に、奥さんの陰の気が、たっぷりと流れ込んできているからな。どうだ、硬いのは分かるか?よく確かめろ」
「は、はい」 
 なるほど、それは「確かめる」動きでした。
 しなやかな指が巻き付いて、く、く、くっと力が入った後、指先がカリにそって動きながら、先生の手に動かされるまま、ゆっくりとしごき続けています。
 先生のモノを確かめる手は、そのまま、先生へ怒張をしごき続けているのです。
「よし。そうだ。そのまま、オレの陽の気が出るように協力してもらうぞ」
「え、でも、どうやって」
「なにをカマトトぶってる。今やってるじゃねーか。そうやってダンナにしてやるように、すればいい。そうだ。そのままだ…… もっと早く」
 先生の手は既に離されています。
 妻の伸ばされた右手は、今や自らの意志だけで、動き続けていました。
「どうだ、大変か」
「いえ……」
 妻の顔は、ゆっくりと左右に振られはしても、私以外の怒張を扱いていることに嫌悪用の表情は見えません。
 むしろ、アイマスクの中で、なにかに陶酔しているかのごとき様子が見えました。
「あうう。あう、ああ、もう……」
 太腿がヒクヒクとケイレンするような来まい動きを見せています。
 クイクイと妻の腰が浮かび上がるような動きをします。
 オトコを求める仕草です。
 いえ、怒張がもらえないなら、せめて、その部分に指だけでもほしいと言いたげな動きでした。
「いかん、いかん、まだ、気を放ってはならん」
 おまえが逝きたいのは分かっていると言いたげに、ニヤリと笑いながらも、言葉だけは厳しくしながら、乳首を弄ぶ先生の余裕に満ちた表情
 相手の快感を全て支配している、自信に満ちたオトコの表情でした。
「ああう、あう、ああ、もう、あう」
「奥さんが逝きたいなら、陽の気が出るまでがんばらないとな」
「あぅ、だってぇ」
 恥ずかしげもなく腰を持ち上げて、突き上げる仕草。
 これほどまで、妻を追い込んだことなど私はありません。
 妻の広げきった、すらりとした脚も、しなやかな背中も、ふわりとした和毛を乗せた腰も、ヒクヒクと震えていました。
 焦らしに焦らされた、あと一歩の快感の頂点を求めて、狂わんばかりに身体をケイレンさせているのです。
「なんだ、がまんできないのか」
「はう、あ、あ、だって、だめ、あぁ、もう、あぁ、お願い、もう、ああ、あうぅ、苦しくて、あん、ああ!」
 はっきりと口にできなくても、もはや、妻は、オーガズムを求めているのを隠せませんでした。
「それなら、もっと早く、陽の気が出るように協力してもらうしかないな。逝かせてほしんだろ?」
「あぁ、はい、し、しますから、もう、あう、い、いかせてぇ、ああ、恥ずかしいっ」
 妻は、もはや恥もてらいも捨てて、とどめの一撃を望んでいると、認めるしかなかったのです。
 その瞬間、先生は、膝立ちすると、一気に妻の顔に近づきます。
「あうぅ」
 妻の頬に突きつけられた先生の怒張。
 ほっそりした白い頬に、ヌメリを持った先端が、ヌルヌルとなすりつけられています。
 白い手は、怒張を握りしめているはずなのに、まるで抵抗しません。
 先生の動きに従いながらも、しごくのをやめようともしません。いえ、むしろ、頬にこすりつけるようにしながら、扱く動きを速めさえしています。
 まるで、恋人のモノに対する仕草そのものです。
 妻の唇のすぐそばに、先生の怒張があります。
 危うく口に入れられそうになったのを妻がよけた、と言うより、先生自身が、外したように見えました。
『拒めないのか』
 ひょっとすると、いえ、ひょっとしなくても……
 もし、そのまま口に入れられれば妻は決して拒めないのだと、なぜか、その瞬間、分かったのです。
 それにしても、先生が妻の口にそのまま差し入れなかったことに、つかの間安心したのは、早合点だったのだと、すぐに思い知らされました。 
 先生の低い声が響きます。
「さ、奥さんが、これを受け入れろ」
 先生は、それを知っていました。
 今や「あきらめ」と言うより、妻自身が積極的に受け入れたがっていることを。
「あ。だめぇ」
 言葉とは裏腹に、その瞬間、妻の手が怒張に添えられたまま、その先端が唇にくっついてしまったのです。
 いえ、違います。
 妻の唇が、先生の怒張を迎えに行ったのです。
『ナルっ……』
 胸がつぶれそうな、そのくせ何か熱いモノが腹の底から湧き上がって、自分が今にも射精しそうになっているのが分かります。
 それを懸命にこらえながらも、その光景から目を離せず、右手も自分のモノから離せません。
 既に、妻のすらりと伸びた長い両脚は、これ以上ないほどに広げきっています。
 もし、この瞬間、フェラどころか、先生が覆い被さってくれば、拒むどころか、自分から腰を突き上げてしまうに決まっている。
 私ですら、そう思える、腰のうねりです。
 しかし、先生には少しも焦りは見えませんでした。
 心憎いほどに落ち着いたその姿は、オンナを自分の手中に完全に収めたという自信が見えていたのかもしれません。
「いいぞ。そう。もっとしっかりと絞めろ」
 先生の低い声が、妻に暗示のように指示し続けます。
「そうだ。もっと奥だ。このまま、丹精込めろ。舌を使って」
 妻はその度に微かに頷きます。
「頑張ることだ。なにしろ、こっちが陽の気を放てるようになるまで、いかせてやれないんだからな、ほれ、そのまま、もっと」
「あぁ……」
 声にもならない声は、あまりにも切なげな、それでいて淫蕩すぎる響きでした。
 夫ではない相手にフェラチオをしなくてはならない不満ではなく、オーガズムを与えてもらえない悲しみを訴えていたのです。 
「ほら、逝かせてやるぞ。どうだ」
「はう!あうう!」
 一瞬だけ手を延ばした先生の手が伸びて、妻の甘やかな悲鳴が上がったのです。
「ほら、そのままだ。わかっているな」
 すぐそばまで来たオーガズムに、それも、待ちに待たされたオーガズムに、逆らうことなど、性の味を知っている人妻には不可能なのです。
「はぐっ」
 しかし、くぐもった妻の声で、私だけを慈しむはずの唇が、他人の怒張を飲み込んでしまったのだとはっきりと突きつけられています。
 まるで、妻の口を使ってセックスしているかのように、ゆっくりと腰を使う先生。
「あぐ、ふ、ふぐっ」
 私よりも二回り太い、先生の怒張に口を塞がれながら、それでも、先生に指を使われたまま、快楽に腰がうねっています。
 さすがに不自然な体勢で遣われる指では、十分ではないのか、はたまた、ワザとイカせるつもりが無いのか……
 どちらが真実なのか、わかりません。
 しかし、妻は、先生を逝かせない限り、逝かせてもらえないことが、その感じすぎてしまった身体を通して、刻み込まれていたのかも知れません。
 腰がヒクヒクとうねり、空腰を使う淫らな仕草。
 男を、オーガズムを求めながらも、懸命に頭を動かして先生に尽くしている妻が、哀れにも思えます。
 そして、これ以上ないほど淫蕩なオンナでもありました。
「ヨシ、良いぞ」
 妻のフェラを満足げに見下ろしている先生。
 しかし、それだけは満足できぬとばかりに、妻の口をオ○○コのようにして腰を使う先生。
 そこから先生が、フェニッシュの直前の、満足げな汗を、うっすらと浮かべるまで、それほど時間がかからなかった気がします。
 見ている私は、そのわずかな時間でも、もう、とっくに限界でした。
 しかし、今、一人だけ出すわけにはいかなかったのです。
 この後訪れるカタストロフィーまで、懸命に奥歯を食いしばって、怒張を握り締める右手をコントロールするしかありませんでした。
 その我慢も、終わりを告げる時が来ます。
 妻の口をオ○○コに見立てて腰を遣いながらも、妻の懸命なフェラを、たっぷりと楽しんで、先生はおもむろに宣言したのです。
「ヨシ、出るぞ」
 おそらく、そのまま出しても妻は飲み込むしかないはずでした。
 男ならフェラで出すなら、そのまま飲ませることを望むはずです。
『え?何で?』
 その瞬間、すばやく妻の口から引き抜くと、広げきった妻の腰の横に回り込んで、妻の秘部に差し込んだ右手を、一気に動かしたのです。
 まるで、打ち合わせでもしてあったかのように、妻の右手は、あうんの呼吸で、その張りつめた怒張に絡みつきます。
 怒張を覆った唾液を延ばすようにしながら、白いしなやかな指を絡めて、一気に扱きあげました。
 男の絶頂を誘う動きでした。
『ナル!』
 しかし、次の瞬間、その手がぐっと止まってしまったのです。
「あ!だめ!あ、あう、ああ!だめぇ!い、いくうう!」
 焦らしに焦らされた妻の絶頂は、あっという間だったのです。
 反らした背中が、布団の上で伸びきり、腰をわずかに持ち上げたカタチのままで、絶叫します。
 妻の手に被せるように右手を載せた先生の手が、妻の手を使って、自分で扱くのも同時でした。
「いくぞっ!」
 先生の腰が、ヒクヒクヒクとケイレンするようにして、その瞬間が訪れます。
 脂肪の付きすぎたでかい尻がヒクンと動いたその瞬間。
 塊のような白濁液が、ドクンと妻の胸の谷間に飛び散るのを、私ははっきりと見ていました。
 それは、猛烈なスピードで飛び出していながら、私の目にはスローモーションのように映っていました。
 どくん、どくん、どくん。
 三度にわたって、勢いよく、妻の白い身体にぶちまけられた後、ポタ、ポタと滴となって落ちてきます。
『うっ、ナル! ……ナル!』
 腰の奥から電流が突き上げたのです。
 布団の上に投げ出されたように、力なく横たわる妻の白い裸を、ドロドロと汚していく先生のモノを見ながら、腰の奥から背中を突き上げる電撃が走ったのです。
 腰から下が溶け出すような、そんな射精でした。
 まるで、何年も射精を禁じられたあげくの、オナニーを許された快感。
 身体が震えながら、後から後から熱いモノがこみあげて、ドクドクと出てきます。
 あふれ出たものは、受け皿にした左手にこぼれ落ちては、ポタポタと床にたれていました。
 さすがに、その瞬間、私は眼を閉じて、全てを射精の快楽に委ねていたのです。
 甘美な幻想の中にいるような、それでいて、悪夢のような恐るべき快感に満たされた現実。
 私は悪魔に何かを売り渡していたのかもしれません。

