BBS2 2008/09 過去ログ



桃花源記 128
侍 9/30(火) 20:59:46 No.20080930205946 削除
遠くで、犬の鳴き声が響いていた。

どうやら、追っ手が来たようだ。

まだ稜線までは遠い。

歩いても、歩いても、近づいてくる気がしない。

必死になって、足を前に出そうとするのだが、太腿の筋肉が悲鳴を上げている。

体はとっくに限界だ。

そもそも、こんな急峻な山道を、人を背負って登るのは無茶なのだ。

妻を無事に逃がしたい。その執念だけが沢木の体を動かし続けてきた。

必死の思いであがいているが、その耳に、犬の吠える声が次第に近づいてくる。

不意に、背中から声がする。

「ね、あなたは逃げて、降ろして、あなただけなら逃げられるわ」

もう何度目だろうか。黙って、頭を左右に振る。

必死に、また、一歩、脚を進める。

妻の足はとっくに限界だ。歩くだけで、激痛が走るらしい。ひょっとして、足の爪が剥がれるくらいはしているのかもしれない。

やはりシーツを巻き付けた程度では、足下が悪すぎだのだ。

おまけに強いられた淫蕩な生活が、健康的な体力を奪い去っていた。

もはや、妻は自分一人で歩けない。

降ろすわけにはいかなかい。

沢木は、また一歩、体を前に進ませた。

そのときだった。

「うあっ」

大きくバランスが崩れた。

突然、妻が背中から体を左にねじるようにもぎ離したのだ。

体力が限界に近づいて言る沢木が、それに耐えられるわけがない。バランスを崩した沢木は、背中の妻ごと、山側にどう、と倒れ込んでしまう。

「大丈夫か?いったい、どうした?」

半ばの怒りと、妻の身を心配する緊張を込めて、妻に小さく叫ぶ。

「あなた…… 殺してください」

「!」

山の傾斜に、身を投げ出すようにしたまま、沢木の顔を見上げる響子の顔は、月明かりに、青白かった。

覚悟の目。

これほど険しくも、愛しく、澄んだ目を持っていたのかと、沢木は妻の顔に釘付けになる。

死を覚悟した者の、澄みきった目をしていた。そのくせ、瞳の奥に、自分への限りない愛情があることを、沢木はひしひしと感じている。

言葉はいらない。

もはや、このまま捕まるのは目に見えていた。捕まれば、どうなるのかわかりきっていた。

おぞましい豚に犯された上に、二人とも殺される。

無言のまま、二人は見つめ合った。

いいのかとも、すまないとも、もはや、沢木には、どんな言葉も浮かばない。何を言っても、言葉に出せば、それは嘘になる気がした。

ただ、沢木は、静かに頷くしかなかったのだ。

無言のまま、妻の体にのしかかるように身をかがめ、静かに、ゆっくりと両手を持ち上げる。

両手が震えていた。

響子は、目を閉じたまま、それに合わせるようにあごをあげ、白い首を差し出す。

つ、と響子の目の端から熱いものがこぼれている。

しかし、それは、けっして、悲しみの涙ではない。それを夫がわかってくれるのだろうか、ふと、最後の瞬間、気になってしまった。

『ううん、きっと分かってくれてる』

がさがさの両手が、首に触れ、次の瞬間、力が込められる予感に、息を止めた。

力が首に届くまでの、ほんの一瞬に、響子の頭に浮かんだのは、ばかばかしいことに、夫の夏物のスーツをクリーニングに出したままだったことだ。

「ふぐっ!」

ふとそんなばかげたことを思い浮かべて死ぬ自分に、わずかにゆるんだ頬が、次の瞬間、ゆがんだ。

夫の両手が首に食い込んでくる。

呼吸ができない。

頭の中がかすみ始めていた。



桃花源記 127
侍 9/29(月) 19:25:47 No.20080929192547 削除
「いっか、女の足だ、まだ遠くまで行けねぇはずだ、慌てるこたぁね」

「それにしても、足らずめ、女と逃げるとは」

「いや、あの女がたらし込んだのやしれんぞ」

「どっちにしろ、足らずが女を逃がしたことには変わりあんめぇ」

「オメら、黙ってろ!」

健司は不機嫌だった。

奴隷が逃げたことなど、別段、構いやしない。この山々を熟知している自分たちを撒けるわけがない。

健司には、すぐに捕まえる自信があった。

『逃げる原因を作ったのは、どう見ても…… か。ふん、よりによって、あいつとはな。あいかわらず、手間をかけてくれるぜ、いつもいつも、面倒ばかりかけやがる……』

よりによって、陽次郎が面倒を起こしたのが、なにより、腹立たしかったのだ。

『オヤジがもうちょいなあ』

健司が、誰にも明かせぬ腹の中でぼやくのにはわけがある。

父である前村長、波多野光男は、結局、三人の息子を授かった。

なかなか生まれぬ、とやきもきしていた頃、やっと授かった長男。

かわいい盛りの3歳で、突然の発熱とともに、あっけなくこの世を去った。

その悲しみがようやく薄れた頃、次男が、誕生したのだが、生まれて間もなく、先天的な問題があることが、はっきりとわかってしまった。

世をはかなんだ母親は、まだ首も据わらぬ我が子を抱いて、雪解け水に増水した川に飛び込んでしまった。

山間の川は、河原などというものは申し訳程度しかない。岸から川底までの形は、ちょうどUの字のように、切り立っている。

増水した水は、Uの字の下半分をすごい勢いで流れていた。

ところが、どのような成り行きなのか、大わらわで駆けつけた村人たちが発見したのは、カーブしたその先で、川面にのばした枝に引っかかった赤ん坊だけ。

母親は、そのまま流されたのだろうか、とうとう見つからなかった。

引っかかった赤子を見つけて、人々はためらった。川面までは、崖になり、迂回するなら、向こう岸から、凍るような川をビショビショになりながら渡らなければならないだろう。

ピクリともしない赤ん坊を見て、人々は、ためらったのだ。

「雪解け水」とは言っても、それは氷水ということ。大人でさえ震える冷たさに、どちらにしても助かるわけはない。

遠くの、動かぬ赤ん坊を見下ろしながら、村人はどのように「回収」しようかと戸惑った。

ザワザワと顔を見合わせている大人達を尻目に、凍るような水も、数メートルの崖をも、ものともせず、飛び込んだ少年がいた。

悲鳴と歓声が上がる。

人々は、少年がその枝によじ登った時にも、赤ん坊がまさか生きているとは思わなかった。

雪解け水の川に落ち込んだ赤ん坊が助かるわけがない。

ところが、奇跡にも、冷たい水がかえって赤ん坊を救ったのだ。

少年が、口移しで息を吹き込むと、とたんに大きな声で泣き声を上げたのだ。

飛び込んだ瞬間、凍りそうな水温に赤ん坊は仮死状態になったのだろう。水すらも飲んだと思えない。

助けに飛び込んだ少年こそ、前村長の年の離れた、腹違いの弟だった。

つまり今の村長である。

甥っ子のために、向こう見ずにも冬の川に飛び込んだ少年、いや、まだ7歳の子どもの勇気を村人は記憶した。

村の大人たちのどんな賞賛よりも、腕の中で、大きな声で再び泣いている赤子の柔らかさと微かな温もりを、少年の日のェ司朗はそれから忘れることはなかった。

一方で、愛妻を失い、残された我が子は「カタワ」だとあって、すべてに覇気をなくした村長が、立ち直るまでに、それなりの年数を要した。

女ばかりの、こんな村だ。

後添えの候補は、いくらでもある。しかし、本人が、女を近づけぬのではどうしようもない。

それに、ひょっとしたら、陽次郎と名付けられた存在も、邪魔をしたのかもしれない。

結局、6年もの間、光男はほかの女も近づけず、陽次郎は村の女に交代で世話をされていた。

ある日、村人たちはあっと驚いた。

村で一番気が強いといわれた咲恵が、いつの間にか、嫁になっていだのだ。

夫婦の式も終わらぬうちに、周囲は再びあっと言う声を上げることになる。

小さな離れが造られたかと思うと、陽次郎は、そこで一人暮らしを始めたのだ。

もちろん、陽次郎自身がそうしたいと言うわけがないことを、村人たち誰もが知っている。

咲恵は、陽次郎につらく当たることはなかったが、冷たい他人行儀で通していた。

周囲は心配したが、咲恵は人の忠告を聞くような女じゃない。

かくして、陽次郎は、離れで生活し、母屋には、まもなく赤子が誕生した。

聡明な顔立ちと、母親譲りの気の強さを持ち合わせた赤ん坊に、父親は「健司」と名付けることになる。

この場合の「けんじ」の「じ」とは二番目という意味になる。

つまり、死んだ長男の次は、この赤子、健司だ、ということを村中に示したのだ。

人生の遅くに生まれた健司を、父親は溺愛した。

これだけなら、健司が、長じて村長を継ぎ、話は簡単だったはずだ。

ところが、健司が1歳の誕生日を迎える前日に、村長は急死した。心臓発作だった。

いくら、村の大人達が合議で物事を決めるとは言え、新村長が1歳では、さすがにまずかった。

咲恵の狂ったような抗議も、ものかは、村の大人たちは、全員一致で、前村長の末弟、ェ司朗を選んだのだ。

15歳のェ司朗は固辞しようとしたが、それは許されない。村長の実子が継げないなら、村長の兄弟が継ぐのが優先されたからだ。

前村長の男の兄弟は、既に、末弟のェ司朗しかいなかった。

村に飛びきり若い村長が生まれた。

不幸とは重なるものなのか。

時を過ぎて、健司が15になる直前、今度は、咲恵が、突然失踪した。

皆で探し回ったが、ようとして行方が知れない。

村長は、3日で、伯母の捜索打ち切り命令を出した。

すでに長く村長を務め、人徳で、村人達の信頼を得ていた村長は、身内だからこそ、早々に捜索を打ち切ったのだろうと、同情した。

だからと言って健司の反発が小さくなるものでもない。母親の捜索を、簡単に打ち切る村長に、不信と反感を持つのは当たり前だった。

おまけに、自分の生い立ちを知った健司は、村長への不審と反発から、あれこれと問題を起こすようになってしまった。

爾来、ェ司朗は、なにかと、甥をかばうことになったのだ。





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夫婦模様 35
道明 9/29(月) 19:06:19 No.20080929190619 削除
純子は湯の中で立ち上がった
裸体を隠すことなく、そしてぞくっとする視線を大沢に投げた
そう、この女が覚悟を決めるのも早かった

「会長さん、お背中流しましょうか?」

「えっ!」

美女の裸体から湯が滴り落ちる
漆黒の絹草から豊かな臀部へみごとな曲線を描いている
乳房にも湯滴が散り白く輝いている
大きくて吸い付きたい美乳だ

「ああ、お願いしよう」

大きくて広いがっしりとした男の背中
ボディソープを手につけ、手のひらで擦り付ける
純子は大沢の無骨な腕を持ち上げ脇も丁寧に擦り付ける
そのまま後ろから抱きつくように、厚い胸部に手を廻す
自然と純子の乳房が大沢の背中をかすめる
今度は、若いメスが年老いたオスをからかっている


「純子さん、いつも健吾君にしているのかな・・・うまいじゃないか」
(なぜだ・・・大胆すぎる・・・あっ?)

純子の手が大沢の剛毛で泡を立て
そのまま大沢の男根の筒先と玉袋を洗い始めだし
同時に豊満な乳房を背中に押し付けている
(やはりおかしい・・)


「純子さん、今度は私が洗ってあげよう。さぁ、代わろう」

大沢は反撃にでて、遠慮はしない
手にソープを付けると、背後からいきなり乳揉みを始めた

「あっ!」
泡立ち始めると、今度は女陰を清め出す。

「うっ!まって、いゃ・・」

「いや?」

大沢は純子の正面に回り、純子の顔を覗き込む
両脚を無理やり広げさせられ、恥ずかしさを悟られまいと
顔を背ける美女が目の前にいる
左手の指先で乳首を刺激し、右手の平全体で女陰を甚振る
大沢には、純子が俯き快感を耐えているように思えた
(どうだ・・純子)

純子がゆっくりと顔をあげた
大沢の手の動きが止まった
純子の厳しい眼差しが、大沢の目の奥を見つめている

「どうしたんだ?純子さん」

「あなたは酷い人・・・偽善者だったのね!」

「言っていることがよく分らんが・・・・・・」

「あなたは、眠っている私を犯した!それも中に・・・酷い」

「・・・・・・」

「私はあなたを信じていた・・・信頼していた・・それなのに」
純子の言葉は、大沢の心を突き刺す

「・・・・・・・」

「そんな人じゃないと確かめたくて・・こんなふりをしたの」

「・・・・・・・」

「はっきりしたわ、あなたは善人を装った狼男。絶対に許さない!」

大沢は暫く俯き、そして純子の目を優しく見つめ返した



冷やかな熱 11
紅 9/29(月) 01:39:13 No.20080929013913 削除

 伊織は東北地方I県のS村の出身である。その村では豪農と呼ばれる富裕な旧家の三女だった。
 早間雪雄も同じS村の出だったが、こちらは貧しい百姓の家に生を受けた。しかし、雪雄の不幸は他にあると、伊織は言った。
「彼は生まれたときから、鬼子と言われ、実の家族にさえ差別を受け続けてきたんです」

 その理由は、雪雄が生まれたときから歯が生えていたからだという。

「どうしてそれが差別の理由になる? よくあるとは言わないが、まれにそういう子供の話を聞いたことはある」
「今は・・・・どうか知りませんが、当時のS村は古い迷信が生き残る、因習の村だったのです。変わった生まれ方をした子供は、それだけで鬼子扱いされて、いわれない差別を受けるような・・・・。自分の生まれた場所を悪く言いたくはありませんが、わたしはあの村が好きではありません」
 苦しそうに、伊織は言葉を絞り出した。

 雪雄という「鬼子」の出産は、またたく間に村の評判になった。信じがたいことだが、村の古老には、そんな赤子は将来祟りをなすから打ち殺してしまえという者さえいたそうだから、陰湿な迷妄の根深さが分かる。
 何とか殺されずには済んだものの、村中の大人から差別を、子供からはいじめを受けて、雪雄は育った。いじめた子供の中には、雪雄の兄弟もいた。
 そのころの伊織は身体が弱く、外に出ることを禁じられていたし、また村でいちばん裕福な家のお嬢様ということで守り育てられていたから、雪雄の存在を知ることもなかったらしい。

「ようやく身体が人並みになって、中学に通うころに、わたしは早間―――雪雄さんの存在を知りました。彼はわたしより二つ上でしたが、ひどい生い立ちのせいで、歳よりもずいぶん大人びて見えました」

 成長して後の雪雄は、理不尽ないじめをはね返すがごとく、またあえて人を寄せ付けないようにしたものか、周囲の者とたびたび喧嘩騒ぎを起こしていたのだという。現在の線の細い早間からは想像できないが、当時の彼は「鬼子」であり、「荒くれ者」であった。そんな評判が、伊織の耳にも頻繁に入るようになった。父母も伊織に雪雄のことを告げ、「あいつには近寄るな」と厳しく言った。

「けれど、わたしには雪雄さんがそんなにわるいひとには見えなかった。いつも独りぼっちで、淋しそうで・・・・・それでいて気を張って強がっている様子が、とても可哀想だと思いました。これはわたしの・・・・恵まれていた者の傲慢で勝手な思いですけれど」
「そんなことはないだろう」
「いえ、そうなんです。雪雄さんからもはっきりと言われました」


『あんたは生まれながらに周囲からちやほやされて育ってきた。そんなお嬢様が俺に何の用だ? 哀れな鬼子に同情する自分は心やさしいとでも思って、自己満足に浸りたいのか? 金持ちで綺麗なお嬢さん、あんたの心は村中でいちばん薄汚れているよ。この俺よりもな』


 ある日、村の神社でひとり物思いに耽っている雪雄におそるおそる話しかけた伊織は、凄まじい顔でこんな罵声を投げつけられた。びっくりした伊織は、そのまま走って雪雄から逃げた。知らず知らずのうちに、涙があふれて止まらなかった。

「あの時は、とても哀しかった。哀しくて、そして恥ずかしかったんです。雪雄さんの言うことが当たっていると、自分でも分かったから。家に帰って、父や母や姉に慰められても、『自分には慰めてくれる人間がいるけれど、あの人には誰もいないんだ』と思い知って、よけいに哀しくてやりきれない気持ちになりました」

 だから伊織は翌日も、その翌日も、同じ場所に行き、雪雄に話しかけた。雪雄は最初、伊織を邪険にし、時には脅すような言葉を吐いたが、もう怯むことはなかった。伊織は自分のことは何でも話した。そうして自分の中にあるものを隠さず分け与えることしか、自分にできることは何もないのだと思ったからだった。
 ゆっくりと雪解けの日々が訪れるように、二人の間には少しずつ会話が成立するようになっていった。おそらくは生まれて初めて、雪雄は他者に心を開き、自分の日々感じていること、苦しんでいることを伊織に語り始めた。

 それが―――伊織には我がことのようにうれしかった。

 やがて伊織は十五になり、村外の高校に通うようになった。雪雄は十七で、何もしていなかった。

 その頃―――、村にある噂が流れ始めた。 



冷やかな熱 10
紅 9/28(日) 22:58:43 No.20080928225843 削除

「今日は肌寒い一日でしたね。そろそろ去年のコートを出しておきましょうか」
「そうだな、頼む」
 さりげなく答え、そっと妻の後ろ姿をうかがった。

 腰の辺りまで長く伸ばした髪。なめらかな曲線を描く肢体。
 いつもと変わらない平穏な空気。

 だが―――

「今日は一日、何をしていたんだい?」

 平静を装って尋ねた声に、妻は私に背を向けたまま衣装棚のコートを探しつつ、「今日、ですか?」と答えた。

「特にこれといって何も・・・・。いつもと同じです」
「・・・・そうかね」

 ずきり、と胸が痛んだ。

 さらりと紡がれたその言葉が嘘だとは、妻のことをよく知っている人間にはとても思えないだろう。
 いや、妻のことを本当に知らない人間には―――、か。
 そして、私はその一人だったらしい。

 だから―――私の胸は酷く疼いた。

 引っぱり出したコートを広げている妻の背後に近づいた。
「伊織」
「え?」
 振り返った妻は、至近距離の私を見て驚いた顔をした。
 興信所の男から受け取った写真を、その眼前に広げてみせた。
「これ、は―――」
「今日の君が写っている。君と―――早間雪雄、か」
 伊織の顔から色がなくなっていくのが分かった。同時に、私の世界からも色という色が消え落ちていった。
「興信所の人間が撮った。依頼したのは僕だ。そのことについての言い訳は、今はする気はない。もしもあるのなら、君のほうの言い訳を先に聞きたい」

 伊織はうつむいた。

 艶やかに光る前髪のひと束が、はらり、と落ちて、額にかかる。

 やがて―――

「分かりました」

 むしろきっぱりした声音で、妻は言った。

「わたしに言い訳をさせてください。でも、その前にこれだけは言わせて」

 そして伊織は、深々と腰を前に折った。

「ごめんなさい」


 台所からウイスキーの瓶とグラス、それから氷を持って、私はソファについた。飲まなければやりきれない気分だった。
 無言でそのグラスを取って、伊織はウイスキーのロックをつくった。その慣れた手つきが、なぜか腹立たしいもののように見えた。
「君の言い訳を聞かせてくれないか。酔いがまわりきってしまう前に」
 酒杯に口をつけた後で、私は冷やかにそう促した。
 黒目の濃い瞳で、伊織はじっと私を見ると、視線をわずかに下に向けた。
「まず・・・・・嘘をついたことを謝ります。今日、私は彼と―――早間と会っていました。ごめんなさい」
「それはさっきも聞いたよ。先ほどの謝罪はそういう意味だったのだろう?」
 伊織はうなずいた。
「でも、あなたの想像なさっているようなことはありませんでした。今日も、今までも、それはそうです。このことは嘘ではありません。お願いですから信じてください」
「信じる根拠が、君の言葉しかない。信じられない根拠は、もう少しある。実は三週間ほど前に、叔父の昌彦が君と早間がふたりで銀座にいるところを見ているんだ。ずいぶんと親しげな様子だったと叔父は言っていた。そのときはまさか、と思ったが、写真の君を見ると、ずいぶん楽しそうに笑っている」
「そう、ですか・・・・。叔父さまが・・・・」
「叔父は本来、他人の告げ口をするような人じゃない。よほど僕と君のことを心配していたんだと思うよ」
 そう言うと、伊織はかすかに瞳を潤ませた。
「ごめんなさい」
「早間とはいつ、どこで知り合ったんだ?」
「彼は―――」伊織はふっと瞳を閉じた。「私と同郷の、幼なじみなんです」
「幼なじみ?」
「ええ。ですから、知り合ったのは、もうずいぶん前の、それこそ三十年以上も前のことになります。ずっと会わない時期が続いて、再会したのは三カ月ほど前のつい最近です。それから・・・・ときどき連絡をとりあっていました」



夫婦模様 34
道明 9/28(日) 22:22:36 No.20080928222236 削除
ここは、客室に付いた家族風呂ではあるが、露天になっている

純子は茶色の金泉の湯に浸かり、目を閉じて考え込んでいた
(昨夜の主人は本当におかしかった・・間違いなく女の匂いがした、でもそんなこと・)

それに、純子は自分の身に起こったであろうこと・・・
(でも、私も何てことに・・・ああ、浅はかだった、きっと大沢会長は眠っている私を!)


