BBS2 2008/11 過去ログ



こころ清き人 8
道明 11/30(日) 16:01:08 No.20081130160108 削除
一郎はスナックをでると酔った足で自宅に向かっていた
酔った頭でふらふらと歩きながら、幸子の話を反復していた

(幸子さんは、ふざけて私を驚かしたかったんだ・・・知子に限ってそんなことが)

知子とのセックスはいたって淡白で、未だにあまり声をあげない
私の愛撫を待っているだけで、いわばマグロ状態だ
夫婦の会話に変化もないし、いつもどおりじゃないか

(もし、事実だとすると・・・幸子さんは転校して1年が経っているからその前の年度中の夏か冬の親睦旅行ということになるが・・・)

夏の親睦旅行は夏休みに入って直ぐ・・・確か道後温泉
うーん、その後何か妻に変化は・・・・・・
冬は北陸だったかな

妻に変化か・・・うーん

(事実だとしたら・・・・夏?冬?どちらの親睦旅行?・・・いやいやそんな馬鹿な、知子に限ってそんな・・・・ほんとに、幸子さん意地悪だなぁもう・・あー家に着いちゃった)

「おーい、知子・・・今、帰ったぞ」

「はーい、あなたお帰りなさい・・あら、お酒くさい」

にっこり微笑む知子
その笑顔を見て、一郎は何も変わりはないと思った



悪夢 その123
ハジ 11/30(日) 07:10:29 No.20081130071029 削除

 ようやくみつけた目的の店は左右二枚あるシャッターのうち、半分が閉まっている状態でした。もう客足はないと判断したのか、中は薄暗くわずかに明かりが洩れているだけです。
 本来は茶碗を売っている店らしく、ひんやりとした空気にまざって、いまにも陶器の触れ合う音が聞こえてきそうな中を私は店先に置いてあった傘を抱えて進みました。
 店内は意外に明るく陳列棚のあいだを通り抜けると、事務所兼休憩室のようなところで、店番らしい中年の女性が座ってテレビを観ていました。
 私が傘を求めると、彼女は代金を受け取ったまま、エプロンをひるがえして奥へと消えました。どうやら、小銭を切らしていた模様で、おそらくはその通路が居住スペースへとつづくのでしょう。

 つり銭を待っているあいだ、手持ち無沙汰になった私は女性が観ていたテレビになにげなく目をやりました。
 画面にはノーブルな雰囲気の女性のバストショットが映されていました。
 私はその女性のことを知っていました。といっても、知り合いという意味でなく、私が一方的に見知っている―――彼女は有名人なのです。
 年齢的には店番の女性とさほど変わらないでしょうが、彼女には一般人にはない華やぎがありました。俗に言うオーラと呼ぶものでしょう。

 しくしくと降りつづける雨―――まるで、その音にシンクロするように彼女の形の良い顎が動きます。

『ですから、根本から変えないと、なにも解決しないのです』

 女性は今売り出し中のコメンテーターで、本業は弁護士のはずでした。肩までの髪を時折揺らしながら、議論するさまは勇ましい限りですが、それが女としての品格をおとすところまではいかないのは、“弁論会のジャンヌ・ダルク”の面目躍如といったところでしょうか。

『現場は頑張っているのですよ。だけど、上の問題が―――』

 彼女は特に教育問題には熱心なようでした。ちがう番組でしたが、自らの持論を切々と訴えているのを目にしたことがあります。しかし、実は我々教員のあいだでの評判はそれほど芳しくはありません。
 その主張は通り一遍で目新しいところはなく、具体的な案やその実現性についてはほとんど言及されていません。メディア受けも手伝って教育界の旗手のひとりなどと称されていますが、現場とは乖離した状態で、いわゆるテレビの中だけでもてはやされている存在にすぎないのです。
 かくいう私も同業者の立場ではなく、あくまで性的な興味から彼女を見ていました。私のように彼女の主義や言動より、その美貌や小気味良いキャラクターにひきつけられる男性が少なくないのではないでしょうか。異性からみて、彼女がたいへん魅力的であるとこは間違いないのですから。

『輝かしい未来あるこどもたちの可能性をこれ以上、いい加減な大人たちには任せておけません』

 優雅な外見に似合わぬ激しい所作で相手に詰め寄る姿はしかし、現実離れしているようにみえました。

 私はそれきり彼女のことを頭から追い払いました。今現在、他の異性―――つまり妻のことですが、その存在に心を奪われている状態の私はそれ以上、画面の女に興味を惹かれることはありませんでした―――正確にいうと、そんな余裕はなかったのですが―――ぼんやりとテレビを眺めていると、女の声がかすれ、姿がぼやけてきます。
 女の声は羽生の、顔は弓削へとやがて姿を変えていきました。
 私の心は―――目と耳は再びあの場所へ―――翼でも生えたようにあの日の校長室へと向かったのです。





「保険―――ですか。それに仕向けたというのは―――」

 羽生の顔からは先ほどまでの頑なさが消え、ただ困惑気味な視線を私に投げかけていました。
 もちろん私は正解など持ち合わせておらず、首を傾げることしかできません。
 ふたりの反応を数瞬たしかめると、弓削は焦れるように話を再開しました。

「彼―――木多氏をここへお連れしたのは羽生君、きみなのか。それとも木多秋穂なのか」
「え―――っと―――」

 羽生はその問いにすぐに返事ができません。頭上に答えを求めるように、上向きで考え込みましたが、そう長くはない時間であきらめたようです。

「申し訳ありません。よく、おぼえていません―――というか、自然の流れでそうなったというのが一番しっくりくるといいますか―――」

 私もそれは同様でした。学校へ私をいざなったのは羽生でしたが、この場所へ来たのは誰の提案だったのか―――自発的にというのは、ちょっと違う気がします。
 質問した弓削が呆れた様子で、口を曲げました。

「知っているかね―――」

 秋穂のいなくなったいま、この場の主導権を握るのはこの男です。

「強姦罪というのは、被害者本人の親告がないと成立しないということを」

 私にはこたえる話でした。妻が被害者、息子が加害者側に属している可能性がある立場としては、身のおきどころがありません。
しかし、そんなことなど、全くの他人事である羽生には関係なく、突然の話題変更のほうが問題だったようです。

「知ってますよ、そんなことは」

 なにをいまさら、とばかりに羽生は吐き捨てました。

「だから、何度も言っているんです。秋穂先生が事件のことをしゃべらない限り、甥御さんのことがばれる心配はないと―――そして、彼女にそんなことはできっこないんですよ。そうすれば自らの首を絞めることになります―――最愛の息子にも追及の手は当然、伸びるはずですから」

 自らの首が懸かっているせいもあって、羽生も必死の抗弁でした。頭の硬い年寄りを説き伏せようと、硬軟とりまぜて、あたるつもりのようです。

「彼女の要求など、突っぱねればいいんです。所詮、女の浅知恵―――」
「もうひとりいるじゃないか」

 弓削が口をはさむと、羽生は虚をつかれたように黙り込みました。

「事件について証言できる人間が」

 羽生はしばらく考える様子でしたが、答えがみつからないようです。いえ、顔には不信感がありありと出ていました。先ほどから、疑問をぶつけては適当にはぐらかす弓削の態度に相当憤りを感じているようです。
 それでも弓削はそれ以上の説明をするつもりはないようです。つれない上司の態度に部下は不満そうに唸りました。

「さっきから一体何のはなしを―――」

 弓削はそれには応じず、じっと私のほうをみていました。やがて、羽生の焦点が同じく私に合います。、

「そんな―――だって、彼は」
「通常の婦女暴行罪の場合、本人の親告がない限り、立件はできない―――しかし」

 呆けた様子の羽生に言い聞かせるように、弓削の眼が光ります。

「加害者側が複数犯―――つまり集団暴行事件の場合においては、その限りではない。第三者の証言も有効だ」

 全身の毛が逆立ちました。





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窓明かり
BJ 11/30(日) 04:07:11 No.20081130040711 削除
 第二話〜赤い夜〜

 フリーのライターだった時代は、取材と原稿書きで何日も自宅に帰らないことがあった。前妻の玲子には迷惑をかけたと思うが、彼女は彼女で仕事にカルチャースクールにと忙しそうにしていたから、その意味で気は楽だった。もちろん、玲子の癌が発覚してからは、心身両面で思い出したくないほど大変な生活が始まったのだが。
 編集長を務める現在は、他人の書いた原稿やあがってきた企画にあれこれといちゃもんをつけたり、編集サイドと営業サイドのトラブルを仲裁したりと、仕事量そのものは減ったものの、クリエイティブな部門にはめっきり関わらなくなって、刺激が薄いといえば薄くなった。これはまあ仕方のないことではある。年かさのいった人間が現場に口を出しすぎると、組織は活性化していかない。とはいえ、昔は厭でたまらなかった激務の日々を恋しく思うことはあった。
「技術や開発の職から管理職に出世した人間で、同じ虚しさを抱えているひとは実は多いようですよ。やはり、現場が一番楽しいってね。でも、秋原さんの場合は、私生活が充実しているからまだいいでしょう。何せ、新婚さんですからなあ」
 以前から付き合いのあった画廊のオーナーに、そんなことを言われた。
「新婚さんはやめてください。そんな歳でもないのに、恥ずかしげもなく年下の女性と再婚して、社内でもずいぶん冷やかされたんですから」
「何の恥ずかしいことがありますか。うらやましいですよ。新しい奥さんとは仲良いんでしょう?」
「今のところはね」
「私なんて古女房とのあいだに、ろくろく会話もないですよ。たまにあっても、二、三日前と同じ話を繰り返してる。お互いにボケてきてるから、同じ話を聞いて、二、三日前と同じところで笑ったりしてねえ。まあ、これはこれでボケの効用ですかな」
 オーナーはからからとわらった。

 挨拶をして画廊を出ると、初冬の風が冷たかった。思わずコートの襟を握りしめる。
 今日は午後から休みをとっている。これから銀座のバンプという喫茶店で、詩乃と待ち合わせる予定だった。
 ビートルズのイン・マイ・ライフを口ずさみながら、神田駅まで歩いた。

 それにしても、新婚さんとはね。
 電車の窓の外に流れるビルの海を眺めながら、先ほどのオーナーとの会話を思い出し、私は苦笑いした。この歳でそんなふうに呼ばれるなんて、昔は想像したこともなかった。
 詩乃と籍を入れたのは、今年の一月のことだ。齢五十五と三十九のカップルとはいえ、たしかに新婚といえなくもない。だが、やはりそこはかとなく滑稽だ。
 結婚といえば、詩乃との付き合いが深まるにつれて、私は次第にそのことを意識するようになっていったのだが、一方の彼女は、私がそれを口にすることを恐れていたような気がする。

『このままでいいの。わたしは―――このままで十分幸せ』

 そんなセリフを何度か聴いた覚えがある。そして、そんなときの詩乃の表情は、幸福に浸っているというよりも、何か遠いもの思いに耽っているような翳りがあった。

 詩乃は―――何を恐れていたのだろう。

 だが、それももはやどうでもいいことだ。
 彼女はいまや秋原詩乃になったのだから。私の傍であのころよりも幸福そうにわらっているのだから―――。

 バンプには約束の時刻よりずいぶん早くついてしまったので、私はコーヒーを注文し、ラックの週刊誌をぱらぱらとめくって時間をつぶした。煽情的なヌードの載ったこの手の雑誌を私が読んでいると、詩乃は顔をしかめる。玲子なら気にもしなかった。
 ずいぶんと性格が違うものだな。
 ふっと口元に浮いた微笑を押し殺しながら、私はコーヒーを啜り、胸元から取り出したキャビンに火をつけた。
 窓の外に目をやる。薄曇りの空をジグザグと切り取る四角いビルの群れ。雑踏のなかを歩く人々の足取りはせわしない。
 その人の波のなか、見慣れた詩乃の顔が現れた。白いコートを羽織り、幾何学的な模様が黒く縫いとられた臙脂のスカートを履いている。長い髪がさらさらと風になびいていた。この店に来たことのない詩乃は、どうやらバンプの位置が分からないようで、すこし途方に暮れたような表情で周囲を見まわしている。私は立ち上がって、手を振ろうとした。
 そのときだった。
 立ち止まった詩乃を、通りすがりの男がじっと見つめていることに、私は気づいた。歳は四十か五十くらい。黒く染めていることが一目で分かる髪を長く伸ばし、ブラウンのジャケットの内側に紺色のシャツを着こんだ中年男だった。下腹がぽっこりと出ている。
 その中年男が、詩乃に近づいて行く。詩乃も男に気づいた。そして―――
 そして。


 瞬間、詩乃の顔色が変わった―――ように見えた。


 私は意外の感に打たれた。彼女の驚きの意味が分からなかったからだ。そう、たしかに詩乃は驚いていた。意外なところで意外な知り合いに会った―――そんな驚きのようだった。
 男とは旧知の間柄なのだろうか。
 だが、それにしては、詩乃の表情は冴えなかった。まだ醒めやらない驚きをたたえた顔には、ちらりとも笑みなど浮かんでいない。
 むしろ―――怯えているように見える。
 一方の男は片手をあげ、にやにやとわらっている。どこか下卑た笑顔だった。
 ふたりはそのまま、雑踏のなかで立ち話をはじめた。といっても、話をしているのは、男ばかりだった。詩乃はうつむいて、その言葉を聞いていた。
 そしてようやく、男は詩乃の傍から離れた。終始笑みを浮かべたまま、男は片手を振ってみせた。去っていく男に向かって、詩乃は頭を下げた。こちらは最後まで硬い表情のままだった。ひとりになっても、まだ、どこか呆然として、その場に立ち尽くしている。
 急ぎ店を出て、詩乃のもとへ走り寄った。
「いったいどうしたんだ?」
 肩に手をかけた私に、詩乃は幽霊でも見たかのように、また驚いた顔をした。
「あ――――」


 まずいところを見られた―――。


 そのときの詩乃の表情を描写するならば、まさにそんな言葉の連なりが的を得ていた。

 私の表情が不審を浮かべるのが分かったのだろう。詩乃はすぐに表情を落ち着いたものに変え、「後ろからいきなり声をかけるの、やめてください。いつもびっくりするんだから」と言った。
「それはわるかった。でも、君も相当ぼうっとしていたようだぜ」
「いつから、いらしてたの?」
「三十分も前からさ。分かりにくい場所を指定して、すまなかった。それはともかく、今の男は誰なんだい?」
「今の男・・・・?」
「たった今、君と立ち話していた男さ」
「主人の―――」口にしてから、詩乃は上目づかいに私を見て、別の言葉で言い直した。「昔の主人の―――友人だった方です」
 そうか、としか私は言葉を返せなかった。だが、何かもっと別の、何かもっと聞かなければいけないことがあるような気がした。
「もう、行きましょ。映画が始まってしまうわ」
 私の服の袖を引っ張って、詩乃が急かすのに合わせて、私たちは雑踏を歩むふたりとなった。

 ハリウッド製の大作は、斜に構えなければ十分に楽しめる内容だった。先ほど、魚の小骨ように刺さった違和感も、映像と音楽の洪水のなかにいつしか飲み込まれ、消えていった。詩乃も、その後はずっといつもの詩乃で、私の他愛無い軽口をたしなめたり、受け流したりしながら、口元を手で押さえてくすくすわらうのも、普段と何ら変わりない彼女の仕草だった。


 そんなちいさな出来事があった、半月後のことである。
 仕事帰りに、私は古い友人の関谷と会った。映画会社でプロデューサーを務める関谷は、私と高校の同級で、卒業から四十年近くたった現在も交友が継続している貴重な存在だった。
 ホテルのバーでひとしきり近況や愚痴を言い合った後で、関谷は「今夜は遅くまで付き合ってくれるんだろうな。よし、面白いところに案内してやるよ」と言った。
「お前の面白いところというと、それは下品なところに決まっている」
「失礼なことを言いやがって」と関谷はわらう。「まあ、外れてはいないけどな」
「もう老人なんだから、少しは自重しなさい」
「何を本当の老人みたいなことを。昔はしょっちゅう、ふたりで朝まで遊んだ仲じゃないか」
「あいにく、俺は新婚さんなんでね」
「その歳で気持ち悪いことをぬかすな」・・・・言われてしまった。仕方なく、付き合うことにして、私は妻に「きょうは遅くなるから」と携帯で話した。詩乃は「あまり遅くならないでね」と念を押して電話を切った。
「奥さんは夜遊びを咎めるほうかね」
「いや、分からないな。お前のとこはどうなんだ」
「もう見捨てられてるよ。あっちはあっちで、女友達と遊び三昧さ」
 ぼやく関谷に苦笑しながら、夜の街へと繰り出した。

 関谷に連れられてやってきたのは、新宿の中心街からは離れた場所に位置する雑居ビルの、地下二階に入っているクラブだった。
 その会員制のクラブ「玄武」は、現会員の紹介がなければ入会できない仕組みになっているらしかった。受付の若い男相手に面倒な入会手続きをして、いざ入店というときに、受付の男からはマスクを渡された。仮面舞踏会でよく見るあれだ。これを付けて入れ、ということらしい。
 仕方なく手渡されたそれを顔につけ、店内に入ると、雑居ビルの古ぼけた外観から受ける印象に反して、やたらと派手な内装に驚いた。巨大なシャンデリア。ソファとテーブルはアンティークで、大理石の床には真っ赤な敷物がしかれている。赤は店のイメージカラーとなっているらしく、そういえばマスクの色も赤だ。奥に見えるピアノさえ、真紅にかがやいていた。
 正面には一段高いステージがあり、今は重たげな緞帳に閉ざされていた。柵で仕切られた座席は、その周囲をかこむように設けられていた。
「どうだ、すごい雰囲気だろ」
 マスクをつけた関谷がわらいかけてくる。
「目がちかちかするな。どうも悪趣味だね」
「時間ぎりぎりだったな。もうすぐイベントが始まる」
 何のイベントだ、と問い返す前に、シャンデリアの光が暗くなった。
 流れていた音楽が消え、かわりにこれまた赤いドレスを着た美しい女が、そこだけスポットの当たった真紅のピアノに座った。
 女の指が控え目な音で、気だるい旋律を奏で始める。よく目を凝らすと、女のドレスは透ける素材でできているようで、その奥に包まれた肌―――下着もつけていない―――がうっすらと覗いていた。

 短い演奏が終わった。
 それが前奏だったのか、するするとステージの緞帳があがっていく。

 あらわになった舞台にいたのはひとりの女だった。
 客と同様、赤いマスクが目元を隠している。それでも、すっととおった鼻筋や形の良い唇は、女が相当の器量の持ち主であることをうかがわせるものだった。
 だが、そんなことよりも目を引くのは、女がまったくの素裸であり、しかもそのむきだしの肢体を緋色の縄できつく拘束されていることだった。
 先に、私は女が「舞台にいた」と書いた。その通り、女は「立っていた」のではなく、宙に浮いた状態でその場に「いた」のだ。乳房を絞り、身体の正面でいくつもの菱形をつくった縄は、彼女の後ろ手を拘束し、そのまま客席からは見えない天井のフックに吊るされていた。
 そんなふうに宙空に吊り下げられ、セピア色の妖しい照明に照らされてかがやく身体は、なんと恥毛まできれいに剃りとられていた。女の年齢は分からないが、おそらくは三十の半ばころと思われる。熟女の艶香ただよう躯に、その部分だけ子供のように幼い縦筋を刻んでいるのが、奇妙に煽情的だった。
 すらりと伸びた脚が、床から三十センチほど離れて、ぶらぶらと揺れていた。



ご夫婦の依頼で
ケン 11/29(土) 22:48:56 No.20081129224856 削除
【リアル報告】

小説ではなく実話でも良いでしょうか?