それぞれの秋 5
道明 10/18(月) 23:41:03 No.20101018234103 削除

 「あぁーん」

一度は手放そうとした女肉に、新藤は剛直を挿入した
その剛直を遼子の柔肉が包み込む


 「遼子はこの体位が好みだったな」


この夜のために、磨き上げている女の白い肢体
細い足首を両手に持ち、肩にかけ思いのままにピストンを続ける男
嫌々と首を左右に振り、喘ぐ女
時折、淫声を押しとどめようと自らの指を咬むと
声を聴きたい男が、その手を自分の口に運ぶ


 「あっっ・・うっっっ・・・ん」


愉悦に浸る女の顔を眺める新藤

 (そうだ・・・俺はこの女から肉交の魅力というものを学んだ・・それが人生を変えた
  それまでは、遊びらしい遊びもせず、良き夫、良き父を続けていたんだった
  いや違う・・俺を狂わせたのは別の女・・・この女はその性欲の代役となった女)


力強く、奥深く突くかと思えば・・入り口付近を軽く捏ねる
その王冠に縋り付く女陰の襞


 「あん・・・・うぅぅ、いい」


益々、紅色に染まる女の肌

 (真面目一筋でやってきた公務員人生
  そこへ現れた美しく悩ましい人妻の部下、男心を擽り惹きつけるのに長けた女
  初めて他人の妻を抱きたいと思った
  でも、それは現実にはできぬ・・その欲望の捌け口となったのが・・・この女)


 「あぁーーん・・・あなた」


眉を寄せ、切なく下から男を見つめる女


 「逝きたいのか・・・遼子」


頷くだけの女を、力一杯に抱き寄せる
剛直が女陰の奥を突き上げる


 「あぁぁぁぁ・・・・あなた」


 (切欠はどうであれ・・・こんなに従順な女、もう・・手放せぬ、遼子
  お前は一生・・・俺の側にいろ・・・・いいな)


 「もっと・・強く・・・・あなた、私と一緒に・・・逝って!」



逝く寸前の女の顔が、別の女の顔に変る

 (・・・瑞希、今お前はどうしている?
  俺の子を身篭り、出産・・・・確か、その子の名前は進一・・俺の息子だ
  逢いたい・・瑞希・・逢って、もう一度・・・お前を抱きたい・・お前は魔性の女!)



 「あぁっっ・・・あなた・・逝く、逝きます・・・」

それぞれの秋 4
道明 10/18(月) 20:46:54 No.20101018204654 削除
一方、この京都には好いた男のため日陰の道を選んだ女もいる

夫に先立たれ、優しかった夫を忘れようと勤めだした「お恵の店」
そこで知り合い、深い仲となったのが新藤
新藤から部下の沖田を見合わされ、求婚されるも新藤への想いを断ち切れず
新藤の囲い者となった遼子

にもかかわらず、知事になった新藤は、仕送りはしても遼子のもとを訪れることはない
それでも自分から、訪問を強請るようなことをしない控えめな女
そんな遼子に、久方振りに新藤が立ち寄ると伝えてきた


 「お待ちしておりました・・・」

 「遼子、ご免よ・・・忙しくて、随分とご無沙汰にしてしまった」



遼子はまだ30歳、人生を何度でもやり直せる年齢だ


 「お恵ちゃんがね、君のことを大変気にしていたよ」

 「そうですか・・女将さんが・・・じゃ、寂しがってたと伝えてくださる」



新藤は、鈍感だ・・女の想いなどとても気付けぬ


 「寂しいって?・・君は若いし、今からでも何でもできる・・応援するよ」

 「まあ、優しい人・・・・」



しかし・・・遼子は素直に喜ぶ、いい女のままだ


 「ああそうだわ・・・この前、あの沖田さんをこの京都で見かけたの」

 「沖田君をか?」


 「ええ、すごく雰囲気は変っていたんだけど・・・間違いなく沖田さんよ」

 「変っていたって?」


 「黒いサングラスと派手な服装で、やくざな若者と・・・それと、ケバい女の人と歩いていた」

 「そう・・・残念だ、彼は違う世界に入ったようだ・・それには、私にも責任がある
  何とかしてやりたいが、手がかりはありそうかい?」


 「そうね・・・三人の会話の中で大阪の有名なエステの店の名前が出てた」

 「エステの店?・・・分かった、探してみよう」


男の手が女の肩を抱くと、女は頭を男の肩に置く
女にとって待ち焦がれた至福の時だ
そんな二人の前を、秋の涼風が心地よく流れる


 「遼子、不自由はないか?」

 「いいえ、十分に幸せです・・・あなたが、もっと来てくれたら・・もっと嬉しい」


これほど言ってもこの男には通じぬ
まだこの男は心の安らぎなどは求めてはいない
求めるのは己が性欲を満たす女肉、従順な若い女の身体

中秋の名月が、そんな二人の声を優しく青色の光で包みこむ

序破急 - 序の14 弥勒亭 別邸
中務 10/17(日) 21:14:21 No.20101017211421 削除
弥勒亭は和風の料理店である。 席は4〜20席の全席個室である。 一人では入れないが2人からなら入れる。 勿論予約がなくても、一見の客でも空いている席があれば利用することが出来る。 SI会社の古株は良くここを使う。 店を入ったところに弥勒菩薩が置いてある。 経営者に弥勒信仰でもあるのでろうか。 その経営者は以前有名所でホステスをしていてその時の財とコネでこの店を始めたという噂である。