「純子さん、私も入っていいかなぁ?」

「えっ!それは」
返事を待たずに大沢は扉を開けて入ってきた
全裸で前を隠していない
純子は扉に背を向けるのが精一杯であった

「どう?いい湯だろう」

「ええ・・・・」

「ただ温度が少し高いから、あまり浸かっていると逆上せてしまうが」

大沢は湯面から出ている純子の白い肩からうなじを見つめている
車の中で見た、この女の下半身と乳房は湯の中である
しかし何といっても家族風呂だ
手を伸ばせば届くところに純子がいる

「やっぱり熱いなぁ、熱い・・」
大沢は、風呂の淵に腰をかけ斜め上から純子を見下ろす

「はい・・・」
純子の身体の芯も温泉で熱くなってきていた

「純子さん、こういう所だ。あなたも気楽に、気兼ねなどしないで」

純子は振り向いた
その先に大沢の鍛えあげられた赤銅の男の身体があった
分厚い胸と太い腕、そして筋肉質の太腿、臍から下に広がる剛毛・・
大沢は自分の自慢の男根を、純子に見せ付けるように片膝を上げた
(あぁ・・あれで突かれたんだわ)

余裕たっぷりに年老いたオスが若いメスを誘っている



桃花源記 126
侍 9/28(日) 18:36:17 No.20080928183617 削除
村長は、小屋の鍵が開いているのを発見した。

もぬけの空だ。

神社に駆け戻った村長は、境内のかがり火の前で、村の男達を呼び集める。

「大失態だ!」

ここぞとばかりの健司の大声が響いた。

「大人」たちは、山狩りをと叫んだが、健司の、大声が他を圧倒した。

「これは、村長の失敗だ!どうけじめをつけるんだ!」

「健司、今は、そんな話をしている場合じゃない」

村長が静かに諫めるが、もちろん、そんなことを聞く耳は持っていない。

メラメラと燃えあがるかがり火のように、健司の顔には、鬼気迫る迫力があった。

「村長が、しっかりしてさえいれば、奴隷が逃げ出すなんてことはないはずだ。御爺、そうじゃないか?」

オンジと呼ばれた年寄りは、どこが目なのかわからぬ、しわだらけの顔をじっと、健司の方に向けた。

「御爺、今まで、村で捕らえた獲物を逃がした村長はいたのか?」

静かに首を振った。

「ほら見ろ!村長の失態は明らかだ、そうだろ、おまえたち」

気がつくと、かがり火に照らされた健司の後ろに、男たちが半円を描くように立っていた。

健司の言葉に、黙って頷いている。

村長は、健司と取り巻きの男たちを静かに見た。

10人ほど。

大半が、まだ若い。

つまり、この村にいる、若い男たちの半分が、健司の味方をしていると言うことだ。

グッと、男たち一人一人の顔を見つめると、大半の男は、村長と目を合わせるのを避けるように俯いた。

おそらく、若さ故に、健司の「新しさ」は魅力だったのだろう。

健司は、村長の血筋である上に、何か新しいことをやってくれる期待に満ちている。掟に書いてなければ、自分の都合のいいように隙間を突いて、何か新しいことをやって見せていた。

若い人間の目に、それは、バイタリティーと映るはずだし、魅力がないはずがなかった。

しかし、実際に、村長に楯突こうとする現場で、自分が村長の反対側に回ることなど恐ろし過ぎたのだ。

村長と健司。

人物の大きさで言えば、空の中心である太陽と、「惑星」にもなりきれない冥王星以上にも違うだろう。

そういえば、冥王星は、ローマ神話の「プルート」からつけられた。黄泉の国の神だ。

夜の世界の神が、太陽神とやり合って、まともに終わるものだろうか。

いざ対決の場に行き当たってしまった男たちにとって、不安ばかりが先に立つのは当たり前のことだったのだ。

健司は、村長をじっと見つめたまま動かない。

取り巻きの男たちは、動けない。

『もはや、しかたない、か……』

村長は、男たち一人一人の顔をゆっくりと見渡した後で、厳かに、命を下した。

「村長として命じる。犬を連れて山狩りをする。ヤッコを生かして捕らえてこい。その後、今回の件の評定を開く。健司、山狩りの指揮を執れ」

奴隷たちのことを、古い言葉でヤッコと呼んだ村長の内心を、健司ははかりかねるが、それでも、評定を開くと自ら言ったのを、しっかりとかみしめていた。

健司の目を見つめたままの村長は、静かな表情をしていた。

見つめられる健司は、目をクワッと見開いたあと、にやりと笑って、後ろを振り返った。

「村長様の命令だ。みんな、いくぞ」

形の上でも、村長の命令に従うことになる。男たちは、ほっとしたように動き出した。

山狩りの支度に散った男たちの後ろ姿を見つる村長に、しわだらけの顔をした御爺がゆっくりと近づいた。

「どうなさる?」

「本来は、あの男が村長になるはずでした。しかし、このままでは、村が割れてしまう」

「村長になったら、もっと、踏み外しますなあ」

しばらく、それに答えない村長に、年寄りは、再び聞いた。

「どうなさるおつもりじゃ?」

「少し、調べてみます。山狩りは、あいつの方が得意ですから。第一、この村から出られるわけもない。いや…… 問題は、よう、か……」

ゆっくりと頷いた年寄りは、ふらふらとかがり火の向こうに行ってしまった。

村長は、残った男たちに指示してから、後ろを振り返った。

「澄子、しばらく、ここを頼む、女たちが村を預かってくれ」

「はい」

妻にそう告げた村長は、思いがけぬほどの速い動きで、いずこかへ歩み去っていく。

村長と健司の対決を、村人の多くが目撃して、うろたえていた。

だから、村長に何事かを囁かれた後、それとは逆方向へ、そそくさと立ち去るその男のことなど誰も気にしなかった。



夫婦模様 33
道明 9/28(日) 12:24:33 No.20080928122433 削除
大沢の車は、六甲のトンネルを抜け有馬口にさしかかっていた

純子の耳にサザンの軽快なメロディが届く
純子の瞼がゆっくりと開いた

「純子さん、起きたの?よく眠っていたね」

「あっ、はい・・」

純子は熟睡から覚めはじめていた
(いやだわ、私汗臭い・・それに何?)

大沢に気づかれないように、スカートの中に手を忍び込ませる
パンティの上からだが、湿り気を感じる
(えっ?まさか・・・・そんなこと)

純子の女の感は鋭い
車の前方を見つめる大沢の横顔を、純子はじっと見つめた


「健吾君には連絡がついたよ」

「主人はどんな様子でした?」

「うーん・・・何ていうか、サバサバしている印象を受けたんだが」

「えっ!サバサバしているって!あの人・・・」

「私も驚いている。普通、奥さんを温泉に連れて行くと言ったらOKなんかしないだろう。もしかしたら・・・純子さんがいながら、慶子さんに惹かれているのかもしれないなぁ・・・」

「あぁ、そんな!」

「それに、私の感だが・・・慶子さんの方もどうやら・・・」

「なぜそんな?いや、いやよ」

「まぁ、落ち着いて・・・さぁ、着いたよ。とにかく、お風呂に入って汗を流そう・・話はそれからだ」

大沢の車は、馴染みの旅館へ入っていった



冷やかな熱 9
紅 9/27(土) 23:12:22 No.20080927231222 削除

「まずはこの写真を見ていただきたい。遠くから写したので鮮明ではありませんが、この女性は奥さまで間違いないでしょうか?」

 興信所の所員はそう言って、封筒の中身を引き出した。
 仕事帰りの、居酒屋の個室のことであった。

 すうっと息を吸う。
 肺がふくらむと同時に、身体中が張りつめる。
 渡された幾枚かのデジカメ写真に目をとおした。

 どの写真にも、白いブラウスにベージュのスカートを着た女が写っている。


 間違いなく―――妻であった。


 一枚はどこかの喫茶店らしき場所で、微笑を浮かべている妻だった。その前には、あの痩せた男の姿がある。男も笑みを浮かべて、何か喋っている。ふたりの間には明らかにうちとけた、安らいだ空気が見えた。

「今日の午後、奥さまとその男はお茶の水駅で待ち合わせ、それから付近の喫茶店に入りました。写真はそこで写したものです」
「この男の氏素性は? 調べはついているんですか?」

 所員はまあ待てというように軽くうなずいて、別の写真を指差した。
 道を歩いているふたり、駅の改札を通るふたり、電車のなかのふたり。いずれも遠目から写した写真だ。

「ふたりは一時間ほどたってから店を出て、また駅へ向かいました。電車に乗り、降りたのは荻窪です。そこから十五分ほど歩いて、ふたりは―――」所員は一枚の写真を取り上げた。「この家に入りました。男の住居です」

 写真には小さな一軒家に入っていくふたりの姿があった。もう一枚、あらためてその家を正面から写したものがあるが、あまり大きくはない古ぼけた一階建てだ。

 表札には早間と書かれていた。

「まだわずかにしか調べられていないのですが、男は早間雪雄という名です。職業は一応画家ということになっていますが、一般にはあまり知られても、売れてもいないようです。画家名は早間雪山です」

 絵には多少関心があるが、その名は聞いたこともない。
 
「ふたりが家に入っていったのが、午後三時ごろ。きっかり二時間後、奥さんひとりが出てきました。見届けてはいませんが、そのまま家にお帰りになったと思います。わたしはそれから早間について聞きまわったりして、先ほどご報告したような知識を仕入れたわけです」

 二時間、か。

 いかにも親しげな男女が、女の夫に内緒で待ち合わせ、男の自宅で二時間何をするかといえば、もう答えは決まっているように思う。
 普通なら、ホテルを使いそうな気もするが、早間が独身で、かつ在宅で画業をしていることを考えれば、不思議なことでもないのかもしれない。


 どちらにせよ―――
 どちらにせよ、
 私は腹を決めなければならないのだろう。


「ありがとう。君のところに頼んでよかった」
「これからどうされるおつもりですか? いえ、ご夫婦間のことではなく、わたしどもへの依頼についてですが」
「とりあえずは、仕舞いにする。だが、ことによってはまた調査をお願いするかもしれません」

 そうして、私は帰途へ着いた。伊織の待つ家へ。





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桃花源記 125
侍 9/27(土) 17:31:15 No.20080927173115 削除
村中が、浮かれている。

こういう時こそ間違いは起こりやすい。

「大人」の務めは、こういうときに、間違いが起こらぬようにすることなのだ。

特に、ここ数年、ありえないことだったが、結界のどこかがほころびているのかと思うほど、流れ込んでくる者が多くなった。

村長には、この事態が、これ以上ないほど苦々しい。

迷い込んできた者を見つけると、できる限り、本人がそうと気づく前に、さりげなく村から追い出してしまおうとした。

旅人に一夜の宿を貸して、子種を受けとるのも、閉ざされた村の知恵だったが、このところ、いかにも多くなり過ぎていたのだ。

中には、この村を探りに来たとしか思えない者も混ざっていた。いつの世にも、噂に敏な者というのは存在するのだ。

そんな人間は、やむを得ず、二度と「ソト」に出られぬように、山の中で迷わせてしまう。もちろん、生き延びられるはずもない。

先日は、とうとう、夫婦者が入ってきた。

結界は、一族の「血」が鍵になっている。ごく希に起きる偶然以外は、本来、遠い昔に枝分かれした一族の末裔だけが通れるはずだった。

夫婦者なら、そのどちらかが、末裔でなくては入れぬはずだ。それには「血の共鳴」がある。村長になら、たちどころに分かるはずだった。

遠い過去に枝分かれした末裔が、何かの偶然で、この村に「戻って」くる。

それなら、一族にとっては、新しい血が入るのも同然だから、歓迎すべきことだった。

ところが、今回は、二人とも、まったく共鳴がないのに、車であっさりと入ってきたという。

偶然であれ、何であれ、女が入ってきた時は、できる限りこの村に取りこむべきだろう。かといって、夫婦者では難しい。

悪意のない目をした夫婦だった。

何かの間違いに違いない。

それなら、このまま追い出すに限る。

念のためメサライダケを出させた。

これさえ食わせれば、夫婦者は、二人で散々にセックスして、何の余裕もあるはずがない。そのまま翌朝、何食わぬ顔で送り出して終わりのはずだったのだ。

強烈な、メサライダケをたっぷり食えば、夫婦者なら、セックス以外をできるはずもないのだ。

それに、お目付役に中川夫妻がいれば、万一のことがあっても、真澄とあの男がヤルだけで終わるだろうと思った。

後で、それが元で夫婦ゲンカになったとしても、こちらは知らぬことだ。

ところが、なぜか、二人は露天風呂に行き、あろうことか、そこには自分の妻がいた。

妻に、自分の胸の内など明かしたことがない。だから、いつものように妻は振る舞う。

まして、排卵期のムズムズに、旅の男だ。この村の女なら、誰だって子種を欲しがるに決まっている。

掟が発動した。

せめて、二人をこのまま村に溶け込ませようと思った。

だから、本当は、時間をかけるべきだったが、掟通りにしろと突き上げる者がいれば、村長として、それを無視するわけにはいかない。

やむなく、男の女房を抱き返した翌朝、やはり、二人は逃げ出そうとした。もちろん、逃げ出すことなどできるはずもない。

奴隷を作らざるを得なかった。

ヒューマニストと言うよりは、この村に波風を立てないようにするのが村長としての務めだったのだ。

それには、奴隷などを置くかどうかよりも、村の中に、異分子を置く心配の方がはるかに大きかった。

今ですら、中川夫婦がいる。たまたま、その夫に、特別な嗜好があって、この村にはぴったりだったが、しかし、そうそう、偶然など無い。

これ以上、異分子を置くことは、村のどこかにきしみを生むに決まっていた。

良し悪しは抜きにして、この祭りで奴隷を始末してこそ、安心できることになる。

明日の祭りをつつがなく終わらせるためにも、その準備を遺漏無く点検するのが、村長たる者の務めだった。

とうに、日付も変わっていたが、まだまだ、点検する場所はいくらでもある。

『今日は、陽次郎か……』

ふと気になった。

夜半に、務めの者が見回るはずだが、それでも、村長として確かめようとしたのだ。

心配が的中した。



裕美子の冒険010
風水 9/27(土) 10:00:37 No.20080927100037 削除

「富太郎君 検査って学生10人位でやるんだろ? まじめな子が多いのかな?」
「ええ うちの大学って結構偏差値高いんで 高校時代とか勉強ばっかりやってたヤツばっかりですよ」
「ほう じゃ女性経験有る子少ないのかな?」

 富太郎君もアルコールが回ったのか かなり饒舌になってきました。
「そうなんですよ 検査終わった後 みんなで盛り上がっちゃいました
 特に一番若い子と矢野さんの奥さんは人気でしたよ あっこんな事言っちゃって すいません」
「いや・・・いいんだ 正直なところを聞きたいな」

「本当の事言うと・・・僕 こ、興奮しちゃって・・・みんなもそうだったそうですけど」
「やっぱり反応しちゃったの?」
「は、はい スイマセン 家に帰っても 思い出しちゃって・・・」
「いやん 山田君何言ってるのよぅ」
「裕美子 みんな若いんだからしょうがないじゃない」
「だってぇ・・・」

「矢野さんの奥さんの胸が一番綺麗でした・・・乳首もピンクだし・・・・
 他の人 乳首が黒かったり 乳輪がおおきかったりで・・・」
「・・・・・」

「ああ 僕何言ってるんだろ・・・ご、ごめんなさい」
「いや・・・」
「もうこんな時間になっちゃいました 僕もう帰ります」
「そうかい・・・ご両親によろしくな」
「いろいろご馳走様でした。じゃ失礼します。」

 玄関で山田君を見送ると
「もう あなたったらぁ・・・いきなりなんだから」
「山田君 結構ウブなんだなぁ かわいいじゃないの」
「次に会う時 照れちゃうよぅ」
「はははっ そりゃお互い様じゃないのかな?」
「ほんとに あなたってお気楽ねぇ」
「はははっ そうなんだよ 俺ってお気楽なんだよなぁ さーて 風呂入ってくるわ」

 風呂の窓を少し開けると 富太郎君の部屋に電気が付いています。
「今頃裕美子の事思い出して自分でやってるんだろうなぁ・・・
 しかし彼が携帯番号とメルアドを教えてくれたのはラッキーだったよなぁ」

 次回の検査の事を考えると みだらな妄想が果てしなく湧き上がってきて
 シャワーを浴びている下半身の一物に血流が集まってきました。
「こりゃ今晩裕美子にお相手してもらわないとな・・・」

 私は一物が半勃ちのままバスタオルを腰に巻きリビングに戻りました。



桃花源記 124
侍 9/26(金) 19:41:00 No.20080926194100 削除
村では、誰もが忙しげに働きながらも、祭りの前、特有のふわふわとした高揚感の中にいた。

幾多の「ハレの日」があれど「御弓様」は、一番大切な祭だった。

遠い昔、秦の始皇帝の血を引く長に率いられ、ご先祖様達が、この島国にやった。その長の名を「弓月の君」と言う。

養蚕の技術も、養蜂の技術も、そして金の精錬法も、この国にはなかったのだ。

超先進国の高い技術は、贅沢な着るもの、食べるもの、そして莫大な富をこの国にもたらし、人々に豊かな暮らしを見せつけた。

「文明」のもたらす、豊かな実りにあこがれつつも、その高い技術に恐れを抱いたのが、地生えの豪族達だ。

恐れは、迫害をもたらした。

そこから逃れるために、村の先祖達は、隠れてしまうことを選んだ。

その年の収穫物を全てさらってから、一族を上げてこの村に移り住み、人々が近づけぬように結界を張ったのだ。

もちろん、外では、時々の権力者達に、高いレベルの専門技術と、経済力で近づいておくのを忘れてはいない。

こうして、この国の権力システムの裏側と結びつき、決して表に出ることのない一族は、1500年以上の長きにわたって、この村で平和に、かつ、楽しく暮らしてきた。

なにしろ、先祖から連綿と続いた資産は、使い切れぬほどのカネを生み、今も刻一刻と、カネがカネを生み続けているのだ。

その点、隠れ里と言えども、この村の現実は、深く、世の中に食い込んでいると言って良い。

ちっぽけで、それ自体では何の価値のない山村を放っておく見返りが、莫大なリターンになるなら、権力者達にとって、これほど都合の良いことは無いのだ。

衛星画像も、航空路線も、深く、そして、長く伸ばされた権力への触手が、この村を上から覗き見ることを許していなかった。

終戦のどさくさが、この村の唯一の危機だったが、逆に、アメリカの中枢に闇の触手を伸ばすことに成功した。

だからこそ、衛星画像を誰もが見ることができる現代においても、この村の存在を発見することはできなくなった。

衛星画像でも、地図でも、巧妙にごまかされたこの村だ。カーナビが、何も映し出せなくなるのも当然と言えば当然だった。

命知らずのマスコミが、ごく希に、かぎつけてきても、山に迷い込んで、あり得ない場所で滑落死する。はたまた、うわさ話を記事にしようとしても、必ず握りつぶされていた。

もちろん、現地取材を試みた人間は、一人として、生きて戻ってこない。

金も手間も、そして、大陸からもたらされた未知の力の粋を尽くして、巧妙に隠されてきたのが、この村だった。

決して、この国に住む市井の人々に気取られぬようにして。

この村では、「神君」である弓月の君を忘れることのないように、毎年、旧暦10月の18日、村を挙げての祭りを行う。

無礼講。

古いしきたり通り、日が暮れてから翌朝まで、誰と交わってもいい。

たとえ亭主持ちでも、亭主は、見て見ぬふりをするものだし、その亭主だって、誰に手を出していることか。

思い人がいないのなら、会所に来ればいい。会所には、独身も、夫婦者も、あるいは、夫だけ、妻だけが、より集まってきて、欲望の限りをつくしていい。乱交だ。

女に飽きれば、酒を飲むも良し。

おまけに、最近は「街」中にこしらえた家を使って、世界中からネットで珍味も、贅沢品も取り寄せられる。

取り寄せた銘酒をたしなみ、珍味をむさぼり、贅沢な調度をみんなに分配する。

クリスマスなど、辞書の中でしか知らぬ子ども達も「御弓様」では、新しいオモチャをたっぷりと渡された。

それに、今年は奴隷がいる。

性へのタブーが少ないこの村でも、女の意志を無視した「ショー」は、こういう時でなければできないのだ。

男達も、女達も、老いも若きも、それぞれの思いを込めて、祭りの日を待ちかねていた。



夫婦模様 32
道明 9/26(金) 19:07:17 No.20080926190717 削除
大沢は健吾に電話をかけた
「健吾君か、どうなっているんだ。純子さんが私を訪ねてきて、家には帰らんと言ってるぞ。娘の世話も君がすればいいと。ちょっとは妻の苦労もわかるだろうとね」