先日、CHAT3.0で知り合った40代ご夫婦とお会いしました。

初めはご主人とだけ大阪駅近くの喫茶店で面接(?)代わりにお会いして色んな話しをし、徐々に本日のプレイ(?)内容の話しに移っていきました。

プレイ内容と言うのはシティーホテルでご夫婦のSEXをビデオやデジカメで撮影です。


喫茶店では壁を背にして二人で並んで仕事の話しをしている感じで書類を持ちながらカモフラージュしていました。

今まではご自分達だけで三脚などを使用して撮影してきたそうですが、カメラ位置に気が行ったり、撮影に気が行ったりしてSEXに集中出来なかったそうです。

撮影角度もワンパターンになってしまい、刺激が足りなくなってきたそうです。

元々、露出プレイをしたい願望があったそうですが、盗撮や身の危険が心配で実行出来なかったそうです。



今まで撮影した奥さんとのSEX写真を見せて貰いながら希望する撮影の方法(角度やズームなど)の話しをしました。

写真で見る奥さんはどこにでも居る普通の女性でしたが、撮影した順番で写真を見せて頂きましたが色んな角度で撮影されていて徐々に淫猥な雰囲気になっていくのが上手く撮影されていました。


しかし、ご自分達だけでは限界が・・・

と言う事で、たまたまCHATで見かけた私に話しを持ちかけてくれたのです。
CHATでは大まかなな話しをして、以後はメールで連絡をしながら話しを進めていきました。

奥さんも初めは嫌がっていたそうですが、話しをするうちに徐々に乗り気になってきて、「いつするの?」と聞いてくるようになったそうです。


メールで連絡し、ご夫婦と私の都合が合う日の土曜日の15時に大阪駅付近のシティーホテルですることに決まりました。

お互いに初対面で、これからご夫婦のSEXをカメラを通して見られる人がどんな男か?
もし、変な男だったら断ろうと思い、ホテルに行く前に面接と撮影方法の相談を兼ねて喫茶店で合流することにしたそうです。
(奥さんはホテルで待機)

面接を兼ねた相談が終わり、ホテルに移動することになりました。

ホテルの部屋に着くと、奥さんはシャワーを終えたようで持参したバスローブを着ていました。
恥かしそうに顔を赤らめて照れ笑いをして可愛い感じでした。

ご主人は自宅からデジタルビデオ2台、デジタルカメラ、三脚、LEDのスポット照明を持参されていて、SEXが始まる前に操作方法を教えて頂きました。
デジタルビデオ1台は三脚で固定して、ケーブルでTVに接続してSEX中にSEX・撮影風景を見られるようにしました。

他にもアダルトグッズを沢山持参されていて、ベッドに並べて奥さんにどれが好きなのか悪戯っぽく聞いていました。

カメラの操作方法を確認している間にご主人はシャワーをして出てこられて缶ビールを一気飲み
さっそくプレイ開始!!

旦那さんはさっそくつクンニ開始!!
掛け布団は取り払われていてまさに白いリング!!
旦那さんはわざと奥さんの秘部が撮影し易いように手で大きく広げたり、顔の角度を変えたり・・・
旦那さんはアダルトグッズを持って奥さんの秘部にブスリ!!
ピンクローターでクリちゃんを刺激しながらバイブを優しく出し入れ
バイブを色々と取り替えながら奥さんにどれが一番好きなのか聞いていました。
打ち合わせで奥さんの官能的な顔も撮影するように言われていたので、喘いでいる奥さんの顔もバッチリ!
続いて奥さんのフェラ・・・
旦那さんの指示で奥さんは自分でバイブを出し入れしながらフェラ
初めは恥かしそうな表情でぎこちなかった奥さんも慣れてきたのか段々と大胆になってきて、大きな音を立てながらオシャブリしていました。
旦那さんの♂も痛そうな位にギンギンになっていました。

次は69の体勢になり、交互に角度を変えて撮影しました。

お二人とも顔中ビショ濡れになりながら夢中でしゃぶり合っていました。

お二人とも限界なのか?
いよいよ正常位で挿入!!
お二人の足元に移動して結合部を撮影!!
旦那さんは撮影し易いように奥さんの足を抱え込み、大きく腰を動かしていました。

次は騎乗位
次は・・・何だったっけな?

色んな体位で楽しんでいました。

その間中、自分の♂はジーンズの中でギンギン
パンツも濡れて来たのが分かっていました。
じんわりとジーパンにもシミが・・・

撮影の為に照明を明るくしていたのでお二人にもバレテいました。

旦那さんが「窮屈そうだから脱いだら?」と言ってくれたのでお言葉に甘えて脱いじゃいました!


お二人のSEXを間近に見ながらギンギンになった♂
先からは透明な液が・・・

旦那さんがピストンを繰り返しながら奥さんに自分の♂を触るように言いました。

奥さんもためらいながら♂を握って上下に・・・

握られていたら撮影角度が変えられない・・・

旦那さんが体位を変えるタイミングで一旦奥さんの手から離れて色んな角度で撮影

奥さんに近づくと奥さんに♂を握られ・・・


これ以上奥さんの攻撃(?)が続くとお二人より先にイキそうなのでしばらくは奥さんから離れて撮影することにしました。

プレイが始まって1時間位経った頃に正常位でピストンをしていた旦那さんが
「イキそうだ!」と

打ち合わせでは中出しするとの事だったので足元に回って結合部を撮影

すると旦那さんのピストンが早くなり、奥さんの喘ぎ声も最大限に!!

お二人とも同時にイッタみたいでしばらく抱き合ったまま動かなくなりました。


旦那さんが奥さんからゆっくり♂を抜いているところもアップで撮影
♂が抜けると同時に奥さんの体内から白い液体がドロッと出てきた

旦那さんが奥さんの秘部を大きく広げて奥まで見えるように・・・

奥さんの身体はまだピクピクしていて、呼吸の度に秘部も呼吸しているように動いていました。

突然旦那さんが奥さんが一番好きだと言っていたバイブを秘部に挿入!!

奥さんの身体がピク!!と反応して喘ぎが始まりました。

旦那さんの精液と奥さんの愛液でグチョグチョになった秘部

1回戦を終えた旦那さんはバイブを出し入れしながら♂を奥さんの口元に

奥さんは美味しそうに♂をシャブっていました。

しかし旦那さんは中々大きくならず・・・

代わりに自分と交代してくれと・・・

迷わず交代!!
打ち合わせでは無かったので今回は撮影だけだと思っていたのでラッキー!!

旦那さんにカメラを渡してこちらは奥さんの秘部に刺さったバイブを・・・
奥さんの口元に♂を・・・

旦那さんはそれを撮影

お二人のプレイを間近で見ていたのですぐに発射しそうになる・・・

すぐにイクと勿体無いので一旦フェラから逃れて奥さんの足元に回りバイブを出し入れ・・・

間近で旦那さんが撮影

奥さんの秘部からは白い泡がタップリ・・・

この間、奥さんも何回かイッタようで呼吸が激しくなっていました。

奥さんも疲れたようなので旦那さんが自分にベッドに寝るように言い、奥さんにはフェラするように指示しました。

旦那さんは興味津々で撮影しながら奥さんの表情を撮影していました。

こんな雰囲気の中、奥さんのフェラ攻撃に負けて限界が・・・

奥さんに「イキそう・・・」と言うと口を離して手でピストン

旦那さんもカメラを♂に近づけてきて発射の瞬間を撮影するみたい・・・


恥かしいけど我慢の限界!!!

お二人が見ている前で大量発射・・・


奥さんが丁寧にティッシュで拭き取ってくれました。

この後、3人でお風呂に入って色んな話しをしました。

風呂からあがり、服を着て繁華街で一緒に食事をしてお二人と別れました。



この後も時々メールで連絡していますが、お互いの都合が中々合わず・・・



拙い文章で読み辛かったと思いますが感想等があれば下記まで
ken_lucky_fellow@yahoo.co.jp
ケン



窓明かり
BJ 11/29(土) 16:30:13 No.20081129163013 削除

 あのときと同じように、今宵も、詩乃は私の身体の下にいる。
 夫婦としての年月を重ねるようになってさえ、いまだ夜の営みで、詩乃が自分から積極的にすべてを解放しようとすることはない。それほど羞恥の殻は厚く、慎みの鎧は硬いのに、あまりに感度の良すぎる身体は、すぐに彼女自身を裏切ってしまう。そんなふうに脆い防壁を突き崩され、やがては喜悦にすすり泣きを漏らす妻の、哀れなような、それでいて何とも艶めいた風情に、私はしばしば息を呑む。

 うっ、、、、、、うっ、、、、、、、、あうっ、、、、、、

 蜜壺におさまった私の欲望が抽挿を繰り返すたび、眼下の詩乃は白い蛇のように妖しくのたうつ。ぎゅっと閉じられた瞳。眉間に刻まれた皺はいよいよ深い。
 蒼白い血管がうっすらと浮いた額に、汗の珠がきらきらとひかっていた。
 ぷっくりとした唇は半開きになり、白い歯が零れている。その奥からは、抑えて抑えきれない吟声が絶えず漏れている。
 悦びに弱い躯を晒して。


 死んだ玲子とのセックスは、詩乃との時間とはまったく別物だった。
 玲子は気の強い女で、私に対しても滅多に弱みを見せることはなかった。セックスでも対等の立場で与え、与えられる関係を望んでいた。生活全般にわたって、そうだった。
 何かにつけて受け身の詩乃は、私にとって生活をともにするパートナーというよりも慈しみの対象であり、一方で、彼女からは癒しを与えられる―――そんな存在だった。夜の営みでも、自身の快楽以上に、いかに詩乃を悦ばせたかということのほうが、私にとって満足の度合を左右する指標になることが多かった。それは私たちの年齢差からきているところもあっただろうが、もとより詩乃の漂わせている雰囲気が、そんな夫婦関係を規定した部分のほうが強かったようだ。
 詩乃の前の亭主を、私は見たことがない。私との再婚の前に、写真等はすべて亡夫の実家に返したと聞いている。
 けれど、彼女の死んだ夫が、生きていれば私とかわりない年代の人間であると聞かされたときは、胸が騒いだ。詩乃が「彼」と結婚したのは二十歳のころだという。当時三十半ばでしかも顔を見知っているくらいの関係だった「彼」に、是非にと乞われての婚姻だったらしい。詩乃はあまり話したがらないが、「彼」は大手家電メーカーの重役の甥で、詩乃の実家がほそぼそと経営している家電部品の生産工場とは取引関係にあったようである。
 エリートサラリーマン相手とはいえ、その年の差で、しかもおそらくは断れない結婚だったことが、その後の夫婦関係にどう影響したか―――詩乃の口からくわしく聞いたことはない。しいて聞こうとは私も思わない。ただ、詩乃が「彼」と同じ年代の私に、そして私との再婚生活にどんな感慨を抱いているのか、時折、気にかかることはあった。


 妻の目が薄く開かれた。
 涙の膜に覆われたぼんやりとした瞳は、しかし私に向って懸命に何かを訴えている。唇が声にならない声を刻んだ。

 ―――こんな表情を。
 ―――「彼」にも見せていたのだろうか。

「もう逝きたいの?」
 妄念を振り払い、あえて冗談ぽい口調で私は問う。言葉より早く、濡れきった肉の輪が、私のものをきつく締めつけてこたえた。
「言ってくれなきゃ分からないよ」
「いじわる・・・羞ずかしいの、知ってるくせに」
 私の胸にぐいぐいと顔を押しつけつつ、詩乃はつぶやいた。まるで発熱しているかのように、その肌は熱かった。
 焦らすのをやめ、律動を早くした。抜き差しのたびに響く水音を、詩乃のうわごとめいた言葉がかき消す。いじわる―――いじわる―――と彼女は繰り返した。

 やがて呆気なく、詩乃は頂点を極めた。絶頂の瞬間、張りつめた弓のごとく細い背がぴんと反りかえり、そのまま骨まで溶けてしまったようにぐったりと弛緩した。それを見送った後で、私も彼女のなかに精を放った。


 そのまま、詩乃の横にぐらりと仰向けになった。


 静かな夜だ。傍らには詩乃がいる。
 その詩乃は私の妻だ。私だけの女性だ。だから私は幸福だ―――そんな他愛もない想念が、胸の内側でひらひらと舞っていた。
 ようやく動けるようになった詩乃が、押し黙ったまま、枕もとのちり紙で自身の後始末をして、それから私の萎えしぼんだ性器に新たな紙を当てた。拭うのかと思いきや、小さな手のひらでぎゅうっと握りしめてくる。
「痛いよ」
「痛いようにしているんです」
「責めているのか」
「意地悪だったからです」
 そっぽを向いたまま、仏頂面でそんなことを言う。
 何が意地悪なものか―――そう言い返そうとしたが、その頃にはもう、私の瞼もとろとろと落ちかかっていた。やはり、もう歳だ。
 おやすみも言わず眠りに落ちていきながら、私は、性器を刺激するやさしい紙と指の感触をかんじていた。


 翌朝起きると、寝室に妻の姿はなかった。つまり、いつもの朝の光景だった。
 あくびをしながら居間に行くと、エプロンを着けた妻の後ろ姿が見える。
「おはよう」
「おはようございます」
「どうも身体が重い。節々が痛むようだ。もう歳だね」
「自業自得です」
 振り返りもせず、妻はこたえる。にやけ笑いをしながら、私はテーブルに置かれた新聞を広げる。来月分の雑誌原稿は昨日で出稿を済ませている。今朝はゆっくりと朝食を味わってから、職場に出ればいい―――。



窓明かり
BJ 11/29(土) 16:24:16 No.20081129162416 削除

 寝室の暗がりにうっすらと目が慣れてきた。

 同じベッドのすぐ傍らに、見なれた白のネグリジェと、それに包まれた白い素肌があった。
 反対向きに眠っている妻に、私はそっと手をまわした。下着をつけていない寝巻きの上から、やわらかな胸のふくらみに触れる。細身のわりに豊かな乳房の、温かくまろやかな感触を掌にかんじる。
「きょうはお疲れだったんじゃないんですか?」
 向こうをむいたままで、あらがいは見せなかったが、そっけない詩乃の口調には、かすかなからかいの色があった。
「子どもと一緒でね。目の前に旨そうなお菓子があると、満腹でもつい手を伸ばしたくなる」
「それってほめられてのかしら」乳房にじゃれつく私の手に、詩乃はくすぐったそうに身をくねらせた。
「もちろん」言いながら私は身を起こし、薄い肩を引きよせる。妻はようやくベッドに仰向けになった。

 吸い込まれるような黒目がちの瞳が、暗闇のなかだというのに、きらきらとひかって見えた。

 肩ひもに指をかける。私を見つめていたその瞳が、すうっと閉じられた。
 何かの儀式のような真剣さで、妻の衣類をほどいていった。
 ほっそりとした少女のような身体つきに反して、乳房や腰まわりは熟した女の艶気を存分に感じさせる肉で充ちていた。すべてがあらわになり、白いシーツの海になお仄白く浮かび上がった。
 ちいさな息遣いが聞こえる。妻の吐息が。色白の乳房も、その吐息に合わせてかすかに弾んでいるように見える。
 妖しい果実のようなふくらみの頂きに、口をつけた。舌で敏感な尖りに触れると、彫像のようだった詩乃の顔が切なげにゆがみ、眉間に深い皺が刻まれた。その反応に満足して、私はさらに舌の愛撫を繰り返す。
「そこばかりはいや。やめて」
 抗議の声とともに、細い腕が私の胸を突き返そうとする。その腕をつかみ、磔のように押し広げて自由を奪い、なおも愛撫をつづける。
 いや―――いや―――の声が、高く、低くなる。いつの間にか、妻の手はシーツをぎゅっと握りしめていた。
 私はようやく妻を許した。苦しげにあえいで上下に動く胸乳。先端の尖りが、かたく屹立している。
 左右に揺れ動いていた視線が、恨めしげな色をまとって、私をとらえた。
「やめてと言ったのに」
「だから言っただろう、僕は子どもだって」
 囁きつつ、私の左手はすべすべとした太腿を撫でまわし、下腹部のあわいに達する。やわらかな草むら、その奥にひそんだ肉の閉じ目へ。指先で忍び入ると、そこはしとどに潤っていた。「すごく濡れているね」―――言わずもがなの言葉を投げると、詩乃はぷいっと顔を横に背けた。羞じらっているような、それでいて拗ねているような、妙に子供っぽい仕草に興奮した。


 詩乃との、初めてのセックスを思い出す。
 付き合うようになって半年が過ぎたころのこと。それまでにも何度か誘いをかけてはいたのだが、詩乃には毎回さりげなくいなされていた。
 当時はもう、彼女がかつて結婚しており、十五年連れ添ったその相手とは、すでに死別していることも聞いていた。そんな過去が私たちを急速に結びつけたのはたしかだったが、今度は逆にその過去が詩乃をして私に抱かれることを拒ませているのではないか―――これは私の推測だったが、死者に操を立てるというのもあながちありえないことではない―――そう思わせる雰囲気が、彼女にはあったのだ。
 だからその宵、ほんのりと酒気をまとった詩乃が、ためらいがちにではあるけれど、私の手をとってホテルへ歩み入ったというのは、単なる性欲を超えてうれしいことだった。
とはいえホテルの一室に近づくにつれ、詩乃のほろ酔い気分は醒め、口は重くなり、表情は硬くなっていった。
 シャワーを使って、備え付けの寝巻きに着替えて、いよいよ私がそのなで肩に手をかけたとき、なんと詩乃は顔を両手で覆ってしまった。
『あなたがいやなんじゃないの』
 泣きそうな声音。
『それなら・・・・・亡くなったひとへの罪悪感だ』
 彼女はしばし黙った後で、『そうじゃない・・・・ううん、それもあるけれど・・・・』と呟くように口にした。
 私は待った。気の利いた言葉など思い浮かばなかったし、何より―――小さく身を震わせている詩乃の顔が、そのとき不思議なほど美しく見えて、肩に手をかけたまま、私はただ目を奪われていたのだ。
 動揺と惑乱が、やがて決意の表情に変わった。真剣そのものの瞳が私を見上げる。睫毛の先が儚く揺れているのを見つめながら、私は彼女に口づけた。
 目を閉じて、詩乃はキスを受け入れた。抱きしめた身体の震えが徐々におさまっていくのを私は感じた。

 そしてようやく―――私たちはベッドの上でひとつになった。

 初めて見る詩乃の裸身は白魚のようだった。その美しさに目を瞠り、やがてはその蟲惑に引きずり込まれずにはいられなかった。そうして微妙な陰影を刻む女体のあちこちに手を這わせるうち、それこそ陸に揚げられた白魚のように怯え、ただ横たわっているばかりだった詩乃に変化があらわれた。すすり泣きのような声が漏れ聞こえ、最初はどこか苦しげな表情だったその顔は、やがて身中からくる感覚に押されて、いっそう切なさまじりの苦しみを見せるようになった。すすり泣きはやがて長啼きになっていった。
 ことここに至って、私は先ほどまで彼女が見せていた戸惑いに、亡夫への気遣い以外の意味があったことに気づいた。おそらく詩乃は羞じていたのだ。敏感すぎるこの身体を、男に―――私の目に晒すことを。
 一瞬、ふたつの感情が胸をよぎった。ひとつは男にとって宝のような身体を持つ女性と出会えた至福。もうひとつは―――この身体をここまで開発し、長年我がものとしていた男への嫉妬だった。
 しかし、そんな複雑に揺れ動く感情はすぐに消え、最後にはただ真正直な欲情だけが残った。深い海のような詩乃の内奥に、やがて私の理性は埋没し、ついには快楽をともなった幸福の淵へとひたすら溶けていった。遠い潮騒のように、詩乃の啼く声がずっと聞こえていた―――。



窓明かり
BJ 11/29(土) 16:16:07 No.20081129161607 削除
 第一話〜二度目の夫婦〜


 「妻は窓明かりのように」―――そんなタイトルのついた小説を、かつて読んだような気がする。


 仕事帰り、いつもの駅で降りて静かな団地街をすこし歩き、朱色の屋根に白塗りコンクリートの見なれたわが家が見えてくると、いつも私は、内容も覚えていないその物語のタイトルを思い出す。
 明かりのついた窓を見つめながら、私は玄関をくぐり、ドアを二、三度ノックする。そうすると、ぱたぱたと足音が近づいてきて、ドア越しに「どなた?」という妻の詩乃の声がする。
「俺だよ」―――私は答える。


 ドアが開く。見慣れた笑顔が、私を出迎える。


 そんな瞬間が、そんなありふれた時間こそが、何よりも貴い幸福の形だ―――と、私は思う。
 いつも―――思っている。それは私が、かつて一度はその幸福を失った人間だったからかもしれない。


「きょうは早かったんですね。今月の出稿は滞りなくいったのですか?」
 夕げの膳を運びながら、詩乃が問いかけた。
「ああ。今月は要注意の作家が二人もいたんだが、なんとか締め切りに間に合わせてもらってね。いつもほどにはドタバタせずに済んだよ」
 私はさほど有名でない旅行雑誌の編集長をしている。ライターとして現場に出ていた頃よりはいくぶんましだが、それでも時には目の回るような忙しい日も、ある。
「そう。できあがりが楽しみね」
「おや、ちゃんと読んでいてくれていたのかい」
 からかうように言うと、詩乃はきゅっと私を睨んだ。
「読んでいます、毎月。隅から隅まで」
「それはありがたいね。世間には夫の仕事のことなど何一つ知らない奥さんも、五万といるのに」
「それは仕方のないことでもありますよ。―――でも、そうね。その意味でいえば、わたしは幸せなんでしょうね」
 膳を食卓に並べながら、詩乃は上目づかいにちらりと私を見た。唇に微笑が浮かんでいる。
 小づくりの面輪の中でより目立つ、切れの長いアーモンド形の瞳。ふっくらとした下まぶたのふくらみが艶っぽい。鴉の濡れ羽色をした豊かな黒髪は、ゆるやかなウエーブを描いて、細い頸筋にかかっている。
「何をじいっとご覧になっているの?」
 数瞬、ぼうっとした私を見て、詩乃は小首をかしげた。まさか、今さら「君に見とれていた」とは言えない。私はわざとらしい咳払いをした。
「いや、やっぱり何のかんの言って、疲れてるみたいだ」
「お風呂沸いてますから。夕食を食べたらすぐに入ってくださいな」