弥勒亭 別邸 それは弥勒亭の姉妹店である。 経営者は弥勒亭経営者の妹であるからまさに姉妹店である。 しかし、唯の姉妹店ではない。 弥勒亭と違い一見さんや予約の無い人は利用出来ない。 以前、料亭だったところを買い取って改造して、席は幾つかの部屋毎に離れ形式になっている。 以前の料亭の名残なのか殆どが二部屋の続きになっており、大人数の時は二部屋を開放して使う。 棟によってはトイレやシャワー室まで完備している。

以前は、別邸を一般の人が利用することは稀であった。 殆どが社用族の接待の場として使われていた。 都心ではないことから料金も割安なこともあり色んな社用族に今でも利用されている。 とは言ってもこのご時世、以前のように飲んで接待して密談をするような社用族はいない。 今は色事が伴わないことは無いと言っていい。 宴席の隣の部屋には布団が敷いてあるような事もあったに違いない。

慰安旅行、失われた10年以来すっかりその言葉を耳にしなくなり、都心の近場の温泉街は閑古鳥が鳴いている。 独自の特色を持たない社員旅行頼みの旅館やホテルは閉館せざるを得ないご時世になってしまった。
では、社員を慰安するような行事が無くなったかと言うと、そうでは無く、形を変えて予算も減らして続いている。 会社の近場のレジャーセンターでの娯楽や、バーベキュー大会等である。
それでも以前のコンパニオンを呼んでのどんちゃん騒ぎを忘れられない連中はこの別邸で羽目を外すのである。 コンパニオンは別邸が予算に応じて手配してくれる。 だが、別邸は旅館ではないから泊まることが出来ないので利用する連中はそう遠くない範囲に限られている。 昼間のレクリェーションの帰りに寄って、遅くとも夜の9時には帰るのである。

別邸にとっては社用族の隙間を埋める重要な顧客であり、会社の行事に絡めないで仲間内で宴会をするリピーターはお得意様になって来ていた。


この日もお得意様の宴会の予約が入っていた。 コンパニオンも5、6名用意されていた。

末永と柚布子がSI会社より先に別邸に到着した。 部屋に案内した仲居が仲居頭に柚布子のことを告げた。 仲居は柚布子がコンパニオンと勘違いしたのである。 この辺りのコンパニオンはいかにもホステスですというような格好はしていない。 タクシーでやってくると言っても目立つからである。 殆どのコンパニオンは正業ではないからいかにもという格好はしていないのである。

自前でコノパニオンを手配されては別邸にとって問題である。 仲居頭は磯貝を呼んで確認した。 仲居頭も柚布子を見て納得した。 一瞥しただけではコンパニオンに見えるが、化粧を良く見ればコンパニオンのそれとは違っていた。

部屋に案内された後に柚布子は化粧室に向かった。 今日は午後会社を出てから移動やらで化粧を直す時間が殆ど無かったからである。 柚布子は仲居頭に化粧室の場所を聞いた。 仲居頭は丁寧に母屋の近くの化粧室まで案内してくれた。 手打ち式が行われる棟にも化粧室はあるが、小さく男女兼用なので、広い女性専用の方に案内したのであった。 それが後で不運を招くとに柚布子も仲居頭も知る由もないことであった。

化粧室にいる柚布子のところに仲居頭がSI会社が到着したのを告げに来た。 仲居頭は事情をある程度聞いていたので、柚布子達が出迎えられるようにSI会社には玄関で足止めをしておいた。 柚布子は化粧直しを終えると足早に部屋戻って行った。

SI会社のメンバーは製品企画部の山田部長、重盛、購買部の小宮山とその上役の園田副部長である。 実は、最初の予定では会社の近くの弥勒亭であったが、園田が小宮山から新任が女性と聞くや別邸に変更させたのである。

購買部の園田は食えない人間である。 社の中でも浮いていた。 というのも園田は会社の主要出資先の銀行からの口利きで購買部の副部長の席に就いていた。 仕事らしい仕事はしていない。 唯一仕事らしい仕事と言えば、接待をすることと、されることである。 この別邸のお得意様と言っていい。 だから直ぐに予約が取れたのである。

噂では園田は大手総合電気会社の調達部にいて取引先と癒着し過ぎて問題を起こしてその会社を追われたらしい。 新任が女性と聞いて直感が働いたのであろう。 ましてや得意先ではなく取引先なら上から物が言えるし、無理を言った場合でも別邸なら自分の我侭が通ると思ったのである。
確かに園田はここで得意先に女を抱かせたこともあったし、取引先に女を要求したこともあった。
だが、そういう場合の女は所謂その手合いの女であって柚布子のような素人ではない。

園田にとって邪魔なのは山田である。 勿論、小宮山や重盛も園田のようなことをする男ではない。 助平なことは好きでも節度はきちんと持っているからである。

園田が来たことでお上直々に挨拶に出て時間を繋いだ。 その横をこれも常連の大学の同期生仲間8人が到着し、仲居に先導されて別の棟へと案内されて行った。
仲居頭がお上に目配せすると園田達も部屋へと案内されて行った。 園田達が部屋へと消えると柚布子のようなスーツ姿の女性達を乗せたタクシーが到着したのであった。

園田達は部屋へと向かう廊下を仲居の先導で向かっていた。 廊下を曲がると、園田は部屋の前に外から末永、磯貝、柚布子の順に廊下に並んでお辞儀をして迎えている様子が遠目に見て来ていた。 やがて、仲居がお辞儀をしている3人に並んで園田達を部屋へと案内した。 園田が柚布子の長い髪を見てニヤリとしたのを仲居は見逃さなかった。

いよいよ、手打ち式が始まるのである。

序破急 - 序の13 秘策
中務 10/16(土) 21:16:34 No.20101016211634 削除
末永と磯貝はSI会社を出て一旦最寄り駅の喫茶店にいた。
末永が磯貝に聞いた。
「生田君は結婚指輪していたっけ?」
「さあ、あまり気にしていませんでしたが」
「外して痕が残らなければいいが」

末永は自分のついた嘘を嘘でないようにする画策をしていた。
磯貝が心配になって末永に尋ねた。
「あんな、嘘ついてバレませんか?」
「バレないようにするんだ、2ヶ月の間はな」
「2ヶ月ですか?」

平社員の磯貝には知らされていないが、柚布子は2ヶ月間のピンチヒッターなのである。 2ヶ月後には他の支社から男性のプロジェクトマネジャーを転勤させる予定なのである。 今は異動の時期ではないからその間を柚布子が担当するのである。 柚布子もそれは知っていることだ。 だから○○○システムにも2ヶ月外れるとだけ言ってあるのであった。

「兎に角、生田君に連絡を取ってくれ」
末永は磯貝に連絡を指示した。 磯貝は携帯で連絡する為、喫茶店の外へ出た。
5分くらいして戻って来て、
「連絡付きません」
「生田君はどこに行っているんだ」
「午前中の話しだと○○○システムに打ち合わせに行くと言っていました」
磯貝の担当ではないので詳しくは聞かされていなかった。

「じゃ、課長に電話して先方の担当の連絡先を聞いてくれ。 まさか担当者と何処かで遊んでる訳でもあるまい」
末永の耳にもそれとなく柚布子が久世の暇つぶしに付き合っていることは耳に入っていた。 しかし、柚布子が久世に見初められてから久世の会社からの発注が増えているので打ち合わせと言われれば信用するしかないのだ。

磯貝はまた、外に電話を掛けに行った。 磯貝は遊佐の番号を聞き連絡してたが不在で折り返し連絡をもらうようメッセージを残した。 そして戻ってくると、末永と雑談しながら連絡を待った。