「純子が会長さんのところに!・・・昨夜は、気が動転していて、つい純子に手をかけてしまって・・・」

「えっ!今、何と言った!君は奥さんを叩いたのか?そんなことは絶対にしてはならない事だ!」

「すぐに謝ったのですが・・・」

「うーん、健吾君、暫く私に任せなさい。奥さんは君を愛している、大丈夫だ。何とか私が話してみる。ただ、私が純子さんをケアするとして、その間、慶子さんも心配だ。彼女は君が元気付けてやってくれ。昨夜は目隠しをしていたから、彼女は君だとは気づいていない。今までのように頼んだよ」

「ええ、こちらこそ宜しくお願いします」

健吾は純子の居場所が分ってほっとした。
健吾もまた大沢を信頼している。
だが、今でも
慶子さんが望んだとは信じがたいし、そうだとしても、なぜ大沢の破廉恥な行為を止められなかったのか。
そして、自分までもが誘いに加担してしまったのか・・・
しかし、もう慶子さんが大沢によって淫声をあげ続けた行為があったことは事実であり
妻の純子が自分と慶子さんの仲を疑って家を出ている情況を打開するには、大沢の助け無しにはどうしようもないと思い込んでいた


大沢が車の助手席で眠っている純子を見つめている
いい女だ・・

あの薬は即効性があり1時間は眠りが深い
大沢の決断は早い
純子を抱き上げ、後部座席へ移すとスカートを押し上げ
ストッキングを破らないようにして下半身を剥き出しにした
多少汗っぽいが、それでも女の香ばしい匂いが鼻をかすめる

(やはり男をそそる腰つきをしている・・それにこの陰毛ときたら・・・)

あまり時間はない
大沢は手に唾をつけると、純子の女陰に擦り付ける
一方でブラジャーを押し上げ豊満な乳房を引っ張り出す
年甲斐も無く、はやく射精したかった、この女の女陰に、膣奥に
大沢の怒張はぎんぎんに固く、一気に奥まで挿入した

(うっ・・・)
眠っている純子のからだが反応した
ギッシ、ギッシ、ギッシ・・・座席が軋む

いくぞ、純子!



桃花源記 123
侍 9/25(木) 19:59:54 No.20080925195954 削除
「よう!ほら、ダメだ。後で、後でだ」

いかにも、嫌だと言う様子で、渋々、響子の口から怒張を抜き出す陽次郎。

「よう」と呼ばれている以上、いつまでも無視することはできないのだ。

実は、陽次郎に命令する大人達は、いつからか、陽次郎に命じる時は、いつも「よう」と呼んできた。

陽次郎の頭では、沢木の立場など分かるはずもない。

だから、「よう」と呼ばれると、何となく従わねばという習い性が、渋々ながら、沢木の言葉に従わせていたのだった。

もちろん、この習い性を沢木は知っていた。

全てを捨てて、妻を逃がすことだけを考えていた沢木は、考えれば考えるほど、逃げるなら、この男を使うしかないと思えていた。

決めたその時から、この男のあらゆることを知ろうとしていた。

だから、発見できたのだろう。

この男に命令する「大人」は「よう」と発音していた。どうやら、そう呼ぶ人間は、命令する立場にいるのだと、この、知性のない男は条件付けされているようだった。

陽次郎というこの男は、まわりから「足らず」とからかわれているが、どうやら響子に特別の思い入れがあるらしい。あるいは、村の女達に相手にしてもらえないせいなのかもしれないが。

響子への執着ぶりから、何とかスキを突けないかと見てきたのだが、そのタイミングがつかめぬまま、今日になってしまった。

しかし、ツキは向こうからやって来た。それも、ギリギリのタイミングでだ。

いつもの畑仕事をしながら、可能な限り、山の形と山道を覚えてきた。山越えをする道の見当は付いている。

後は、見つかるまでの時間だ。

今晩一晩、うまくいけばバレないかもしれない。 そこまで上手くいくなら、脱出はほぼ成功するはずだ。

夜明け前に、稜線を越え、おそらく結界を出られる。

村から出てしまいさえすれば、ひょっとして、逃げられるかもしれない。

もし、畑の上の道に出る前に、気づかれれば、あっという間に追いつかれてしまうに決まっていた。

問題は、いつまで見つからないでいられるのかということだった。

いつ来てもヤっている陽次郎のすさまじいまでの性欲に辟易して、ふらりと様子を見に来る者も、このところ、めっきり減っていたのを観察していた。

おまけに、少し前までは、陽次郎の時だけ姿を見せていた老婆。

おそらく、監視役だろうが、その老婆が時折、窓から顔をのぞかせていたのが、このところの忙しさのためだろう、ここ数日は、顔を見せない。

ちゃんと沢木はチェックしていた。

おそらくは気のゆるみだろう。

それは、沢木の足かせをチェックせずに、行ってしまう見張りも、同じだ。

逃げる気力もないかのように振る舞っていた沢木にすっかり油断していたはずだ。

明日の祭に、人々が浮かれている。どうか、明日の朝まで気付かれないように。

祈るしかない沢木。

このまま、逃げられるかも知れない。けっして、気を緩めてはいけないが、このまま逃げ切れるかも知れないという淡い期待が生まれていた。

『妻だけは逃がす』

沢木が心に決めた誓い。

しかし、問題は妻の心だった。

女は、肉体をむさぼられながら、心も浸食されているはずだった。

ここのところ、妻の表情から、時に、生気が消え去っているときが多くなっていた。

あの格子の向こうで背中を向けたまま、健司の酷薄なやり方で、少しずつ心を破壊されていく妻を心配していた。

血を吐くような悔しさの中で、無力な自分を呪っていたのだ。



夫婦模様 31
道明 9/25(木) 19:38:27 No.20080925193827 削除
その翌日早朝、純子は大沢を頼って相談に来ていた
昨夜、あれから純子は家を飛び出したまま、自宅には帰っていない

「純子さん、そんなに落ち込まないで」

「私の主人が中沢さんと・・・もう、私・・・」

「でも、健吾君が中沢さんとそんな仲になっているとは信じがたいが・・認めたのかい?」

「主人は中沢さんを元気付けていただけだと。でも、昨夜は何だか女性特有の匂いが主人から漂っていて・・・」
(健吾は馬鹿か!どうしようもないやつだ・・)

「うーん、とにかく純子さんがここにいることを健吾君に知らせましょう。昨夜から家を出たままじゃ、彼は相当心配していると思うよ」

「・・・・・・」

「それに、純子さん、あなた昨夜から歩き回っていたんじゃ、疲れているでしょ?まず身体を休ませないと・・」
大沢は、優しい表情で純子に語りかける
そう、今の純子は憔悴しきっている・・愛する夫に裏切られたと思っている

「ああそうだ、純子さん!これから有馬の温泉にいきませんか?いいお湯なんですよ有馬の宿。・・・・ね、そうしましょう。元気を出して、純子さん。健吾君には私から了解をもらいますから・・・ね、そうしましょう」

純子は大沢の心配りと優しさを信じきっていた

「会長さん、本当に有難うございます。私の家庭のことで迷惑をおかけしてしまって」

「いいんですよ。私はあなたが大好きだし、娘のように思っている。だから、何でも力になります。任してください」

大沢は純子を抱きかかえるようにして、自分の車へと移動した
純子は疲れていた・・・そして、全く気が付いていない
ときどき大沢の手がお尻の肉感を楽しんでいることを
さりげなく男の盛り上がった部分が腰に押し付けられていることも

「純子さん、この薬を飲みなさい。有馬までは2時間はかかる。少し寝たほうがよい」

「はい、有難うございます」

「今から、ご主人に電話をしてきます。待っていてください」
薬を飲む純子を見て、大沢の顔はほころんだ・・・



冷やかな熱 8
紅 9/24(水) 23:48:21 No.20080924234821 削除

 依頼主との話し合いが、相手方の都合で急きょキャンセルとなった。

 時計を見ると午後六時半過ぎだった。
 今日は伊織とその弟子が出演する舞台がある。今回は行けないと言っておいたが、この分なら間に合いそうだ。
「今日は早引きする。君たちももう仕舞いにして、早く帰れよ」
 部下に声をかけて、オフィスを出た。

 伊織の舞台はこれまでも、できるかぎり見に行っていた。ただ、今でも、終幕の後で私が楽屋を訪れることを、妻はいやがる。弟子たちの目が気になるらしい。
「そんなに恥ずかしくなるような夫かね」
 いつか厭味たらしく言ったら、伊織は困った顔をして、「そういうのじゃありませんけど・・・・」と歯切れ悪く言い訳した。
「やっぱり遅く結婚すると、いろいろ面白おかしい目で見る人がいるんです。結局は主婦の集まりですから」
「面白おかしい目って何だね」
「それは・・・・・」
「こんな年寄りに夜のお相手が務まるのか、とかかね」
「・・・・あなたはすぐそういう方向に話を持っていきます」
「どういう方向かね」
「知りません」
 伊織は赤面してそっぽを向いた。


 会場までの道は予想外に混んでいて、タクシーが着いた時は、もう舞台も終演に近い頃合いだった。
 ホールのドアを開ける。
 哀切な謡曲の音色。
 暗闇にとざされた空間。
 ぽっかりとそこだけ浮かんだ舞台。


 白無垢姿の伊織が舞っていた。
 今日の演目は鷺娘というのだったか。


 後方の座席がぽつぽつと空いていたが、私はあえて出入り口のそばに立ったまま舞台を見つめた。

 これは自惚れではないと思うのだが、私と結婚してからの伊織は、いっそう妖しく舞うようになった気がする。
 身体が男を知ったからだろうか。三年間でわずかに逞しくなった彼女の腰つきのように、より成熟した色気がその舞踊には感じられて、夫である私もときどき動揺せずにはいられない瞬間があった。

 だが、その日は少し違っていた。
 どこかに違和感があった。 

 何―――だろう。

 舞台では、冒頭の幻想的な雰囲気とはがらりと雰囲気が変わり、町娘に扮した伊織が華やかに踊っている。
 鮮やかにひらめくその姿をぼんやり見つめているうち、唐突に違和感の正体に気がついた。


 ―――視線だ。


 いつもは無念無想に踊っているように見える伊織が、今日はふとした一瞬に、客席のどこかを一瞥している―――気がした。


 誰を―――見ているのか。 


 私はそろそろと前方へ進み、さりげなさを装って、客席を見渡した。
 かすかに背筋がぞくりとした。


 ―――歳はお前と同じくらいか、もう少し下というところか。


 舞台上の伊織が、媚めいた流し目を見せる。


 ―――背広ではなくラフな格好をしていたからかもしれんが、普通のサラリーマンには見えなかったな。


 その向いている先は―――


 ―――痩せて、目つきの鋭い、芸術家タイプに見えた。


 あの男か。


 客席の中央に、食い入るように舞台を見つめる男の姿があった。
 ひどく痩せている。陰相といっていい翳のある男だが、顔立ちは整っていた。高い鼻梁と、少し落ちくぼんだ切れ長の瞳が、外人のようだった。

 ・・・・気がつくと長唄は止んでいて、舞台は終焉を迎えていた。私の周囲だけ、時は止まっていたようであった。

 割れんばかりの拍手が会場を包む。
 痩せた男も熱心に手を叩いていた。

 舞台では伊織が嬌羞のような微笑を見せている。
 ―――そのまなざしははっきりと、男を見ていた。





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夫婦模様 30
道明 9/24(水) 19:58:10 No.20080924195810 削除
健吾は自分の不甲斐なさからか、とても大沢と慶子の情交の場に居つづけることなどとてもできずに、逃げ出すようにして自宅に返ってきた。
脳裏には、大沢の怒張で貫かれながら淫声をあげ続ける慶子の姿が焼きついている

「あなた、どこに行っていたの」

「ああ、少し散歩をしてきたんだ。いろいろ考えることがあってね」

「そうなんだ。でも、少し怪しいわよ。この頃のあなた」

「えっ、怪しいって?」

「あなた、大沢会長さんの家で中沢さんと出会ってからなんだか少し変!」

「ばか言え!あの人は、一昨日ご主人を亡くされて大変なんだ・・・私ができるとしたら、あの人を元気付けてあげるぐらいのことだ」

「そうかしら?・・・それで、盆踊りの日もご主人が亡くなる前から、元気付けてあげていたのね」

「えっ!」

「私、見ちゃった。あなたが中沢さんに話しかけるところを・・・あれから、二人でどこへ行ったのかしらね。私がきりきり舞している時に、私の旦那様は?」

「純子!いい加減にしろ」
健吾の理性は完全に飛び、そして切れた
瞬間的に、健吾の手は純子の頬を叩いていた

「なぜ叩くのあなた?いや、いや・・・もう、いや」
健吾は純子の目の涙を見て、我を取り戻した

「すまない・・・酷いことをした。すまない」
そう言って、純子を抱きしめようとした

「いや、もういや・・・・あなた、私に何か隠している。私に触らないで!」

「えっ!私が隠し事をしているって?」

「そう、この頃休日によく出かけていたわね。同僚の人とだと言っていたけど、それはどなたかしら?中沢さんが何時からあなたの同僚になったの!」

「純子!知っていたのか?」

「やっぱりそうなのね!妻の感よ!今も、中沢さんの家に行ってたんでしょ!」

「どうしてそんな事を言う?違う、違うよ」

「不潔だわ!あなたの口元から女性の匂いが漂っているわ!何をして来たの?もう、許せない」

「えっ!あっ、ああぁ・・」
(しまった!)
健吾は気が動転して忘れていた・・・慶子の匂いを消すことを
そして、家を飛び出していく純子をただ呆然と見送っていた



桃花源記 122
侍 9/24(水) 19:48:34 No.20080924194834 削除
山を逃げる者は、自然と、下るものだという。

追い詰められる心理が、早くその場から離れたいと、スピードが出る下り道を選ばせるのかもしれない。

しかし、いま、一行は急峻な山道を登っている。

響子の息は、絶え絶えになっている。

ついさっきまで、いつの間にか岩のように硬くなった夫の背中に背負われていた。

月明かりは、意外に明るい。

けれど、月明かりだけで歩くのに離れてない。

さすがに、響子を背負って暗い足下、という悪条件では、急な山道を登るのが極端に遅くなるのは仕方ない。

かといって、響子が少し夫の背中で休んで、また、自分の脚で歩き出しても、大してスピードが稼げるわけでもない。

陽次郎は、さすがに軽い足取りだが、まだか、まだかと、二人を何度も素朴に振り返るだけだ。

響子がこれほどゆっくりとしか歩けぬわけが、わからぬようだった。

歩いては負ぶさる。

その繰り返しだったが、次第、次第に、自分の足で歩いている時間が短くなっていった。

やはり、おぶられた形では、しっかり休んだことにはならないのだろう。

なにより、響子は、ずっと性の奴隷だったのだ。

一歩も外でお日様を見ぬまま、代わる代わるやってくる男の相手だけを幾日も続けることなど当たり前だった。

脚が萎えていた。

おまけに、サンダルを布で巻き付けただけの備えでは、たちまち、足の裏の皮は破れ、あちこちに、激痛が走るようになっていた。

「少し休もう」

さすがに響子のヘバりを見かねたのだろう。

響子の、まだ歩けるという言葉を無視して、傍らの木の根に腰掛けさせた。

「まだ、歩けるわ」

響子の言葉を無視して、座らせると、沢木は、その道の先を確認しに行く。

すると、何を思ったのだろうか。陽次郎が、響子の前にいそいそとやってくる。

「ひぃ」

一瞬息を呑んだ。

響子の目の前に立った陽次郎が、ズボンを下着ごと一気に脱ぎ降ろしたのだ。

月明かりの下で、見事な怒張が、そそり立っていた。

グイと響子に突き出してくる。

その怒張をどうしたら、と響子が迷ういとまもなかった。

響子の頭を抱え込んで、陽次郎は怒張を口に押し込んできた。

「はぐっ」

「よう!ダメだ」

沢木は、登った道を、急ぎ降りながら、小さく、けれども鋭く叫んだ。

「う?え?あ?」

「今は、まだダメだ。あの上。畑を越えて、山の一番高いところ。そこを越えたらやらせてやるぞ。だが、今はダメだ」

不満そうな陽次郎は、それでも、二度、三度と響子の頭を抱えて、怒張を扱かせてくる。

おそらく、ずっと響子の側にいながら、まだ、今晩は一度しか出していないので、この休憩は、ちょうど陽次郎の欲求のタイミングと合ってしまったのだろう。

肩をぽんぽんと叩かれて制止されながらも、少しも聞こえぬ顔つきのまま、発射するべく、響子の口に突き入れていた。

響子としてはたまったものではない。自由へ近づいたはずなのに、こんな山の中で、喉の奥にまで怒張を突っ込まれるのだ。

陽次カの見事にそそり立った怒張は、さっき、響子の子宮めがけてたっぷりと放出したことを感じさせない。

いつものことではあったが、恐るべき精力だった。

もちろん、シャワーどころか、ろくに後始末もしていない。

どうしたらと思う余裕もないまま、無意識のうちに、ごく自然な動作で異臭のする怒張に舌を絡めている自分を発見して、響子は、ひどく悲しくなった。



裕美子の冒険009
風水 9/24(水) 10:38:10 No.20080924103810 削除

 暫く他愛のない話が続き 私はビールを飲むことに
「富太郎君 アルコール大丈夫だろ? ビールにしようか」
「はい 結構ビールは好きなんです」
「私にも持ってきてよ」

 3人ビールで乾杯です。
「ところで富太郎君・・・話は戻るんだけどねぇ」
「はい なんでしょ?」
 山田君もずいぶんうち解けてきました。

「君って女性経験無いって言ってたよね」
「は、はい・・・」

「経験は無くっても その・・・産婦人科の実習とかで 女性の・・
 なんというか・・・アソコは見たことくらいあるんだろ?」
「あなたったら 何聞いてるのよ そんなの当たり前じゃないの」

「・・・い、いや 病院実習は来年からなんで・・・
 そりゃ 授業の写真とかビデオでは知ってますけど・・・・
 目の前で実物を見たことは・・・まだ・・残念ながら」
「・・・本当かい・・・そりゃまた・・・」
「うそっ・・・」

「小学生の頃 妹のは見た記憶はあるんですけど・・・」

「そうか・・・君って案外まじめなんだねぇ」
「・・・」

「もしかして 女性の胸って・・・この前が最初とか・・・まさかね」
「い、いえ 目の前でじっくり見たの 初めてでした」

 隣の妻の顔がほんのり紅く色づいています。

「そうだったのか・・・どうだった富太郎君 女性の胸 じっくり見た感想は?」
「いやだぁ あなた 何言ってるのよ・・・」

「は、はい 皆さん とても綺麗で・・・少し感動しました」
「興奮したんじゃないの?」
「い、いえ・・・その・・・少しは・・・」
「裕美子は胸小さいから 残念だったねぇ」
「そ、そんな事無いっす。 奥さんの胸 とっても綺麗でした!」
「いやん・・・何言ってるの・・・」
 妻はそう言ってビールを一口飲みました。

 顔を上に向けた妻 Tシャツの胸が少し強調され かすかに乳首が確認できます。



夫婦模様 29
道明 9/23(火) 22:07:43 No.20080923220743 削除
大沢は身悶えている慶子の頭部を両腕に抱いて頬を指で摩っている
実に美形だ
肌が透きとおっている
手を顎に廻し優しく耳を愛撫する
そしてその手は乳房に下りた

音も無く襖が開き、健吾が入ってくる
健吾の男根はだらりとしている
(健吾のやつ、この情況で勃起していないとは相当なやつか?)