 七年前、私は、前妻の玲子を癌で亡くしている。
 私が四十歳、玲子が三十七歳のころのことだ。癌が発覚したのはそれより二年前に遡る。夫婦のどちらにも、辛い闘病生活の始まりだった。
 最初の一年、玲子は入退院を繰り返した。最後の一年は、ほとんど病院にいた。
 そのころから、合間に玲子の死という大きな悲劇を挟んで、私は長く、わが家の窓明かりというものを見ることがなかった。
 詩乃と出会い、ともに暮らし始めるまでは。

 詩乃と出会ったのは、今から二年前の冬のこと。私の働く雑誌社にある日、彼女は事務員として新しく入ってきた。
 美人だな、とは最初から思っていた。けれど、自分がその美人相手にどうにかなろうとは考えていなかった。当時、私はすでに齢五十に手が届いており、詩乃は一回り以上年下だったのだ。
 だから―――彼女と言葉を交わすようになり、ついには身体も交わすようになって、そして今では妻と呼んでいることに、私は今でも、時折、驚きのような感慨を覚えることがある。



こころ清き人 7
道明 11/28(金) 21:13:15 No.20081128211315 削除
 ああ、この前の家族旅行での夜行列車内でのあの会話・・「凄いんだから」か・・

 「そんなにその旅行で、知子が羽目を外したんですか?」

 「ええ・・私たち宴会の後、二人でホテルのバーに行ったの。お酒は知子の方が私より何倍も強い。私は酔いつぶれていたんだけど・・知子は大学生二人に可愛いお姉さん・・なんて呼ばれちゃて・・・三人でダンスフロアーで踊っていたわ」
一郎が次第に真顔になっていくのを幸子は気づかない

 「それで・・」

 「気がついたら知子の姿が見えないので部屋に戻ったんだけど・・・部屋にもいないし、私先に蒲団に入っちゃた。でも内風呂からのシャワーの音で目が覚めて、時計を見たら2時だった・・・ふーん」

 「踊っていっぱい汗かいたんだ・・」
 一郎の口元は強張ってしまった

 「そうかしらねぇ・・・朝、起きたらまた知子がいないの・・で、風呂かと思って女風呂へ行く途中に・・・へへへ、私見ちゃった。あの変人教師と混浴風呂から出てくるのを。あの変人、しっかりと知子の肩を抱いていたわ。暖簾をくぐる時に浴衣の上から知子のお尻を撫でたのよ・・・いやらしい、ほんとにスケベ」
 一郎は唾を飲み込んだ
 
 「へへ・・変人先生と?」

 「まだ他の先生方は気がついていないわね・・・だって、美人で可愛い素直な先生の評判を知子は独り占めだもの、私も親友だから誰にも言わない・・・でも、あなたにはね」
 幸子の手が一郎の太腿から股間に流れ、強く男根を掴む

 「うっ!」

 「しっかりしなさい、旦那様・・・おっと、お迎えだわ、それじゃお先に」

 幸子が帰った後、一郎はオンザロックを口に運びながら目を瞑っている
写真で見たあの変人教師が知子を抱きしめ、いやがる妻を犯している光景が何度と無く脳裏に浮んでいた



悪夢 その122
ハジ 11/27(木) 22:02:38 No.20081127220238 削除

 肩のあたりに雨を感じて、私は思わず足を止めていました。見上げると、天気は今にも崩れそうで、鉛色の空をさらにうえから黒煙で覆ったようです。

 今夜は本格的な降りになるらしい―――知ってはいましたが、私は傘を忘れていました。正確に言うと、家を出るときには持っていましたが、職場である学校にどうやら置き忘れてしまったようなのです。

 正直、今日一日なにをしていたのか―――もちろん断片的には憶えているのですが、なにか一日中ふわふわした気分ではっきりしません。

 あれから羽生たちと少し話をして、帰宅しました―――誰もいない家へ。

 私は妻と息子の浩志を待つつもりで、ソファに座りました。眠るつもりは―――まさか、眠れるとは思いませんでしたが、気がつくと朝になっていました。
 秋穂は遅くには帰ったようでした。横になった私に布団をかけてくれたらしい。彼女の様子が気になったので、部屋を訪れようかとも思いましたが、私以上に疲れているだろうからと、遠慮することにしました。
 のどの渇きに耐えかねた私は直接蛇口から水道の水を口に流し込みました。浄水器つきのそれは全くといっていいほど味がせず、おいしさなど露ほども感じませんでしたが、何故か貪るように飲んでいました。本当はコーヒーの香りで、頭を冴えさせたかったのですが、習慣とはこわいもので、秋穂がこの家に来てから、なにがどこにあるのか、さっぱり、わからなくなっていました。
 ついでに顔を洗い、タオルを探していると、暗い食卓の上に食事の用意ができているのに気づきました。まるで、他人の家の台所に紛れ込んだような気分でそれを覗くと、調理されて時間が経ったのか、ラップの表面に水滴をつけた朝食でした。
 ひょっとして妻は食事の用意だけしに帰ってきたのかもしれない―――そう思いながら、私は妻の習慣が少し疎ましくなりました。整然と並べられた食器類は昨日と寸分変わらぬ場所に置かれているようで、少々薄気味悪いくらいです。
 妻の在宅を確認しようと私は居間を後にしました。ドアをそろりと開け、息を殺しながら進みます。いつから、これほど居心地の悪い家になったのだろうと嘆きながら。
 玄関先をのぞくと、妻のものはなく、代わりに昨日はなかった息子の運動靴が並んでいました。やはり忍び足で狭い階段を登ると、浩志の一人部屋の前に着きます。
 起きているのか、眠っているのか―――中からはまったく人の気配がしません。私は木製のドアについていいるノブへ手を伸ばしていました。L字型のそれは押し下げるタイプで手をかけてみましたが、一定のところから先へは下がりません。どうやら内側からロックされている模様です。
 私は施錠された部屋を前にして、少し安心していました。息子にどんな言葉をかけるのか、まだ心の準備ができていなかったのです。

 結局―――いつまで経っても起きてこない息子に形だけ声をかけて、出勤を理由に逃げ出してしまうことにしました。情けない―――話ですが、怒鳴るにせよ、殴れるにせよ、とても理性的な話ができる心理状態ではなかったのも確かです。
 学校には行かないのか。飯だけはきちんと食べろ。帰ってから話をしよう―――部屋に向かってそう話しかけると、返事こそありませんでしたが、人の身じろぎする気配だけは伝わってきました。
 とりあえず、家には戻ってきたのだ―――今はそれで良しとしよう。自分にそう言い聞かせたものの、やはり暗澹たる気分はおさまりませんでした。

 雨脚が強くなってきました。多少濡れても構わない―――そう思っていましたが、今日の集まりを考えると、ずぶ濡れで行くわけにもいかず、近くにみえてきた商店街の中に駆け込みました。
 そのアーケード型の商店街に入ったところで、いよいよ本降りになってきたようです。ドーム状の屋根を激しい勢いで雨水がたたきます。じめじめとした空気に滅入った私は一瞬引き返すことも考えました。

―――そんなわけにもいくまい

 家には息子がいる。とりあえず、今日も学校を欠席しているのは確認していました。たいした用事もないのにこの時間まで、職場にとどまっていたのは彼と顔をあわせたくないからでもあります。

たしか、昔の教え子が近くに住んでいました。私はそのころの記憶をたよりに歩きはじめていました。
 このあたりには少し下町の風情が残っていて、昔ながらの個人商店が軒を連ねています。しかし、時代の趨勢といいますか、シャッターを閉めてあるところもちらほらあって、人通りがほとんどないのも雨のせいだけとは思えません。

こうして傘を求めて彷徨っていますと、私はどうしても昨日のことを考えてしまうのです。悩むまい、考えまいとしても。



 秋穂のいなくなった校長室はまるで火が消えたようでした。台風の去った後のように静まり返っています。
 妻に置いてけぼりをくらった形になった私はなおも、その場に居つづけました。本来なら私も彼女といっしょに辞去すべきでしたが、なんとなく時期を逸したというか、気力がなかったと申しますか、とても腰をあげる気にはなれませんでしたし、誰もそのことを咎めませんでした。私を含め、羽生も弓削も敗残兵さながらに疲れ切っていたのです。
 それでも彼らは生来口数の多いほうなのでしょう。ボツボツとおしゃべりを再開します。

「―――やはり、彼女の要求は呑まねばならんだろうな」

 弓削がひとりごとのように口にしていました。陰気な口調で誰にともなく、話しかけます。話題はやはり秋穂のことのようです。

「これ以上、かきまわされるのはよろしくない」

 あいかわらず声をおとしているところをみると、公にはできない話のようでした。そばに私がいるのを忘れているのか、それとも端から慮るつもりがないだけなのか―――。

「また、そのようなことを―――」

 羽生は大きく息を吸い込むように、盛大にため息をつきました。

「なぜ、そこまで、こちらが譲歩する必要があるのです?彼女はどのみち、身動きがとれません。なんたって今回の犯罪には息子が関わっているのですから」

 部下の詰るような口調に弓削は眼を怒らせました。

「だから、貴様は甘いというのだ」

 どうやら、弓削は部下の侮りよりも理解力の低さに腹を立てているようでした。

「―――きみはまだ、あの女のおそろしさを理解していない」
「どういうことです?甥御さんのヤクブツのほうで揺さぶりをかけてくるとか―――そういうことですか」

 羽生は太い首を大げさにすくめてみせました。

「彼女も一応教育者だ。いくら目的のためとはいえ、そこまで、するとは思えません」
「そういう単純な話ではない―――」

 弓削は羽生の鈍さによりイライラを募らせたようです。

「彼女には切り札がある―――」
「切り札?」

 羽生の問いには答えず、弓削は黙って私を指差しました。

「彼が切り札だ」

 いきなり名指しされて、どぎまぎする私を羽生は鼻で笑いました。

「木多先生がなんだというんです?彼はただの傍観者ですよ」
「傍観者か―――誰がそう仕向けたのだろうな」
「は?」

 羽生は益々わからない様子でした。弓削が薄く閉じた眼を私に向けます。

「彼女は保険をかけたのだ」

 弓削の声はひどく眠そうでした。





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こころ清き人 6
道明 11/27(木) 19:22:20 No.20081127192220 削除
一郎は36歳の若さで電算室長となっていた
同じ大学の先輩に役員がいてその贔屓もあり、社内でもトップクラスの昇進である
人事異動に伴う歓送迎会の流れで、一郎は一人でスナック街のドアを開けた

「あら、山本さん・・山本一郎さん、お一人?」

「はぁ・・・」
一郎が声のする方を見ると、阿部幸子がカウンターにいた

「さぁ、ここに、ここにいらして」

「やぁ、阿部先生」

「ええ、いいところでお会いしましたわ・・・学校の歓送迎会の流れで今、一人になってしまったところでしたの」

「そうですか、私の職場も今夜、歓送迎会で・・あっ、先生だいぶ酔ってらっしゃるようですね」
幸子は身体と首をしきりに動かしていた

「はぁーい・・一郎さん、ここはちょっと辛くなってきました・」

「はいはい・・マスター、あそこに移るよ」
一郎は幸子を抱えながらボックス席に移動した

幸子は大学のバドミントン部で鍛えたスレンダーな筋肉質の肢体をしていた
妻の知子と同じ33歳だが、色は浅黒く身長も170センチと背が高く、勝気な性格の持ち主である

「幸子先生と二人で飲むなんて、初めてですね・・ご主人がお迎えに来るんでしょう。知子が幸子先生の旦那さんは私と違って優しんだから・・・と、よく聞かされましたよ」

「ははは・・そのとおり・・今、家を出たとするとあと40分かな?」

幸子の目が意地悪そうな目に変わり、そっと一郎の太腿に手を置いた

「一郎さん・・あなた、お強いんでしょう・・あちらのほう」

「ええー・・どうしたんですか、幸子先生?」

 「うーん・・知子は学校では清楚で可愛い真面目な先生をやっているでしょう。でも、本当はねアレが好き・・ふふふ・・・それは、旦那さんの教え込みかなって」

 一郎は今夜それほど飲んでいない
 (幸子さんはおかしなことを言うなぁ・・)

 一郎の知らない知子の意外な一面が聞けるかとカマをかけた

 「えー・・先生には敵わないなぁ・・・・で、どこで、分かりました?」

 「ふふん・・そうね、一緒だった前の学校での職員旅行でね」
 



裕美子の冒険033
風水 11/27(木) 11:44:01 No.20081127114401 削除

「風太郎君ずいぶん興奮してたんだねぇ ほんの2,3分だったよ」

 私の言葉に 照れながらティシュで自分の飛沫を始末する風太郎君
「はい なんか見られてると いつもより興奮しちゃって・・・恥ずかしいっす」

「昼間からずっと我慢してたんだろ しょうがないよ なぁ裕美子」
「ふふっ いやねぇ・・・でも 若い人ってほんとに凄いのね・・・まだ大きいわ」

 大量に放出したにも拘わらず 彼の陰茎は勃起したままです。

「風太郎君まだ大きいんだ・・・いつもそうなのかい?」
「は、はい・・・凄く興奮した時は続けて2回位平気っす」
「ひゅぅ そりゃ猿も真っ青だな・・・」

「男の人ってみんなそうなの?」
「いや・・・俺は少なくともそんなに元気は無かったな・・・はぁ
 風太郎君 もう1回していいよ・・・じっくり時間掛けてしてよ なぁ裕美子」

「どっちでもいいけど・・・」
 妻はひたすらワインを口に運んでいます。

「恥ずかしいですけど・・・いいんですか?」

「いいよ・・・いきなり2回目じゃ照れるだろうから おもしろいの見せてあげる」
 私はテレビの電源を入れ DVDプレーヤーのリモコンを手にしてソファに戻りました。

「や〜だぁ エッチなビデオでしょ 男の人って本当にそういうの好きねぇ」

「ああエッチなビデオだよ 風太郎君が喜ぶヤツ・・・」

 DVDの再生ボタンを押すと 42インチの画面がブルーバックに変わりました。

「ねぇ 私見たこと有るヤツなの?」
「まぁ見てのお楽しみ・・・」

 妻も期待しているのでしょう 隣戻った私の太股に片手を乗せてきました。

 ブルーバックがいきなり室内の映像に・・・それは見慣れた私達の寝室
 続いてジーパンにトレーナー姿の妻が画面に登場しました。

『ねぇ あなたぁ ほんとに撮るの? 恥ずかしいなぁ』
 画面の中の妻が私達に語りかけています。

「ちょ、ちょっと な、なによ・・・・」
 妻は目を見開き 私の手に有るリモコンを奪おうと手を伸ばしてきました。

「な〜に いいじゃない 風太郎君の大好きな裕美子さんが出てるんだよ
 どうせアソコもたっぷり見られちゃったんだもん・・・
 ほら 風太郎君 もう見入ってるじゃないの」

「あ〜ん そんなぁ 恥ずかしいよぅ・・・え〜ん」

 妻の全身が映っていた画面 その手がトレーナーの裾を掴み徐々に持ち上げ始めました。

「いゃゃゃ 風太郎君 見ないでぇぇぇ・・・」
 
 さすがに恥ずかしいのでしょう 顔を両手で隠す妻 
 画面には トレーナーの下から現れた白いブラジャー映っています。



こころ清き人 5
道明 11/25(火) 21:49:55 No.20081125214955 削除
家族旅行を楽しんだ春休みは終わり、学校は新学期を迎えていた

ある夜、一郎は自室で一人パソコンを使い仕事の整理をしたあと居間を覗くと
机の上には、この3月の学期末に撮影したものだろう
無造作に卒業写真が置いてあった
妻の学校の先生方が学年別に全員並んでいる

「ああそうだ・・・話にでていた変人先生とやらはどの人かな」

写真中央に生真面目そうな校長、その横に眼鏡の教頭・・・・妻はライトブルーのミニのスーツで右端にいる
ショートカットのヘアーで斜めに足を揃え微笑んでいる
夫の贔屓目を差引いても、知子は素敵だった

(うん、緊張して表情が少し硬いかな・・)

スカートから流れる足のラインにしばらく見とれていた
妻の斜め2列目にデブで少し禿げていて普段着の服装で立っている45歳位の男がいた
いかにも勉強嫌いの多趣味男・・しかし、人懐っこい感じの男

(この先生だろうな?・・なるほど、いかにも先生らくしない)
そう思った

(あっ・・)
何やら変人先生の左手が、妻の髪かうなじに触れているように見える

(まさか・・な)

一郎は写真を置き、寝室に入ると妻は寝息を立てている
その寝顔を見ていると、先ほどの写真のしなやかな美脚に触れたくなった
そっと蒲団をずらすと華奢な素足にキスを始めた

それにしても妻の知子は、今でもまるで子どものようだ
天真爛漫
ストレスだらけの一郎を癒してくれる

キスが太腿あたりに差し掛かった
妻が気づいた
一郎はもう止まらない、パンティを脱がせ女陰を舐めあげる

妻は声をあげない
しばらく舐め続けると、いきなり指を挿入する
そして、もう一方の手で乳房を揉み立てる・・・一郎のワンパターンだ

「痛い・・・あなた、痛い・・」

「痛いか?ごめん・・・・」
妻の額にやさしくキスをする

先ほど見た写真の禿げた変人教師が
妻のうなじに手を延ばし背後から抱きつく光景が浮ぶ

一郎は妻とのセックスの中で、しばしばこのような想像を自分に挿入する
女陰に挿入した指の動きが激しくなる

「痛い・・痛いわ・・・あなた」

妻の口に吸い付く・・・まるで、女学生を襲っている感覚に襲われる
この声で、一郎の怒張は硬く、更に硬くなった・・・・行くぞ、知子

「うっ・・ああぁぁぁん、あなた・・痛い、痛いの・・」
一郎には妻を気遣う余裕はもうない・・・



裕美子の冒険032
風水 11/25(火) 09:40:59 No.20081125094059 削除

「ジーパンきついだろ・・・風太郎君 脱いじゃいなよ・・・」
 
 たぶん脱ぎたがっている風太郎君に助け船を出すことに

「は、はい・・・」
 彼はソファから立ち上がり少し照れながらジーパンを脱ぎました。

 下半身にぴたりと密着しているボクサーパンツ
 男性器の形を浮かび上がらせています。

「す、座っていいっすか?」

「ああ 私達の事は気にしないでいいよ・・・」
「ハ、ハイ」

 ソファに浅く座り 軽く開いた足を延ばした風太郎君
 右手を陰茎に沿ってゆっくり動かしています

「風太郎君 凄く大きそう・・・」
 妻は潤んだ目でじっと見つめています。

「ぁぁぁ 奥さん見てるんですね・・・き、気持ちいいっす ぁぁ」

「風太郎君 見られて興奮するだろ?」
「ハ、ハイ・・・い、いつもと全然違います・・・ぁぁぁ」

「ねぇ 風太郎君 もう下着に染みてるわよ・・・それも脱いじゃいなさいよ」
「い、いいっすか?・・・ちょっと恥ずかしいっす・・・」

 そう言いながらもボクサーパンツを降ろす風太郎君
 はち切れんばかりに膨張した一物が 勢いよく飛び出しました。

「うわっ おっきい・・・」
 私に身体を寄せ ワイングラスを持ったまま妻がつぶやきました。

 ピンクに近い若者の陰茎 怒張の先端は濡れ光っています。

「風太郎君 立派な物持ってるね・・・」
「ぁぁぁ そ、そうっすか? 気持ちいいっす ぁぁぁ」

 彼の視線はスカートに包まれた妻の下半身に向いています。

「風太郎君 昼間の事思い出してるな・・・」

「は、はい・・・奥さんを診察してるとこ ぁぁぁ 奥さんのアソコ・・・」

「いゃん・・・エッチィィィ」
 妻がスカートの上から股間を隠す仕草をしました。

「お、奥さんのアソコ・・さ、最高に興奮しました・・・ぅぅぅ」
 妻の性器を思い浮かべているのでしょう 半眼に開いた眼は虚ろです。

「ぁぁぁ か、感じすぎて・・・・も、もう い、いっちゃいそうっす・・・ぅぅぅぅ」
 手の動きが一段と早くなってきました。

「ありゃ 早いなぁ・・・」
「うっ・・・ぁぁぁ・・・ぅぅ逝きますぅぅぅぅぅ」 

 自らの太股に大量の精子を飛ばす風太郎君 若さでしょう 私とは勢いも量も全く違います。

「す、凄い・・あ、あんなに・・・」
 妻が私の手をきつく握りつぶやきました。

 妻は先ほどから妙に足を摺り合わせています 相当興奮してる事でしょう。
 私も久々に下半身が痛い程です。



悪夢 その121
ハジ 11/24(月) 16:27:06 No.20081124162706 削除

「校長」

 闇の中にたたずんでいた秋穂が動きました。あっという間に弓削に詰め寄ると、まるで立ち塞がるように執務机に両手をつきます。

「そんな悠長なことを言っているときではありません。御決断を―――」

妻の提言に従うのか、否か―――。
 つまり、弓削の甥である石神井彰のことを不問にする代わりに羽生を児童劇団の顧問からはずす。
 その是非について、彼女は問うているのです。