雑談が途切れると末永は自分も連絡をしてみると言って、外に出た。 柚布子の携帯を呼び出すが、出ない。
再度呼び出すが柚布子は出ない。 これで出なければ磯貝に任せようと再ダイヤル釦を押した。
留守電に切り替わる寸前に由布子が電話に出た。

「はい、生田です。」
「私だ。 どうした、なかなか電話に出なかったじゃないか」
「すいません、移動していたものですから」
「今、どこだ」
「○○○システムで打ち合わせが終わったところです」
「ほんとうにそうか?」
「はあ?」
「さっき、先方の担当に磯貝が電話したら誰も居なかったらしいぞ、今どこだ」
「○○○システムのキッティングセンターで久世様、遊佐様と一緒でした」
「やぱり、そこだったのか」
「なんでしょうか?」
「大変なことになった」
「何が大変なのでしょうか?」
「君のことだ」
「私の?」
「そうだ」
「私が何か?」
「逢って話をしなくてはならない、大事なことだ、SI会社の手打ち式に行く前にだ」
「・・・・」
「磯貝が○○駅で待ってるから合流してくれ、いいな」
「・・・・」
「どうした、早くそこから離れろ、いいな」
「はい」

末永はほっとして電話を切り、喫茶店の中に戻り磯貝に駅で落ち合うように指示した。 そして末永は先に弥勒亭のある駅に移動して柚布子と話しが出来る喫茶店を探す為に出て行った。

弥勒亭は駅を挟んでSI会社とは反対側にあると聞いていたが、SI会社を出る間際に購買部の小宮山が今日は駅の反対側の弥勒亭ではなく姉妹店の弥勒亭別邸だと告げられた。 別邸はSI会社の最寄駅から二駅郊外に行ったところにある。



磯貝は柚布子を末永が待つ喫茶店へと案内すると弥勒亭別邸へと先に向かった。 SI会社の者が着く前に支払いの話しをする為であった。 弥勒亭別邸の予約はSI会社の購買部でしていたが、今回の手打ち式の性格からいって柚布子の会社が費用を持つことにする為ある。

末永は柚布子の為にコーヒーを注文して席に座るように促した。 柚布子は神妙な面持ちで末永の向かいの席に腰を降ろした。
コーヒーが運ばれてくると、柚布子に勧めた。 末永はどう切り出していいか分からず、由布子がカップを口に運ぶのを見て苦い顔になった。 やはり、柚布子の左薬指には結婚指輪が光っていた。
重苦しい雰囲気になって、柚布子が堪らず話し出した。
「申し訳ありませんでした」
「何が?」
「い、いえ、○○○システムでの打ち合わせが延びまして」
「あ、いや、それはいいんだ・・・」
柚布子はFXのことで呼ばれたのではないような気がして少し気が楽になった。

「生田君は結婚して何年ですか?」
「はあ? 6年ですけど」
「そうか、うちに来たときはもう結婚していたものな。 指輪は外せる?」
「え? はい、仕事中に製品を触る時とか傷付けないようにする為に外します」
「そうか、外して見せてくれるか?」
「え? はい」
柚布子は末永の言ってることが意味不明であったが、会社の上役なので従った。

末永は外した指を見てほっとした。 指に指輪の痕は残っていない。
「生田君、生田というのは旧姓だよね?」
「はい、そうですが、部長どうしたんですか? 指輪とか、旧姓とか」
「す、すまん生田君、この通りだ。 今日、いや、今日からその指輪を外して貰えないか?」
末永は膝に手を突きテーブルで額が擦れるくらい頭を下げた。
「はぁ? ちょっと部長、やめて下さい、主人と何故別れるんですか?」
「いや、すまん、言い方が悪かった。 離婚してくれとかそういうことではないんだ。」


末永はSI会社の応接室でのいきさつを柚布子に話した。 FXのことで神妙な気分でやって来た柚布子には滑稽な話しに聞こえて思わず噴出しそうになった。
「2ヶ月もそんな嘘ついていられますか?」
「そこなんだが、今度の案件でSI会社がうちの誰と話をすると思う?」

そう言われて柚布子は考えた。 柚布子と同じ営業支援課では担当外の顧客とプライベートな事を話す人はいない。 電話を取り次ぐだけで、柚布子のカバーをする人も居ないのである。 それは課としては独立しているが外部から見れば営業部員と同じであるから、柚布子が居なければ代わりは営業の磯貝かその上の課長といいうことになる。

「営業の方が守って頂ければなんとかなるかしら」
「そうだろう?」
末永は自分の思いつきの嘘がなんとかバレずに済みそうなのに自分で感心していた。

「でもバレたらちゃんと責任取ってくれますよね?」
「ああ、勿論、全力で君を守るよ」
「本当にお願いしますからね」
柚布子は外した指輪を財布の小銭入れにしまった。 末永は再び頭をテーブルに擦りつけるように頭を下げた。

「それで、もう私は誰かさんのお嫁さん候補なんですか?」
「重盛とかいう長身の、ちょっとイケメンかな」
「まあ、重婚だわ」
「え? 生田君、もう私を困らせるなよ」
柚布子はここに来る前とは見違えるような笑顔になっていた。 なんだか面白い映画でもこれから見るような気分になっていた。

末永は時計に目をやって、柚布子を促すと店を出て弥勒亭別邸に向かった。

それぞれの秋 3
道明 10/13(水) 18:38:33 No.20101013183833 削除

 (・・・奥様・・・・奥様・・・・)

遠くで、自分を呼ぶ声がする・・・あっ!沖田さん


 「奥様!何が起きたのですか?・・・こんな、そんな・・お姿!!」

 「あっあぁぁ・・・・沖田さん」


首を左右に振り、起き上がろうとする朱美を沖田が抱きかかえる
朱美の髪は乱れ、唾の付いた乳房に絡み付いている
身に付けているものは白足袋のみ
高価な帯も、着物も周囲に投げ捨てられ、艶やかな襦袢がソファーに引っかかっている
その襦袢を手に取った沖田が、朱美の背に掛け優しく包みこむ


 「奥様、ひょっとして・・・ここの老人たちに、酷いことを?」

 「それ以上は言わないで!」


 「申し訳ございません・・・私が奥様にお願いしたばっかりに、こんなことになって
  此処にいるご高齢の方々は、確かに女性に飢えている・・でも、もう行為までは・・」

 「あっあぁぁぁぁん・・・・どうしましょう」



涙を流し、沖田を見つめる朱美の瞳からは、まだ薬の効果が消えていない
しっかと、朱美の女体を抱きしめる沖田



 「心配なさらないで・・・奥様だけを、惨めな目にはさせません、私がいます」

 「でも・・・私は、もう戻れない、以前の私にはもう・・・お、沖田さん」



大勢の老人に陵辱された女心をものにする方法、この男にとっては簡単なことだ

 「奥様、私も地獄に落ちます・・・あなたと同じところに参ります」



きざな台詞だが、老人たちの陵辱は唯の愛撫、前段に過ぎず
本格的な男女の交わりの醍醐味を朱美が知るのは、まだこれからなのだ


 「沖田さん・・・・」


 (何とも、男心をそそる風情・・・顎を突き出し、口を吸ってくれとばかりに
  何と艶っぽい奥様なんだ・・・・見下ろせば乳房の頂と滑らかな谷間
  とても40歳代の女性には見えぬ・・存分に倅を楽しませて貰うとするか・・)



朱美を抱きしめる沖田の胸に、押し付けられる熟女の乳房のなんとも柔らかい感触
悦に入った沖田の視線は、この部屋に取り付けられた隠しカメラのレンズに向く
それに向かって片目を瞑ると、朱美の口を甘く吸い始める
朱美の肌に掛けられた襦袢を剥がし、乳房を鷲?み、乳首を捻る


 「奥様、私の気持ちが嘘でない証拠を、今からお見せしましょう・・・」

 「沖田さん・・・・」


朱美は自ら身体を開いてゆく
エステの店で、既に口で体験させられたあの豪棒
それが今、天を突き、朱美の女陰に向かっている
その様子を余すところ無く、レンズが狙っている