大沢は再び健吾に顎で指図する
慶子の下半身を好きなようにしろと・・・・・

「えっ!いや!うぅぅぅむむ」

健吾が慶子の女陰に舌を這わせ、陰核を責め始めた
同時に、大沢は指でころころと乳首を甚振り、戦慄く美女の唇を奪う
大沢の舌は深く慶子の口内で女の舌を探し回り、探し当てると吸い上げた
何とも甘い汁が芳しい香りとともに大沢の口を満たす
今度はお返しとばかりに男の唾液を送り返す

「ふん、ふん、ふ、ふ、ふ・・うーん」
(私の下半身を愛撫しているもう一人は誰?・・・ああ、もうたまらない)

大沢は慶子の様子を感じ取った
口を離し、両手で本格的に乳搾りを始めたのだ
そして、健吾にとどめを刺すように合図を送った

(あれ?どうなってるんだ・・・・健吾のやつ!)

大沢は、目で健吾に離れろと言った

「慶子さん、そろそろ私も限界だ。一気に行くよ」

大沢は立ち上がり、自慢の怒張を健吾に見せ付けると
慶子の女陰から滴り落ちる愛液を怒張の先端に塗していく
そしてゆっくりと挿入して一度引き抜く
その怒張はぬらぬらと黒光りを発し、横目で健吾を威圧する

(いいか、そこで見ていろ・・この女が逝くところを)

「ああぁー、うぅぅぅー、もう、もう・・あっあぁぁぁぁ」
大沢の怒張は、慶子の膣奥深く打ち抜いていく



夫婦模様 28
道明 9/23(火) 13:45:14 No.20080923134514 削除
隣の部屋から覗く健吾は固まっている
大沢がなにやら理屈を言ってはいるが
目に写るのは、好意を持ちはじめていた女性のまな板ショーだ
それも50歳を過ぎた男とのカラミ

大沢の手と舌が、目隠しをされ人の字に手足を縛られた
白い女体の上を這い回っている
健吾は何度も唾を飲み込んだ

「どうだね?目隠しをされると感度が増すんじゃないか」
 大沢は、美乳の頂上の蕾を口の中へ吸い込む
 そして、舌と唇で捏ね繰り回した

「あぁー・・・うぅぅん」
もう既に慶子の女陰は潤い、女の香りが漂う
大沢は、左手で絹草を掻き揚げながら右手で女陰を開く
膣の中は蜜の光で輝き、歓喜の痙攣を始めている
そこへ、太い人差し指をゆっくりと挿し込んでいく

「うぅぅん・・あっ・・あっ・・あっ・・」

「どうだね?気持ちいいだろう?」

「あっ・・うっ・・・あっ・・あう」
大沢は、隣の部屋で見ている健吾に手招きをした
そして、ここを頼むと慶子の陰核を指差した



桃花源記 121
侍 9/23(火) 07:32:56 No.20080923073256 削除
沢木に促され、陽次郎は、黙って、先に歩き始めた。そっと小屋から、暗い道を山に向かう。

すでに月が昇っていた。

満月から三分の一ほど欠けていたが、街灯一つない村には、十分な明るさを持っている。

月明かりで、何とか道が見える。

明日になれば、一晩中点される神社の提灯が、既に、あちこちに渡してあったが、まだ、今夜は火が灯されていない。

物陰を選んで歩けば、そうそう見つかるものではない。

山道に入ってしまえば、なおさらだ。そのかわり、月明かりだけでは、道を探すのも大変だった。

「毎日、山の畑を歩いていた。……君に迷惑をかけた」

夫が遅れた罰だと称して、秘部を覆うはずの毛は既に抜かれてしまった。時折生えてくる毛も、毎朝自分で抜くことを躾けられている。

それどころか、ツルツルの秘部には入れ墨まで彫られてしまっていた。

もちろん、沢木が遅れなくても、他の些細な理由をあげつらって、同じようにされていたのに違いない。

人妻の心を、もてあそぶためなら、夫がサボったせいだと言った方が、おもしろいのだ。

事実、沢木の脚が鍛えられるにつれて「お役目」は、どうやっても、刻限に遅れるように、次第次第に増やされ、今では、最初の頃の倍にまでなっていた。

「やっと、わかってきた。上の畑に行くほど、つまり、村から離れようとするほど、心の中に、嫌な感じが出る」

「なんなの、それ?」

「わからない。道からそれようとしても、同じなんだ。峰が見えて、そこに上がれば、山向こうが見えるかもしれないと思っても、どうしても、そっちに行かれなかった」

沢木は無念そうに、続ける。響子をかばいつつ、山道を歩いていた。

「上手く言えないが、ひょっとしたら、本当に、結界のようなものが張ってあるとしか思えない。ここは大昔から続いている隠れ里だよ。たぶんね」

ハアハアと呼吸を乱す響子にペースをあわせている。

「どうすればその結界の外に踏み出せるのか、そればかりを考えていた」

時に、背中を押し、腰を押す夫の手が、何とも温かい気がした。

「真澄さんの言葉が正しいとすれば、この村の者なら、少なくとも結界から出ることくらいはできるのだろう。チャンスはそれしかない」

そのために陽次郎を連れてきたのだ。

祈りにも似た視線を、陽次郎の背中に送っていた。

「はあ、はあ、ね、あなた、ね、川… 川沿いなら、そのうち、はっ、川は、はあ、人が、はあ、住んでいる場所に、流れていくんじゃ……」

できれば、登るより下りたいという思いが、息ができぬほどの響子にしゃべらせていた。

川に出るなら、下ればいいだけのはずだった。

「山で、迷った時、遭難する人は、たいてい、そう考えるんだ」

「遭難する人って」

まだ動ける人間が遭難すると、川沿いで発見されることが多いというのは、意外に知られていない。

おそらく「川をたどれば人里に付く」というのは、日本人にとって、ごく自然に思い浮かべてしまうことなのだろう。

しかし、外国人が、日本の山村に来て、ごく当たり前の「川」を見ると、それを「滝」だと勘違いすることは、実に多い。

それほど、流れが急で、峻烈な地形を流れているのだ。

特殊な装備を保たない限り、山間の川に沿って麓まで辿ろうとすることは自殺行為と言って良い。

大学時代に、山を愛した沢木にとって、そんなことは常識だった。響子に言って聞かせるよりは、まるで、独り言のように、訥々と語る。

「山を流れる川は、そう簡単にたどれるものじゃない。そのうち、滝やら、周りの地形やらが険しくなって、気がつくと身動きとれない場所に出てしまう」

無言で、ゆっくりと響子の歩みを誘いながら沢木は続けた。

「一度、そういう場所に出てしまえば、そこから脱出するどころか、元のところに戻ることもできなくなる」

響子は、夫が学生時代に、山に凝っていたことを思い出した。

今では響子と一緒に行くことを第一にしているからこそ、四駆で林道を使う旅で我慢していたのだ。

捕まって以来、長く、人と喋ることなど無かった沢木の口元には、白い泡が浮き出している。

夫が孤独な戦いをしていたことを、今思い知らされた気がした。

なかなか響子の方を見ようとしないが、その夫の眼差しには、力が込められている。

『あなたは、あきらめてなかった』

響子は、目線を合わせようとしない夫の顔を改めて見ていた。

妖艶になった響子と対照的に、頬がこけ、尖った顎には、一気に年齢を感じさせる容貌になったが、沢木の足取りは、かつて以上にしっかりしたものになっている。

「結界から出たら、いや、多分結界がそこなんだろうが、稜線に出る」

「稜線?」

「山と山を繋ぐ一番高い場所のことだ。尾根、と言えば分かるかな。 そこからなら、向こうが見渡せる。人里が分かるかもしれない」

「そうしたら、逃げられるの?」

「わからない。何が見えるのか。あるいは、そこでも、まだダメかもしれない。でも、これしかないんだ」

それは、響子に語ると言うよりも、己に言い聞かせているように見えた。夫も、何か確信があるわけではないのが、響子にもよく分かった。

しかし、これが最後の、そして唯一のチャンスだと響子にも、わかっていた。



冷やかな熱 7
紅 9/23(火) 00:21:44 No.20080923002144 削除

「お帰りなさい。意外と早かったですね」
 その夜、自宅に帰った私を、伊織はいつものように穏やかに出迎えた。
「相手が叔父さんだからね。仕事の話でなければ、こっちはボランティアのつもりで年寄りのお説教を聞いてやるだけさ」
「そんなこと言うものじゃありませんよ」

 言いながら、伊織はくすくす笑っている。

「叔父さんはあなたが可愛くてたまらないのでしょう」
「45の僕をかい? ―――まあ、でもそうなんだろうな。叔父さんは子供がいないから余計に僕のことを息子みたいに思っている。そして、君のことは娘だと思っているのさ」
「それは・・・・・うれしいことですね」

 背広を受取り、洋服棚にしまいながら、伊織の背中が答えた。
 出会ったころと変わらない体型を維持するその背中を、私は眺めていた。

「お風呂、沸かしてありますよ」
「君は?」
「今日はまだです。わたしもついさっき戻ってきたところなので」
「何か用事があったのかい?」
「あら。昨日、言いませんでしたか。舞台が近くなってきたので、これから火曜と木曜は戻りが遅くなると」

 それは、たしかに聞いていた。

「・・・・うっかりしていた。それなら、ついでだ。一緒に風呂に入ってしまおう」
「あら」と妻はまた口癖の反応をした。
「たまにはいいじゃないか。先に行っているからね」

 返事を待たずに、私はさっさと風呂場に行った。


 ここだけは大きめにつくった浴室で、ゆったり風呂に浸かっていると、がらりと戸が開いて、生まれたままの姿になった伊織が姿を見せた。私の視線を避けるように湯で身体を流し、遠慮がちに浴槽に入ってくる。
 もう三年も一緒に暮らしているのにいっかな恥じらいの薄れない妻を好ましくも思い、じれったくも思っていたが、叔父の話を聞いた今日の心持ちはやはり違っていた。目は見慣れた白い肌の上を滑り、そこに他の男との情事の痕跡がないか、無意識に探していた。

「・・・・そんなにじろじろ見ないでください」

 しつこい視線を感じたのか、きゅっと眉根を寄せた伊織が、小さな声で抗議した。

「じろじろ見るために一緒に入ろうと言ったのだよ」
「いや」

 そっぽを向きかけた伊織の手を引いて、自らに引き寄せた。
 波立った浴槽から、わずかに湯がこぼれ、私の胸には妻の肢体がおさまった。

「今日はどんな一日だった?」

 細身のわりに豊かな乳房。その張りつめた肉の感触を楽しみながら、耳元でささやきかける。

「忙しい・・・・一日でした。もう本番まで間がないのに、全体的に練習が足りていないので・・・・あっ」

 小さく声をあげたのは、私の吐息が耳にかかったかららしかった。

 敏感な妻は、耳元と頸筋がことに弱い。

 胸をさわりながら、湯水のなかでたゆたう色白の下半身にも、そろそろと手指を這わせていった。淡く盛り上がった茂みの奥の、紅いはざまに触れたとき、伊織はきゅっと足を縮こめたが、かまわず中に押し挿れていく。

 湯よりも熱い肉の輪が、私の指をかたく締めつけた。

「く・・・・・・・・」

 妻が、また少し、啼く。


 なじみ深い、この感触。


 ―――先週、街で伊織さんを見かけた。


 私しか知らないはずの、この熱。


 ―――見たことのない男と一緒だった。


 それは―――


「今日、叔父さんに会ってね、言われたことがある」


 妻がかすかに振り向いて私を見る。
 濡れて潤んだ瞳が私を見上げる。


「いつものことだよ。子供ができないことへの厭味さ」
「それは・・・・・・」
「だから、答えておいたよ。あんまりたびたび愛しすぎるのもかえってよくないかもしれませんな、とね」
「いや・・・・・・そんなこと」
「事実じゃないか」
「本当に・・・・・・そう言ったんですか」
「僕が嘘を言ったことあるかい」

 頸筋に薄く舌を這わせる。
 いやいやをする伊織の肢体が、びくりとしなる。
 いつまでも若々しさを失わない肌が、水滴を弾いてかがやいている。内側からの熱で、じんわりと火照っている。

 すぐに駆け上らせたくなかったので、ゆらゆらと焦らすように、悦びの深い場所を刺激していった。

「ん・・・・っ・・・・・・いや・・・・あなた」
「何がイヤなものか」

 湯の中で花開いた性器の、とば口の辺りを螺旋を描くように撫でまわしていく。感応を高められ、じんわりと顔をもたげた肉粒をくすぐると、伊織はいっそう息を乱した。それとともに、すらりとした肢体が、くねくねと乱れ舞う。

「こんなときに見せる舞いが、君のどんな踊りよりも好きだよ」

 からかう声はもう聞こえていないのか、伊織は瞳をかたく閉じて、睫毛をふるわせている。あえぐ口が動き、うわごとのように「あなた、あなた」と繰り返している。

 その姿に、凄艶さよりも愛しさを覚えた。


 この妻に他の男などいるはずがない―――。


「あ・・・・はっ・・・・・あなた・・・・・逝きます、もう、もう―――」


 逝く―――


 最後に短く告げて、妻の背が弓のように反った。
 一際つよい風呂の波立ちが起こり、浴槽の外まであふれる。


 ぽた、ぽた、と雫の落ちる音。
 乱れた呼吸の音が次第にゆっくりになっていく。

 ぐったりと力の抜けた柔肌を、私は抱きしめた。

「よかったかい?」

 頬を上気させたままの妻は、潤んだ瞳で恨めしそうに私を見ると、無言で、屹立したままのものにかるく爪をたてた。





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夫婦模様 27
道明 9/22(月) 19:44:54 No.20080922194454 削除
「慶子さんは、このように縛られるのが好きなのか?」

「・・・・・」
大沢が耳元でなにやら囁く

「私は、主人を心から愛していました。脳死状態であっても主人との思い出がありました。でも、主人が亡くなった今、私は、私は・・・今夜だけでも、この私を目茶目茶にしてくれる誰かがほしいのです・・・でないと、私は寂しさでつぶれてしまう・・・だから、お願いします。私を、私を」
慶子の声が震えている

「それなら、目隠しをして両脚もおっぴろげて縛ってやろうか?」
大沢は酷いことを言う。そして無骨な指は既に、白い美乳を嬲っている

「はぁ・・・いえ、はい」

「なら、座卓の上で仰向けになれ!その長い両脚をそれぞれ座卓の足にくくりつけてやろう。そして、明るい照明の下で、お前の肢体の隅々まで舐めまくってやる。そうしてほしんだな・・・」

「・・・・・・・」
大沢の指が、慶子の絹草を掻き分け女陰を甚振り始めた

「あうん・・・・」

「どうなんだ、慶子さん!返事をしないか」
大沢の指が乳首と陰核を同時に攻める

「くうう・・・・ははい」
大沢は、慶子の白いうなじを舌で舐め、耳元で囁く

「慶子さん、あなたは勘違いしている。亡くなったご主人は、あなたに幸せになって欲しいはずだ。・・・あなたが、ご主人を忘れられないと言うのなら、私がご主人をあなたの記憶や肢体から完全に追い出してみせる・・人は過去に縛られていては、前に進めない。今夜から、あなたは生まれ変わるんだ、あなたは幸福を求める一人の女に戻るんだ・・・それが、あなたのご主人の望みじゃないか?さぁ、逝くんだ、逝くと言え!」

「あうぅ・・・あっ、あっ・・ああぁぁぁ」
慶子は限界に近づいていた



裕美子の冒険008
風水 9/22(月) 09:19:26 No.20080922091926 削除

「山田さん お砂糖要りますか?」
「いえ 僕ブラックなんで・・・要りません」
「よかった 私達もブラックなんでミルクとか置いて無いのよ」
 少しは落ち着いたようです

「まぁ裕美子も座りなよ」
「ええ あなた夕ごはんは?」
「部下と食べてきた・・・」
 妻が私の隣 山田君の斜め前に座りました。

 我が家のソファは低くとてもソフトです
 妻が足を広げたら 山田君の位置からショートパンツの隙間・・・下着が見えるかも。

 山田君の視線は定まらず 妻を意識しているのは明白です。

「富太郎君って彼女居るの?」
 いきなり話題を変えた私に びっくりする山田君と妻

「・・・いいえ 彼女居ないんです・・・」
「へーっ 医学部の学生とかもてるんじゃないの?」
「とんでもないですよ 時間は無いし・・・試験は多いし 合コンやっても全然ダメっす
 僕 高校が男子校だったんで まともに女の子とつきあった事無いんです・・・」
「・・・」

「大学の友達でも 彼女居るヤツって少ないんです」
「そうなんだ 今時の子ってカッコイイから みんな彼女いるんだと思ってたわ」
 妻も意外そうです。

 私の頭の中に湧き上がってきた疑問を率直に山田君にぶつけてみようと
「もしかして富太郎君 君ってまだ・・・その・・なんだ・・・」
「はぁ? なんですか?」
「いや・・じ、女性と・・その・・経験無いの?」 
 
 山田君は耳まで真っ赤に染め 視線を下に落とし
「ええ 恥ずかしながら・・・経験無いっす 風俗とかも なんかイヤなんで」
「まぁ・・・」
「ありゃ・・・」

 山田君が妙に子供に思えてきました。



桃花源記 120
侍 9/22(月) 05:29:30 No.20080922052930 削除
不可解と思われる、夫のお辞儀を見ながらも、別の感動が、響子の胸に生まれていた。

『私を、こんな私を、まだ「妻」と言ってくれた……』

汚れきってしまった自分が、もはや、妻でいられるとは思わない。しかし、これほど汚されてしまった自分のことを「妻」と夫は言ってくれた。

胸の中がほかほかと温かいものが満たされていく。その温かさに、自然と、涙があふれてきてしまう。

涙をそっと小指でぬぐいながら、響子の頭には、たった一言の言葉だけが響いている。

『殺して』

再び捕まるぐらいなら、夫に自分を殺してもらった方が良い。

夫が、響子を見ていた。

あやうく、夫に向かって、その言葉がこぼれそうになった時、沢木がぼそりと言った。

「足下、だな」

沢木は、響子の足下を見つめた。

浴衣一枚なのは、まだ良い。

元々着ていた服も靴も、とっくにどこかにやられている。

だから響子の靴など、ない。

小さな突っかけ、があるだけだった。

トイレのスリッパほどのモノでしかない。

山道を歩いて逃げようというのに、これでは、100メートルも行かないうちに、壊れてしまうだろう。

「ちょっと待って。とりあえず、そこの陰に回るんだ」

響子は、陽次郎を促して、そのまま、小屋の陰に回った。陽次郎は、雰囲気に飲まれたのか、素直についてきた。

すぐ小屋の中から戻った沢木は、シーツと浴衣の帯を手にしていた。

「これ」

渡された帯をみて、初めて、自分の格好に気がついた。浴衣を肩にかけただけのとんでもない格好だ。

慌てて、響子は、浴衣の袖に手を通す。

その横で、沢木はしゃがみ込んでいた。

布の端っこに歯で穴を開けると、力任せにシーツを一気に切り裂いた。

チィーイ。

想像以上に大きな音がした気がした。

布の切れる音がする。

どこかで、遠い笑い声が響いていた。

「このまま巻いて。あと、滑るところは、なんとかするから」

薪を割るための台に、響子を座らせると、包帯ほどの幅に切り裂いたシーツで、サンダルごと響子の足をぐるぐると慎重に巻き始めた。

慎重に布を巻き付けている夫の頭に、響子は疑問を出さずにいられない。

「でも、なぜ?」

陽次郎のことだ。

沢木は、噛みしめるように言葉を返すが、手は止めない。

「チャンスはこれだけだ。賭けてみるしかない」

「え?」

「この村の者以外は、自由に出入りできぬと真澄さんが言っていた。一種の結界のようなものがあるんだと思う」

不思議なことを真面目に言い始める沢木に、響子は、不安を押し殺して聞いていた。



夫婦模様 26
道明 9/21(日) 19:09:08 No.20080921190908 削除
その頃、健吾は慶子の家に向かっていた。
大沢から、今夜、慶子さんを一人にしておくのは可愛そうだ。二人で元気付けてやろうと誘われていたのである。