 からだを折って迫ってくる妻に気圧されたのか、弓削は座った状態のまま、椅子ごと後ろに下がります。表情こそ動かしませんでしたが、額に浮かぶ汗は尋常ではありません。

 息を呑んでそれを見守る私の脇をものすごい速さで影が通り過ぎました。羽生です。彼も参戦するつもりなのでしょう。私はいてもたってもいられなくなり、遅ればせながら妻の助太刀に入ることにしました。対峙する校長と妻の間に陣取った羽生の対面に滑り込みます。
 弓削の正面に妻が立ち、その両脇を私と羽生が固め―――四人はそれぞれ机を囲む形で、最後の局面に入ろうとしています。

「御決断を―――」
「校長先生。早まっては駄目です。この女の言う事を聞いては―――」

 秋穂と羽生―――ふたりが同時に声をあげました。互いに一瞬相手を意識しあった様子でしたが、すぐに目線を切るのがみえました。

「校長先生、あなたの将来に響きますぞ」

 片や無言のまま、返答を促す秋穂に対して、羽生は声を張り上げるのをやめませんでした。凄まじい形相で弓削に迫ります。

「私の活動を妨害して、“如月の御前”がお許しになるとお思いですか」

 羽生が無意識のうちに放った奇妙な符号に弓削の顔が引き攣りました。それは明白に恐怖という色合いを帯びて。
 ふたりの刺すような視線を避けるように、弓削は自分の膝あたりに目先を下げました。

「ふ―――御前か―――自らの箱庭で花を摘む以外、すべてのことに情熱を失った―――あの老人が―――」
「口が過ぎますぞ。あの方の我が校への特別なはからいに対して、あまりにも―――」

 しかし、私にはそれ以上、そのことに注意をはらうことができませんでした。私の関心は他のことにとらえられていたのです。

 それは羽生の大音量にかき消されてしまうくらい、小さく些細なものでした。
 耳障りな大男の怒声に時折混じるノイズ―――私の耳は最前から、規則正しく打ち鳴らされるその音を感じ取っていたのです。一定のリズムで刻まれるそれは後方から聞こえてきます。
 皆が集まっているここから、もっとも遠い場所―――入り口のドアを誰かが叩いているのです。私の視線に気づいたのか、全員がぎょっとして、そちらを見ていました。

 いつから、そこにいたのか。いや、今の話をどこまで聞かれていたのか。
 会談の内容が内容だけに人は遠ざけていたはずでした。しかし、あまりにも長い時間、ここに籠っている我々を心配して様子でも見にきたのでしょう。

 静まり返った室内同様に、いったんはノックも鳴り止みました。しかし、控え目ながら再びドアは叩かれました。あきらかに先ほどより強い、明確な意志をもって。
 ひとり妻だけがそれを黙殺します。

「一刻も速く事態を収拾するには早期の決断が―――」

 雑音を遮るように声を上げた秋穂でしたが、それは中断せざるを得ませんでした。なんと、返事を待たずにドアが開いたのです。

―――タイムリミット

 私の頭をその言葉が虚しくよぎりました。





中に入ってきたのは、背の高い若い男性のようでした。勢いに任せて来たものの、異様な雰囲気に呑まれたのか、青白い顔から、いっそう血の気が引いています。

「どうしたんだね、水鳥先生。許可もなく、入ってきて」

 校長に代わって叱責を浴びせたのは羽生でした。青年は急いで頭を下げましたが、我に返った様子で声を張り上げました。

「もう限界です。我々だけではとうてい―――親御さんたちは全然納得してくれなくて―――秋穂先生の口から詳しい事情を聴かないと―――どうしたら、よいのか、説明が――――」
「落ち着かんか。最初から順を追って話しなさい」
「それが―――」

 若い教諭の報告は私たちが顔色を失うのに十分なものでした。

「こ、今回の木多先生のレイプ騒動に関して、問い合わせの電話やメールが殺到しています。中には詳しい説明を求めるようなものや本人を電話口に呼べといったような―――と、とにかく、しつこく根掘り葉掘り聞かれるのです」

 彼はときどき秋穂の様子をうかがいながら、説明をつづけます。

「我々は困惑しています。まさか、こんな大きな騒ぎになるなんて―――このようなことのないように生徒たちにはあくまで噂だから、気にしないようにと言っておいたのですが」

その場にいた誰もが無言でした。要旨が伝わっていないと感じたのか、さらに話を継ごうとした若い教師を校長の弓削が押しとどめました。

「要は口止めをしていたが、上手くいかなかったということだな」
「いや、しかし、それは―――」
「心配はいらん」

 弓削の座っている椅子が重々しく、きしみました。

「今、その対策について協議していたのだ」

 平然とうそぶいた校長に私と羽生は顔を見合わせました。
 厳かな表情で男性教諭に嘘を吐く校長からはこれまでの取り乱していた様子などうかがえません。彼があと一歩のところまで妻に追いつめられていたなどと、この若い教師には信じてもらえないでしょう。。
 苦し紛れにしては、自信たっぷりに弓削は言い放ちました。

「明日、保護者会を開く。詳細はそのときに―――問い合わせにはそう答えなさい」
「ほ、保護者会」
「そうだ水鳥君。すぐに我々も職員室に向かう。他の先生たちにもそう伝えなさい」
「ほ、本当ですかー。たすかったぁ」

 半分泣きそうだった若者の顔に喜色が浮かびます。素っ頓狂な叫びを発した若者を無視して、ひとり秋穂だけが抗議の声をあげました。

「校長―――」
「羽生先生」

 しかし、弓削は取り合わず、腹心の部下に向き直ります。

「段取りからすべて、きみに取り仕切ってもらう。さっそく準備にかかりたまえ」

 完全に独裁者としての貫禄を取り戻した弓削は高らかに宣言しました。

「どうした―――返事は」
「は、ははっ」
「それから木多せんせい―――」

 弓削はここでようやく、妻に声をかけました。でも、目を合わせようともしません。

「若い先生がたが不安がっている。はやく職員室に戻って、皆を安心させてあげなさい」
「――――――」
「先ほどのきみの提案は考えておこう―――保護者会を無事乗りきったあとに」

 秋穂は一瞬不満げにくちびるを噛みましたが、すぐにその痕跡を消しました。スッと一礼した頃には平静さを取り戻しており、離れぎわ、鮮やかな手つきで机上からそれを取りあげていました。
 その光景を見た羽生と校長の顔に緊張がはしります。

「これは私から生徒へ返しておきます」

 そう言って妻は例のディスクをジャケットの内側に仕舞うと、悠然と身をひるがえしました。そのまま大きな歩幅でそして、やや足早に集まった一同の前を横切ります。
 反射的に秋穂の前に道を開けた水鳥氏ですが、彼女に同行すべきか、上司の次の言葉を待つべきか、迷った様子をみせたものの、結局妻の後を追うことを選択した模様です。ドアが大きな音を立てて閉まり、部屋は再び密室に戻りました。

 こうして全員に見送られる形でとりあえず妻は退場しました。
 しかし、颯爽とした退却とは裏腹に、彼女が私のそばをすり抜けたときにみせた横顔はこれまでになく、たいへん厳しいものでした。



裕美子の冒険031
風水 11/22(土) 11:30:20 No.20081122113020 削除

「そ、そんなこと・・・ワインいいっすか」

 自らワインをグラスに注ぎ一気に半分程空ける風太郎君

「おいおい 大丈夫かい?」
「大丈夫っす・・・・ボ、ボク 山田さんが引っ越してきてから・・・」

「へっ 引っ越してきてから? 何なの?」

「ずっと奥さんが気になって・・・そ、それで・・・」

「へっ そりゃまた・・・」
「うそっ 信じられないわぁ・・・」

「ほ、本当っす お、奥さん見るだけで 反応しちゃって・・・」

「・・・・・・・」

「それじゃ 今日は本望だったろう 妻のアソコまで見たんだから・・・・」
「いゃん・・・」

「ぇぇ・・・・身体が震えました」
「わ、わたしも震えたわよぅ」

「風太郎君 今日はまだ抜いて無いんだろぅ・・・」
「いゃだぁ あなた 何言ってるのよぅ」

「ハ、ハイ・・・・マ、マダ・・・」

「それじゃ もしかして今も起ってるのかい?」

「・・・ス、スイマセン・・・・昼間からずっと・・・ぁぁぁ ハ、ハズカシイッス」

「妻を目の前にして 抜きたくってしょうがないんじゃない?」

「・・・イ、イエ・・・イヤ・・・ハ、ハイ ヌキタイッス」

「風太郎君 ここで自分でしていいよ なぁ裕美子・・・ 
 お前もアソコ見られたんだから 今度は風太郎君に見せてもらいなよ」
「いゃん そんなぁ・・・」
 口では否定しましたが 妻は淫靡な目つきで風太郎君を見ています。

「こ、ここでしていいっすか? お、お願いします させて下さい」

「いいよな裕美子・・・じっくり見てあげなよ」
「・・・・もぅ・・・・ホント見るだけだからね・・・」
 口を尖らせながらも 微笑みを浮かべ答える妻

「いいっすか 嬉しいです・・・お、奥さん見ながら・・・・ぁぁぁぁ」

 風太郎君は赤い顔をして すでにジーパンの上から股間を押さえています。



こころ清き人 4
道明 11/21(金) 20:47:34 No.20081121204734 削除
阿部家族との旅の夜は、妻は少し強引な私に素直に合せてくれる
子ども達が寝静まると
私は妻の蒲団にもぐりこむ
妻は疲れたのか、寝息を立てている
そっと浴衣の襟から手を滑り込ませる
温泉に浸かった肌はつるつると滑らかで、撫でているだけで勃起してしまう
乳を揉みながら裾をはだけ、大腿を擦る

「あっ!あなた・・」

「よく寝ていたね」
妻への愛撫に私の舌が加わる

「あっ・・あっ・・あなた、子ども達が・・」
お構い無しに、妻の手に私の怒張を握らせる

「ああ・・・・あん・・あっ・・・うっ、うむ・・」
今度はディープキスを開始する
片手は乳房・・もう一方は大腿から女陰に滑らせる
妻の浴衣は腰の部分を帯で締められているものの、胸は肌蹴け
熟れた白い太腿はむき出しとなっている
十分に妻の甘い唾液と舌を堪能した私は、白い布切れを一気に剥がすと
淡い繊毛が目に飛び込んできた

「あなた・・まって・・・ここでは、子ども達に・・」

「そうだなぁ」
妻を抱きかかえながら風呂場へ移動する・・その間も剥き出しの乳房を揉み続ける

妻を浴槽に手をつかせると浴衣の裾を捲り上げる
白くて大きいお尻が目の前に現れる
2本の指を口に含み唾を塗すと・・・女陰に沿って陰核を探る
片方の手は乳房を責める

(ああ・・堪らん)
私の怒張は硬く、硬く・・・早くも妻の中に入りたがる

「うっ・・あん、あん・・うん」
妻は声を抑えている

「知子・・・行くよ」

「うん・・あぁ・・」
私はバックから攻め立てる
そう・・エロビデオに出てくるようなシチュエーションだ
両の手で強く乳房を握り締める

「痛い・・痛いわ・・あなた」
壁に備えてある鏡に、声を堪える妻の横顔が映る
何といい顔なんだ・・・・知子





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裕美子の冒険030
風水 11/20(木) 09:51:45 No.20081120095145 削除

「もぅ やっぱり起ってたのね 山田さん・・・いやだぁ
 花子ちゃんと話てたのよ 学生さん達 絶対勃起してるって」

「す、すいません で、でも自然に・・・・」

「裕美子 仕方ないよ・・・童貞の学生さんだよ 勃起するの普通さ
 今は情報が多い時代だから大丈夫だろうけど 俺達の時代だったら 
 見るだけで 勃起どころか射精しちまったかもよ」

「いやだぁ・・・・まさか山田さん ズボンの中で出しちゃったりしてないでしょうね・・・」
 自分のグラスにワインを並々と注ぎながら 妻が尋ねました。

「も、も、もちろんです・・・」

「それじゃ もしかして家に帰ってから 思い出して 自分でするつもり?」

「そ、そんなぁ・・・イ、イエ・・・ハ、ハイ・・・」
 消え入りそうな声で答える風太郎君

「風太郎君の年だったら 診察見なくっても 毎日するよな 普通 はははっ」

「えーっ 毎日してるの 風太郎さん・・・」

「い、いえ 毎日じゃ無く・・だいたい・・週に・・ナナカイクライ」

「はははっ それって毎日じゃないか・・・」
「毎日なんだぁ・・・やっぱり若い人って凄いのね」

「す、凄くは無いっす・・・普通だと・・・はぁ」

「山田さんって エッチなビデオとか本見ながらするの?」
 妻の目には アルコールの酔いだけでは無い怪しい光が宿ってきました。

「は、はい・・親には な、内緒っすよ・・・」

「まぁ若い時の自慰行為は自然な事だからなぁ 
 家族には見つから無いようにしなよ はははっ」

「はぁ ボ、ボク 見られちゃった事あるんです・・・」

 妻が身を乗り出して聞きます

「えっ 山田さん 自分でしてる所 見られちゃったの?」

「ハ、ハイ・・・部屋でやってた時 妹がいきなり入ってきて・・・
 その後 暫く口聞いてもらえませんでした・・・はぁ」

「それはそれは・・・ご愁傷様・・・妹さんもショックだったろう」

「そんな事ないっすよ 妹もこっそりやってますから・・・実は覗いた事あるんです」

「ほう・・・そりゃ素晴らしい経験だ・・・い、いや・・・覗きはマズイ
 もう我が家の風呂は覗いてないんだろうね」

「ぁぁぁぁ あ、あの時は 本当にスミマセンでした」

「私みたいな おばちゃんのお風呂覗いてもしょうが無いでしょう・・・まったく」

「い、いえ・・・お、奥さん最高っす」

「もしかして風太郎君って よく妻をおかずにしてるの?」

 核心に触れる質問を投げかけました。



悪夢 その120
ハジ 11/20(木) 06:22:57 No.20081120062257 削除

「いや、ひどいのはむしろ外傷のほうで」
「外傷―――」
「彰は何者かにひどい暴行を受けたようなのだ」
 
 弓削はなぜか、その点をひどく強調したいようでした。

「何者かって―――誰に」

 不思議なことにそのことについて、妻は―――羽生も含めて誰も関心がないのか、追及しようとしません。仕方なく、私が話を向けると、校長は深刻な表情のまま、答えました。
 
「わからん―――しかも、相手は複数犯かもしれない」
「ひとりではない―――それはなぜ?」
「まるで、数人がかりで袋叩きにあったような―――それほど、ひどいやられ方をしているという話だ」

 弓削はさっきとはうって変わって、よどみなく話を終えました。
 私には彼が急に他人事のように話し出した理由がわかりません。甥を痛めつけた加害者に対して、怒りのようなものがみえないのです。
 しかし、その疑問は弓削の次の一言で、あっさりと氷解します。

「要は―――薬物が原因で倒れたということではない―――ということだ」

 甥のシャック―――石神井彰が薬物中毒者である―――それが明らかになる過程での彼の振る舞いは非常に見苦しいものでした。レイプの実行犯という事実を突き止められたときとは、それは比べものにならないくらいに。
 それほど弓削の薬物への拒絶反応は深いということがいえるかもしれません。ただし、それは正義感や倫理観の問題ではなく、自らの後ろ暗さを認めるがゆえに。
 彼は以前、薬物問題の件で名を上げたことがありました。それはそれまで独善的なリーダーと言われていた評価を一変させるほどのものでした。
 その彼がよりによって、身内からジャンキーを出してしまう―――これほどの皮肉―――屈辱があるでしょうか。

「今はただ祈りましょう―――ひとりの未来ある若者のために」

 自分の将来のためだろう、思わず、そう毒づきたくなります。
 私は神妙な顔をして綺麗事を吐く、この校長が信用できません。うがった見方をすれば、この男は自分の甥がこのまま帰らぬ身となって、薬物のことなど、うやむやになってくれればいいと―――その程度のことは考えているかもしれません。
 我々は例え罪を犯したとしても死者に対しては寛容な人種です。そして、悔しいことにそのことについてはこの私も例外ではないのです。





 柴崎俊樹は足早にそこを離れようとしていた。
 その邸にはもう一刻もいたくない。重いからだを引きずるようにただ外を目指していた。
 静まり返った館は物音ひとつせず、人の気配もない。当然ながら、誰も見送りには出てこなかった。
 この家の主人とその娘である翔子以外にも何人か家族がいるとは聞いている。だが、その誰とも顔を合わせたことはないし、正確な家族構成も知らなかった。
 唯一の例外は客として逗留していた木多浩志だったが、すでにここにはいない。すなわち俊樹がここにとどまる理由はひとつもなかった。
 気がつくと脂汗をかいていた。脾腹が攣るような感覚―――鈍い痛みが下のほうへと降りていく。傷はちゃんと塞がっているのだろうか。
 よくこんなざまであいつに勝てたな。石神井彰―――シャックの勝ち誇る姿が浮かぶ。自嘲気味に口を歪める途中でふと違和感に襲われた。
 本当に俺がやったのか。羽生の話によると、シャックは半死半生の態で病院に担ぎ込まれたらしい。意識を失ったまま、俊樹がぶちのめしたと言っていたが―――。
 腑に落ちない点ならば他にもあった。拳にも脚にもなんの感触も残っていない。特に人間の頭部は硬い。その顔を殴れば多少手を痛めることもある。少なくとも骨はおぼえているものなのだ。過去の経験上、俊樹はそれを知っていた。
 肩のあたりになにかが触れた―――気がした。ゆっくりと振りかえり、あたりを見てみる。
 ときどき、こういう気分になることがあった。誰かにみられている。
 最初は羽生が悪戯をしているのかと思った。あの男にはそんな子供じみた一面がある。
 だが、その考えはすぐにあらためた。そのようなものとは全く異質の―――。
 考えかけて、やめた。今の自分など見張って、なんの得があるというのだ。
 最愛の人を奪われながら、のうのうと生き延びる最低の人間。あまつさえ、そのことを忘れようとしていた。
 母親の最期や姉との別れ―――あれは夢ではない。全て現実―――それを自らの意思で封じ込めていたのだ。

 どのくらい、そうしていただろうか。いつの間にか広い敷地の外に出ていた。気の遠くなるほど、長い時間だったような気もするし、一瞬だったかもしれない。
 出てきたばかりの邸内を覗き込もうとして、高く固い門扉がそれを阻んでいるのに気がついた。嫌で逃げ出してきたくせに、中のことが妙に気になった。
 そのままでいると、知らずのうちに邸内に戻ってしまいそうだ。手を伸ばして門を開けてしまいそうになる衝動を抑えようと手をポケットへねじ込んだ。
 指先に硬い感触が伝わった。
 そっと掌で包んでみる―――わからない。正体を確かめようと手を引き抜いた。
半透明のプラスチックケース―――見覚えがある。たしかシャックが持っていたものだ。
 汗の温度が一気に下がる。暗くてよくみえないが、中身についても容易に想像がついた。やつはこの中身を服用していたはずだ。
 思わず手を離すと、ケースは地面には落ちず、ポケットの中に少し顔を埋めた。

―――これさえあれば、おれはいつでもスーパーマンになれる

 シャックの声が甦る。熱っぽい口調でやつはそう言っていた。

 くだらない。そう思い直すと、俊樹は歩き出していた。しかし何故か、ポケットに入ったままのケースを捨てることはしなかった。
 からだはつらく、足取りはいっこうに軽くならない。それはあながち体調だけのせいではなかった。
 頭の中は疑惑でいっぱいだった。

 こんなものがいつ紛れこんだのだ。
 シャックの持ち物に似ているが、別物というわけではない。もちろん、これは自分のものではないし、やつからもらったものでも奪ったものでもなかった。あのやりとりの最中に紛れ込んだものとも思えない。
 いや―――そもそも、どの時点でここに入っていたのだ。
 最初にあの邸で目覚めたとき、清潔な寝巻きに着替えさせられていた。
 枕元にあった私服はクリーニングにこそ出されていなかったが、洗濯された形跡はあった。おそらく翔子だろう。
 すると、俊樹のものだと勘違いした彼女がしのばせていたのか―――翔子の顔が寂しげにかすんだ。

 どうでもよかった。

 何者かが意図的におこなったのだとしても、それがなんだというのだ。

 ポケットの中のそれを強く握りしめた。そうしていないと、立っていられない気がした。

 シャックの声が再び脳裏に響く。

―――嫌なことはみんな忘れられる。

 級友の声に重なるように、鼻の奥である匂いが甦った。
 なにかが燃えるような懐かしいそれはキャンプファイヤーと呼ぶにはあまりにも慎ましいもの―――いつかみた焚き火の光景が目に浮かんだ。