 「あぁぁぁ・・・いい・・・沖田さん」

序破急 - 序の12 夫の知らない妻(4)
中務 10/12(火) 23:37:52 No.20101012233752 削除
柳沢は柚布子の背中に片方の腕を抱くように回し、もう片方の手で柚布子の顎をしゃくった。 そしてしゃくった手はそのまま喉から胸へと下り、ブラウスの釦を一つ外した。 英生の選んだ下着が柳沢の目に入った。 柳沢は「ほぉー」とその下着を見て小さく呟いた。 そして再び顎をしゃくり、柚布子の顔を上に向けると唇を近づけた。 柚布子は腕を振り解き久世の後ろに逃げた。
柳沢は両腕を広げて「おや、まぁー」というようなポーズをした。 柚布子に後ろめたいことがあったとしても完全にセクハラである。

「久世さんも面白いこと言いますね。 今日はこれから出荷の準備をしなくてはならないので、何時か分解させた頂ますよ」
そういうと、柳沢は控室を出て、現場に戻って行った。 柳沢の後ろ姿を見送ると久世も控え室を出て歩き始めた。 柚布子は一瞬止まっていたような時間が動き始めて久世の後を追った。 久世はカフェテラスへと向かった。 柚布子は分解が久世流のジョークだとその時は思った。

カフェテラスへ着くと、柚布子はどうしたらいいか分からず久世のすることを見ていた。 久世は無料の自販機からエスプレッソを煎れると柚布子に渡し、窓際のカウンターを顎で指示した。 久世も同じものを取り、カウンターへ向かった。
久世が来るのを待って柚布子はハイスツールに腰掛けた。 久世も隣に座ると互いに向かい合うように椅子を回転させた。

さっそく、久世が柚布子を責めた。
「そも、そも、なぁ、オマエさんが遅れるからだろう? 4時って言ったろう!」
「・・・・」
「4時に来てりゃ、20分遊んだって柳沢には見つからなかったケドな」
「・・・・」
柚布子は言葉が無かった。 遊佐の心配を無にしてしまって申し訳ないと思った。 思い起こせば遊佐は柚布子の為になることしか助言していなかったと気づいた。

「ったくさ〜、俺の止めろというのも聞かねぇ〜で、何やってんだよ!!」
「御免なさい」
柚布子はやっと声を出すことが出来た。 確かに柚布子は最新の製品を見て興奮していた。 柚布子の会社の扱うものは俗にいう枯れた製品だからである。 しかし、枯れた製品はそれなりに実績があるのでそれはそれで人気はあるが、新製品のインパクトには敵わない。
FXを秘密裏に見せてくれたのは、日頃の久世の暇つぶしに付き合ってるお返しと自分勝手に解釈してしまっていた。

「会社にバレないかしら?」
柚布子は心配事を口にした。 今夜のSI会社の手打ち式の前にとんでもないことをしてしまったと心配でならなかった。
「大丈夫じゃない、大事にしないって言ってたろ?」
久世は大して心配などしていない様子だった。
「でも、なにか穴埋めしないといけないんでしょ? うちにそんな製品ないわ」
柚布子は困惑した表情を見せた。 代わりに見せる製品が無いと会社に知られてしまうことを心配した。

「穴埋めね。 ま、確かにオマエさんの穴を柳沢ので埋めるかもな・・・まさに穴埋めだな」
「はぁ?」
柚布子は久世が何を言っているのか直ぐには理解出来なかったが、なんとなく自分の穴は何かを考えると想像は出来た。 だが、それを口にすることは出来ない。

「オマエさんさー、やぱりイケメン好きじゃん。 柳沢って結構イケメンだろ?」
「え?」
「だって、キスされそうだった時うっとりしたような表情だったぜ?」
「うそ、そんことないわ、何がなんだか分からなかったから動けなかっただけヨ。」
柚布子は必死に弁解した。 実際そうであり、そのことで柚布子を責めるのは酷である。

「あのまま、キスされて唇奪われちゃうのかと思ったヨ。」
「・・・・」
「柳沢ならそのまま、オマエさんを分解しちゃったかもな。」
「まぁ君は私がそんなことになるのを見て平気だったの?」
柚布子の瞳は潤み始めていた。
「平気なわけないだろう・・・」
久世は男のドス黒い欲望を隠した。 そのまま柳沢の手で分解される柚布子を見たかったのだ。 久世にとって残念ながら柚布子は最愛の女ではなく、欲望の標的に過ぎないのであった。

「もう、泣くなよな、俺のせいかよ?」
久世は面倒臭い会話を切りたくてノートパソコンの蓋を開いて話をそらそうとした。 パソコンは無情にもピーピー電池切れの警告を発していた。 柚布子の来る時間が分からなかったのでスタンバイにせずにそのまま放置していたのだった。
久世はACアダプタをカウンターのアウトレットに挿そうとしたが上手く手探りでは見つけられず、ハイスツールから降りてカウンターの下を覗き込んだ。

柚布子も落ち着くと後ろに置いた鞄で携帯のバイブが鳴っているのに気が付いて、そのままの姿勢で鞄に手を伸ばした。 その時偶然にも柚布子の膝が割れた。 久世がカウンターの下を覗くより一瞬早く柚布子は鞄の方へ顔を向けたので、久世のことは視界に入っていなかった。

久世は反射的にスカートの奥を覗き込んだ。 ガラス張りのカフェテラスは西陽の紫外線だけをカットし、可視光は柚布子のスカートの中の行き着くところまで届いていた。 柚布子は薄黒いパンストだったが、薄黒い色は太腿の中程までで、そこにはフェイクのガーター模様になっており、その先は色も模様もなかった。 完璧なまでに下着を見せていた。

白いクロッチの上側は柚布子のヘアーが透けているのが手に取るように分かった。 おまけに黒いレース調の縁取りには縁取り以外の黒い毛がはみ出しているのがパンスト越に見えた。 久世は今まで柚布子の裸やヘアーのことなど想像したことはなかったが、見てしまうと柳沢にそのまま犯らせるのはもったいないと思うようになった。

柚布子は電話を取って振り返ると膝が割れているのに気が付き慌てて閉じた。 久世の視線の残像が残っているように感じた。

「はい、生田です。」
「私だ。 どうした、なかなか電話に出なかったじゃないか」
「すいません、移動していたものですから」
「今、どこだ」
「○○○システムで打ち合わせが終わったところです」
「ほんとうにそうか?」
「はあ?」
「さっき、先方の担当に磯貝が電話したら誰も居なかったらしいぞ、今どこだ」
「○○○システムのキッティングセンターで久世様、遊佐様と一緒でした」
「やぱり、そこだったのか」
「なんでしょうか?」
「大変なことになった」
「何が大変なのでしょうか?」
「君のことだ」
「私の?」
「そうだ」
「私が何か?」
「逢って話をしなくてはならない、大事なことだ、SI会社の手打ち式に行く前にだ」
「・・・・」
「磯貝が○○駅で待ってるから合流してくれ、いいな」
「・・・・」
「どうした、早くそこから離れろ、いいな」
「はい」
電話の主は営業部の末永部長からだった。 柚布子はもうFXの件が知られたのだと思った。 柳沢とのやり取りを他に見ていた人間が居たかも知れない。 その誰かが密告したのかも知れない。 別に久世と柚布子は隠れて逢っていたわけではなかったから、キッティングセンターで暇つぶしをしているのを見られていたとしても不思議ではないと思った。

「ちょっと問題が出たので、帰るわね」
柚布子はこれ以上久世に迷惑を掛けてはと思い電話の内容を久世には話さなかった。

ハイスツールから柚布子は降りた。 その時、柳沢によって外されたブラウスからブラジャーが久世の視界に入った。
「ブラウスの釦、外したまま帰るの?」
久世に言われて、そのままだったことを思い出して慌てて胸を押さえた。
「もう、まぁ〜君たら、エッチ!」
「パンツもエッチだったよ。 そんなエッチな下着で久しぶりに旦那と外で逢うんだ。」
「ちょっとぉ〜、信じられない。 違います。」
「え? 旦那じゃないの? やるね柚布子も・・・」
柚布子はブラウスの釦をとめて、スカートの裾を手で払った。