門柱のインターフォンを鳴らすと、大沢がでてドアが開錠され玄関に入った。
大沢は、バスタオルだけを腰に巻いて健吾を出迎えた

「大沢さん!その姿は!」

「いや、健吾くん。待っていたよ。静かにしてついてきて」
と大沢は声をひそめていった。

焼香が漂う襖を少し開くと、全裸で後ろ手に縛られた白い女体の背中が見える

「健吾君、あれは慶子さんだ・・・今夜はどうしたのか、私にあのようにして責めてくれと言うんだ。ご主人を亡くしたショックかもしれないが、よほど今夜はご主人を忘れたいのだろう。なんせあの肢体で長い間、夫婦の契りなしで看病だけを続けていたんだから・・・それで私は仕方なく相手をすることにしたんだが」

健吾は声もでない
(そんな・・あの慶子さんが・・まさか)

「暫くは、まず私が相手をする・・・その後で君も頼むよ。私はもう歳だ。合図するからね」
そういって大沢はバスタオルを外すと、慶子の背後に迫っていった。
(えっ!待って、待って・・・)

健吾は隣の部屋の様子を、息を潜めて覗くことしかできないでいた。



冷やかな熱 6
紅 9/21(日) 17:55:16 No.20080921175516 削除

 ある秋の夜、私は久々に叔父の昌彦に呼び出され、彼の行きつけである新宿のバーに向かった。

「この間、書道家の向原古泉先生にお会いしたよ。お前の仕事振りに大変満足しておられた」
「あの先生、注文が難しくて大変でしたよ。何とかうまくいきましたがね」
「最近、仕事のほうはうまくいっているようだな」
「叔父さんがいい仕事をまわしてくれるおかげです」
「プライベートのほうはどうかね?」

 また、この話か。
 私は多少、うんざりした顔をつくって見せた。

「子供のことなら、前にも言いましたけど、天の配剤ですよ。まあ、歳も歳ですし、叔父さん方が心配する気持ちも分かりますけれどね」
「分かった分かった。そう、先回りしていやな顔をするな。―――それにきょうは天の配剤の話じゃないんだ」

 昌彦はきゅっと目を細めた。

「伊織さんのことだが、うまくいってはいるのか」
「・・・・何がおっしゃりたいのだか、僕には分かりませんが」
「先週、街で伊織さんを見かけた」叔父はわずかにこちらを見上げるようにした。「見たことのない男と一緒だった」

 不意に、鋭い針を飲まされたような気持ちになった。

「・・・・伊織の交友範囲で、叔父さんの知り合いのほうが珍しくないですか」
「心当たりはあるのか」
「いや・・・・・舞踊関係で付き合いのある人間じゃないかな。いずれにしても、叔父さんが心配なさるようなものじゃないと思いますよ。―――どこで見かけたのです?」
「銀座のNギャラリーから出てくるところを、たまたまね。ふちの広い帽子を目深にかぶっていたから、最初はよく顔が分からなかったんだが、あれは間違いなく伊織さんだった。―――仕事での付き合いだけなら、私だって心配はせん。だが、それにしてはずいぶん・・・・・」
「親しげだったのですか」
 叔父はうなずいた。
「相手はどんな男でしたか?」
「歳はお前と同じくらいか、もう少し下というところか。背広ではなくラフな格好をしていたからかもしれんが、普通のサラリーマンには見えなかったな。痩せて、目つきの鋭い、芸術家タイプに見えた」
「それはいつのことです?」
「先週の金曜日だ」

 金曜日なら踊りの指導も稽古もない。何か予定があるとか、どこかに外出するという話も聞いていない。そもそも、私の知る伊織はあまり外出しない女だった。

 昌彦はぐいっと杯を空にした。

「これは単に私の邪推かもしれん。いや、きっとそうだろう。伊織さんの人柄は私だって知っている。ただ、結婚三年目というものは、お互い、あらゆる局面に慣れが生じてきていささか気も抜けてくる頃合いだ。だから、これはただの警告だよ。仕事の忙しさにかまけるだけでなく、家庭のほうもたまには顧みろ、とね」
「そうですね。ありがたく拝聴しておきます」

 叔父の目を避けて、私は答え、グラスに揺れる液体を眺めた。



桃花源記 119
侍 9/21(日) 14:39:56 No.20080921143956 削除
陽次郎に待ってもらうように頼み込む。分かったのか、分からないのか、とにかく陽次郎は、掴んだ響子の腕を放してくれた。

床に広がった浴衣を肩にはおりながら、裸足のまま外に出た。

外はとっぷりと暮れていた。

すぐ裏にある神社からは、なにやら、大きな話し声が響いていた。

外から回って夫の「部屋」への鍵を開けにかかる。

太い木のかんぬきが、外から引っかかっているだけ。鍵ともいえないほどだ。

びっくりするほど簡単なものだった。

とうに、逃げることをやめたと思っていたのか、それとも、誰も助けるはずがないと思っているのだろうか。恐らく後者だろう。

村の掟を破って、奴隷を助けても良いことなど一つもないことを、村人は知っているからだ。

あとは、カチリと取っ手を捻るだけ。

それが、二人を閉じ込めていた「鍵」なのだ。

あまりの簡単さに、かえって、どうしようもない無力感を感じてしまうが、それにひたっている暇などない。

足かせをどうしよう、と思う間もなく、戸口を覗き込んだ響子の目の前に、夫が立っていた。

「毎回、戻ったら自分でカチリとはめているうちにね、アイツラは確かめなくなっていたんだ。どうせ、ここから出られないと思っているから、必要ないと思っているんだろう。だから、この間から、音だけさせて、いつでも外せるようにしてきたんだ」

と言うことは、響子さえ、その気にさえなれば、もっと早く逃げ出せたと言うことなのか。

『夫は、ずっと、逃げる準備をしていた。それなのに、自分は……』

口を覆った響子の眼に涙が浮かんだのを見た沢木は、大急ぎで付け加えた。

「逃げるには、時間がない。急ぐぞ」

響子の肩をぽんぽんと叩いて戸口から出ると、目の前に、サメのような眼をした陽次郎が棒立ちになっていた。

夫の肩越しに陽次郎の惚けた顔を見て、響子はとっさに、夫が殴るなり、何なりをすると思ったのだが、思っても見ない動きをした。

陽次郎に、深々と一礼したのだ。

「ありがとう。君は、妻を救ってくれるつもりのようだ。頼む、この村から連れ出してくれ」

響子は、あっけにとられた。

自分を何度も汚した男の一人なのに。

連日、この男の精液が、どれほど注ぎ込まれたのか。さっき引き起こされた瞬間に、美肉からこぼれてきた精液も乾いていない。

ついさっき、さんざんに、恥ずかしい声を上げていた。

それ以上に、これまで注ぎ込まれ続けたこの男の精液が、今も子宮で、ちゃぽちゃぽと音を立てながら満たしている気さえした。

あげくに、この男は、それこそ亭主気取りで、響子を毎晩のように抱いて寝ていた。

夫にとって、男として、この場で絞め殺したいほどの憎悪があっておかしくはない。

だから、この瞬間、何かがあるかと、心の準備をしてしまったほどだった。

しかし、沢木は冷静に見極めていたのだ。

陽次郎は決して肉体的にはひ弱ではない。いや、それどころか、沢木より、ふたまわりも身体が大きく、腕も太い。

まともにやれば、どうなるのかは、さておき、騒ぎ無しには、すまないだろう。

なによりも、沢木の考えでは、これ以上のチャンスはあり得なかった。

ここで陽次郎にだだをこねられれば、二人は死ぬしかない。

プライドも、温かい心も、あの日、健司の憎むべきやり口で、妻の手がスルリと逃げた瞬間から、全てを投げ捨てていた。

村の気配から、明日が、健司の言っていた祭りに違いない。

ここで逃げなければ、多分、妻は明日、豚に犯されてから、殺される運命だろう。もちろん沢木自身も。

あの日、心に決めていた。

『響子だけは、絶対に無事に逃がす』

もはや、何があっても、引くわけにはいかない。

だから、妻を亭主気取りで犯していた男に、頭を下げるくらい、どうということでもないのだ。

『元はといえば、俺がこんな所に迷い込んでしまったから』

夫として、妻をこんな目に合わせてしまった自分が苦しむのは、当然だと、沢木は思っていた。



桃花源記 118
侍 9/21(日) 14:39:03 No.20080921143903 削除
とりあえず、たっぷりと放出した陽次郎は、少し落ち着いた。

ホンのちょっと前、世話役の婆に、いつものように顔を出したら、愛想よく「今日もか、よかたな」と送り出してくれたから、今夜も、この女は、とりあえず陽次郎のものだった。

もちろん、婆の方は、陽次郎が奴隷と寝られるのも今日が最後と知っているが、陽次郎には何も言わなかった。

婆は知っている。

奴隷の末路は、儚い。

山捨て。つまり、のたれ死んでいくしかないのだ。村はずれの遠い山の奥に、足の筋を切って放り出す。

決して誰も救いになど来ない山だった。

あとは、飢えて死ぬか、渇して死ぬか、はたまた、猪にでも食われてしまうのか。

豊かなこの村では考えられないが、かつての貧しい日本では、そうやって年寄りを殺し、口減らしをした村がいくらでもあった。

この村では、年寄りは、何よりも大切にされてきたから、捨てられるのはあくまでも用済みの奴隷だけ。

『ようやっと、このつとめも、おわるのぉ』

世話役の婆は、陽次郎の背中を見つめながら、曲がった背を伸ばしてあくびを一つした。たいした仕事ではなかったが、それでも、役目が終わればホッとするものなのだ。

一方で、婆に背中を見送られた陽次郎は、一度、たっぷりと放出した後で、己が何を、どうすればいいのか、困っていた。

陽次郎の、おぼろげな頭なりにわかっているのは、今夜で「さようなら」だ。

このままここにいれば、明日の夜は、もう、この女に会わせてもらえないだろう。いや、明後日も、次の日も。

陽次郎の体の中を、来る日も来る日も、離れで一人、寝る寂しさが、吹き抜けていった。

それだけは分かった。

このままではいけない。

しかし、何をどうしたらいいのか、陽次郎にはわからない。あるいは、村長に頼めばいいのか。

しかし、陽次郎は、一度もたたかれたことのない村長がなぜか怖かった。

気軽にものを頼めるわけがない。第一、自分のようなバカが、村長にしゃべっていいものなのか。

「足らず」なりに知恵はある。

腹を減らした夜のために、昼間に出されたおやつを隠しておくこと。

育ち盛りに覚えてから、大事なものは、何となく、隠しておくことを覚えていた。

だから、できることと言えば、このまま、女をどこかに連れて行って隠してしまうことだった。

おぼろげながら、それは、自分の住む「離れ」ではないような気がしていた。でも、どこに連れて行けばいいのかわからない。

しかし、このままじゃいけない。

陽次郎は、心を決めると、ガバリと起き上がって、いきなり響子を引っ張り起こした。

たくましい腕が、華奢な腕を引けば、響子も起き上がらざるを得ない。

「いや、きゃ!」

ぐいぐいと腕を引っ張る陽次郎のただ事ではない雰囲気を察して、響子は思わず小さく悲鳴を上げたのだ。

無理矢理立ち上がらされた響子を引きずるようにして、陽次郎は戸口に向かっていた。

「待て、どこへ、連れて行く」

低い声が、格子の向こうから掛かった。

あの時、以来、初めて聞く声だった。

「あなた!」

響子の呼びかけは、思わぬ効果を陽次郎にもたらした。

夫婦という関係などよく分からぬが、響子にとって特別な男であることを、おぼろげながら察したのだ。

思わず、陽次郎は沢木の方を向いた。

「どうするつもりだ?」

沢木は、引っ込んだ、サメの眼と同じ色をした眼を保つ男に尋ねた。

半分口を開けたまま、ニヤニヤと笑うばかりだ。

しかし、答えを聞かずとも、沢木には理解できたのだ。

「響子、この男は、君をどこかへ連れて行くつもりだ。他の村の連中は、祭りの支度で忙しいはず。ということは、この男、君を連れて、どこかに逃げるつもりなんだ」

「え?そうなの?」

思わず、陽次郎に聞くが、ニヤニヤ笑いのまま、首をかしげるばかりだ。

「ね」

「?」

「に げ る の?」

「にぃげ、るぅ」

乱杙歯の間から、空気の漏れる音をさせながら「にげる」と発音した陽次郎は、再び、響子の手を引っ張った。





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桃花源記 117
侍 9/21(日) 14:38:09 No.20080921143809 削除
ここまで来ると、健司は、見ているだけだ。

若い取り巻き達は、遊び半分の調子で、屈辱の行為を強いてくる。

「さ〜て、と、ぷぷっ、料理教室の始まり、始まりぃ」

男の一人が缶入りのバターを取りだしていた。

テレビは映らなくとも「ソト」の事情を知るために、定期的に録画された番組を見ることになっている。

めったに外に出られぬ身としては、美味いものを食べたいという気持ちが切実だ。料理番組は、人気があった。

ジーンズ姿の若い男が、調子に乗ってしゃべり始めた。

「はじめに、奴隷を一匹用意いたしま〜す」

「奴隷は鮮度が大事ですが、でも、売れ残りでも大丈夫。たっぷりと楽しめま〜す」

男たちがどっと笑った。

響子は、この後、我が身に降りかかる屈辱に、すでに涙をこぼしていた。

抗いはしなかった。

どうせ、どのようにしても逆らえぬのだ。

それなら、暴れれば、余計に惨めだった。響子は、つと落ちる涙をそのままに、目を閉じていた。

「こちらに、バターをご用意いたしました。できれば、無塩バターの方が良いですねえ」

「そうですよぉ。大事なワンちゃんの健康のために、お塩は控えめに」

ニキビ面の男までもが、調子に乗っていた。

「さ、バターを、ここで、ひとかけ。あとで足りなくなったら足せばいいので、少なめにね」

「あう!」

秘唇に載せられたバターが、男達の指で、奥へと入れられていた。

冷たい感触が、グニュリと、気持ち悪い柔らかさで奥に詰め込まれたのを感じ取っていた。

思わず、許しを請うていた。

そんなことで、男達がやめるはずもないが、請わずにいられなかったのだ。

「ああ、お許しを……」

「よし、舐めろ」

健司の命令が聞こえたとたんだった。

「あう!」

べろりと柔らかなものが、美唇に当てられた瞬間、たとえ、それがなんであれ、響子の肉体は反応して、甘やかな快感が響いてしまったのだ。

響子の嬌声が響いた瞬間、男たちにどっと笑いが起こった。

「ははは、ダイ、おめは、ほんに、てくにしゃんだあ」

「ダイは、ひとナメで女を逝かせますってかあ」

ダイ、偉いぞと言いながら、健司がなでた瞬間、お愛想のように尾っぽを振り、健司をクリンとした目が見つめる。

「うん、おお、いいぞ、タンと舐めろ、逝かせてやれ、たっぷりとな」

ダイと呼ばれた犬は、主人の様子を察して安心したのだろう。大好物のバターに、再び、むしゃぶりついていた。

「あああ、いや、あう、お許しを、あう!いや!ああう!」

「おお、腰が動き始めてるぞ」

「ああ、もうたまんねぇや。健司さんいいすか?」

ニキビ面の若者は、若いだけに、欲望があっという間に限界に来る。滅多にみられぬ、犬にしゃぶられる人妻の姿に、激しく催してしまったのだ。

「おお、いいぞ。我慢することはない。上の穴は自由に使うがいい」

「ありがてぇ、さすが、健司さんだ」

鷹揚に頷きながら、こう付け加えるのも忘れない。

「なんなら、尻のアナも使っていいんだが、そうなると、ダイが、オメのお稲荷さんに目がいくといけねぇからな」

「ダイに片キンタマにされちゃ、かなわねえや」

ジーンズの男が、すかさずあわせた。

男たちがどっと、また笑った。

笑い声の合間にも、ニキビの男の怒張は、嬌声を上げ続ける響子の口にねじ込まれていた。

喉の奥を突かれて、吐きそうになりながらも、体は勝手に快感をむさぼっている。

犬の舌に犯されて感じてしまう。

惨めすぎる最初のオーガズムが訪れた瞬間あの瞬間。

思い出したくもない濁ったオーガズムへの嫌悪から、意識が急に戻る。

響子は、陽次郎に抱かれたままだったことを、ようやく思い出していた。

意識が身体に戻っても、望まぬオーガズムが目の前なのは変わらない。

「ああ!あう!いい!」

ふさがれていない口から、オーガズムの悲鳴が噴きこぼれた瞬間、陽次郎が野太い声を放ちながら、響子のの胎内に深々とほとばしらせていた。

胎内にどくどくと注ぎ込まれながら、やはり惨めなオーガズムを味わってしまう響子だった。



夫婦模様 25
道明 9/21(日) 08:14:00 No.20080921081400 削除
9月の末
慶子に病院から夫の死亡の悲報が届いた
大沢は、慶子の住む自治会にまで出張ってお通夜と告別式の世話をかって出ていた
葬儀を済ませ、斎場から戻ると親戚の者も徐々に帰っていった
今、この家にいるのは、喪主の慶子と大沢の二人きりだ
慶子は俄仕立ての仏壇にある亡き夫の遺影を見つめている
その姿を大沢は座布団に胡坐をかき、タバコを吹かしながら眺めていた

「慶子、大事な旦那を放ったらかしにして、よその男と会っているから、旦那があの世にいっちまった。旦那は、お前を自由にしてくれたのか?なあ、慶子」

「そんなこと言わないで・・・」

「それで如何なんだ?健吾に脈はあるのか」

「・・・・・・」

「この間、妻の純子が健吾とお前の仲を疑っていやがった」

「純子さんが?」

「ふん!で・・どこまでいった?もうやっちまったか?」

「いいえ、私たちはお茶を飲んだり、映画を観たりしているだけで・・・」

「へぇ!・・私たちと来やがった・・・お前ひょっとして健吾を好きになったか」

「あの人は奥さん想いのいいご主人で、私を元気付けようとしているだけです」

「まあいい・・さあ、亡き夫の前で悶えてみるか慶子」

「そんな!」

「お前、これから金がいるぞ・・この家のローンの返済、そして学力優秀な息子の学費、なんせ全寮制の有名私立中学の優等生だもんなぁ・・・早く布団を敷いて、横にならんか」
慶子は俯いたまま動かない

「お金がいるんだろ?早くしないか!慶子!」
慶子には大沢の経済的支援はどうしても必要である
よろよろと立ち上がって仕度をはじめた



夫婦模様 24
道明 9/20(土) 08:59:53 No.20080920085953 削除
「ところで、会長さん。盆踊りのとき中沢さんが踊ってらしたのをお見かけしたんですが・・・・」

「ああ、慶子さんのことね。うん、私が気晴らしにと誘ったんだ。ただ・・どうも最近おかしんだなぁ・・あれほどご主人の病院に通っていたんだが。この頃は滅多に見舞っていないらしい・・あの美貌だからひょっとして男でもできたかな」

「えっ!男の人が・・・」

「うん、私のお店のシフトで慶子さんは土日が通常だったんだが、ウィークディを希望したりして。それに何となく艶がでてきたというか・・私の感では、あれは男ができたなぁ」

「うーん・・・実は、盆踊りのとき主人と慶子さんがどこかへ抜け出していくのを見かけたのですが・・・」

「そ、それは無いでしょう。健吾くんを疑っているの?あなたのような美人の妻がいるじゃないですか。たまたまの偶然で話かなんかしたかったのではと思いますよ」

「それならいいのですが・・」

「まあ、心配しないで。そんな筈は無いと思いますが、一度私が確かめて見ましょう。あなたは、子ども会活動に専念していてください。まだまだ秋まつりもあることだし」

「ええ、そうですね。そんな筈が無いですね」

「それにね・・慶子さんはいい人ですが、お金に困っています。それで私が援助しているんです。男ができて、病院のご主人をほっておくような女性では決してないはずです。まあ安心して・・」

大沢の目は健気な美人妻の様子を追っている
あの時、酔った振りをして純子の柔らかな太腿を楽しんだ
その女が目の前にいる
大沢の男根が硬くなり始めた
やはりいい女だ
声が甘い・・話しているだけでぞくぞくする