そういえば、あの老人はどうしているのだろう。今も羽生のそばにいるのだろうか。
 あの日、羽生の隣にいた初老の男の顔を俊樹はどうしても思い出せなかった。



こころ清き人 3
道明 11/19(水) 19:58:18 No.20081119195818 削除
私と知子との出会いは・・・
就職して1年が過ぎた頃、母がお見合いをしきりに勧めてきた

(どうやら母は、私が職場の女の子に夢中になっていたことに気づいていたらしい)

そして有名女子大学に在学中のお嬢さんの写真を見せ
「・・・どう、いい娘さんでしょう?会うだけでもいいから、ねぇ一郎、一度・・」

その写真は二十歳の成人式の時に撮影したものだろう
着物姿で優しいまなざしで私を見ていた
今から思うと、私は何といい加減で不誠実な男だったのか・・・・
付き合っている女性がいながら、写真の女性にも興味を抱いた

「相手のご両親はお前をよく知っているし、お嬢さんもその気らしい。とにかく会っておいで」と母から何度も急かされた

私は、とうとう「どうせ断ればいいんだから」と軽い気持ちで会いに行った
当のお嬢さんは、そのような話とはしらず普段着のまま、家の人に促されてしぶしぶデートという感じであった

私は「どうも話がおかしい。母に一杯食わされた」と思ったが
初対面の第1心象がとても新鮮であった
白い服を着ていた
清楚な雰囲気、可愛くてスタイルもいい、優しそうな瞳・・そして、何よりも女子大3年生の自由奔放な性格
それに・・・私に関心を示さない
このことが私のプライド?に火を点けた・・・・・・ああ、私は何と単純か

その後は、母同士が話をどんどん進め、彼女が小学校教師となって就職1年目の秋に結婚・・・それが、妻の知子である

これで良かったのかどうか、親が勧める縁談ということや学歴や釣り合いとかいう世間体を優先して、周囲に流され、妻となる女性を決めてしまったことになる
私は、職場でプロポーズ直前まで思い込んでいた女性が居たにもかかわらず、彼女の気持ちを問うことも無く、自分勝手に感情を抑え込み自分自身だけ気持ちを切り替えた・・・しかし、もう一人の女性、好きだった職場の女性・・彼女はその時既に私を運命の人と決めていたようだ・・



こころ清き人 2
道明 11/19(水) 19:29:02 No.20081119192902 削除
赤倉スキー場では、スキー教室に入り、下手な私が先頭、2番手が私の次女、3番手が長女と続き、次に阿部3姉妹、妻、阿部夫婦の順でボーゲン、斜滑降となだらかな斜面を滑り降りてくる
子どもたちの目の輝き、下手な私も仕事のことを忘れて心が躍った

春のゲレンデに雪が降り注ぐ夜景を見ながら子どもを交えて2家族でご馳走をいただくのは愉快で楽しい

子ども達は相互に歌を歌い、物まねをしたりして場を盛り上げ
私の頭の中のぐつぐつとした重石も徐々に消えていくような気にしてくれる


「ねぇ、知子。私はあまり教師には向いていないような気がするの。どうも子どもが好きになれないの。親の相手をするのも疲れるし・・」

「そうなんや、私なんか新1年生のクラスの子がママ、ママと言って抱きついてきて、離れないの。ほんとに可愛いくてたまらないわ」

「やれやれ、知子はそうなんや。ところであの変人教師の噂は私の学校でも有名よ。同学年の先生の送別会の席で、これでお別れですねと頭からビールをかけたんですってね」

「そうそう、児童の成績は他の先生まかせ。自分はコンテストに夢中でしょ。怒るわよね。でも父兄には凄く人気があるものだから困るわよね」

「まったく・・そうそう、あの先生フラワーアレンジメントに通っていると聞いたけど。そう言えば知子も習っているんですって・・・」

「ええ・・・自分なりにアレンジして完成したものを玄関に飾るの、楽しいわ」

妻は、週に1度フラワーアレンジメントに行く
学校が終わると一旦家に戻り、食事をとらずに11時頃帰宅し、その日の作品を玄関に飾る
最初の頃は、私に「どう、いいでしょう、これ見て」と声を掛けていたが、私が反応しないので、この頃は、飾ることはせず空き部屋に置くことが多くなっていた

  (やれやれ・・話は尽きぬか・・・)



こころ清き人 1
道明 11/18(火) 19:02:43 No.20081118190243 削除
 赤倉へ向かう寝台特急の窓からの眺めは、遠くの山肌の雪が次第に深くなり、田畑にも雪が降り注ぐ、そして、車窓の外一面が真っ白になっていった

妻の知子は、友人夫婦とワインを飲みながら談笑していた
私は一人、缶ビールを開けたまま窓の外を眺めてる

「山本先生の学校は、今年も交通安全コンテストで優勝して、全国大会へ出場するんでしょう?」

「そうなのよ。ことしも6年生の優秀な生徒を選抜して、熱心にこればかりやっている変人先生がいるからだけど。良いのか悪いのか、ほかの先生もよくやるよって感じでね」

私は山本一郎、妻の名は知子

妻と談笑しているのは、妻の勤めている学校から昨春異動した阿部幸子、夫も教師で真一という
阿部夫婦は職場結婚、妻同士が同期の同僚だったことから、毎年1度、家族旅行をしていた
今回は双方の子ども達が「スキーをしたい」というので信州への夜行列車で、北陸回りの赤倉への旅行である
  
「あなた、前の学校での職員旅行でね・・山本先生はお酒が強いし、凄いんだからびっくりしちゃた・・・私なんかとてもとてもあんなふうには・・」

「ええ?山本先生はやさしくて、可愛い先生だと教師仲間でも評判なんだよ・・何が一体凄いんだ?」

私が談笑する3人に振り向くと、幸子さんの目と会い彼女は話題を変えた

真一は体育系大学を卒業して小学校教諭になって、絵に描いたような良き夫、良き父で、いつもの人柄のよさそうな屈託の無い笑顔でいた

妻はというと、笑顔で聞き流すといった感じであった

私は何時も、この学校関係の話題には着いていけない・・・
「眠たくなったので、ちょっと先に寝台に戻ります・・後は宜しく」
私は、3人から離れて先に寝台へ戻った

(幸子さん・・おかしな事を言っていたなぁ)
妻は、炊事、洗濯など家事一切と子育てをしながら教師を続けている
学期末になると成績をつけることで多忙になり、新婚当時から夜の営みは少なく、私が求めても中々応じてくれなくて、よく不貞寝をしたのを覚えている
お酒を飲むことも稀で、私と酌み交わした記憶も無い
それが「凄いんだから」とは・・・・

その時は、職員旅行で羽目を外した程度に思っていた



裕美子の冒険029
風水 11/18(火) 09:50:59 No.20081118095059 削除

 紅いワインを一口飲み 妻が始めました。

「今日はね 婦人科で診察が有ったんだけど・・・・私達4人のバイトが二組に分かれたのよ
 私と田中花子ちゃんが一緒になったの・・・
 で、学生さんも二組になったんだけど 山田さんは私達のグループだったわ」

 私はかなり酔っていましたが 妻の話と共に酔いが醒め 早くも下半身に血流が集まってきました。

「なるほど・・・それで」

「でね 山田さんったら わざわざ最初私に挨拶に来るんだもん・・・
 それ見て教授が『なんだ山田知り合いか?よーく勉強させてもらえよ』だって もぅ」

「い、いや奥さん 普通に挨拶しようと思っただけなんですけど・・・」

「最初に腹部の超音波検査とかやって 次に内診になってね・・・」
「うん それで・・・」

「あーん もぅ話すのも恥ずかしいよぅ・・・ちょっと飲む・・」

 グラスに半分程残っていたワインを一気に飲み

「なんかね今日 内診台での診察 めっちゃ時間掛かったのよ・・・」
「そ、それは 奥さん 今日は細かい部分の検査もしたし・・・」

「教授の内診も凄く長かった・・・栗本先生の病院と違って 腰の所にカーテン無いんだ・・・
 山田さんったら 私が内診受けてる間 時々私の顔見るんだもん・・・」

「い、いえ あ、あの・・・・気になって・・・・いえ・・・」

「でさぁ あんまり あちこち触られて 私ちょっと濡れちゃったみたいなの・・・えーん・・・
 内診終わった後 教授が洗浄してくれたけど・・・内診台降りた時 山田さんがね・・・」

「風太郎君がどうしたの?」
「いえ・・ぼ、ぼ、ボクは何も・・・あっ」

「近づいてきて 耳元でね『奥さんご苦労様・・ 濡れちゃったんですね』って・・・えーん」

「す、すいません・・・つ、つい」
「山田さんあの時 片手で下半身押さえてたわよ・・・・覚えてる?」

「えっ そ、そんなぁ・・・・き、記憶無いっす・・・・無意識に押さえてたのかなぁ・・・」
「勃起してたんでしょ イヤラシイィィィ」

 酔った妻の口から いきなり『勃起』という言葉が若い男性に投げつけられました。

「す、すいません・・・た、たってました・・・」

 耳まで真っ赤な山田君 妻の攻撃が続きます。



裕美子の冒険028
風水 11/15(土) 10:32:22 No.20081115103222 削除

 アルコールのせいでしょう ほんのり頬を赤く染めた妻がリビングに・・・

「あれっ? 山田さんちの・・・風太郎さんだったっけ?
 今日はどうもでしたぁ〜 私ちょっと酔ってま〜す」

 かなり酔っている様子です。

「健太は山下君とご飯食べて 泊まってくるってよ・・・
 俺は風太郎君と食べてきたんだ・・・裕美子さんずいぶんご機嫌だな」

「そ〜なのよ 花子ちゃんの知り合いのフランス料理の店行って ごちそうになっちゃった
 おみやげにワインまで貰っちゃったしぃ〜 高そうな店だったわよ〜ん」
「ほう それはそれは・・・それではさっそくワイン頂こうか・・・」
「ほ〜い・・・」
 ガサガサと妻が紙袋から出したワインは誰でも知っている高級赤ワインです しかも2本も

「こりゃ凄い ラッキーだな 風太郎君も飲むだろ?」
「はい 頂戴します ワインとかあんまり飲んだ事無いんですけど・・・」

 へたっている妻からワインを預かり 3人分のグラスと共に用意をしました。

「それでは 改めてカンパイ!」
 濃厚なワインです さすがシャトー○○○。

「裕美子 花子ちゃんは?」
「8時から仕事だって 彼女が仕事行かなかったら もっと飲んでたと思うわぁ」
「そうか 仕事行ったんだ・・・」

 静かにワインを飲んでいた風太郎君が
「奥さんって 田中花子さんと知り合いなんですか?」

「えっ? あっそうか 山田さん 田中花子ちゃん知ってるんだわね
 私病院のバイトで初めて知り合ったのよ でも今度彼女の店でバイトするんだぁ」
「へーっ そうなんですか 彼女の仕事ってスナックでしたっけ?」
「そうよ 今度飲みに来てね 先生」
「せ、先生だなんて・・・はぁ」

「それはそうと裕美子と風太郎先生 今日の検査はどうだったの?」

「は、はい 奥さんとっても健康で・・・全くなんの問題もありませんでした」

 酔った目で風太郎君を見ながら妻は
「まったくぅ・・・山田君たら いやらしいんだから・・・花子ちゃんも言ってたわよ・・・
 あんな恥ずかしいの もう無理って 特に山田君がイヤラシイって・・・」

「えっ・・・そ、そんなぁ・・・ボ、ボク普通だったと思うんですけど・・・」

「ほう 何が有ったの? 詳しく教えてよ」

 私の問いかけに 妻と風太郎君が話し出しました。





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夫婦模様 終
道明 11/10(月) 20:44:21 No.20081110204421 削除
正月3日
大沢は妻の園子と豪華なおせち料理に箸をつけていた

「ねえ、あなた・・・慶子さん、本当に頑張っている。どうかしら、今度神戸に計画しているお店を、慶子さんに任してみようと思っているの」

「う、うん・・・」

「彼女、きっと私以上のやり手になるわ・・・」

「はぁ・・・・・」

「それに、妻の私の役目までやってくれてるようだし・・・・何かお返ししないとね」

「・・・・・・・」

「それと、もう一つ大事なことがあるの。実は私たち子どもがいないでしょ。それで、私考えたの・・・子ども会の会長さん、そう藤沢さんご夫婦を私たちの養子にしてはと」

「はあ?」

「あのご夫婦なら私たちの跡継ぎとしてもいいかなぁと・・・いい人ですもの、お二人ともあなたを心底信頼されているようだし」

「でも、それは受けてくれるだろうか?健吾君のご両親の意見もあるだろうし」

「それは大丈夫。養子縁組は養子が成人であれば最終的には本人次第だし、ご両親には私から筋をとおしてお話をしてみるわ。今は二人目のお子さん、ああ男の子だって分かって、健吾さん大喜びだそうで」

「そうか・・・・男の子か」

「いいでしょ・・・・私の考え。健吾さん夫婦が私たちの跡を継ぐ・・・最終的には、今から生まれる私たちの孫の男の子がこの家を継ぐ」

「えっ!」

「ねえ、あなた・・・あなたは子どものできない私を離婚もせずに、愛してくれました。私はその愛に応えようと頑張ってきました。でも、少し疲れました。縁組が成立したら私も少し休ませて・・ねえ、あなた」

「ああ」

「私たち、もう若くは無い・・・・二人でこれから楽しみたいの、あなたと」

「・・・・・・・」

「ねぇ、あなた・・・・あなたは私だけのあなた、私の愛したあなたは、私だけの・・」

「わかった、もうわかったよ・・・園子。私は君だけの私だ・・そして、君は私だけの君だ・・・・・これからずっと死ぬまでだ。そうだろ園子・・・・」
        
               完



夫婦模様 63
道明 11/10(月) 20:39:58 No.20081110203958 削除
「世の中にはあまり真実を追究しない方が、傷つかないで済むこともある。曖昧のままにしておく・・・それで、胸に収めておく。私は今まで何度そうしてきたことか。あなたの場合もあまり騒がずにいたほうが、あなたにとっても幸せかもしれない」

「・・・・・・・」

「もしも、健吾君が私とあなたの関係を知ったらどんなことになるか・・・ここは、慶子さんとのことも穏やかに収めるのがおとなの処方箋と思う。波風を立てると自分も傷つく可能性が広がる・・そうだろう?」
大沢は固まりだした純子の服の上から乳房を揉みだした
慶子と異なり揉み甲斐のある乳房だ

「いくら世間知らずの健吾君でも、黙ってはいない。私は罰を受けて仕方が無い人間だが、あなたも今のままでは済まないだろう」
手を握っていた大沢の手はスカートの中に伸び、ストッキングの上から太腿を摩りだした

「ここは穏便に、穏便にだ・・そして、私たちの関係は完全に否定しておく。私とあなたは子ども会活動の打ち合せのために会っていただけなんだ。このことは私たちが他人に言わない限り絶対に分からないことだから・・・・」

「うっ・・・・」
大沢が直に乳房を揉み始め、もう片方の手はストッキング越しに陰核あたりを刺激する
同時に、白いうなじに舌を這わす
慶子同様、大沢は純子の弱点を知り尽くしていた

「あっあぁぁぁ」

「純子さん、いや純子・・・君が嫌でないなら二人の関係は誰にも知られず、これからも続けよう・・・そして、君が言うように、お腹の子は健吾君の子として生まれてくるのが一番幸せなんだ・・・・」

「うっ・・あーん」

「それじゃ、そろそろ本当のお父さんが子どもと対面といくか・・・さぁ、後ろを向いてお尻を高く上げなさい。純子はバックが大好きだろ・・」

「あぁぁぁ・・・・うーん」
純子は絨毯の上に額を押し付け、お尻を大沢に突き出した
大沢は、両手で抱えるとパンティごとストッキングを大腿まで引き摺り下ろす
そして、女の源泉に舌を這わしていく

「あん、あん、あーん・・・」
純子のお尻が上下左右に揺れる

「純子、今日は嫌なことを全て忘れるくらい、何度も逝かしてやろう・・・そして、二度とこれきりと言えないように、私のものをからだと心に染み込ませてやる」

ゆっくりと大沢の怒張が前進する
暫くして、純子の愉悦の叫びが繰り返し、いつ終わるともなく続いた



裕美子の冒険027
風水 11/10(月) 11:28:47 No.20081110112847 削除

「風太郎君 料理はもういいですか?」
「ええ もう大満足です 普段和食って食べないんですけど おいしいもんですね」
「年取るとだんだん和食が好きになるよ はははっ ところで・・・」

「はい なんでしょう」
「妻も8時頃には帰って来るでしょうから よかったら家で飲みませんか?
 風太郎君に見せたいビデオも有りますよ」

「大丈夫ですよ 何も予定は入れてませんから・・・奥さんのビデオか・・・すげぇ〜楽しみっす」
「気に入って貰えると思いますよ・・・その代わり 妻が同席してる時 今日の検査の話 詳しく聞かせてくださいね」
「えーっ奥さんの前でですか? 僕も照れちゃうなぁ・・・でも いいっすよ」

 話はまとまり 残っていたビールを空け店を後に・・・

 奮発してタクシーなんぞ拾ってしまった私 
 アルコールの力も加わってテンションが高いのが自分でも分かります。

 
 妻はまだ帰っていません。
 リビングに健太の書いたメモ

『これから夕飯食べて 今晩 山下君の家に泊まる  健太』
 
 なんと都合のよい話でしょう まるで小説の様な展開にアドレナリンが・・・・

「風太郎君 そっちに座ってよ 今ビール持って来るから・・・」
 
 風太郎君に テレビが正面に見える席を勧めました。

「では再びカンパイ・・・ふぅ つまみは無いんで ゴメンナ」
「とんでも無いっす。 ビールうまいっすねぇ」

「風太郎君 まだ彼女出来ないのかい?」
「そうなんっすよ・・・気に入った子は居るんですけど きっかけが・・・」
「そうか・・・難しいよなぁ 風俗も行って無いの?」
「行かないっす 友達によく行ってるヤツいて 誘われるんっすよ
 でも なんか・・・風俗にもカワイイ子多いらしいっすけど・・・」

「相変わらずなんだね でも若いんだから 精力有り余ってるだろ」
「有り余ってるかどうかは・・・」

「もしかして 毎日自分でやってるのかい?」
「えーっ なんか猿みたいじゃ無いですか・・・でも大体毎日かな?」
「はははっ 僕だって20台の頃は毎日やってたよ はははっ」

「ただいまぁ〜」
 玄関から妻の間延びした声が・・・



夫婦模様 62
道明 11/9(日) 21:03:48 No.20081109210348 削除
大沢は玄関のドアを開けると純子の目を見た
先だって、大沢とは「これきりよ」と去っていった元気は失せていた

「今日はどうしたんだい?」

「主人は子どもが出来たことより・・慶子さんとのことばかり気になっていて。慶子さんに会って話をしても自分のしたことを棚に上げて、もっとご主人のことを考えてあげてと言われるし・・・・もう、私どうしたらいいのか」

「はぁ・・・まあ、あがりなさい。美味しいお茶でも入れよう」

大沢は、慶子と寄りを戻し何とか園子への告白は誤魔化せていた
そこへ、もう一人の女がまた・・・・
大沢の仕事部屋で純子は健吾とのこと、慶子とのことを全て話した

「純子、いや純子さん・・何にも心配いらないよ。健吾君は私とあなたのことは知らないし、慶子さんも感ずいていたとしても言わないだろう。私たちが見た健吾君と慶子さんのあの濡れ場をあなたは知らないことになっている訳だ。問題は健吾君が正直に事実をあなたに告白したものだから表面化しているが、慶子さんは否定している。ということは第3者からみれば、事実かどうか判断できないということになる。放っておきなさい・・」

「そんな!私、本当に主人といい、慶子さんといい、腹が立って我慢が・・」
大沢は純子に近づきそっと肩を抱く

「はっはっはは・・・そんな我慢なんてたいした事じゃない。この世の中、死ぬしかないといった人たちが沢山いる。あなたも腹いせに私の子を身ごもったんだから、相手を張り倒してお釣りが来るよ」

「なんてことを・・・」
今度は純子の手を握って髪を撫でている

「純子さん、おとなになりなさい。ご主人の浮気の一つぐらい・・・世間の夫婦はみんな見て見ぬ振りをしているんだ。互いに心が離れてしまっても夫婦でいるものもいる。あなたの場合は、健吾君は家庭の外で気分転換に女性と遊びたいと正直に言っているんだ。そんな旦那なんてあまりいないよ。いいご主人と私は思うが・・・」
髪を撫でていた手は肩から腕へそして腰へと・・・

「私は主人が私以外の女性に逆上せていることが・・・」

「いいじゃないか・・・たいしたことじゃない。世の中は男と女しかいない。最愛の人と夫婦になっていることの方が少ないと思うよ。失恋して違う男や女と結婚している夫婦は沢山いる。それが同窓会などで火がついたりして・・・だから、夫婦といっても一心同体ではなく、夫も妻も個を大切にして夫々に自立していいと思う。夫々が幸せを求めて一生努力し続けるんだ。それが夫婦なんだと私は思っている」
大沢の手は純子の腹部を摩り始めた
そして、純子の耳元で囁く