「今日はご迷惑をお掛けしました」
柚布子は改まって挨拶した。
「大丈夫、気にしなくていいよ。 ちゃんと後で穴、埋められれば問題ないから。」
「はぁ?」
柚布子は少しむっとした表情で久世に踵を返した。

キッティングセンターを出るところでタクシーが1台停まって中から遊佐が降りて来た。 柚布子と目が合うと遊佐はタクシーの運転手に何か声を掛けた。 遊佐は柚布子に近づくと、
「大丈夫でしたか?」
柚布子は軽く頭を下げた。
「○○駅に行くなら、一緒に乗りましょう。 ここまで来て、急用が入って本社に戻らなければならなくなりました。」
「有難う御座います。お言葉に甘えさせて頂きます。」

柚布子と遊佐はタクシーに乗り込んだ。
タクシーがキッティングセンターのロータリーを廻っていると遊佐がポツリと
「やはり、○○○通商が来ていたか」
その言葉に連れられて柚布子もリヤウィンドウを振り返り、遊佐の視線の先を追った。 そこには一台の営業車が停まっていた。 ○○○通商の車だった。
柚布子はその車に見覚えがあった。 キッティングセンターに来た時に柚布子の乗ったタクシーがその車の前に停まった為、柚布子がタクシーから降りる時にタクシーの運転手が留める位置を少し直したからだ。 その車は柚布子が来る前から停まっていたのだ。 ということは、柚布子がFXに夢中になっている時に来たのではないということだ。

柚布子にある疑念が湧き始めたが、営業部長に呼ばれたことが気になってその疑念は記憶の中に隠れてしまった。


柚布子と遊佐は駅で互いの方向が逆なのでホームに上がる階段で挨拶をして別れた。 ホームに上がると遊佐が乗る方向の電車の入線を知らせるアナウンスが流れていた。 その駅は島式ホーム2面4線の特急の待ち合わせをする駅であった。 柚布子は遊佐の上がったホームに背を向けて電車を待っていた。 程なく電車が入線し、乗り込むとそのまま反対側のドアの前に立った。 降りる駅ではそのドアが開くからである。

発車する時にそのドアに遊佐が映っていた。 柚布子は振り返り反対側のホームの遊佐に深深と頭を下げた。



それぞれの秋 2
道明 10/12(火) 21:46:24 No.20101012214624 削除

朱美の額に汗がにじみ、夢でうなされている
自分の身体中をナメクジが這い回っている夢だ
特に、乳首や首筋そして太腿にそのナメクジが集中して這い回る
沢山のナメクジが、足の指先から徐々に女の中心部に這い登ってくる


 (あぁぁ・・嫌、そんなところを這い回らないで!)

ナメクジは朱美の女陰の突起部分に集まってきた


 「嫌、イヤー・・・」

 「朱美奥様、どうかされましたか?」


汗を吹き、喘ぐ朱美の顔を沖田が覗き込む


 「あっ・・沖田先生?・・私、今・・・変な夢を」

 「大丈夫ですよ、奥様・・・恐らく、演技披露の緊張でお疲れになったのでしょう
  さぁ、これをお飲みください、緊張が解れ元気回復の特効ドリンクです・・・さぁ、どうぞ」


 「ありがとう御座います、先生・・・それでは、これを頂いて帰らせて頂きます」

 「そうですね・・本当に本日は有難う御座いました
  これで、ここにいらっしゃる今の奥様とはお別れです
  まだ、私事が残っておりましてお先に失礼しますが、奥様はごゆっくりと・・・では」


沖田の挨拶も上の空で聞き流し
この場を早く立ち去りたい朱美は、強力な媚薬入りのドリンクを飲み干す
それを見届けた沖田の顔が卑猥に緩む

 (元上司の妻へのせめてもの情け、この薬無しではとてもショックに耐えられませぬ)



沖田と入れ替わりに、裸の老人たちが部屋になだれ込んで入ってきた
何事かと目を見開く朱美
お構い無しに、5人の老人たちは思い思いに朱美の着物を剥ぎ取ってゆく
帯がするすると引き抜かれ、下の襦袢があらわになる
その襦袢も広げられ、歓声が起こる・・・
当然だ、襦袢の下は生身のからだ、無粋なものは着けていない
手足を押さえつけられた姿は磔だ
足を『くの字』に曲げようとしても、待ってましたと片足ずつ分担される
声を上げようとする口を、萎びた老人の口が塞ぐ・・もう涎が垂れている
剥き出された二つの乳房にむしゃぶりつく二つの唇はもぐもぐと動き
露になった白い太腿に、頬摺りする二つの顔は狂喜に満ちている

競りで負け、見学の権利を得て、入室してきた老人たちの喉は鳴り、目は釘付けだ
まるでこの世の地獄絵だ

もはや老人に好き放題に蹂躙される朱美の口からは声も出ぬ
ただただ、朱美の目から涙が流れるばかり

一糸纏わぬ裸体を5つの舌と50の指が這い回る
まるで先程の夢の続きだ
女体は火照り、朱美は首を左右に振る
右を向けば舌が差し込まれ、左を向けば舌を吸われる

搾り出された乳首に噛み付く歯のない口、女臭を嗅ぐ鼻に淫核を突かれ
女体の穴という穴が老人たちの舌と指で嬲られ塞がれる
媚薬の効力が、じわりじわりと女体の羞恥を歓喜に変えてゆく・・・・
やがて朱美の気は弾け飛び、肢体が浮遊する感覚が支配する


 (あぁぁ何!?・・・もう、だめ・・・・)

序破急 - 序の11 夫の知らない妻(3)
中務 10/11(月) 20:58:07 No.20101011205807 削除
柚布子がキッティングセンターに着いたのは4時20分だった。 タクシーの運転手が留めた位置が悪くドアを開けると駐車している車に当たりそうだったので位置を直して柚布子はタクシーを降りた。

入館受付には既に久世がゲスト用のIDカードを持って待っていた。
「おせ〜よ、ゆーこ」
久世はIDカードで柚布子の頭を小突くとIDカードを柚布子の首に掛けた。
「遅れてごめんなさい、まぁ君」

柚布子は久世の会社からそう遠くないダイニングバーに久世から何度も誘われた。 「軽く行くか?」と言えば、そのダイニングバーのことであった。 久世の会社からの帰りだけでなく、自社に居る時も誘われた。
その店が帰宅経路の途中にもなっており、久世も既婚であることから、そこに居る時間は1時間以内と正確だった。 1時間だからこそ、話しの内容はストレートで濃厚なもので、柚布子はそれを楽しんでいた。 ドリンクもカクテル1杯か2杯でつまみはナッツ程度なので、帰宅しても十分食事が準備出来て英生と一緒に摂ることが出来たのである。
久世のことを「まぁ君」と呼ぶことを許されたのはそこでの成り行きだった。 勿論、それは社外でのことに限定されてのことだが、周りに人が居ないと自然とそう呼ぶように柚布子はなっていた。

「まぁ君じゃねぇ〜だろ」
久世は持っていた書類で柚布子の頭を小突いた。
「痛っ」
柚布子は思わず声を出した。 久世の表情がいつもと違っていたのを柚布子はこの時気が付いた。

「こっち、早く」
久世は柚布子を早足で導いた。
「ねぇ、どうしたの、何なの?」

久世はとあるパーティションの扉を開いて中に入り、柚布子を手招きで中へ導いた。
「え〜、うそ〜、まぁ〜くん」
「だから、まぁ〜君じゃねぇ〜だろう・・・」
久世はそこに置かれている機械の操作盤の電源釦を押した。