裕美子の冒険007
風水 9/20(土) 00:07:05 No.20080920000705 削除

「ただいま 裕美子 お客さんと一緒だよ コーヒー頼むわ」
「は〜い・・・・お客さんですかぁ いらっしゃ〜い」
 リビングの方から間延びした妻の声

「さっ 風太郎君 上がって上がって」
 山田君にスリッパを勧めていると妻が出てきました。

「こんな格好でごめんなさいね お風呂出たばっかりなんで・・・えっ」
 風呂上がりの妻は ゆったりしたTシャツに部屋着のショートパンツ 頭にはタオルを巻いています。

「裕美子 隣の山田さんの倅さん 富太郎君だ バスで一緒だったんでな・・・」

「矢野さん こんばんは・・・おじゃまします。」
「い、いえ ど、どうも こんばんは・・せ、先日は・・いえ・・ぁん・・・」
 おもしろいほど動揺している妻

「なんだ裕美子 もう風呂入ったのか・・・まだ9時だよ
  さぁ 富太郎君 そっちに座ってよ」
 リビングに山田君を招き入れ 来客用のソファを勧めます。
 
「山田さん こんな格好でごめんなさいね 夕方 洗車して汗かいちゃったんで・・・」
 あわてて髪に巻いてあるタオルを解く妻
 シャンプーのほのかな香りが漂ってきます。

「じゃ コーヒーいれてくるね あなたも飲むでしょ?」
 キッチンにコーヒーを煎れにいく妻 風呂揚がりの後ろ姿は 私が見ても色気いっぱいです。

 小さめのショートパンツに包まれた たっぷりとしたヒップ
 Tシャツの下はノーブラでしょう。

「富太郎君が医学部行ってるとは・・・大通りの産婦人科 栗本先生も知ってるのかい?」
「ええ ゼミの先輩なんですよ 栗本先輩って後輩から凄く慕われてます」

「ほぅ じゃ富太郎君も産婦人科希望なの?」
「まだ決めてはないんですけど・・・一応第一希望です」
「なるほど うらやましい職業だ・・・い、いや・・・失礼」
「は、はぁ・・・それほど・・・どうなんでしょ?」

 そこへ妻が3人分のコーヒーを持ってリビングに入ってきました。



夫婦模様 23
道明 9/19(金) 15:25:04 No.20080919152504 削除
「ところで純子さん、ご主人のからだの調子はもどりましたか」

「えっ、はい・・お陰さまで良くなったみたいで・・・」

「たよりないなぁ・・どうなんです?夫婦の夜の営みは?それで元気かどうかがはっきりするんです」

純子は赤くなって
「はぁ?」

「もう・・じれったいなぁ・・私なら純子さん相手なら毎夜でも求めるが・・あはは」

「そんなには」

「えっ・・じゃ少なくとも週1ぐらいかな?」

「いえ・・・」

「はぁ?まさか月1回なんてことは・・・」

「主人とは帰国してからはまだ一度も・・・」
純子は話の流れから、つい自然と応えてしまった

「まさかそんな・・・」

「でも、主人はどうやら心の元気は取り戻したようで、土曜や日曜には会社の同僚と気晴らしだと言って、元気に出かけています」

「そうなんだ・・でもそれじゃ純子さんのからだが寂しいんじゃ・・いや、失礼」

「そんなことは・・・」
純子はさらに真っ赤になって俯いた



冷やかな熱 5
紅 9/18(木) 22:44:03 No.20080918224403 削除

 その年の秋、見合いの日から半年が経過した頃に、私たちは入籍した。

 式は開かなかった。というのも、伊織は実家と折り合いが悪く、ほとんど断絶状態だったからだ。結婚の通知すら、伊織は出すことを拒んだ。
 ぽつりぽつり聞いたところによると、伊織は東北の富裕な旧家の生まれらしい。高校卒業時にはすでに親子の亀裂は深まり、舞踊を生業としていた父方の叔母を頼って、家出同然に東京へやってきたそうだ。その叔母もすでに故人である。
 二十年も経って、まだ親を拒み続けるその理由を、しかし伊織は決して語らなかった。私も強いて尋ねようとはしなかった。
 ただ、伊織があの歳まで男と性的関係を持たなかったことには、郷里での記憶が影響しているのかもしれないとうっすら思っていた。
 ともあれ、私たちは夫婦としての道を歩みだした。


 結婚しても、伊織は日舞の師範も、稽古もやめなかった。いや、本人に執着はないようだったのだが、私も小企業の経営者としてそこそこに忙しかったし、妻にはいつも家にいてほしいと思うような男でもなかった。
 とはいえ家に帰れば待っている者がいる生活は、独身生活の長かった私には新鮮だったし、伊織も伊織で初めて体験する妻という立場を楽しんでいるように見えた。


「社長も変わりましたね。近頃は飲みにも誘ってくれない」
 オフィスで帰り支度をする私に、部下の相良がわざとらしい溜め息をついた。
「かつては夜の帝王と呼ばれた方なのに」
「大げさなことを言うな。呼んでいたのは君だけだろう」
「ははは。―――いや、でも僕は本当に社長が結婚されるとは思ってもいなかったですよ。いつまでも気ままなシングルライフを満喫されるのかと思っていた」
「この歳だしね。そろそろ潮時だと観念することにしたのさ」
「嘘ですね。それだけ奥さんに惚れたということでしょう」
「君も結婚したくなったかね」
 私の言葉に、まだ二十代の部下は、外人のように肩をすくめた。


 空になった杯に、伊織が酒を注ぐ。
 結婚を機に新築した新居の居間に、私たちはいた。
「これで最後にしてくださいね。明日の仕事にさしつかえるといけないですから」
「おやおや、世話女房のようなことを言うんだね」
「あら・・・・」
 伊織はかるく私を睨んでみせた。
「誉め言葉だよ。君ももっと飲まないかい? 多少過ごしても、とがめる人はいないよ」
「あなたがいるわ」
「君をとがめたことがあるかい。それより、僕はもっと君に酔ってほしいのさ」
 言いながら、しなやかな肩を抱き寄せた。
 ぎこちなく体重を預けながら、伊織は「どうして?」と小首をかしげた。
「最初にこうやって君を抱いた夜を思い出す。酔った君はとても色っぽかった」
「いや・・・・・」
「亭主持ちになって、踊りのほうも変わったと言われないかね」
「そんなこと・・・・」
「君のリクエスト通り、酒はここまでにして、ベッドへ行こうか」
 身をくねらせて羞じらう妻の手をとって、私は寝室へ向かった。

 男女の関係になり、夫婦の関係になっても、伊織の羞恥心の強さは相変わらずだった。しかし身体のほうは、初回であれだけの反応を示したことでも分かるが、すでに十二分に成熟していて、営みを重ねるうちにも反応は研ぎ澄まされていった。それは開花していく大輪の花を見るようだった。
 その夜も、最初はなされるがまま抵抗はしないという風情だったのが、やがて足指が細かく震えだし、そのざわめきが全身を波打っていく頃には、伊織は声をこらえることができなくなっていた。

「う・・・・・だめ・・・・・もう」
「まだだよ」
「だめ、だめなの・・・・あ・・あ・・・逝きます・・・・逝ってしまいます」

 つんと張った胸乳を喘がせて、伊織は達した。律儀な彼女は、気をやる時に女はこう言うものだよと冗談まじりに教えた言葉を、いつも口にしてから達する。
「また僕を置いていってしまったね」
 からかいながら、柔らかな頬を撫でる。伊織は言葉を発することができず、とろりとした瞳で私を呆と見つめた。それから気だるい様子で、私の胸に顔をうずめた。
「とがめない・・・・・」
「ん?」
「とがめないと・・・・あなたはさっき言いました」
「はは・・・・たしかにそうだ。とがめてなどいないさ。君があんまり可愛らしいから、いじめてみたくなるだけだよ」
「またそんな恥ずかしいことを・・・・・・」
「今夜はもっと恥ずかしい気持ちになってもらうよ」

 もともと若々しい女だったが、結婚して後の伊織はさらに若くなっていったような印象がある。
 それは私のほうも同じだったかもしれない。


 しかし幸福な蜜月は三年後、ある男の存在で、突然の曲がり角をむかえたのだった。



夫婦模様 22
道明 9/18(木) 19:23:18 No.20080918192318 削除
自治会最大のイベントであった夏祭り“盆踊り大会”も無事終了し、純子はお礼に大沢を訪ねていた。この夏祭りのお花は、必要経費を除いて全て子ども会活動への資金として充当されるため、決算の報告も必要なのである。

「今年の盆踊り大会も盛大に催すことができました。これも子ども会の役員さん、とりわけ会長である純子さんのお陰です」

「いえ、何も分らない私をご指導頂いた大沢会長さんのお力です。今年も決算の報告のとおり、残金を子ども会活動経費へ充当させていただきます。本当に有難うございました」

「それにしても、純子さんの浴衣姿は素敵でしたね。惚れ惚れしました・・」

大沢は、艶やかな純子の浴衣姿を思い出していた。
純子は当日の進行が担当で、常に大沢の横にいてマイクを手にしていた。
大沢も浴衣を着ているが、蒸し暑いこともありタオルで汗をぬぐいながら、襟を開いて分厚い胸を純子に見せ付けていた。また、裾をめくり上げ、筋骨隆々とした腕っ節や太腿を晒したりもした。
純子は、その様子をちらっと見ては、恥ずかしげに踊りの輪に視線を移したりしていたのである。
大沢は、自然にマイクを持つ純子の手に触れたり、自分の膝を純子の太腿に押し付けたり、ビールを煽っては肩に手を廻したりと酒に酔った振りをして好き放題に騒いでいた。

純子も思い出していた・・・
踊りの輪の中に、慶子を見つけ目で追っていると夫の健吾が慶子に何やら話しかけて、二人で会場から抜け出していく・・・
追っかけようと、席を副会長にお願いして立ったとき、よろめいて大沢に抱きとめられて腰を大沢の太腿の上に下ろしてしまった。
そのほんの一瞬の隙に、大沢の手がスッと浴衣の裾を割って入り太腿を撫で摩り、純子は声も出すこともできずに固まってしまった。周囲には沢山の役員達がいて、そちらの方に気を取られてしまった。それを利用して暫く、大沢の手は柔肌の感触を楽しんだのである。





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桃花源記 116
侍 9/18(木) 18:57:31 No.20080918185731 削除
陽次郎がひたすらに腰を使い、口を吸ってきた。

響子は、自ら積極的に舌を絡めている。おまけに、男を飲み込んでいる女唇は、いつの間にか、びっしょりと濡れそぼっていた。

整った唇からは、しきりに嬌声が漏れ続ける。

もはや、自動的な反応だ。

舌を絡ませ、嬌声を上げながらも、そんな惨めなセックスをしている女体を、哀れみながら、横から見ている響子の心があった。

旺盛な性欲の固まりをぶつけてくる陽次郎だったが、セックスそのものは単純だった。

しかし、性欲と精力はことのほか強い。

膣の奥まで、よく洗い流したつもりでも、翌日の夕方までも、とろりと出てくるほどたっぷりと出してくる、そんな男だった。

肉体だけを自動ドアのように反応させればいいだけのセックスは、精神的にぼろぼろの響子にとって大助かりだ。

響子の口は、快感の嗚咽をあげている。

そこには、わずかに、安堵が込められているのを、響子自身も気がつかない。陽次郎の激しくも、きわめてまっとうなセックスは、肉欲の日々に慣れ始めた響子にとっては救いなのかもしれぬ。

美肉を占領する怒張にかき回されながら、心が、昼間の屈辱に飛んでいた。

今日の「調教」は、ハードだった。

いや、肉体的にはどうってことがなかった。

久しぶりに、大勢の男に囲まれて、逝かされ、飲まされた。

もはや、尻でオトコを受け入れて逝くことまで覚えている響子だ。肉体的にはどうってことはない。

しかし、昼間の「調教」は、人としての尊厳にまでヒビを入れるようなつらさと、そして快感があったのだ……

昼過ぎ、健司が、取り巻きたちに囲まれて、犬を連れて入ってきた瞬間、思わず悲鳴を上げそうになった。

「犬」が、よりによって、健司に連れてこられた。

あれほど、恐れつつも、他人事のように感じていた響子でも、恐怖の悲鳴が上がるのも当然だ。

がくがくと震え、腰が抜けたように動けなくなってしまう。

種類は知らないが、大きな犬だった。

日本犬のようだった。

しっぽがピンと立ち、耳が、三角形にたっている。

密度の濃い毛並みは、まだ、オオカミのような荒々しい野性味を感じさせる。

おそらくは、狩猟に使われるのだろう。

太い足で軽やかに歩きながら、長い舌をハアハアとさせていた。

響子の怯えた顔が何よりもうれしそうに、健司はニヤリとする。

「ふふ、なかなか、察しが良くなったようだ」

もはや、健司の酷な責めにもさんざんに慣らされていた。

どれほど恥辱にまみれた行為をさせられるのかと分かっていても、身体は、いつも勝手に反応してしまう。

いや、今では積極的にのめり込もうとしている響子だ。

極彩色の快楽に浸ることで、一瞬でも我が身の置かれた境遇を忘れられれば、それこそが、微かに残された響子の居場所になりつつあるのだ。

しかし、こんなのは別だ。

『犬なんて』

立って逃げ出すこともできぬまま、這って逃げる響子の尻をあっさりと抱えてしまうと、健司は、ひょいと、投げ出すように部屋の真ん中へ放り出す。

乱暴ではないが、ぬいぐるみを扱う男の子とさして変わらぬ動作だった。

健司の取り巻き達は、悲鳴を上げる響子の脚を、二人がかりで押さえつけてしまった。

浴衣一枚しか、身にまとっていない。

グッと脚をこじ開けていくと、響子のツルツルの秘唇は、あっさりと、昼の光に照らされて丸見えになってしまう。

大きく広げられた剥き出しの股間に、健司と取り巻きと、そして、犬がやってきた。



裕美子の冒険006
風水 9/18(木) 09:57:38 No.20080918095738 削除

 数日後・・・会社帰りに部下と食事をし 駅から乗ったバス 
 偶然にも 山田さんの息子さんと一緒になりました。
 
 彼は まだ私が乗っているのに気がついていない模様
 携帯プレーヤーで音楽を聞いているようです。

 日曜日の妻の検査の事を思い出し、ふと いたずら心が・・・・

 いつものバス停に到着すると うまい具合に降りたのは 私と彼の二人だけ。
 さすがに山田君も私の存在に気がついたようです。

「やぁ 山田さん 学校の帰りかな?」
 私が声を掛けると驚いたように
「や、矢野さん  こ、こんばんは ええっ 学校の帰りです。」
 イヤホンを外しながら答えました。

 覗き事件以来 彼は すれ違っても無言で頭を下げるだけです。 

 私達は並んで会話をしながら家に向かいました。
「君って医学部に行ってるんだってねぇ 優秀なんだね。」
「は、はぁ・・・奥さんから聞いたんですか?」
「ああ 先週の日曜日の話を聞いたんでね」
「・・・・」

「ところで君って 山田なんて言うの?」
「ぼ、ぼくの名前ですか? あんまり好きな名前じゃないんですけど・・・・」
「へっ? 別にいいじゃないの ただ呼びづらいんでね」
「あのぅ僕・・・ふうたろう っていいます。 
  富太郎って書いて ふ う た ろ う ・・・」
「・・・うっ やまだふうたろう か・・・いやいや・・・素晴らしい」
「父親がファンだったらしくて 風太郎の」
「な、なるほど・・・忍者ファンか・・・」

「ところで風太郎くん・・・夕飯は食べたの?」
「ええ 学校でゼミの連中と食べてきましたけど・・・」

「それだったら ちょっと私の家に寄って コーヒーでも飲んでかないかい?」
「はぁ・・・でも・・・以前にご迷惑掛けたし・・・」

「はははっ あんな事気にしてるのかい? 私も妻も気にしてないよ。
 妻が君の病院でお世話になるんだから・・・ちょっと位いいだろ?」
「まぁ・・・少しくらいなら・・・」

 我が家の玄関が近づいてきました 妻は彼を見て どんな顔をするのでしょう?



冷やかな熱 4
紅 9/18(木) 02:04:19 No.20080918020419 削除

 ホテルの部屋に入っても、伊織は長く無言で、私も強いて会話を続けようとはしなかった。それよりも、まるで生娘のようにかたくなで不安げな伊織の様子に、むしろ強い欲望を感じていた。

 シャワーを浴び、浴室から出てくると、先に湯を使った伊織が、柔らかな白のガウンをまとってベッドに座っていた。
 艶々とした洗い髪と、首筋から胸元にかけての白さが煽情的だった。

「あ・・・・・・」

 相変わらずこわばった表情の伊織の隣に座り、横から彼女を抱きしめると、儚げな声が漏れた。


 潤んだ瞳を見つめる。
 ぷくりとした桃色の唇が、待って、と呟くのが見える。

 その言葉が耳に届く前に口づけた。

 伊織は身じろぎし、わずかにもがく。

 唇の感触は冷たかった。

 口吻をつづけたまま、果物の皮を剥くように、私は彼女のガウンを剥いでいった。強くなる抗いにかまわず、むしろ駆り立てられて。

 白いガウンより、さらに白い素肌があらわになった。若々しく張りつめた乳房は豊かで、とても三十後半の身体とは思えない。

 唇を離すと、伊織は力が抜けたように、私の身体に体重を預けてきた。
「恥ずかしい・・・・せめて電気を消して」
 あえぐように息をつきながら、伊織は訴えた。
「綺麗だよ。君の身体をもっと見ていたいんだ」
「いや・・・・・・」
 伊織が首を振る。豊かな洗い髪が鼻をくすぐった。
「綺麗だ―――」
 もう一度、そんな言葉を繰り返しながら、私はゆっくりと彼女をベッドに押し倒していった。

 折れそうな腰回りに比して、女性らしいふくらみを帯びた下半身。
 なめらかな下腹。淡い茂みは卵型をしていた。柔らかな毛の感触を楽しみつつ、私は魅惑的な肢体のあちこちに口吻した。

「う・・・・・う・・・・・」

 鈍く続いていた抗いは、やがて様子を変え、鋭い反応を見せるようになった。伊織は感受性の良い性質のようであった。
「抑えなくていい。ここには僕しかいないんだよ」
 耳元でささやくと、伊織は焦点のぼけた目で、私を見た。
「まっ・・・・・て」
 お願い―――
 苦しげに、けれど鋭く叫ぶ声に、さすがの私も動きを止めた。

 はぁはぁ、とあらい息の音だけがしばし響いた。

 やがて―――

「ごめんなさい」

 伊織は言った。

「・・・・そんなに僕に抱かれるのが厭なのかい?」
「そうではないの。わたし・・・・・こんなことをするの、初めてなの」
 一瞬、耳を疑った。伊織は泣きそうな顔を、しかし羞恥にたえないのか、ぎゅっと横に背けていた。
「そうか・・・・・いや、別に恥ずかしがることはない」
「だから・・・・怖いの。わたし、こんなことしていいのかしら」
 かすかに錯乱したように言った後で、伊織はまた「ごめんなさい」と詫びた。
「こんなときにおかしなことを言っていますね。決してあなたが厭というわけじゃないんです。ただ・・・・・」
「ただ?」
「・・・・・やさしくして。おねがい・・・・」
 そのときの伊織の顔は、舞台の上であれほど妖艶に舞っていた女と同じ女だとは、とても思えなかった。
 私の胸の内に、背筋を貫かれるような興奮と、たまらないような愛しさがこみあげた。