「だから、私も・・・自分の歳を考えずに、あなたのような素敵な女性に恋をしてしまった・・・・そして、ここに私の子がいる」

「・・・・・・・・」

「あなたは何も悪くない・・・全て私が無理やりにしたことだ。どんな責任でもとるつもりでいる・・・・それが、あなたの幸せにつながるのなら」

大沢は純子の襟足に唇をあて、舌が首筋に沿って動き出した



夫婦模様 61
道明 11/8(土) 10:33:31 No.20081108103331 削除
慶子に健吾から今の純子の様子を知らせる連絡が入った

「そう・・純子さんが妊娠・・そして、私に慰謝料を請求する。でも、第2子が出来るなんて夫婦仲はいいんだ・・・えっ?あまりしていない!でも、思い当たるんでしょう?はぁ・・覚えが無い!??それはどういうこと・・はい、ええ・・そうなんだ・・わかったわ。えっ・・純子さんが私の家に」

玄関のチャイムが鳴る
慶子は健吾からの電話を終わらせ、ドアを開けると純子を招きいれた

「純子さん、お久しぶりお元気そうね」

「何なの・・あなた!その澄ました態度・・・他人の夫を手玉にとって、家庭を滅茶苦茶にして!美女のお面を被った悪女が!」

「いきなり酷いことを・・・まあ、落ち着いて」

「いいえ・・・あなたから慰謝料をもらわないと、健吾の妻としての当然の権利よ」

「待って・・健吾さんには確かによくして貰ったわ。主人が亡くなって気落ちしていた私の話し相手になって頂いて・・・」

「何をとぼけたことを言って・・その嫌らしいからだで主人に迫って肉体関係を持って、おまけに離婚してあなたと結婚するように言ったんじゃないの・・・なんて女なの」

「・・・・・・」

「哀れな女、不幸な女を演じながら・・・他人の夫をその気にさせる。なんて酷い女なの・・・私の夫は初心な女知らずの男。あなたがその太腿をさらすだけで逆上せてしまうわ」

「・・・・・・」

「私は今、妊娠しているの・・私の家庭、幸せな家庭をあなたは破壊したのよ・・どうしたのよ。何とか言いなさいよ」

「あなた・・相当誤解しているわ。思い込みし過ぎている・・・あなたのご主人と私はあなたが思っている関係ではないわ」

「何を空々しい・・主人が言ったのよ!肉体関係があると・・」

「健吾さんたら・・そんなことを奥さんに?安心していいわ・・それは嘘、健吾さんの妄想よ・・私と健吾さんは単なる話し相手としてのお付き合いよ」

「そんなことをよくも抜けぬけと言えたものね」

「だってそれが本当ですもの・・あなたのご主人とは楽しくお話しているだけよ。お話するだけで慰謝料を請求するなんて、あなたもどうかしているわ・・・それとも、あなた、私と健吾さんが抱き合っているところを見ていたのかしら?あり得ないわ」

「・・・・・・」

「それに、ご主人との二人目のお子さんが出来たんでしょう。羨ましいわ、ご夫婦仲が宜しくて・・・さぞ、健吾さん、お喜びね・・」

「・・・・・・」

「純子さん・・・あなた、ご主人をもっと大事にしないと。健吾さんをもっと深く理解してあげないと。大切なものを失うわよ・・・夫婦って二人の男女が努力しながら幸せを求めていくものよね・・。今の私は一人、淋しいわ・・・」

慶子の家を出た純子の足は、大沢の自宅に向かっていた



夫婦模様 60
道明 11/6(木) 20:30:54 No.20081106203054 削除
ここ藤沢夫婦の自宅では、夫婦の会話が続く

「どうだろう純子・・・慶子さんと私の今の関係は、喫茶店でお茶をし、映画を観たり、ドライブをしたりしているだけだ。彼女もそれ以上の関係を望んでいない。私もそれだけでいいんだ。だから、続けさせてくれないか?」

「それはどういうこと?あの人はあなたの何なの?あなたの心を癒すのは妻の私ではなくあの人なの?・・・そんなの絶対にいや!どうして私じゃだめなの!」

「駄目なんだ・・君とは何かが違う。彼女といると幸せな気分になり、何時まで話していても楽しいんだ。嫌なことも消えていくんだ」

「もうやめて!・・・私を愛してくれた健吾さんは何処へいってしまったの、私だけを見つめていた健吾さんは?」

「僕は君が嫌いになったのではない。家庭も大事だし、娘も大切だ・・しかし、慶子さんはもっと別の・・・離れたくないんだ」

「その感覚は何?・・あなたは何かの病気?私にはとても理解できないし、そんなこと許せる訳が無い。お腹に赤ちゃんがいるというのに、慶子、慶子だもんね」

「どうする気だ、純子」

「そうね・・そこまではっきりと慶子さんと離れられないと言われたら、妻としてやらなければならないことはやらして貰うわ。まずは不倫の慰謝料請求かな・・」

「止めろ・・純子!彼女はなにも悪くない」

「全く倫理観がどうかしている・・他人の夫と肉体関係を結び、その家庭を破壊している。これは事実よね。許せない・・絶対に!」
純子は会話を打ち切り、一人で寝室に消えていった



裕美子の冒険026
風水 11/6(木) 09:34:26 No.20081106093426 削除

 生ビールで乾杯し 私が頼んだ一品を口に運びながら
「風太郎君どうでした 最終日の検査は?」
「は、はい ばっちりデータ取りました 貴重な経験です」

「妻の様子はどうでした?」
「奥さんですか・・・・今日は婦人科検診も有ったんで さすがに恥ずかしがってました
 まぁ 皆さん同じでしたけど・・・」

「婦人科の検診って クスコとか使ったんですか?」
「はい・・・僕初めてだったんで もう興奮しちゃって・・・
 同級生も同じでしたよ 女子学生は顔真っ赤にして照れてました・・・」

「他に婦人科では どんな検査が有ったんです?」
 すでに興奮で喉が渇いて 流し込む生ビールが冷たい真水のように感じられます。

「えーっと 婦人科では 外陰部の検査から始まって これはデータを採る為 各部位の採寸もします。
 陰毛の発育状態、陰部の脂肪の付き方 色素沈着の状態・・・あっ 外陰部は写真撮影もしました。」
「えっ 写真も撮ったんですか?」
「はい 前回までも乳房とか肛門も全部写真で記録してありますよ」
「ほ、ほう・・・それは・・・」

 妻から今まで検査で写真撮影が有った事は聞いていません 当然気が付いていたハズ・・・・。

「外陰部の後は 子宮の位置とか 経膣エコー あと卵管の検査でした。
 クスコで子宮口の目視もしました。」

「なるほど 一通りやったんですね 内診は?」

「内診ですか? 内診は教授がやりました 僕たち学生は視診と採寸だけです。」

「なるほど 学生さんじゃ当然勃起しちゃいますね はははっ」
「は、はい お恥ずかしながら・・・起ちっぱなしでした」

 風太郎君も酔いが回ってきたようで 下ネタにも平気で対応してきます。

「実は私 妻の婦人科検診を見た事有るんですよ ある先生に頼んでね」
「えっ そんな事出来るんですか? びっくりです」

「特別にお願いしたんで・・・ いつも見慣れてる妻でしたが 相当興奮しましたよ」

「病院実習で婦人科に最初行く時 先輩から実習前に1回抜いて行けって言われるらしいです」
「そうでしょうね・・・風太郎君 今日は抜いて無いのかな?」
「は、はい・・・まだ我慢してます・・・照れますね」
「はははっ 照れなくてもいいじゃない・・・」

 しばらく運ばれた料理に手を付け 本題を切り出す事に。





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夫婦模様 59
道明 11/4(火) 23:40:53 No.20081104234053 削除
この部屋は慶子と健吾が契りを結んだところである・・
今、布団の上には乳房をさらけ出し、両脚を合せることもできずに慶子が横たわっている
先ほどの慶子の精神的優位な立場も、こと肉弾戦は大沢に軍配が上がる
大沢は、慶子の性感を何度も攻め立て、絶頂に導く
そして、思いのたけを放出した
性的満足感に浸る女体は艶かしく、大沢の手は再び慶子のしめやかに「く」の字を画く太腿に伸びる

「慶子・・満足したかい?」

「ええ・・・・あなたはお上手」

「なんだいその言い方・・・・・亡くなった旦那や健吾君と比べているのか?」

「うーん・・・」

「あれだけのことをしても、純子も私に馴染んでいると自負している・・・セックスでは十分満足させているから」

「何をのん気な・・・先ほどの深刻な話がまるで嘘のようだわ」

「今は君だけを見ている・・・なぁ慶子、こんな関係を続ける気はないかい?世間には上手くやればいいんだし」

「これからも、あなたとねぇ・・・」
大沢の手が慶子の乳首をくすぐる・・・・そして一方の手が髪を撫でる

「表は表としてやっていく、そして裏は遊びの感覚で楽しむんだ、慶子。気持ちよく遊んでまた表で頑張る・・・。表のやつらには分からないようにすれば何にも問題は出やしない。当事者二人だけの秘密で誰にも分からないことなんだから」
大沢は慶子の首筋から襟足へ唇を這わす

「あっ・・そこ・・・うーん」

「分かってるよ・・君のからだのことは・・・」
慶子の目が流れる・・
2回目が始まった



裕美子の冒険025
風水 11/4(火) 09:24:32 No.20081104092432 削除

 夕方までひとりの時間 2階の書斎で妻の動画をDVDに焼き混むことにしました。
 DVDなら1階のリビングで鑑賞出来ます。 
 妻の前で風太郎に見せたら 妻はどんな顔するでしょう どんな反応か・・・今から楽しみです。

 以前から撮り貯めた妻の動画・・・どれを焼くか悩みました。
 まず 寝室でのストリップ そしてベッドでのオナニー 最後に浴室での放尿シーン
 1時間程の1本の動画に編集しました。

 編集中 勃起が収まりません 自分で放出したくなりましたが 今晩のお楽しみの為 我慢することに。

 編集したDVDをリビングで再生して確認を。
 PCの17インチのモニターと違い 42インチの大画面に映る妻 言いようのない卑猥さです。
 今頃 風太郎君達学生に画面と同じような開脚姿を見られているのでしょう。

 一通り再生して確認しました。
 喉がカラカラになり 一物から先走りの液が溢れているのが分かります。
「ふぅ・・・風太郎君 見ただけで逝くかもな・・・」

 すぐに再生出来る様 DVDをセットしたままにします。
「さぁて 後は風太郎君の連絡待ちだな・・・」

 
 4時過ぎ 風太郎君からメールが
『風太郎です
 矢野さんこんにちは 今学校出た所です。
 どこに行きましょうか?』

『Re:矢野です
 風太郎君 お疲れさま
 そうですね とりあえず駅まで帰ってもらえますか
 駅前で待ち合わせしましょう 5時で大丈夫ですか?』
 
『Re:風太郎です
 了解しました 5時なら楽に間に合います
 では 駅前で』

 ゆっくり着替えをして バスで駅に向かいます。
 10分程早く着きましたが風太郎君は すでに改札の前に立っています。

「風太郎君 こんにちは 早かったんですね」
「矢野さん どうもです。今着いたとこです」
「何食べます? 和食?洋食? どっちがいいですか?」
「あっ僕 何でもいいです 好き嫌い無いですから」
「それじゃ 近くにいい和食の店有るんで そこに行きましょう」

 連れだって駅前のロータリーを迂回し ちょっと高級そうな割烹に入りました。

「うわっ 僕こんな所初めてです。 ここって 高いんじゃないっすか?」 
「気にしないでいいよ さて 何食べようか」
 私も2度目の店です 貧乏サラリーマンの懐には痛手ですが ここは良いところを見せないと。