操作盤の幾つかの LED が点滅し、やがて中央の液晶パネルに表示が浮かび上がって来た。
「すご〜い、これエフエックス(FX)ね!!」
柚布子は感激の声を上げた。
「どう?」
久世が自慢気に聞いた。
「凄いわ、もう日本に来ているなんて。 FXだって言ってくれれば良かったのに。」
「ば〜か、誰が輸入してると思ってるんだ。 オマエに見せてることがバレたら大事だぞ。」
久世は声を落として答えた。
「通関手続きが遅れたからこうやって見れるんだ、そうでなければ昨日に船積みされていたんだ。」
久世は経緯を説明した。

この機械は柚布子の会社には太刀打ち出来ない○○○通商が輸入したものだった。 そして相手が弱小会社でも商売敵に納入前の中身を見せるのは掟破り、紳士協定違反である。
久世はポケットから白い綿の手袋を出して柚布子に渡した。

柚布子は手袋をすると操作盤の前に立って、液晶画面をみながらパネルを操作し始めた。 画面が変わる度に柚布子は感激の声を上げた。 5分位操作しただろうか、実際に機械を動かすことは出来ないのでメニューを選んではキャンセルを繰り返していた。 それだけでも、どういう機能を持っているかが分かるのである。

「ゆ〜こ、もう、いいだろう」
久世が押し殺した声で柚布子に声を掛けた。
「もう少し、いいでしょ?」
久世はそのまま1分くらい待って、時計を見た。
「ゆーこ、そこまでだ、メニューを戻せ」
「まぁ〜くん、あとちょっと、もう少し」
「いい加減にしろよ」
久世の声が少し大きくなった。 しかし、柚布子は操作に夢中になっていた。
「折角なんだから、いいじゃない、あと少し」
「よせ、ゆーこ、メニューを戻せ」
「何よ、もうちょっと、触らせて!」
最初は押し殺していた声が、普通の声になっていた。
「ゆ・う・こ 止めろ!」
「ちょっと、黙ってよ!」

「止めた方がいいですよ」
久世ではない太い声がした。その声の主は柚布子の手を取り操作パネルから離し、更にその手を久世の方に放り投げるようにした。 柚布子の身体は手を追うように久世の胸に受け止められた。
声の主は○○○通商のプロジェクトリーダー柳沢だ。 柚布子はFXを目の当たりにしてそれに触れて高揚していた顔色が一瞬に青ざめた。

「どういうことですか? 久世さんこれは」
柳沢が久世を問い詰めた。
「いや、偶然通りかかっただけ・・・」
「ほう、偶然にしてはメンテ(綿の手袋)も用意されていますね? この方は?」
柚布子は久世の胸から背中へと隠れた。
「確か○○精密機器の生田さんではなかったでしょうか?」
柚布子は更に青ざめ、鼓動も激しくなった。 これが会社間で問題になればSI会社の出入り禁止どころの話しではない。
「ちょっと、こちらに来てもらえますか?」

久世と柚布子が柳沢の後に続いて用意されている控え室に入ると柳沢は人払いをした。
「久世さん、困りますね」
柳沢は背が高いので威圧感がある。
「一旦はうちに納品されるんだから、うちが許可すれば問題ないでしょう?」
久世はもっともなことを言った。
「確かに、でもこういう初物は他社には見せないという慣習なのでは? それにまだ、検収は済んでいませんから、厳密にはうちの管理下ですね。」
柳沢も負けていない。

「そう、硬いこと言わずにさぁ」
久世はいつもの軽い調子で話し掛けた。 柚布子は声が全く出せない状態であった。
「ええ、私もこれ位で大事にするつもりはありませんよ、ただ、仁義を欠いて貰ってはね・・・」

「そっか〜、じゃ、柳沢さんの見たい○○精密の製品を見せるってことで」
と、久世が提案した。
柚布子は穴があったら入りたいくらいの気分であった。 何故なら、○○○通商がわざわざ見たいと思う柚布子の会社が扱っているものは無いからである。
「残念ながら、それは、ないですね〜」
予想された答えが柳沢から返ってきた。

久世は後ろに隠れていた柚布子の腕を取って自分の前に立たせると、背中を押して柳沢の方へ押しやりながら
「じゃ、こいつ分解しちゃっていいから」
柚布子は今度は柳沢の胸に受け止められた。 柚布子は何が起きたか理解出来ず、時間が止まったように感じた。

それぞれの秋 1
道明 10/11(月) 18:22:31 No.20101011182231 削除
   ♭ 鴨の河原の水やせて〜・・咽ぶ瀬音に、鐘の声
     枯れた柳に、秋風が〜〜・・泣くよ、今宵も夜もすがら
     祇園恋しや、だらりの帯よ・・・ ♯


ここは京都、とある老人ホームの慰問会場

老人ホームといっても少し特殊?
通常の施設なら、順番待ちの痴呆症の老人たちをたらい回しにするのだが
ここの施設は医療施設も兼ね備え、お金があれば臨終まで丁寧にお世話をする
家族から厄介者として、このホームに送られてきた大勢の老人たち
当然ながら身内の訪問は日に日に足が遠のき、頼りになるのはお金のみ

そんな心の寂しさを、晴らしてくれる慰問ボランティアの演技披露
しかし、今日の出し物は特別の特別だ、老人たちの目の色が違う
今、小ホールの特設舞台の上で、『祇園小唄』の演奏で舞っているのは・・・朱美だ

超上流家庭の奥様が、暇とお金を費やし稽古で身に付けた舞踊
着物や帯に贅を尽くし、踊り子である朱美も艶やかで
ここの老人たちから見れば娘のような若い女だ
実際に趣味とはいえ、鍛え上げられた朱美の舞は素晴らしく
麗舞で粋がみなぎり、老人たちは息を呑んで見つめている



 「本当に素晴らしい・・・流石に新藤知事の奥様、お疲れ様でした・・暫くは別室でご休憩下さい」


舞台中央でお辞儀をし、拍手喝采で別室へ向かう朱美が振り返る
その見返り美人の後姿を、老人たちの視線が熱く追っかける



 「皆さん、如何でしたか?ただ今の奥様・・・・あの女性はその辺の方とは違います
  従いまして今回は、体験希望者を競りで決め、特別に見学希望の方も募集します」



そう言って、口元に笑いを浮かべる沖田
そうだ・・・・今、新藤の元部下による復讐劇の第1幕が開演した

これより遡ること1ヶ月前・・・・・


 「朱美奥様、よくぞお越しくださいました・・・あなたに一目お会いし、私の想いをお伝えしたい一心で・・・脅迫めいたことを致しました・・・このとおりお詫びします」


待ち合わせた喫茶店での、沖田の第一声だ
机の上に分厚い封筒を差し出し、隠し撮りをした写真の記録メモリーを朱美に渡す


 「私を信用してください・・・これが奥様関係の全ての記録です、なお一切プリントなどはしておりません」


嘘には聞えない・・・実際にそんな物は必要としていないのだから
そんな沖田の真摯な態度に、朱美の張り詰めた緊張が緩む

 (これで夫に知られず、全てが無かったことにできる・・・・)


 「そうだ奥様、お身体を拝見したとき思ったのですが・・その引き締まった肉体を維持されていらっしゃるのは、何かお稽古事でも?」

 「ええまあ、日本舞踊を少々・・」


 「うーむ、なるほど、それで素敵なプロポーションを保っているという訳ですか
あの、その・・・本当に厚かましいお願いなんですが」

 「何でしょう?先生」

 「こう見えて、私も社会に何か貢献をと老人ホームへ慰問に行ったりしているのですが
そこのお年寄りに、奥様の舞を見せてあげてはもらえないでしょうか?」

 「先生、それは良いことをなさってらっしゃる・・・私の踊りで宜しければお手伝いしましょう」


すっかり警戒感の薄れた朱美
この若い男に卑猥な体験をさせられたというのに、簡単に引っかかる上流の貴婦人だ

序破急 - 序の10 夫の知らない妻(2)
中務 10/7(木) 01:22:19 No.20101007012219 削除
都会の風景が一望できる高層ビルの36階。 ○○○システムのオフィスの打ち合わせ室。 扉までがガラス張りで床上約1メートルまでが透明で上は曇りガラス。 同じような大小の部屋が並んでいる。 窓は床から天上までガラスで都会を見下ろす。 柚布子はこういう光景に憧れていた。 一度、夕方まで打ち合わせになった時の景色は見応えのあるものだった。 遠くで花火大会がある時は予約禁止で抽選で各セクションに割り当てられ、普段禁止されているアルコールが許されるらしい。 流石に外資系と柚布子は憧れた。