 だから―――私は精一杯、やさしくした。  



桃花源記 115
侍 9/17(水) 19:52:17 No.20080917195217 削除
女を抱きながら寝る。

一度知った甘美な寝心地は、再び失ってしまう恐怖が強くなってしまうのだった。

思い切って、扉を開け放った。

「また、あなたなの」

響子は、ため息にも安堵にも似た言葉を、小さくこぼした。もちろん、陽次郎には、聞こえるはずもない。

この男、ここ数日、連続していた。

何度も身体を重ねれば、女は、いやが上にも、身体が馴染む。

オンナの体を、まるでオモチャのように扱って、何度も身体に注ぎ込んでくるこの男。

深い海の中を感情も見せずに獲物に食らいつくサメのような色をしていたが、かといって、凶暴性、というか、乱暴なところは全くない。

ただひたすらに、女から快感を搾り取り、出し尽くすまで挑んでくるだけだった。

もはや、極彩色の快楽以外、何も未来を考えられなくなった響子だが、やはり健司に責められるより数段ましなのだ。

次第、次第に、来る男の顔ぶれが決まり始めていた。

自分が村人達に飽きられ始めているのを、響子はうすうす察していた。

完全に飽きられれば、自分は、豚の慰み者にされてしまうのだろう。もちろん、その後、夫と二人の運命は決まっている。

だというのに、逃げようとする気力が起きなかった。

男たちに命じられては股を広げ、男たちの股間に従順に口を使う日々が過ぎている。

つかの間の快楽に、身を捧げている瞬間が、一番、シアワセだったのかもしれない。

もはや、何の望みもなかった。

出された食事をし、男たちの慰み者になる。

自分の体をどのように使われようと、その瞬間は、まるで他人の滑稽なパントマイムを見ているかのように感じられる。

そして、灼熱のオーガズムだけを味わいに、その瞬間だけ、心が自分の体に戻っていく。

男たちの汚物を流し込まれ、飲み込まされている「かわいそうな響子ちゃん」に同情しながらも、それはまるで他人のことだった。

だから、刻々と迫る、豚と、あるいは犬との交接も、健司にどのように脅かされようと、現実感など全くない。

ただひたすら許しを請い、怯えてみせるのは、健司がそれを望むのを、女の本能がかぎ取ってそれに合わせているだけに過ぎなかった。

そうしないと、健司はさらに酷薄な仕打ちを次々と仕掛けてくるに決まっているのだ。

ひょっとして、響子の心は、とっくに死んでいたのかもしれない。

だから、入ってくるなり、響子を押し倒した陽次郎が、濡れてもいない女陰に進入してくる瞬間。

背中が痛いから、布団に乗せてほしい、ただ、それだけのことが気になっていた。



冷やかな熱 3
紅 9/16(火) 23:05:43 No.20080916230543 削除

 伊織の出演する舞台を初めて見たのは、その翌週のことだった。

 これでもインテリアの仕事をしているだけあって美術にはそれなりに関心があったが、日舞を見るのは初めてだった。弟子たちの発表の場ということで舞台装置は簡素だったが、独特の美意識に貫かれた音楽と舞いは十分に刺激的で、舞台を見ている間も、これを自分の仕事にどう持ち込めるか、そんなことばかり考えていた。最後に、伊織が出てくるまでは。

 伊織がその日舞ったのは、藤娘という演目だった。日舞の世界では有名らしいが、私は知らなかった。しかし、そんな予備知識などなくても、伊織の舞いが圧倒的なことは素人目にも分かった。

 思うに日本文化とは引き算の美なのだ。建築も、絵画も、無駄を省き、抑制を効かせた美。
 舞台上でしなやかに踊り、舞う伊織には、たしかにそんな美があった。優雅で、哀切。可憐で、艶やかだった。

 舞台が終わり、私は花を持って楽屋に挨拶にいった。
「あ・・・・・」
 華麗な衣装をまとい、白粉を塗った伊織は、私の顔を見て羞恥の表情になり、両手で顔を隠すようにした。
「すばらしい舞台でしたよ」
 何気なさをよそおって言うと、伊織は「ありがとうございます」と頭を下げた。それからちらりと上目づかいに私を見て、
「ここの隣にホテルがあります。少しの間、そこの最上階のバーで待っていただけませんか。皆さんへの挨拶がすんで、化粧を落としたらすぐに向かいますから」
 と、小声で言った。周囲の弟子たちが、好奇の色をにじませて私たちを見ていた。
「分かりました。では、また後で」
 
 一時間後、地味な紫の着物に着替え、化粧も落とした伊織がホテルのバーに姿を現した。
「ごめんなさい。遅くなってしまって」
「いや、こちらこそ忙しい時に申し訳なかった。もう大丈夫だったのですか?」
「はい」
 伊織はカクテルを注文し、私たちは乾杯した。
「先ほども言いましたが、すばらしい舞台でした。日本舞踊があんなに面白いものとは思わなかった」
「そう言っていただけて何よりです」
「お弟子さんもですが、あなたの踊りにはとくに圧倒された。舞台の上のあなたは本当にかがやいて見えました」
 私の言葉に、伊織は曖昧に微笑んだ。嬌羞の表情だった。
「・・・やっぱり恥ずかしいわ。わたしの付き合いは舞踊関係ばかりだから、一般の知り合いの、それも男性の方に見ていただくことはほとんどなかったのです」
 そうして恥ずかしがっている伊織は、先ほどまで舞台で切々と、しかも色っぽく舞っていた女とは別人のようだった。
 しばらく私たちは話をしながら、杯を傾けた。といっても、伊織はあまりいける口ではないようで、また舞台の疲れもあったのだろう、すぐに目元があかくなり、瞳が潤んでいた。

 けれど、私はこのまま今日を終えたくはなかった。

「・・・・あなたが来る前に、僕が何をしていたか、分かりますか?」
「え・・・・」
「このホテルの七階に部屋をとりました」
 潤んだ瞳がわずかに大きくなった。
「今夜はあなたを帰したくない」
 私がささやくと、伊織は動揺したように視線をそらした。酔いが醒めたようにかたくなったその細い手に、私はゆっくりと自分の手を重ねた。
「一緒に来てくれませんか?」
「わたし・・・・・・」
 小さな声で言う伊織は戸惑いを隠さず、うつむいていた。私は重ねた手を離さずにいた。



夫婦模様 21
道明 9/16(火) 22:04:06 No.20080916220406 削除
「慶子、うまくコンタクトはとれたか?」

ウィークディの昼間というのに大沢と慶子は有馬温泉の旅館に来ていた
大沢は、この旅館が気に入っている。
小さいが忍びで利用するには丁度良く、特に金泉の湯のでるお風呂が気に入っている
今も、慶子と二人で入浴し背中を流させている

「はい、言われたととおりに、川沿いの遊歩道で偶然の出会いを装ってお話できました」

「それでどうだった?」

「ええ・・今度、気分転換にドライブをすることに」

「そうか、それでいい・・・ところで彼の印象はどうなんだ。慶子」

「ええ、いい人です。妻思いの優しい、いい人です・・・・」
健吾の顔を思い出しながら慶子は言った

「ふーん・・さあ、前に来てしっかり洗ってくれ」

慶子は手をボディソープでたっぷり塗らすと、大沢の分厚い胸、首筋、腋の下と丁寧に洗い始める
大沢は自分の身体をぬるぬると洗い清める女の柔らかい手の感触を、目を瞑って楽しんでいる
慶子の手は、大沢の鍛えあげられた上半身から下半身に移った
口に何度も咥えさせられ、愉悦に導かれた男根
それを両手で丁寧に洗っていく
太くて大きい・・・・黒く光っている
これで何人の女が啼かされたのだろう・・

「慶子、どうしたんだ・・・これが気になるのか」
大沢は目を開けた
目の前の美女の両肩に手を伸ばし立ち上がった

「そのまま続けろ・・・・今度は後ろも頼む」
慶子は大沢の尻に顔を押し当て、後ろの門を舌で清める
一方、しなやかな右の手は反対側にある男根をゆっくりとしごく
大沢は仁王立ちで再び目を瞑った

「慶子、立って後ろを向け・・・ここで、一発嵌めてやろう」
慶子は壁に手をつき、男を誘うようにお尻を突き出し振り返る
ソープで泡立つ黒光りした怒張が、白い双丘の中心へ吸い込まれる

「あっ、うっ・・・・あっ、あっ・・・・・」
大沢の手は慶子の腰をしっかりと掴み、力強く打ち続ける
慶子は首を振り続け、柔らかい美乳が前後左右に揺れた

「あっ、あっ・・・・ああああぁぁぁ・・」
透き通った女の声が木霊した



裕美子の冒険005
風水 9/16(火) 07:18:51 No.20080916071851 削除

「よし・・入れてあげるから・・・なぁ裕美子・・・」
「えっ・・・なんなのよぅ・・・はやくぅぅぅ」

「次からの検査 どんな内容だったか 帰ってきて俺に詳しく聞かせてな・・・」
「ぁぁぁーん あなたって・・・な、なんでそんなに・・・エッチなんだから・・・」
「いやなの?」
「ぅぅぅ・・わ、分かったわよぅ・・・そ、それより はやくぅぅぅ」

「どれっ・・・うぅ・・きついな・・」
 久々の妻の秘穴は私の一物に絡みつき きつく締め付けてきます。
「裕美子 なんか新鮮だな・・・」
「ぁぁぁ・・・いいよぅぅぅ・・・」

 クリトリスをこね回す妻の左手の動きに合わせ 腰の動きを早めると
「ぁぁぁぁ・・・い、いきそうなの・・・い、いくぅぅぅぅ」
 あっという間に妻は果てました。

 まだ精を放出していない私・・・
 腰を引き 私の一物を ツルン と抜いた妻
「はぁーん もうだめぇぇぇ き、休憩させてぇ」

「なんだ 裕美子 早すぎるよ・・・俺も逝きたいのに・・」
「つ、疲れちゃった・・・なんか凄く感じちゃったの」

「あなたぁ 自分でやっていいよ・・・いつもエッチなビデオ見てしてるんでしょ」
「・・・そういわれてもなぁ・・・」
「もうだめぇ・・・ちょっと寝る・・・」
 あっという間に寝息をたてだす妻

「おい・・・ありゃ ほんとに寝ちゃった・・・こりゃ朝まで起きないわな・・・」

 汗をかいた私はハダカで寝る妻に毛布を被せ シャワーを浴びる事に
「そういやぁ 隣のエロ息子・・・まだうちの風呂覗いているのかなぁ」

 シャワーを浴びながら 少し開けた窓から隣のベランダを伺いましたが 人の気配は感じられません。
「そのうちに隣のバカ息子から 裕美子がどうだったか聞き出すか・・さて どうするかなぁ」
 風呂から上がり ビールを飲みながらそんな事を考えていると 突然睡魔が襲ってきました。

 隣で妻は だらしなく口を開き・・・満足そうな寝息を立てていました。


 翌日から 忙しい日々が続き・・
 山田さんの息子の事も 妻のバイトの事も しばらく私の頭の中から遠ざかっていました。

 ところが数日後・・・





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桃花源記 114
侍 9/16(火) 06:26:26 No.20080916062626 削除
「どうなるの?今度の、御弓様。ホントにするの?」

「そうね、あの人はそのつもりみたい。村長さんも、また押し切ってしまったみたいだもん、強引だものね、あの人、ほんとごめんなさい、いつも」

佳美の声だった。その夫である健司には、いつも、ひどくつらく、しかられるから好きではなかったが、佳美は、違う。

その声を黙って聞いているだけで勃起しそうなほど、陽次郎は好きだった。

勃起しているのがばれて、何度、健司に死ぬほど殴られたのかわからない。

健司怖さに、佳美となるべく話をしないようにしていたが、やっぱり声だけでも聞いていられるのは幸せなのだ。

陽次郎は、ふの抜けた顔つきで、窓の方を向いていた。

「いいのよ、やっぱり、叔父と甥ですもの。頼りにしてるのよ、健司さんのこと。ええ、そうね、うちの人は、このまま大人しく、山に捨ててくればと言っているんだけど。若い人たちが、オレ達にも見せろと言っているっていってから」

澄子の声だった。

陽次郎は、この女も好きだった。

女達の中でも、と言うことは、村中で、一番、陽次郎にやさしい。その夫である村長は、村の男たちの中で唯一、陽次郎をひっぱたかない。

でも、村中の男たちの中で、一番怖いのも、そして、何となく好きなのも村長なのだ。

だから、真澄に早々に追い出されて、まだ出し足りないときなどは、澄子のことを思い浮かべて、一人ですることもよくあった。

だけれど、村長の目の前で、澄子に勃起したりはできない。村長はきっと怒らない気がしたのだが、何となく、怖いのだ。

陽次郎の好きな女の声以外にも、何人かの華やいだ声が響いている。

なんとなく、陽次郎は、その声を聞いていたくて、裏手から近づいた窓の外でしゃがんでしまった。

疲れていたと言うこともあるだろう。

それに、今日の「おやつ」の時間は、もう終わってしまった。

今さら、仕事に戻るのもおっくうだったのだ。この点、怠け者とまで言えないが、陽次郎は身体の欲求に正直な性格だった。

陽次郎には何を離しているのか、ちっとも分からないが、女達の声は、聞いていると、何となくうれしくなっていた。

「いやよ、私。あの時は、まだ出てないけど。すごいんでしょ。豚になんて」

「それが、さ、すごいのよぉ。男達が見たがるのも、ねぇ、無理ないかも……」

「まあ、まるで自分がされてみたいんじゃないのぉ」

「とんでもないわ。あんなこと、普通じゃできないって。あの響子みたいなののおかげで、男達が、満足してくれるなら、少しぐらいがマンしなきゃ」

『きょうこ』という名前を聞いて、陽次郎は、どきりとする。「きょうこ」といえば、毎晩、陽次郎の腕の中で寝ている、あの素晴らしい身体の女の名前じゃないか。

言葉で思い出したのではない。

とっさに、か細い悲鳴のようなオーガズムを告げる声が頭に響いて、同時に素晴らしい胸の柔らかさで思い出していた。

「ま、それにしても、響子さんも、いっそ、これで楽になれるでしょ」

「そうよねえ。あんな風に、足らずに、亭主面されちゃうしねぇ」

「あら、ようちゃん、大っきいのよ。ケンちゃん以上かもって」

「でも、いやよぉ、あんなのになんて」

「ま、ともかく、これでオシマイよ。ウチのなんて、私とあの女のを、見たがるモンだから、この間もよぉ、も、まいっちゃう」

「あらあら、そっちにハマっちゃった?」

「ちょっと、冗談はやめてよ。ま、確かに男にはない味だけどさ」

「ほんに、まんざらじゃなさそうだ」

どっと、笑い声が起きる。笑い声の引ききらぬうちに、また、女の誰かがぽつりと言った言葉が陽次郎の耳に入ってくる。

「でも、御弓様が終われば…… これで、響子さんとも、さようならね」

『さようなら?』

さようなら…… さようなら……

その時、陽次郎のおぼろげな頭の中で、女の顔が浮かんでいた。

昔、ほんの少しの間だけ、今のように、毎晩、抱いたまま寝られた、あの女。

御弓様のあの晩に、そう、今日のように、祭りのごちそうを思い浮かべた次の晩から、不意に消えてしまった、

それ以来、陽次郎は、ずっと一人で寝てきたのだ。

寒々とした風が吹き抜けていく気がした。

あの女が『さようなら』なんて。

陽次郎にも、女達のしゃべることが、やっと理解できたのだ。

御弓様が終われば……

『きょうこが、また、いなくなってしまう』

陽次郎は、誰にも知られぬままに、村へと戻る道のりを歩き始めていた。



夫婦模様 20
道明 9/15(月) 21:15:32 No.20080915211532 削除
 食事が終わり、純子と慶子が珈琲の用意をしている
 大沢と健吾はリビングでくつろいでいる

「あの、会長さん」

「はい」

「中沢さんてほんとにお綺麗な方ですね。でも、どこか寂しそうな雰囲気が・・」

「ええ、わかりますか?実は彼女のご主人は交通事故で脳死状態で・・彼女が一家を支えているので私も応援しているんですが・・・」

「そう、そうなんですか・・・」

「本人の前ではそのことは言わないで下さい。落ち込みますから・・それで、元気づけようと呼んだのです。あなたのご家庭は元気があるから・・・」

「とんでもない、私なんか、お話できないようなことで調子を崩してしまって・・ほんとに情けない」

「なにを仰います。慶子さんとお知り合いになったのですから、あなたも彼女を助けてやってください。話し相手になるだけでもいいですから」

「ええ、彼女が嫌でなければ、私も元気を出さないと純子に心配をかけますし・・」

「そうですよ。健吾君。純子さんは本当に頑張っています。あなたにも気分転換が必要。後で彼女の携帯の番号をお教えします。時間があったら話し相手になってやってください」

「ええ、わかりました」
二人は台所で楽しそうに会話している純子と慶子の方に目を向けた。
健吾は慶子を・・・大沢は純子を見つめていた



桃花源記 113
侍 9/15(月) 00:23:40 No.20080915002340 削除
足らずの陽次郎は、このところご機嫌だった。

ここ数日、あの女と毎晩過ごしているのだ。

おまけに、明日は秋の祭り。「おゆみさま」の日だ。

離れに住む陽次郎にも、うれしい日だった。

宴会の「お流れ」で、この日ばかりは、ごちそうが食べ放題なのだ。

ごちそうが、と言っても、普段だって量こそ決められているが、決して粗食というわけではない。

むしろ、普段の陽次郎の食事と言えば、自家製味噌の味噌汁。それも、山菜もキノコも入った今時の料亭でもなかなか出てこないような極上の味。

母屋で手作りした香の物は、毎日食べても飽きのこないしっかりした歯触りと味。

おまけに朝食には、昨日の母屋の残り物が、必ず添えられたから、都会のコンビニ暮らしの若者など、比較にならぬほど、上質だったろう。

もっとも、雪に閉じ込められれば、真っ先に食事を切り詰められる。

時には、一週間の食事が、毎食インスタントラーメンになることもあったが、この味は大好きだったから、苦にならないどころか、毎日、ラーメンでも満足なくらいだった。

しかし、陽次郎の好きなモノを聞いてくれるわけでもないし、飯も、汁も一杯限りだ。

お代わりを頼もうにも、離れには、聞いてくれる者はいないし、母屋に行くことは禁じられていた。

その点、正月には、餅を食べたい数だけ出してもらえたし、ちゃんと陽次郎専用のお重が渡される。好き放題に食べても、誰にも怒られないのだ。

夏の祭には、普段は絶対に飲ませてもらえない「酒」が振る舞われる。

陽次郎も、この村の男である以上、しきたり通りに御輿を担ぐ権利があるからだ。

御輿を担げば、休憩ごとに、振る舞い酒も、つまみも飲み放題、食べ放題だった。

もっとも、普段は飲めぬ酒を意地汚く飲むせいで、とても、御輿の最後までは保たない。しかし、村人は、そのあたりは寛大だった。

できの悪い兄を持ってしまった弟も、冷ややかな目を逸らして、黙って見ぬふりをした。

古き日本のしきたりでは、酒の上での失敗は、誰であれ許されるのだ。

というわけで、少年の日、初めて御輿に参加して以来、神社に戻る御輿の姿を見たことがない。

ベロンベロンに酔っぱらった陽次郎は、祭りの翌朝、道の真ん中か、畑の中で、体中を蚊に刺されながら、頭痛を抱えて眼を覚ますのが毎年のことだった。

数もわからず、暦も読めないが、正月と本祭り、そして「御弓様」。年に三度だけある「お楽しみ」だけは、身体が覚えていた。

豚小屋も牛小屋も、忙しく掃除させられて、餅をつくかけ声を聞けば、間もなく、正月の「おごっそが食べられる日」。

暑い中を働いて、お月様がまん丸になれば、御輿を担ぐ。「酒が飲める日」

そして、汗をかきかき、腰が伸ばせぬほど痛む、稲の刈り入れ。
それが終わる頃、月がまん丸になって、そしてミカンの房の形になれば、年に一度の「おゆみさま」。

それは明日だった。

稲を刈ったり、干したりするのは、嫌いな仕事ではない。束を一生懸命抱えて、干し場に持って行けば、それなりに褒めてもらえる。

おまけに仕事の合間には、女達の作った、ぼた餅だの、あんパンだの、ちゃんと手で結んだきなこの握り飯だのと、甘いものをみんなと同じに、たんともらえたのだ。

『おわりだぁ』

陽次郎の目にも、わら束の残りがあと少しだと言うことくらいはわかる。もうすぐ終わりだということくらいは、わかった。

上機嫌で残り少なくなったワラ束に手を突っ込んだ時だった。

「いたっ!」

陽次郎は、思わず、薬指を口にくわえていた。

「ははあ、切ったな、陽次郎」

「間抜けめ、やっぱり足らずじゃ。稲っこに、オメの、血ぃつけやがったら、食えなくなるが!」

とっさに、すぐ横の若者が叫んだので、指揮する大人にも聞こえたようだった。

「よう!ひどく切ったか?どれ?ああ、これはいかんな。たいしたことはないが、ワラで切った傷は、血が止まりにくい。よう!わかるか?小屋の所だ」

一瞬、陽次郎は、どうしたらいいのか理解できない。

「小屋へ行けって。よう!小屋へ行って、なんか巻いてもらえ」

ほうけた表情で、ポタっと落ちる小さな血を見て、慌てて、指をしゃぶるのだ。

「よう!わかるか?いけ、あっちだ!女達に、その指を見せろ!」

「あ〜い」

どこまで分かったのかは、分からなかったが、とりあえず、たいした傷ではないし、作業も終盤だった。

「足らず」の手が無くても、十分だったから、指揮役は、陽次郎がその後どうしたのか、そのまま忘れてしまった。



裕美子の冒険004
風水 9/14(日) 13:17:28 No.20080914131728 削除

 妻の下着に手を差し込むと 陰裂はすでに濡れそぼっています。
「裕美子 濡れてるよ・・・」
「あーん だってぇ・・・次から婦人科の検査始まるのよ・・・」

「検査って全員一緒に受けるの?」
「ううーん 順番によ・・・心電図の時だけは4つのベッドに並んで受けたけど・・・
 内科検診とか身長・体重なんかは順番・・・でもすぐ後ろで待ってるから他の人の診察も見えちゃうの」
「ほ〜」
「若い人から年齢順だったから 最初聴診器で診られた時・・若い女の子 真っ赤になってた・・・」
「そりゃ 同年代の男がたくさん居る前で胸出すんだからなぁ・・・裕美子は大丈夫だったの?」
「そりゃ私だって恥ずかしかったわよ・・・山田さんの息子さんは居るし・・・」