桃花源記 162
侍 11/4(火) 06:06:06 No.20081104060606 削除
エピローグ 2



ネットリと怒張を飲み込む響子の表情は陶酔しきっている。

バイブの刺戟では、もの足りぬと言うように、腰がウネウネと動き続けていた。

乳房を握り締めながら、沢木は思う。

『やはり、そうなのだろうか』

ひょっとして、と思う瞬間がある。

『もし、あの娘が、あの村の血を引いているのなら……』

さっき、子ども部屋を覗いて、安らかな我が子の寝顔を思い出していた。

一粒種の我が子は、妻とは違うタイプの美人になりそうな、そんな、面影を既に持っている。

確かに可愛い。

しかし、娘が、果たして、沢木の種なのかどうか。沢木には確信が持てない。

『オレのか、それとも、あの男の……』

沢木の脳裏に、あのサメのような目をした男の顔が浮かんでいる。

あの時、妻と陽次郎を一緒に逃がして、自分とは離ればなれになっていた。

二人で丸一日逃げ回っていたことになる。あの性欲のかたまりのような陽次郎に犯されぬわけはなかった。

おまけに、逃げ出す直前だって、連日のようにあの男が通っていた。

『娘は、ひょっとして、あいつとの……』

そんなことは、妻に聞いたことなどない。聞けるはずもない。

ひょっとして、妻は知っているのかもしれないが。

それを妻に問うことは、永遠にないだろうと沢木にはわかっている。

ふと妻の淫声が一際響き渡った。

埋め込まれただけのバイブであっても、沢木に玩弄されるように動き続けているのだ。

今また、小さなオーガズムに襲われたのだろう。

耐えきれぬのか、怒張を吐き出したまま、訴える目で沢木を見上げる。

「あ、あなた、あうう、もう」

妻の背中で縛られている手が、妖しく蠢いていた。

既に、一度、放っているとはいえ、沢木も、これ以上続けられれば、いざ、妻の美肉ぬ包まれて、保たないかもしれない。

一気に立ち上がった沢木は、ベルトを取り去った。

バイブが、自分の重みで、ぬるりと抜け落ちる。表面を白い膜が張ったように、トロリとした秘液が覆っていた。

「あうう、あふぅ」

耐えきれぬように、ため息のような淫声を放ちながら、響子の背中が細かく震える。

抜け落ちる時の刺戟で、またもや、登りつめたのかもしれない。あるいは、男を求める美肉が強烈にケイレンした余波だろうか。

空虚になった美肉は、男を求めて、勝手にヌメヌメと動き続けていた。

贅肉が取れたが、乳房と尻だけが、ますます重たげになっている響子の身体は軽い。

ふわりと抱き上げた響子を、ベッドに優しく横たえる。

もはや、慎みなど、どこかに置き忘れてしまったのか。曲げた膝は、そのまま大きく広げられ、夫の侵入を待ち望む形になる。

娼婦が客を迎え入れるポーズ、そのものだ。

そのうえ、妻の美肉は、ますます、微妙なうごめきを見せるようになってきた。

柔らかな妻の身体に覆い被さって、一気に、怒張をぶち込む。

「ああ!いい!」

美肉の中に、軟体動物が何匹もいるかのごとく、ヒダのひとつ一つが、沢木の怒張に絡みついてくる。

尻の方にまで、秘液が、トロトロと垂れていた。

子供を産んで緩くなるどころか、ますます、締め付け方が上手くなっている。

身体を、響子に預けながら、怒張を美肉の奥まで狂ったように打ちつけると、響子も負けずに、腰を左右に動かして、美肉のあらゆる部分がこすれていく。

「あうう!いい!あなた!またよ!あうう!いい!あなたのぉ!あなたのチ○ボ、あなたのチ○ボがいいのぉ、あうう、いい!」

響子は何度も、達していた。

その度に、膣奥まで、何段にも別れた、ケイレンするような強烈な締め付けが、怒張を包み込むのだ。

沢木の限界も近い。

一気に、身体を入れ換えて、尻を高く掲げさせる。

引き抜いた怒張は、白濁した響子の秘液に、包み込まれている。

ジュルリと、美肉に滑り込ませる。

ぴっちりと締め付けている美肉は、迎え入れるように、柔らかく飲み込んでいく。

そして、強烈な締め付け。

「あうう!」

響子自身にも、その締め付けは強烈な刺激になったようだ。

さっきより、さらに、ピッチを上げた。

この姿勢だと、深く入れる。

深く侵入した先端には、ぷにゅりとした感触の子宮口が、包み込むように押しつけられるのだ。

尻だけを高々と差し上げた響子の腰を抱え、パンパンと肉の当たる音をさせて、怒張を打ちつけ続けた。

「ああ、あなたぁ、あう、いい、ああ、あなた、い、いく、いきます、いくぅ!もう、だめぇ!」

響子が啼くように声を上げて、再び、強烈なオーガズムに上り詰めていた。

尻を抱えた沢木も、その奥底に放とうと、さらに奥まで突き入れて、ピッチを上げる。

美肉の快楽の狭間で、ふと、山の景色が浮かんでいた。

いつか、娘を連れて、あの林道に行ってみようかと、なぜか頭に浮かんだのだ。

「ああ、あなた、あなたぁ、またぁ、い、いく、いくぅ!」

「響子ぉ!」

名を呼びながら、妻の子宮に注ぎ込むように、体の奥から射精していた。

あの村で、妻がどんな快楽を覚え込まされたのか。聞くわけにはいかぬ。しかし、身体の記憶が、沢木の、激しいセックスを要求していた。

妻を弄んだ男達。あの、陽次郎との激しいセックス。そして、健司の、何もかも奪い取るようなサディスティックなセックス。

嫉妬がないわけがない。

しかし、その嫉妬こそ、二十歳の若者にも負けぬような激しいセックスを生み出す、源泉となり、射精の快楽を、何倍にも増幅してくれていた。

今この瞬間も、腰が溶け出すような快感を、体中から丸ごと絞り出しているような射精だ。

命そのものを数珠つなぎで、ズルズルと絞り出しているような、長く尾を引く、強烈な快感だった。

響子の強烈なオーガズムも、それを受け止めて、頂上で破裂した。

二人の愛が正面から強烈な融合を果たし、響子の子宮で絡まり合い、二人の動きが一瞬、止まる。

深々とつながったオーガズムの果てに、沢木と響子の幸せが彩られている。

その心の片隅に、あの、村を駆け抜ける優しい風が、ふわりと、何事かを囁いていた。






桃花源記 161
侍 11/4(火) 06:04:50 No.20081104060450 削除
エピローグ 1

折からの、輸入食品の汚染問題で、国産の食材が引く手あまただった。

まるで、何者かに操られでもしたように、日本へと輸出された食材が、カビに、農薬に、化学物質にと、汚染され尽くしたかのような報道が相次いだ。

もはや、日本中が騒然となっていた。

なによりも、輸入食品なくして、外食産業は成り立たない。

大手の外食チェーンは、次々と手を打って独自ルートを造り、安全宣言を出した。しかし、そのたびに、まるで狙いをつけてあざ笑うかのように、その汚染が報道される。

度重なるうちに、輸入食品に頼る外食産業は、どれほど安かろうと、安全を宣伝しようと、もはや消費者から見向きもされなくなってしまった。

そうなれば、国産食材の奪い合いが始まるのは当然だ。

沢木の会社は、顧客の方から、三拝九拝して、取引を申し込まれた。

沢木は、会社員時代、全国から食品を集める仕事をしていた。

唯一と言っていい、その知識と経験が生かして、国産の食材を扱う商社を細々と作り、かつて取引のあった生産者達と、顔を繋いでいたのだ。

そのネットワークが生きていた。

生産者との繋がりが、ある程度の数になると、後は、放っておいても、おもしろいように向こうから話が降ってくるようになってくるのだ。

国産食材の、それも、外食産業につながるノウハウを持つ商社は、生鮮者にも、利用者にも貴重だったのだ。

沢木の会社は、3年という短い期間で、誰もがビックリするスピードで拡大し、食品商社の雄に成り上がることになる。

そして、急成長のいきさつにもかかわらず、本当に強いのは、少量生産される国産の高級食材だった。

だから、輸入食品騒動が下火になっても、いっこうに困らなかった。

今となっては、日本中の高級国産食材は、沢木の会社が一手に押さえていると言っても過言ではない。

国産高級品のプリンスだの、日本の食の元締めだのとと、週刊誌で取り上げられるのも、もはや一度や二度ではなくなっていた。

不思議なことに、どのマスコミも、沢木の会社に好意的な記事ばかり取り上げた。

沢木の仕事ぶりも、生活ぶりも、会社がいかに大きくなろうと、相も変わらず、堅実で奇をてらわない。

それが、良かったのかもしれない。

急成長する会社は人材にも困るものだ。

しかし、沢木の会社は、違っていた。

創業の頃、やり手の老役員と若い女性秘書が、沢木を手伝っていた。どんな危機や困難が降りかかろうと、見事なチームワークで沢木をサポートしたという。

業界の人間は、突然現れた、その二人の老役員を驚愕の目で見つめ、次に、自社に招聘しようとした。

ところが、どうやっても、スカウトどころか、正体がつかめない。

うわさでは、どこかの地方で、食品会社を経営していた人間を沢木がスカウトしたとか、実は、沢木の父親と叔父ではないのかとの話もあった。

しかし、この老役員は、あらゆる所に顔が利いた。それも、同じ国会議員クラスでも、陣笠議員などではなく、与野党の幹部クラスだった。

あらゆる規制と補助金が見直され、日本の食料生産の裾野を押し上げていく。すると、決まって、その恩恵は、一番に沢木の会社が受けるのだ。

ある時、驚くべきことに、その力は米軍にすら及んでしまったのだ。

実は一部の米軍基地の敷地では、良質の松茸が採れるというのは公然とした秘密だった。

しかし、そこは極東地域の中枢とも言うべき大事な施設がある場所だ。「たかがキノコ」を採るために、不可侵の場所に日本人を入れるわけがない。

それが「常識」だったと言っても良いだろう。

ところが、この老役員が交渉すると、いとも簡単に、許可が下りてしまったのだ。一説には米国内の退役軍人会から、何やらの電話が届いたとも聞く。

もちろん、その結果は地元の農家が潤って、そのおかげで沢木の会社も、また、潤った。

ともあれ、その交渉力は、沢木の会社の役に立つだけではなく、日本の生産者達にも幸せをもたらしたのだ。

一方で、どこか、世間離れしたところのある秘書は、ことビジネスにおいては、有能で、あらゆる仕事を適切にさばき、おまけに社内のあらゆる事情に詳しかった。

沢木のサポートは、完璧だ。

一部の、やっかみ者は、社長の愛人だろうと陰口をたたく者もいた。

たしかに、妻が出産の前後には、いろいろな噂が飛び交った。

やれ、社長室の中から淫猥な声が、いや、二人がホテルで食事をしていた、いやいや、机に向かう社長の足下で、跪く秘書を見かけたという、ものだ。

しかし、うらやむほどの夫婦仲が、知れ渡るにつれて、その噂も消えていくことになる。

老役員達とも仲が良い。

「おじいちゃん」、「貴美子」と呼び合っているのを目撃した社員は、漠然と、この役員の本当の孫ではないかと思ったという。

中には「老役員の愛人だ、オレは見た」と言い出す者まで、現れたが、好々爺たる、二人が、本当の孫かとも噂される社長秘書と懇ろになることなど、誰も信じなかった。

逆に、おおかた美人秘書に言い寄って、あっさり袖にされた腹いせだろうと、あわれな「目撃者」は冷遇される羽目になる。

ただ、あれほど有能で、ついでに言うと美人なのに、電車の切符の買い方も知らないらしいから、どこかの帰国子女で、相当なお嬢様ではないのか、と噂もあった。

ともあれ、業界雀たちはささやきあった。

「沢木に過ぎたるものは二つある。老役員と社長秘書」という揶揄が絶えなかった。

その三人も、会社が安定した今、いつの間にか、そっと、どこかに消えていた。

誰にも気づかれぬままに、社長自らの手で、その人事記録は破棄されていた。

だから、この三人がこの世にいたのかどうか、人々の記憶にしか残らず、いつしかその記憶も忘却の彼方に消えたのだ。

公で、沢木を支えたのがこの三人なら、私で、支えたのは響子だろう。

妻は、ごく最初の頃、会社を手伝ったこともあるが、すぐに出産していた。いまや専業主婦となって、もうすぐ3歳になる娘と夫に、良妻賢母の見本のような存在だ。

おまけに、最近は、ボランティアにまで、手を出している。

夫婦仲は、抜群に良い。

あちこちのパーティには、夫婦で呼ばれない限り、絶対に出席しないのは、業界では有名だった。

有名と言えば、社長夫人の趣味が、ホームレスに食事を振る舞うボランティアに参加することだというのも知られている。

急成長の会社の社長夫人の響子自ら、ホームレス一人一人に食事を手渡している姿は、マスコミで何度も取り上げられていた。

聞きかじった者は、金持ちの嫌らしい偽善趣味と批判する。

しかし、実際、響子が、どんな見苦しいホームレスにも、きちんと視線を合わせた笑顔で食事を手渡す姿を見た者は、どれほど批判的な者も、黙らざるを得なかった。

たった一度だけ、響子が取り乱したことがある。

響子から顔を背けようとしながら、食事を受け取る50近いと思われるホームレスがいた。

笑顔で、挨拶しながら食事を渡そうとした時だった。

偶然にも、腰をかがめた響子と、手先を確認しようとしたホームレスの首の角度がピタリと合って、顔をのぞき込む形になったのだ。

いきなり驚愕の表情で口を押さえ、椀を取り落とした響子。

周囲の驚きの中で、慌てて、響子は、そのホームレスに詫びた。

詫びの言葉を背中に受けながら、そのホームレスは、逃げるようにしてそのまま姿を消した。

そのホームレスの姿を、その後見たものはいないという。

今も、ボランティアを続ける響子の横には、最近、急速に言葉が発達してきた、愛らしい娘が、いつも、ついてくるようになった。

響子とは別のタイプの美人になるのでは、と周囲からささやかれる娘は、みんなからか可愛がられていた。

もちろん、夫との仲は、一枚の薄紙すら入れぬほどに親密に見える。

しかし、幸せいっぱいに見える夫婦には秘密があった。

娘を寝かしつけた週末、夫婦は寝室で獣になるのだ。

腕を高手小手に縛り上げ、時に天井に吊るし、時に電動のオモチャで責め立てる。

清楚な社長夫人で、ボランティアに励む響子が、縄化粧の姿で、淫らに秘液を垂れ流し、卑語をわめきながら、夫の怒張に貫かれるのだ。

昼間、ボランティアに汗を流す、あの、清楚な社長夫人が、夜は、尻だけを高く上げ、尻孔までも、犯されながら、涎を流して悶えていることなど、誰が想像できようか。

沢木だけは、夫として、妻の狂乱する姿を、楽しむことができるのだ。

いや、楽しんでいるのかどうかも、もはや定かではない。

週末、こうして二人がつながっているのは、セックスの快楽より、二人の絆を確かめている意味の方が強い。

しかし、獣のようなセックスで、夫に散々辱められないと、響子は心が立ちゆかなくなってしまうのだ。

もはや、二人の性は、単に挿入すれば良いだけのものではなくなっていた。

縛り、さんざんに、性具や言葉で辱めた上、たっぷりと「奉仕」させてから、初めて本格的なセックスとなる。

高手小手にしばられたまま、奴隷のように淫らな姿で怒張を口にする妻の舌技を、沢木は今日も、楽しんでいた。

響子の美肉には、バイブが埋め込まれ、ふんどしのように黒革のベルトで固定されている。

沢木と言えば、本革のチェアの背を倒し、オットマンに足を伸ばした姿勢で、妻の後頭部を見下ろしている。

戯れのように、縄でくくり出された乳房に手を伸ばし、感触を楽しむ。

つきたての餅のように、これ以上ないほどの柔らかさと、くくり出された弾力、乳首のコリコリと尖った感触が、沢木の手の中で、揉み込まれていった。

根本を締め付けられた乳房には、鈍痛があるはずだが、それをも快感に換えているのか。

片手は、リモコンで嬲るようにバイブの強さを調節しながら、喉まで飲み込む妻のフェラをゆったりと受け入れていた。



妻と私が・
和夫 11/3(月) 17:44:13 No.20081103174413 削除
妻(洋子45歳)が私(和夫52歳)。
結婚して23年が経過した。 子供はいない。出来なかった。
妻とのSEXは年々減少していた。
我家の隣に 母子家庭がある。
母子と言っても、年齢は、
君子54歳、美紀34歳の親子だ。君子は54歳だが痴呆症になってまった。
美紀は結婚した事は無い。
美紀の父親は 美紀が産まれて直ぐに亡くなった。
それ以降、親子2人で暮していた。
美紀は とても魅力的な女性だ。
美紀ほどの女性が、何故 結婚しなかったのか ?  不思議に思っていた。
最近、私が会社に出勤する時間と 美紀が出勤するのと 同じ時間帯だ。
ある日、電車の中で私は、美紀に痴漢をしてしまった。
美紀の後ろに立っていたら、理性を抑えきれなかった。
美紀は電車の中では、私に抗議はしなかった。
ところが、降りたら
美紀「 和夫さん 許しませんよ ! 警察に行きましょう ! 」
私の手を引っ張り出した。
私「 す すみません ! 魔がさして・・・」
何とか許してもらおうと 謝り続けていたら・・・
美紀は、私が痴漢をした事を認めるよう駅長室に連れて行き、調書にサインをするように指示した。
調書にサインをしたら、美紀は警察に訴えないと言った。
私は、サインした。
美紀「 帰宅したら 奥さんと2人で 私の家に来てください ! 」 
美紀は 私が痴漢した事を妻に話すつもりか ?
その日、仕事をおわり帰宅した。
妻に 美紀の家に一緒に行くよう話し向った。
妻「 何  何しにいくの ? 」
返事をしなかった。
美紀の家に入った。君子と美紀がソファーに座っていた。
美紀「 いらっしゃい  ! 」
私はドキドキした。美紀は今日の事を、ほんとに話すのか ?
妻「 あの〜 呼ばれたのには 何か ? 」
美紀「 あら、 ご主人 奥さんに話してないの ? 」
美紀は 今日の事を話し出した。
私が 美紀のオマン○に触った事、しかも指を入れた事を・・・・
妻は 当然怒った。
妻は、美紀に
妻「 警察に訴えるつもり ? 痴漢は現行犯でないと 無理よ ! 」
美紀「 駅長室に ご主人が痴漢を認めた調書があるわ ! 訴えようかしら ? 」
妻は調書があるとは知らず、おとなしくなった。
妻「 美紀さん 主人に何をしろと ? ・・・」
美紀から、私達夫婦を呼んだ意味を話し出した。
美紀「 私が結婚しなかったのには 私に理由があるの !
私・・・レズなの ! でも男性とSEXもできるけど・・・・
まぁ 両刀使いっとこかな ! 」
私と妻は顔を見合った。
美紀「 警察に訴えない代わりに・・・・・・」
妻「 代わりに・・・・? 」
美紀「 ご主人に 今から、私の お母さんとSEXして ほしいの !  
もちろん奥さんと私の目の前でよ !
出来ないというのなら、警察に訴えるだけよ !  どうする ? 」
私と妻は 少し間をあけてから 黙ったまま頷いた。
美紀「 ご主人、やってくれるのね !
お母さんは 私を産んでから女手一つで育ててくれたわ !
何人か男性と付き合いSEXもしていたようだけど・・・ !
でも 亡くなったお父さん とのSEXのように満足できる回数はしていないの !
お母さんはSEXが大好きよ ! 今日までバイブで不満を処理しているの ! 」
痴呆症でも性欲はあるのよ !  
今日は、お母さんに本物のペニスでオルガニズムに達して欲しいの !  」
君子さんは65歳には見えない ! 10歳は若くみえる。
美紀さんが、君子さんを裸にしていった。
思っていたとおり、君子さんの裸体は 私のSEXの対象になりそうだった。
美紀「 どう ? まだまだ綺麗でしょ ! 子供も私しか産んでいないしSEXも たいしてしていないから、
オマン○の中もピンクよ ! ほらねッ・・・」
美紀は指で開いて見せた。
美紀「 ご主人は痴漢するほど性欲があるようだから、 ご褒美に
お母さんのオマン○の中に生で射精させてあげるわ !  
ご主人・・・嬉しいでしょ うフフ・・生よ・・・!
奥さんに 言っておくけど  お母さんって まだ生理あるからねッ・・・
しかも 今日は妊娠危険日よ ! だから今日 お母さんわを抱いてほしいの ! 
何年も 精液は、お母さんの体の中に入っていないから
お母さんの 体も待っているでしょうねッ・・・・・  !
で、・・奥さんは 私とレズよ ! いいわね !
お互いがSEXしている所を 見合いましょう ! うフフ・・・」
とんでもない事になりそうだ。妻の顔を見ると 私と同じ気持ちのようだ。
君子さん以外の3人も全裸になった。
美紀さんは腰にペニスバンド( アダルトグッズ )を締めた。
それが またデカイときた。
私のペニスの数倍か ?
長さは20Cmはありそうだ。太さも美紀の手首以上はある。
美紀「 奥さん ! これでヒィヒィ言わせてあげるわよ !
今まで、これを使ってオルガニズムに達しない女はいなかったわ !  
もちろん熟女達だけどね ! 熟女はSEXの快楽を体で知っているから
熟女達のオマン○は、中に入れば本物だろうと偽物だろうと
入れられたら 体がイキたくなるみたいよ ! きっと奥さんも・・・うフフ・・・」
妻は恐怖に震えた。妻はSEXが好きな方だが、これほどデカイと・・・
しかも玩具ときたら・・・・
美紀が早速私のペニスをフェラした。
美紀の口の中で私のペニスは 直ぐに勃起した。
美紀は勃起したペニスを君子のオマン○へ導いた。
君子のオマン○に唾を塗りペニスをあてがった。
美紀「 さぁ ご主人 入れてあげて ! 」
そう言って私の腰を押した。あっという間に 君子のオマン○の中に入った。
中は良く濡れていて 君子の体温の温かさがペニスに伝わった。
妻のオマン○と比べても 変わらない。気持ちいい。
これが54歳のオマン○の中か・・・・・・・と快感に酔った。
美紀も玩具ペニスに タップリとロ−ションを塗りたくりだした。
ビショ ビショの玩具ペニスを妻のオマン○に導き 一気に挿入した。
妻は痛そうにもしなかった。アッという間に妻のオマン○の中に
20Cmの玩具ペニスが消えた。
美紀「 あらッ 奥さんのオマン○って、難なく咥え込んだわね !
奥さんのオマン○って 随分と大きいんじゃないっ・・フフ・・」
難なく入ったので 美紀は出し入れの動きを速めた。
それを見ていた 私も快感が増大してきたので 動きを速めていった。
美紀「 さぁ 奥さんが 上になって 自分自身で腰を動かして ! 」
美紀が下になった。妻は体位が上になると 美紀の予想どおりに妻自身が腰を
自ら動かした。
美紀の言っていたとおり、玩具のペニスでも気持ちよくなったのだ。
妻の肉体は、オルガニズムの快楽を知っているので イク事に向かい、体が動くようだ。
女のオマン○ってそんなものか・・・・! と思い妻の動きを見ていた。
益々 私は快感が増し 射精を迎えていった。
私「 すみません ! 出 出そうです ! ・・お母さんの中に出すのは 許してください !
お母さんを 妊娠させたくありません ! ・・・中は・・・! 」
54歳の女性、しかも痴呆症の女性を ほんとに妊娠させたくありませんでした。
しかし、妻と美紀さんが 私を見ている。私の射精の瞬間を見ている。
見られていると思うと、興奮度が高まり いよいよ射精の時を迎えた。
美紀「 ご主人 ! 外でだしちゃあ駄目よ ! 抜いちゃあ駄目 !
ほら、奥さんも ご主人が お母さんの中に出すのを 見て 
奥さん自身も 玩具のペニスで イキそうよ ! フフフ・・・
ご主人、さぁ 出すのよ ! 奥さんがイクのと同時にねっ・・・
奥さんは ご主人の射精が 自分の中で出しているように思っているみたいよ・・」
妻が 私を見て 腰の動きを更に速め イクようだ。
妻「 あっ イ イク〜・・・アッ・・」
私「 ウッ・・・アアア・・」
私は 久しぶりに女性のオマン○の中に射精した。
久しぶりの生での射精だったので 大量に出た。
君子は亡くなった旦那の事を思い出したのか 、 君子もアッと言いながら イッた。
妻は放心状態だ。
玩具ペニスでも 激しく達したのだった。
美紀「 あらら、 奥さん玩具ペニスだったのに 激しかったわねッ・・・
ご主人も お母さんの中で射精してくれたので きっと妊娠できるわ !
産まれたら 私がちゃんと育てるから安心して !  」
私と妻は 会話無く 自分達の家に戻った。
妻は玩具ペニスでオルガニズムに達してしまった事を恥じた。
私は、君子の中に 生で射精した事に恥じた。
妻は、美紀にその日以降 美紀に度々呼ばれ 玩具のペニスでイカされ続けた。
妻も玩具のペニスでイク事を望んできた。
2ヶ月後、君子の妊娠が分かった。



桃花源記 160
侍 11/3(月) 15:42:34 No.20081103154234 削除


「さて、沢木さん」

居住まいを正して、沢木の正面に村長が正座した。

「すべては、私が、この男の不憫さに甘い顔をしたのが、間違いの元だった。お許しいただきたい。……謝って済むことではないだろうが」

村長が深々と額をこすりつけるように土下座した。

御爺はじめ、大人達も、一斉に土下座する。

すると同時に、まるで池に投げ込んだ石が波紋を広げるかのように、村人達は一斉に土下座をしていった。

会所の中だけではない。

人々は、会所を中心に、波紋が広がるように、次々と土下座をしていた。

響子と、沢木は、抱き合ったまま立ち尽くしていた。

深々と土下座した村長達の態度に、沢木は、対応に困ったのだ。

言いたいことはいくらでもある。

わびてすませられることでもない。

どんなお詫びをされても、妻の身になされたことを考えれば、こんな村の人間を皆殺しにしてやりたい怒りの方が強い。

かといって、大きな猪首を縮こまらせるようにしながら、真摯な土下座で、額を床にこすりつけている村長の誠実さは、ひしひしと伝わってくる。

いや、村人達も、村長の心からの後悔を感じているからこそ、こうして、こぞって土下座をしているに違いない。

外は見えぬが、会所の外にいた人々も、今この瞬間、こちらに向かって土下座していることは、沢木にも確信できたのだ。

『しかし、許せない』

握り締めた拳の内側で、爪が硬くなった皮膚に食い込んでいる。

拳が震えるのは、怒りなのか何なのか、沢木にもわからなくなっていた。

その時、わずかに頭を起こして、村長が床を見つめたまましゃべり始めた。

「あなたにとっては、こんな村、滅ぼしてしまいたいと思うだろう。しかし、我々も、生きていかなければならない。我々にできるのは、この後のお詫びだけだ」

「この後?」

「既に、あなたは、会社を首になっている」

「それは……」

村に来てから、数ヶ月が経っていた。

これだけの間、無断欠勤を続けているのだから、当然だろう。だが、それを、この村長がなぜ知っているのか。

「あなたには社長になってもらう。会社を作って欲しい。ノウハウは後で専門家を雇えばいい。とにかく作ってください」

「しかし……」

「資金は不自由させない。とりあえず、最初の支度金は、口座に振りこんである。何をやっても良いが、作ってもらう会社名はこれで頼みます」

目の前に、通帳が差し出されていた。

沢木の自宅にほど近い銀行の支店名が書いてある。

どうにでもとれる当たり障りのない会社名が名義になっていた。作れと言いつつ、ひょっとして既に会社が登記されているのかもしれないと沢木は思った。

『それにしても、いつの間に』

「申し訳ないが、以前、お宅を調べさせてもらったのだ。それを使って、勝手だが、今朝、用意をさせていただいた。確かめていただきたい」

沢木が知るよしもないが、中川が、昨夜、村長の密命を受けてから、寝ずに東京まで往復して作った口座だった。

中川は、あの日、健司の口車に乗って、自分たちと同じような人間を作る手伝いをしてしまったのだ。

言われるがままに、沢木夫婦を露天に誘導したことを心底後悔していた。

もちろん、露天風呂にいた面々だって、そうとは知らずにしたこととはいえ、結果的に、中川は、夫婦を陥れたことになる。

だからこそ、中川は、ちゃんと、こうやって間に合ったのだ。

おまけに、睡眠不足と、疲れでふらふらになりながら、わずかな休憩すら取らず、拉致同然のやり方で響子を迎えに行く役を買って出たのだ。

後悔と誠実の証の結晶のような通帳であったのだが、もちろん、沢木は、そうとは知らない。

それでも、その差し出された通帳を、おそるおそる開けた。

「なんだ、これは……」

普通の会社員の生涯賃金をはるかに上回る金額が、振り込まれていた。

顔を上げた村長の目には、真摯な光にあふれていた。

「そんなものは、お詫びにもならないのはわかっている。そんなものだけで済ませるつもりもない。我らにできるのは、この後で誠意を見せることしかないのだ」

再び、這いつくばるように土下座する村長の後頭部を見下ろしながら、沢木は困惑するしかなかった。



夫婦模様 58
道明 11/3(月) 09:55:14 No.20081103095514 削除
園子、園子に・・これまでのことを全て話す?私はできない、とてもできない

「どうしたの?・・園子さんに話す勇気がないの」

「勇気?勇気だって?そんな簡単な言葉で表せない・・・私は、妻の信頼、愛情を踏みにじる行為をしたんだ。園子は私を、私を・・・・」

「あなたと園子さんの夫婦には子どもがいない。園子さんは言ってたわ。子どもができない私を、離婚もしないであなたが愛してくれている。その愛に応えなければと・・」

「あああぁぁぁ・・違うんだ!」

「本当にどうしたの?」

「あいつは、園子は・・・・私のことを・・あああぁぁぁ、とてもできない!あいつに私の悪行を話すなんて」

「もしかして、子どものできない原因はあなたの方に?」

「あいつは自分に原因があると言った。それでも愛してくれるかと?」

「・・・・・」

「心の底から愛していたんだ園子を・・・私は即座に言ったよ、代々続いてきた家柄の家系が途絶えたとしても君を離さないと・・園子は号泣して私に抱きついてきた。でも違っていたんだ。原因は私の方にあった。妻の園子はそんな女なんだ・・・・」