英生もこの会社へ派遣される引き合いがあったが、英生は断った。 この会社は外資系なので派遣や契約社員が多く、その中から正社員になる人も多かった。 英生は外資系が好きになれなかった。 柚布子は、もし英生がこの会社に派遣されていれば、今頃正社員になって、以前のように夫婦で同じプロジェクトで働いたかも知れないと、ここに来る度に思っていた。

午後3時。 打ち合わせ室で柚布子は遊佐と打ち合わせをしていた。 機器の仕様に関することなので、間違いのないように柚布子は注意深く聞いていたが、遊佐は急いでいた。 何度も柚布子は遊佐の説明を止めた。
柚布子は遊佐がこんなに早く説明するのを始めて見た。 柚布子は遊佐が50歳近いと聞いていた。 正社員ではなくプロジェクトマネジャー専門の契約社員らしい。 今では久世の右腕とも、鞄持ちとも言われている。 久世の言うことに決してノーとは言わないという噂である。 久世とのコンビは遊佐が就いていた正社員のマネジャーが退職した際に辞めるところを久世が拾ったことから始まったらしい。

遊佐は久世とは正反対で無駄口や冗談は一切言わず、必要なことのみ事務的に進めて行く人に柚布子には見えた。 たまに柚布子に仕事上で役に立つことを優しく教えてくれるので柚布子は好感を持っていた。
その遊佐が急いでいた。 柚布子が堪らず聞いた。
「何か私に落ち度がありましたでしょうか?」
「いいえ、全くありません。 時間がないもので、すいません。」
「時間ですか?」
「4時にキッティングセンターですよね? もう出ないと間に合わないですよ。」
遊佐は胃が痛そうに顔を顰めて答えた。

メールでは4時半となっていたが、電話で4時と言われていたのを遊佐は知っているのだ。 流石に久世の右腕と呼ばれる男と柚布子は思った。
「遅れて、代わりに何捻じ込まれるか分かりませんよ。」
と、遊佐は心配そうに続けた。 柚布子も遊佐の言うことを理解出来た。 久世は小さいミスをさせてそれより大きなものを得るようなことを取引先としているのを知っていて、営業的な損害はないが、柚布子もその洗礼を受けたことがあったからだ。

遊佐はキッティングセンターへ向かう由布子を悲しい眼差しで見送った。 時計を見て4時には間に合わないと思った。


キッティングセンター。 それは港の近くの倉庫街にある。 主に輸入したパーツや製品を一つのキットにして梱包し直して国内のユーザーに送る準備をする場所である。 最近ではシステムが小型になり、ユーザーのところで組み立てて試験することが多くなったのでキッティングセンターは消耗品やパーツの倉庫になっていることが多い。 従って常駐している社員は殆どいないが、そこは外資系、設備は本社並みである。

柚布子の会社の製品はここには置いていないので、プロジェクト上の話ではないことで呼び出されているのを柚布子は分かっていた。 久世の暇潰しに付き合うのだ。 だから、遊佐との打ち合わせの時間をそれほど気にはしていなかった。

そもそも、こうなったのは久世が柚布子に他社の扱っている製品のことを調べさせたが調べられなかった。 調査を請けてしまったことを責められ、ここに置いてあるその製品を直に調べさせたのである。 その調査自体もどうでもよくて、結局このキッティングセンターに柚布子をよこさせる口実であった。 そうでもなければ柚布子がここに来る理由などなかったのである。

久世昌哉 35歳、既婚。 柚布子がこのキッティングセンターで久世の暇潰しに付き合うようになって柚布子と同じ大学、同じ学部の出身であることが分かった。 だが、柚布子が入学した時久世は4回生だったので面識は無かった。

どんな社会でも、共通項が見つかると急に距離が縮まったりするものである。 特に出身学校だったり、同郷だったり、二人だけの共通項だと尚更である。
柚布子は社会人になって大学の同窓生に会うことなどなかった。 就職した時も柚布子の部門には歳の離れた先輩ばかりで唯一歳が近いのが夫の英生だった。 つまり、柚布子は社会に出てから友達感覚で話す異性がいなかったのである。 同窓で歳も近くタメ口で話す久世は柚布子にとっては親しみのある異性になったのは偶然だろうか・・・ そして、外資系が嫌いな英生には久世のことを話すことはなかった。

序破急 - 序の9 夫の知らない妻
中務 10/4(月) 00:57:24 No.20101004005724 削除
柚布子は社内の仕事を淡々とこなしていた。 と、言っても相変わらずメールの整理が殆どであった。 この日も制限ぎりぎりの容量のファイル付きメールのおかげでメールボックスはパンク寸前の為、必死にフィルを整理するだけで肝心のメールの内容は読めていなかった。

そんな中、○○○システムから柚布子に電話があった。
「はい、生田でございます。」
「あ、居たー、くぜ(久世)で〜す。 ゆ〜こぉー、アンタさぁ〜、なかなか電話よこさないね。」
「申し訳ありません、久世様。」
「久世様なんて、よそよそしいなぁ、メール見てないの? やっぱ外れるんだ・・」
「いえ、その、一応会社の電話なので、対応は・・・」
柚布子は声を落として答えるのと同時に急いで久世からのメールを探した。

『Hi, Yuko

久世です。

さっき、アンタんとこの課長さんが来て、オマエさんが2ヶ月ほど外れるって言いに来たよ。
マジ?

一昨日の夜、何も言ってなかったよな?

それから、その時紹介した業者、どう?

メール見たら電話よこせよ。』
昨夜久世から送られて来たメール。 会社間のやり取りとは思えない口語調のメールが久世の特徴であった。 柚布子は課長がわざわざ言いに行くとは思っていなかったのでSI会社の担当になったことを話していなかった。 他の会社のことでもあるし、柚布子としても引き続き久世の会社も担当する予定でいた。 柚布子は少し焦った。

「す、すいません、話が急でまだ確定していなかったものですから」
「へぇ〜、課長はもう前から決まっていたような口ぶりだったけど?」
「い、いえ、上では決まっていたようですが、正式に決まってはいなかったようなので・・」
「なんだよ、急に丁寧な話方だな。 本当かよ?」
「だから、他の会社の人にも聞こえるから・・」
柚布子はまた声を落として答えた。

「とにかくさぁ、今日、午後来るんだろ?」
「はい、2時半に遊佐様と打ち合わせがありますので」
「あ、遊佐さんね。 そっちはさ、おっさんに任せておけばちゃんよやってくれるから、4、5分も打ち合わせればいいから、ちゃちゃっと済ませて、こっち来てよ」
「はぁ?」

柚布子は久世からのメールをプレビューウィンドウで読んでいた。 スクロールバーで隠れていた所を表示させた。
『それから、明日4時半にキッティングセンターで話あるから

その後、軽く行くか?

今度はもっと格好いい他の業者紹介しようか?

じゃ、

以上、宜しくお願い致します。

○○○システム株式会社
久世 昌哉』
「今夜はちょっと、用事が入っているので・・」
「なんだ、来ないんだ」
「いえ、キッティングセンターには伺います。」
「なんだよ、折角イケメン呼んであげるのに・・・ 一昨日のもイケメンだったろ?」
「・・・・」
「じゃ、4時な、一昨日の結果も聞くからな」
電話は一方的に切れた。


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