「そんないい奥さんがいながら、あなたって人は・・・でも、なおさら園子さんに話さないと・・・・・」

慶子は、その白い胸に大沢を抱きしめた・・・・
脳死状態の亡夫に尽くしてきた女である
大沢の目に、白い透き通るような肌
右に振ると、なんとも柔らかそうな乳房が映る
自然とその先端を口に含んで吸い始めた





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桃花源記 159
侍 11/2(日) 23:50:45 No.20081102235045 削除
響子の説明は、控えめで、時折言葉につまる。正吉と稔三が、それをさりげなくほぐしながら、話を促した。

撃たれたシーン。

最初に、銃弾は、すぐそばの枝を狙って撃たれた。

響子は思わず、脳裏に残る健司の言葉をそのまま口にしていた。

あのセリフ、向けられた銃口は忘れるわけにはいかない。そして、その銃口が確かに陽次郎に向けられ、二度目の銃声が鳴り響いたことを。

「鳥撃ち用の弾だ。この弾ならすぐには死なね。まず、顔をぐしゃぐしゃに砕いて、それから、ゆっくりと、死ね。のたうち回ってな」

ゆっくりと、響子の口から再現された言葉は、しみ通るように会所の端まで届いた。

忘れようと思っても忘れられなかった。

このセリフの直後に、自分は撃たれたはずだったのだ。

「でも、そのあと、ヘンな…… 身体がふわりと浮かんだ気がして、気がついたら……」

御爺は、一瞬だけ、シワだらけの表情を動かし、村長も、ふむ、と一つ肯いた。

やはり、陽次郎の力が発揮されたのは間違いなかったのだ。

とっさに、身の危険を感じた陽次郎は力を発揮して、空間をねじ曲げて、結界の外に「飛んだ」に、違いない。

だからこそ、村長は、二人の軌跡を追うことができた。

後は、そこから一番近い道路に「迎え」を出しておくだけだった。

村長は、グッと口をつぐんで、目を閉じた。

沢木は、グッと響子の身体を抱きしめ、守るがごとく、健司から遠ざけるように位置を変える。

しかし、多くの村人は、陽次郎が「力」を使ったことよりも、響子の再現したセリフに、一斉に息を呑んでいたのを沢木は目にしていた。

一瞬の間を置いて、村長は、言い聞かせるような声を出した。

「これで、もはや文句はないな?結界を弄んだことはさておき、里の者を、それも、血を分けた兄弟を殺そうとしたこと、誠に重大だ」

「ふん」

かすかに反応した健司を、村長の厳しい視線が襲う。

健司は、いらだたしげに、膝を揺らし、これ以上何も言うものかと決意したように、口をつぐむしかなかった。

村長は、周囲の大人達をゆっくりと見回した。

目が合った瞬間、誰もが、うんうんと肯くところを見ると、とっくに話は着いていたのかもしれない。それを、村人に納得させるための、儀式であるかのようだった。

「評定の結果を申し渡す」

村長の声は低いが、周囲に、響き渡っていた。

荘厳な呪文を唱えるかのような声だ。

「5年間の所払いとする」

誰かが、ひっと小さな声を上げた。佳美の声かもしれない。

「健司。少し頭を冷やしてこい。一切の、援助はやらん。聞け!他の者も、構えて援助をしてはならん」

後の言葉は、一同を見渡しての言葉だ。

もちろん、健司の取り巻きだった男達も下を向くしかない。自分たちも、この後、なんと言われるのか。

小さくなっているしかないのだ。

この村を出たが最後、自分たちがどんな仕事にも就けぬまま、世をさまようしかないことを知っていた。

戸籍もなければ、身よりもない。助けてくれる村の力を当てにできなければ、外の世界の底辺で、這いつくばって生きるしかないのだ。

いや、そもそも生き残れるのかすらもわからない。

それが、五年もの長きにわたるとなると、どのような地獄が待っていることか。

つまりは、ビデオで見たことのある、ホームレスの生活、いや、それ以下が待っているということだった。

日常生活に不自由をしたことのない男にとって、これ以上の恐怖はなかった。

もちろん、その過酷な「罰」を、健司も瞬時に理解した。反省よりも怒りが先に出るのが健司だった。

「なんだとぉ、この…… 」

健司が、立ち上がろうとした瞬間、わずかかに、首筋に何か熱いものが当たった気がした。

スローモーションで振り返る動きをしたまま、健司の体は、倒れ込んでいた。

そのすぐ後ろでは、御爺が、相変わらずも眠ったような顔のまま、キセルをひとつ、大きく吸い込んでいた。

誰の目にも見えなかったが、首の経絡を御爺は、キセルで一突きしていたのだ。

神経の束がごちゃごちゃと通っている首筋の、それも、ちょうど神経の束の上を、したたかに、撃たれてはたまらない。

健司は、泡を吹きながら倒れている。

露骨に物珍しそうな顔をした陽次郎が、周りの視線も気にせず、健司をのぞき込んだ。

その陽次郎に向かって、村長は語りかける。

「陽次郎」

「ぐっ」

返事をしたつもりなのかもしれない。表情のないサメの目をした陽次郎は、それでも、何かを待つ気配で村長を見上げた。

「おまえは、掟を破った」

響子は、はっと、顔を上げて、村長を見た。

「罰を与えなければならない」

「それはっ」

響子が言葉を出しかけた、その顔を、村長は手で制しながら、続けた。

「しかし、この村が犯した間違いを危ういところで、いや、なにより、村長の…… この私の間違いを正してくれた、その手柄は何よりも大きい」

響子の目に戸惑いが浮かんでいた。

「わざと人を迷い込ませて、陥れることなどやってはならん。私は、それを見逃していたのだ。まことに恥ずかしいことだ」

チラリと、村長の視線が沢木を見た気がした。村長は、陽次郎を正面から見つめた。

「お前がやったことは、健司が犯した過ちから、この村を、そして、私を救ってくれたということになる」

陽次郎は、相変わらず、表情が伺えないが、村長を見つめる目には信頼感が込められている気がした。

「罰と褒美だな。よって、罰を差し引いて、その何よりの手柄に対する褒美は、中古の家を一軒与えるだけとする」

一瞬言葉を切ったが、陽次郎には難しすぎたのか、理解したようには思えない。

「それが罰だ。陽次郎、これからは元の健司の家に住め」

人々に、無言のさざめきが広がった。それを無視して、再び、正面の佳美を見据えた。

「佳美」

「は、はい!」

「かわいそうだが、亭主の不始末は、女房にも責がある。お前にも罰を与えねばならない」

「はい……」

一瞬、健司に駆け寄ろうとした体を縮こまらせながら、次の言葉を待った。おそらく、夫婦そろっての「所払い」だろう。

夫の罪でそうなるのは、せつない。

しかし掟は掟だった。

佳美は、いつかビデオで見た、ホームレスの生活が自分を待っているのだと、一瞬のうちに覚悟した。

一瞬の沈黙を破って、厳かに宣告が下った。

「響子さんがいなくなると、陽次郎が寂しがる。しばらく、世話をしてやれ」

「は、は、は、はい、喜んで!ありがとうございます!」

深々と両手を突いて、お辞儀をした。

つまりは、健司が帰るまで、陽次郎に、女房として仕えろと言う命令だ。逆を言えば、陽次郎の日常を世話して、夜をともにすれば良いだけ。

性のタブーの少ない、この村のしきたりからすれば、佳美には、罰とも言えない内容だ。

ただし、自分の妻が「陽次郎の妻」として過ごすことを知れば、健司の感じる屈辱と怒りは、すさまじいものとなることだろう。

しかし、それが5年にも渡れば、そこにあきらめや、後悔が生まれるかもしれない。

一種のショック療法だった。

御爺は、相変わらず、眠たげに座っている。閉じられた目は、どこがシワで、どこが目なのか容易には、わからなかった。

柱時計がこちこちと時を刻む音が、人々の間に響いていた。

健司の取り巻き達は、次は自分たちかと、身をすくめていた。

しかし、さっと、取り巻き達を見渡した村長の目は、そのまま、御爺に向けられ、二人は、小さく互いに頷き合ったのだ。

そう、こんな小さな村では、どこまでを罰して、どこからを「忘れる」のかは、とても重要なのだ。

掟を守ることは必要だが、過酷な罰で、後に禍根を残してはならなかった。

村長が、大人達に、強く願ったのが、健司以外の男達を「忘れる」ことだった。

最初は反対した大人達も、御爺が、村長の言葉を支持すると、やがて、村長の言葉を承認する側に、回っていったのだ。

そう。健司という大きな火種を失えば、どのみち、この男達は、黙っていても、冷たい視線を浴びることになる。

それなら罪を問うより「忘れた」方が良い。

ちらりと視線をずらすと、既に、胡乱げな目で男達を見つめる健太が、ここにいた。

村長は、一つ、大きく深呼吸をしてから、くるりと振り向いた。

その、厳しくも、どこかもの悲しい表情をした村長の目は、まっすぐに沢木を見つめてきた。



桃花源記 158
侍 11/2(日) 06:46:36 No.20081102064636 削除


そのアルバムのページにも、古びたコピーが挟まっていた。やはり新聞記事らしい。

がくがくと手をふるわせながら、健司は古い、地方紙の記事をむさぼるように読んでいた。

「そこには、身元不明の女が、いきなりトラックに飛び込んできたとあるだろう。それが咲恵じゃ。おそらく、飛ばされた先がたまたま道路だったのじゃろ。運のない……」

「ワシらは密かに遺体を確かめた。間違いない」

老人二人は、そろって頭を軽く下げたのだった。

健司はがっくりと膝を突いて、再び、座り込んでしまった。

「そういう事情じゃったから、お前にはとうとう言えんかったがな、それはすまんと思うとる」

しばらく下を向いた後、健司は、気を取り直したのだろう、顔を上げたときには、再び挑発的な目に戻っていた。

「そんなことができるものか。信じねーよ。邪魔なオレを、どうにかしたいだけだろ」

村長は、諭すような口調を崩さない。

「その力は、陽次郎に及ばずながら、我々にもあるはずだったな。健司。おまえも、そうやって、結界に穴を開けて、車すら呼び込めたではないか」

「オレは、ちょっと、結界をゆるめただけだ。車が入ってきたなんて、偶然だろうが」

「おまえが結界を緩めなければ、その『偶然』すら起きなかったはずだな」

「へん、そりゃ、入ってくる車の運が悪いのよ。だいたい、オレが陽次郎を殺そうとしたなんて、いったい、何を証拠に……」

村長は、その言葉を待っていたかのように、戸口に向かって声を張り上げた。

「中川!連れて…… いや、お連れしろ」

村長が「評定」に中川を呼ぶなんて。

中川のような男を、このように大事な場所に出すことなどあったためしがない。

人々の間に、私語はなくとも、ざわめきが広がった。

ざわついた会所の入り口に中川が顔を出した。既に作業着から、いつものポロシャツ姿に戻っていた。

人々の不審げなざわめきが広がる。

その次の瞬間、人々の中から、どよめきがあがった。

「こちらへ」

デニムと長袖のワークシャツ姿の響子が、顔を出したのだ。後から、きょろきょろと陽次郎が付いてくる。

村長の手招きに、人々が身体をずらして道を造った。こうなっては、来ないわけにはいかない。人々をかき分け、おずおずと進むしかない。

足には真新しい包帯が厳重に巻かれているのが痛々しかった。

「このアマぁ!」

健司がとっさに、立ち上がりかけた肩を、いきなり後ろから押さえられて身動きできない。

振り返ると、御爺が、キセル一本で、健司の肩を押さえていた。

どこが目なのかわからない、シワだらけの爺だ。それが相変わらずの柔和な顔のまま、すさまじい力で肩を押さえ込んでいる。

いや、力だけではない。

確かに、その老人の背中には、すさまじいばかりの気迫が見えた。しわだらけの顔の奥には、健司を脅えさせるほどの鋭い眼光があったのだ。

まさに、猛獣の眼光と言っていいだろう。

健司は、いきなり毒気を抜かれてしまった。

腰を抜かしたも同然の健司に、ふふふ、と確かに、御爺は、おもしろそうに笑った。

「少し、話を聞きなされ。な、このじじいに、免じて」

村長を継ぐはずだった男に、言葉だけは、すこぶる丁寧であっても、シワの間からぎらりと光る、猛獣の目には、村の大人を長年務めた男の持つ、すさまじい迫力があった。

聞かねば承知せぬ。

言葉を出さずに、老人は、そう言っているのだ。

そう言えば、御爺が、先の大戦後に、マッカーサーと渡り合った末、敗戦寸前の形勢だった、大陸での原爆使用を思いとどまらせたという伝説がある。

その後、劇的な、上陸作戦で形勢を逆転させたのだが、それを勧めたのも御爺であるという。

それだけではない。

そうやって、さんざんにやりあったマッカーサーをして「生涯の莫逆の友」と言わしめた男だという武勇伝を、健司は思い出していた。

生粋の軍人であるマッカーサーが、この老人に、いったい何を見たのか。それは謎だ。

しかし、万能の神のごとく振る舞う占領軍の総司令官は、確かに、この老人に何かを認めたのだった。

『単なる、じじい、じゃねぇのか……』

健司が物心ついたときには、もう、すでに「御爺」だったし、オンジはいつだってオンジだった。

しかし、マッカーサーの話だけではない。

御爺の「武勇伝」なら、数知れないほど、子どもの頃から聞かされていた。

その大半は、今の今まで嘘だと思っていたが、シワの奥から光る眼光には、ただ者には持ち得ない力が宿っていた。

『こえぇ』

怖い者知らずのはずの健司の本能が、恐怖という信号を発していた。

健司は、身動きが禁じられたことを悟った。

「けっ」

吐き捨てるように、言葉を出して、健司は立ち上がろうとする気持ちを失った。

どかりと座り込んだ健司の肩から、キセルが、そっとのけられる。

とっさの緊迫を、目の端に据えながら、村長は、響子を招き入れた。

「あのときは失礼した。もう、怖がらなくて良い」

怯えるなという方が無理なことだった。

しかし、目の前に夫を見た瞬間、響子は夫の元に走り込んでいた。痛みが消えぬまでも、その両脚には、真新しい包帯がきちんと巻かれている。

よろよろと走る響子を、迎え、抱きかかえる沢木。

響子は、息ができないほど、力一杯、強く抱しきめられていた。

「あなた……」

言葉が出ない。

しかし、夫に再び出会えた喜びと、恐怖は、同居している。

「あなたあ!いや!いやよ、いやあ!」

おびえが、体を震わせていた。温かい胸の中で、だだっ子のように身もだえた。

周りにいる男達の大半は、響子を弄んだことがある。いや、この村長にも、儀式でさんざんに狂わされていた。

その集団に取り囲まれて、響子の恐怖がなくなるわけがない。

しかし、気がついてみると、夫の目には、剣呑な気配がまったくない。

愛する夫の力強い抱擁が、いつの間にか響子の震えを押さえていた。

「大丈夫だ」

夫の優しく落ち着いた声が、響子の恐怖を次第に薄らがせた。

そのときを辛抱強く待っていた村長がそっと声をかけてくる。

「撃たれたときのことを話してほしい」

響子の顔に再びおびえが走った。

どうやら「豚」はいないとわかっても、今この瞬間まで、恐怖を取り去ることなどできるはずもなかった。

村長の目は、穏やかな光をたたえ、淫靡な雰囲気は一つもないことが、ようやく、響子にもわかってきた。

静かな時が、流れていた。



桃花源記 157
侍 11/1(土) 23:28:12 No.20081101232812 削除
「そこからは、皆の知っている通りだ」

村長は皆を見回していた。

村長は、咲恵の消えたいきさつをできる限り、感情を消して、淡々と事実だけを喋っていた。

それでも、一同が息を呑むのに十分だった。

「無駄だと知りつつも、探す真似をすることを選んでしまった。騙して申し訳なかった。しかし、掟を破った咲恵を連れ戻すことを考えることだけはできなかったのだ」

本当は、皆に正直に話して、迎えを出すべきだと主張したのは、ほかならぬ村長だった。しかし、御爺を始め、大人達は、こぞって反対したのだ。

しかし、それを話せば言い訳になる。結局、最終決断をしたのは自分なのだ。

今でも、後悔がないと言えばウソになる決断だった。

「結界を生きて抜け出そうとすれば、必ず私の知るところとなる」

ゆっくりとそこに座っている村人達を見渡した後、目を閉じて仰向く。

「それを皆が知っている以上、咲恵は村のどこかにいると、信じてもらわなければならなかった」

3日もあれば、村の大半を探しつくすのに、十分とは言えなくとも、見殺しにしたとは言えぬ形ができるというのが、大人達の判断だったのだ。

苦い思いを隠して語るのは、村長にとっても苦痛だった。

しかし、その村長の話を、満座の村人達が聞き入っていた。

健司は、もちろん、信じようとはしなかった。当たり前だった。

自分の母親が包丁を振り上げて人を殺そうとした、などと認める子どもなどいるわけがない。

「バカを言うな、そんな、でたらめ……」

そのとき、塩辛声が割り込んだ。言葉を切った村長の横に、口を挟む者が現れたのだ。

「ようは、結界に穴を開けて、とっさに相手を飛ばしただけだ。身を守るために」

「村長の息子だからな。できても不思議はないな。それに……」

稔三と正吉だった。

立ち上がった二人を見て、沢木は、思わず、あの日の露天風呂の光景を思い出していた。

あれが全ての始まりだったと言えるのかもしれない。

この老人達の黒い毒キノコを、今にも入れたがるかのように頬張っていた妻の顔が浮かんでしまった。

しかし、老人達は、あの時の卑猥な表情とは、がらりと様子が違う。ひょうげた表情をしながらも、そこはかとなく威厳が漂っている。

「お前は知らぬがな、陽次郎は生まれてすぐに、力を発揮したことがある」

ふんと、いいたげに、そっぽを向く健司を、優しく見つめながら稔三が、言葉を継いだ。

「陽次郎を連れて、母は、川に飛び込んだのじゃ。それは知っておろう?」

稔三の言葉に、健司は、そっぽを向いたままだ。

もちろん、生まれる前のこととは言え、健司が、その事件を知らないはずはない。

「あのとき、確かに、陽次郎は、母親と一緒に川に流された。その瞬間をワシも見た」

正吉は、息のあった連係プレーのように言葉を引き取った。

「しかるに、母親は姿を消し、陽次郎は、なぜか川の上に伸びた枝に引っかかって助かっておる」

「偶然にっ……」

今度は稔三が遮った。

「では聞くが、川に落ちた者が、それも赤子が、どうすれば川の中から、木の枝に乗るものかな?」

健司はそっぽを向くしかない。

「それ、これを見ろ。陽次郎と母親が飛び込んだ翌日のしんぶんじゃ」

正吉の手で古びた新聞記事のコピーを挟んだアルバムの一ページが差し出されていた。

沢木は、この村に新聞など届かぬのに、そんなものがあるとは、と意外だったが、考えてみれば、調べる気になれば、いくらでもできることだった。

健司がチラリと見て、またそっぽを向くのを見ると、二人は、ウンと肯いて、正吉は、アルバムを一瞥してから、稔三に差し出す。

慌てて、稔三が押し返し、無言のうちに、数秒の押し合いをしてから、正吉はふと、座る場所とてなく、かといって、今さら会所から出ることもできない健太を呼んだ。

「これを読んでくれんか。さすがのワシも、この暗さではなあ」

「年じゃ、仕方なかろう」

稔三の茶々も、ふんと、やり過ごして、健太に押しつけた。

健太は、村長の運転手をしたどさくさで、いつのまにか、こんな所にまで入り込んでしまっていた。

場違いな気もするが、今さら、外に出ることもできず、身をすくめていたのだ。

「役目」を作ってくれた老人達の優しさがありがたかった。

もっとも、老人が、細かな文字が見えぬのも、確かに事実ではあったが。

健太は、小声で、読み上げ始めた。

恐らくは前の方の人間にしか聞こえなかっただろうが、それは、まさに、陽次郎の母親と思われる水死体が、上がったとの記事だった。

日付は、陽次郎の母が身を投げた翌日。

しかも、上がったのは、はるかに下流の場所だった。

『一日で、それほど流されるものなのか?』

思わず、沢木はこの村のおおよその場所を思い出していた。

いくら流れが速いと言っても、一日、いや、実質、半日もないだろう。そんなもので、人がそれほどの距離を流されるものなのだろうか。

「これが、陽次郎の力じゃ」

「そして、こちらは、咲恵の行方じゃな」

「なに!」

健司が、慌てて立ち上がると、老人の手から奪い取った。






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