「婦人科検診の時 濡れない様にしろよな・・・」
「・・・うん・・・なんかしたくなっちゃった・・・」

 妻は私のトランクスを降ろし 一物に舌を這わせています。
「ところで教授って 年輩なの?」
「うーん 60位かな?」
「いい商売だな・・・」

 しばらく一物で舌の感触を味わったあと 妻の下着を脱がすと そこは透明な密が溢れだしています。
「裕美子 すっげ〜濡れ方だな・・・」
「・・・し、しばらくしてなかったから・・・ぁん・・・」

「山田さんの倅・・・以前から裕美子の入浴覗いたり・・・おまえに興味あったんだろうな」
「ぁん・・山田さんね 目が凄く いやらしかった・・・ぁぁぁ・・」
「次の検査では 裕美子のここ 山田さんに診られちゃうんだ・・・」
「あーん・・・どうしょう・・・」
「もしかして 指とか入れられちゃったりして・・・」
「ぁぁぁ・・・そ、そんなぁ・・・あなたぁ クリちゃん舐めてぇぇぇぇ」

「大学生なんて婦人科の診察で ちんちん反応しちゃうんだろうなぁ・・・」
「そ、そんな事って・・・だ、たって勉強なのよぅ・・・」

「女子大生も居るって言ったね・・・」
「えっ えぇ・・ぁぁぁ クリちゃんいいよぅぅ・・・」
「俺は女子大生の反応の方が気になるなぁ・・・」
「ぁぁぁ・・・も、もう 入れてよぅ・・・」

 久々に妻の性欲に火がついたようで さかんに腰を振っています。



桃花源記 112
侍 9/14(日) 06:54:44 No.20080914065444 削除
『村長になれば、この村の財産が使い放題だからな。町に降りて好きな女を連れてきてもよし、好きな奴隷を作り放題か、いや、そんなちっぽけなこと……』

何も、楽しみはそればかりではないが、健司は、この閉鎖的な村の中だけで人生を終わるのはまっぴらだった。

しかし、今のところ、村の「大人」にも入れない以上、手も足も出なかった。

『おれをなして、大人に入れね』

健司は、なぜか、自分を「大人」の一人に選ばない村長を憎んでいた。

『本来は、俺が村長になるはずだったんだ』

女の子ばかり生まれるこの村で、村長の家系だけは、なぜか男の子が生まれやすい。

大昔から、村長の家系に男の子が生まれれば、その子が後を継いできた。

神社の古文書をたどれば、大陸から渡ってきた一族にまでさかのぼって「万世一系」となる。

健司は、村長の兄の息子であり、前村長の年がいってからの「愛息」だった。

だから、本来、健司こそが村長を継ぐはずだった。

しかし、前村長が亡くなったとき、前村長の子供たちで唯一、村長を継げそうな健司は、まだ幼な過ぎた。

おまけに、年の離れた前村長の弟は、沈着冷静、聡明な判断力、おまけに人望抜群で、誰がみても村長にふさわしかったのだ。

大人たちの話し合いの結果、結局、弟が跡を継ぐことになったのだ、と教えられたのがまだ筆下ろしもすんでいない頃だった。

それ以来、健司の欲求が鬱屈したのかもしれない。

ことあるごとに村長の向こうを張ってきた。

村長も、健司に対して思うところがあるのだろう。それをたしなめることを控えてきたのが実情だった。

人は、現実に不満を持ったとき、甘えと増長の論理が、暴走することがある。

今の健司がそれだった。

『いつか、それも、できる限り早く、オレがなってやる』

そのためには「兵隊」が必要だった。健司の手足となって、汚いことまで手を染めて平気な兵隊が。

誰も入れぬはずの村への道を、ときどき、こうやって開け放っては、旅人を誘い込んでいるのも、取り巻きへの餌だった。

この退屈な村を覆い尽くす、不思議な結界。

自分が出入りするならともかく、見知らぬ人間が迷い込んでくる「穴」をわざと開ける力は、村長の一族だけが持っているのだ。

もちろん、気にくわない「迷い人」は、村長の耳に入る前に、葬り去る。

簡単だ。

相手が車なら、帰り道だと教えるふりをして、崖につながるカーブを道路に見せかけてしまえばいい。

先の見えぬカーブでガードレールを宙に出しておけば、100%、そのまま落ちていった。

「奴隷」を狩るなら、直線の先を木で塞いで、ガードレールを渡しておくだけで、かってに、自分でカーブを切って、自爆していく。

仮に、それで相手が死んでも、それまでのことだ。健司にとっては、楽しい「遊び」に過ぎない。

徒歩なら、この深い山に張り巡らされた結界を抜けることは不可能だろう。

一歩一歩、村から遠くに歩くにつれ、道を変えろという不思議な力が働いて、まっすぐにこの村から出ることなどできはしない。

村に戻れず、結界から出られねば、深い山の中で衰弱死していくしかない。

村を囲む山々には、太古からの幾多の亡骸が眠っているはずだ。それを少しくらい増やしても、健司の心は少しも痛まなかったのだ。

『獲物は、そのうちまた手に入るだろ、まあ、これだけの上物は、なかなか手に入らないが……』

わずかなMの資質を見せつつも、体が快楽に浸るのを賢明に拒もうとしてきた、人妻。何度、犯されても、どこかしらに崩れきれない育ちの良さのようなものがあった。

そんな人妻に、今時なかなか、手に入らないかもしれないという、わずかな未練を残している。

『ま、今度の「獲物」も、そろそろ、心が飛んだしな。近頃じゃ、人形同然だかんなぁ』

こうなっては、面白みも、あまり残ってはいなかった。

『決めた』

健司は、内心の葛藤を少しも見せずににやりと笑った。

「よし、こんどの御弓様の時に、また、ショーだな」

きっぱりと言い切る健司に、取り巻きたちはおう、っと小さな歓声を上げた。

単なるセックスには食傷気味の男たちにも、滅多にみられない「ショー」は、やはり、楽しみだったのだろう。

男たちの小さな歓声を、知らぬげに、陽次郎は4つめのあんこ餅を飲み込んで、冷めかけた茶を、ゴクリと口に含んでいた。



夫婦模様 19
道明 9/14(日) 01:49:08 No.20080914014908 削除
夕方の6時、大沢の家のチャイムが鳴る

「御免下さい、藤沢です」

「どうぞ、入ってください」
インターフォンからは若い女性の澄んだ声が応えた

ドアーを開けて玄関に入ると、エプロン姿の清楚な美人が出迎えた
その女性を見て、健吾の目は釘付けになった
ベージュのミニのワンピースから伸びる白い両脚
ストッキングはしていない、生の透き通るような白い足
そして、物憂げな表情だがエキゾチックな顔立ち
そう中沢慶子が出迎えたのだ

「やぁ、いらっしゃい」
大沢が奥から顔をだした

「おや?健吾さん、純子さんから元気がないと聞いていたんだが・・そうでもないみたいだなあ・・・目がしっかりしている・・」

妻の純子が健吾の腕を引っ張る
「えっ!、はあ、いえ・・大沢会長さんには妻がお世話になって有難うございます」

「まあまあ、そんなことより、そう・・ご紹介します」
大沢は親しげに、慶子の肩に手を置いた

「この方は、中沢慶子さんだ、綺麗な方でしょう。今、私の焼肉店を手伝っていただいてまして、小学校のPTAの会長もされたんですよ」

「はじめまして、藤沢です。横にいるのが妻の純子、そして娘の由佳です」

「まあ、とにかく上がって上がって、内のやつは業界の急な会合で出かけましたが、料理は慶子さんが用意してくれました・・」

慶子のつくった料理が並ぶテーブルを大沢、慶子と腰を掛け、対面に健吾、由佳、純子が席についている

「さあ、乾杯だ!健吾君、無事に帰国おめでとう!」

「有難うございます」
純子は嬉しかった。夫の健吾の様子がいつになく元気だからだ

「会長さん、今夜もご馳走になって有難うございます。夫もこんなに・・」

「いいんですよ。いいんですよ。みんなが元気になれば」



桃花源記 111
侍 9/13(土) 17:55:22 No.20080913175522 削除
山間の村に、早くも秋風が吹き始めていた。

「そろそろか」

「んだな。もう、かけらもね」

すっかり、響子の顔から、あらがいが消えたということだ。

この村の大部分の男達は、女に不自由をしているわけではない。ごく普通のセックスから、アブノーマルなものまで、女と合意できることなら何でもできる。

ただ一つ、オモチャのように心を支配していく「遊び」だけは、そうそう誰にでもできるものではない。

だからこそ、奴隷は貴重だった。

逆を言えば、一向に孕みもしない女が、心までも奴隷に落ちきってしまえば、それほど面白いものではないのだ。

わずかに残った尊厳を、思うがままに支配して、踏みにじる楽しみがなければ、どんなに、美しい人妻であっても、2度か、3度、抱けば飽きてしまうものだ。

村の大部分の男達にとって、普通のセックスそのものは、食傷気味と言って良い。

調教の時間と合わせれば、大半の男達は既に、何度も響子を犯していた。そして、響子は一向に妊娠する気配はなかったのだ。

もはや、響子に興味を持っている男は数少ないのかもしれない。

秋とはいえ、ヤブ蚊や、蜂が飛んでくるといけない。山側に、たき火をおいて、煙でいぶしながら農作業をする。

一休みしている男たちは、自然と女の話題になっていた。

落ち穂を、たき火に放り込みながら、男がにやついた。

「足らずが、だいぶお気に入りだそうだな」

向こうの方で、無心にあんこ餅をほおばっている陽次郎は、木の根っこに腰掛けていた。

「ああ、あやつ、他のオンナは真澄しかいねからなぁ」

男達は、低い声で笑った。

「真澄もなあ、たまには使ってやろうと思うけっど、なかなか、なあ」

「オメとこのカカは、ホント、搾り取るからな」

「そうなんだよ。あれなら、陽次郎でも使いたくなる」

「よせよせ、あやつ、持ち物だけは立派だぞ」

「なんて言っても、血はあらそ……」

言いかけて、急に口をつぐんだ男は、あわてて、お愛想のような笑いで続きをごまかした。

ほかの男たちも、あわせるように笑った。

遠くの「女小屋」で、女たちが、茶を入れるタイミングをはかりつつ、茶飲み話で揺れていた。

もちろん、陽次郎はどちらにも無関心だ。

旺盛な食欲で、あんこ餅を平らげていく。

「ま、真澄はともかく、このまま、子ぉができねようなら、やはり、始末するっか」

「子ぉができても、足らずの子では、困っからぁ」

健司が自ら、そう言うと、男たちはほっとしたように笑い出す。

もっともだ、という冷笑と悪意が、相半ばしていた。

それほど、陽次郎は入れあげていたのだ。

もはや、響子の心は壊れていた。

一向に妊娠の気配がない以上、これ以上、響子を抱くことを望まない男も多くなっていた。

そうなれば、後は、希望する者の数の問題だ。

響子は、この村にいないタイプの美人だったし、十分に若く、スタイルも良い。

おまけに、どうやら、メサライダケとの相性も良いらしい。すこぶる、逝きやすい体質になってしまったのだ。

だから、まだ、そこそこの「需要」はあったが、しょせん、男の少ないこの村では、奴隷の新鮮みが失われれば、置いておくうまみは少なくなる。

一通りの順番が回れば、後は、世話役の婆の所に名乗ったものだけが響子を抱くことになる。

昼間の退屈しのぎと、ちょっと、すっきりしたい時、トイレ代わりのように使う男は、まだまだ多かったが、一晩、響子と過ごしたいと希望する男は、めっきり減っていた。

おそらく、後、一月足らずの内に、足らずの陽次郎だけが毎晩のように通ってくるようになるだけだろう。

男達は、チラリと健司の様子をうかがった。

男達は、健司こそは、村のオンナ相手にでは、できない「嗜虐の趣味」を満足させるために、「奴隷」を必要とすることを知っていたのだ。

かといって、それだけのために、いつまでも異分子を置いて良いはずもない。

健司としても、多少は残念ではあったが、背に腹は代えられない。

この程度の趣味を満足させるためだけで、もうすぐ手にするはずの立場で必要な取り巻きの人気を危うくするのは、ばかばかしすぎたのだ。





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夫婦模様 18
道明 9/13(土) 06:48:31 No.20080913064831 削除
今年の夏は暑い
健吾は中東から一時帰国し我家に戻った。
しかし、出発の時の元気はなく会社からは暫く自宅で鋭気を養うよう言われた。
医者は軽いうつ症状と診断したのだ。

しかし純子は自治会の盆踊り大会の準備に追われ、今日も大沢の自宅で細部の打ち合わせをしていた
「純子さん、これで盆踊りの準備は大方できたね」

「はい、有難うございます。会長さんのご指導のお陰です」
純子の声に張りがない。表情も疲れが見える
大沢の目は、美人の疲れた表情もいいものだと言っている

「どうしたの?今が大事な時なのに、何だか元気がないなぁ」

「えっ!はあ・・」

「どうしたの?私にできることなら何でもお手伝いするよ」

「ええ・・主人が少し元気がなくて・・・」
と言って、俯いた純子の白い襟足が見える

「ああ、ご主人が戻ってこられたと聞いてましたが・・・元気がない?」

「はい・・」

「それは心配だ。そうだ、私の家で帰国のお祝いをしよう。任しなさい。元気がないぐらい直ぐに吹っ飛びますよ」

「そうでしょうか?」
美人のすがる様な風情がまたいい・・

「任しなさいって。最近の医学ではあのうつ病でもいい薬ができて必ず治るというじゃないですか。心配しないで」

大沢は、手を伸ばし純子を労わるように肩を優しく抱いた
純子は頼りになる自治会長の大沢の言葉に元気づけられていた



桃花源記 110
侍 9/12(金) 21:28:45 No.20080912212845 削除

これ以上ないほどの惨めなオーガズムのはずだった。

けれども、長らく「オアズケ」になっていたせいか、はたまた、心の掛け金が壊れたせいなのか、途方もないほどの快感が訪れてしまった。

冷めてみれば、その快感が大きいほど、さらに心が苦しむのはわかっていた。けれど、それを拒否する方法など響子にはなかったのだ。

ぐったりと身を投げ出した響子は、とろりと、健司の精子が流れ出すのをかまう余裕もなく、秘所すら覆う気力がない。

快感をむさぼった、と言うより、快感にむさぼり尽くされた響子の体と心だったのだろう。

さんざんに、響子に惨めな快楽を教え込んだ後も、健司の嗜虐は止まらない。

「うっ」

思わず、小さなうめきが洩れる。

足を投げ出して座る健司が、響子の乳房にドサリと重たい足を載せていた。踵に、乳房の形が歪む。

痛みとも苦しさとも、快感とも付かないどろりとしたモノが、響子の身体に重くのしかかっていた。

そんなことを意に介さない健司。まるで、秋の実り具合をしゃべるかのような口調で、響子に、しゃべり始める。

「最初は、ま、顔見せだかんな。掟通り、みなで一通りは、おめを好きなようにして、その後、オメを使いたいヤツがいたら、その間は飼ってやる。飽きて、誰もオメを相手しなくなったら、そん時は、まあ、宴会の出し物にでも使ってやる」

『宴会?』

口に出さなかったが、微かな疑問符の表情に気づいたのだろう。ニヤリと健司は笑った。

「村の宴会の出し物よ」

にたりと笑ってから、続ける健司。

「覚悟してっはずだなあ。言ったらあ?逃げたら、豚にやらすか、犬がいいかってな。豚のは長げっぞ。犬のは、先が膨らんでいるからな。なかなか抜けん。こいつらにやられると、たいていのオンナはよがり狂う」

全ての気力が抜けてしまったはずの響子の顔が、わずかに歪む。その、悲しげな眼には、明らかな怯えが入っている。

その怯えた表情を健司は十分に楽しんでいた。

「豚とオンナをつがわすにはな、ちょっとしたコツがあるが、喜んでオメを雌豚と勘違いして、突っ込んでくるって。おっと、勘違いじゃなくもう、メス豚ではあるけどな」

とんでもないことを、こともなげに言う健司に、心が枯れかけているはずの響子も、小さく悲鳴をあげて、それだけは、口にせずにはいられない。

「豚のチ○ボはな、とってもクセぇんだよ。肉にする時も、これだけは別にすらぁ。注意しねぇと、どうやっても食えなくなるほどクセぇんだかんよ。そんなクセぇチ○ボを突っ込まれたオ○○コなんて、誰も使わねえだろうなあ」

「お許しを……」

そんなことをされたら、最後に残っているはずの、人間としての尊厳も誇りも、なくなってしまうではないか。

「いんや、案外、良いモンだぞ。犬でも豚でも、人間より、たっぷりと時間をかけて、激しく動くからな。ドスケベのおめえだったら、派手によがりそうだな」

嗜虐の表情のままで、響子を見下ろしていた。

かかとでぐりぐりと乳房をえぐるように動かすと、猛烈に痛みが出る。しかし、痛みすら、既に、遠い感覚になっている気がしていた。

自分が、人以下のなにものかになりかかっている。

そんなおびえが、響子の心に取り憑いていた。

それを、嬉しげに見下す、健司の目。

まるで、虫を捕まえた子どもが、羽根、脚、と一つずつバラバラにしていくのを楽しんでいる、そんな目つきだった。



夫婦模様 17
道明 9/12(金) 11:40:04 No.20080912114004 削除
慶子は自らの愛液で濡れた大沢の怒張を清めている
精を放出した怒張の先端から強い栗の匂いが漂っている
この匂いに慶子の脳の感覚が痺れる

「慶子、お前・・・」
俯くと小ぶりとはいえ形良く垂れた美乳を手で甚振っている

「お前、旦那を毎日見舞っているそうじゃないか。お前の自治会の会長が、夫思いのいい奥さんだと言っていたぞ。だが、お前の旦那はもう・・」

「言わないで!いや、いや」

「続けるんだ!口を休めるな!」
再び硬さを取り戻しだした怒張を美女の口に無理やり押し込む

「うむ・・・」

「慶子、旦那とは大恋愛の末の結婚だったそうだな。でも今の状態じゃ・・旦那を楽にしてやれ・・・そして、お前も再出発したらどうだ。この肢体と美貌だ。子持ちであっても男がほってはおかない」

「はぁ、うむ・・・」
完全に復活した怒張を美女の口から引き出し、大沢は慶子の後ろに回った
慶子を鏡の前の机に手をつかせ、立ったまま後ろから貫く

「あっあああ・・」
快感に痺れる美女の顔が鏡に写る
その表情を見つめながら、浅く深くゆっくりと結合を深めていく

「そのうち俺がいい男を紹介してやる」

「あっあっあっ・・」

「いいか慶子!幸せをがむしゃらに追求するんだ。世間のことは考えるな。自分のことを大事にしろ。人生は一度きりだ、そうしろ・・・・」

「あっ、また、また・・・もう、逝くう・・・」



裕美子の冒険003
風水 9/12(金) 09:17:26 No.20080912091726 削除

 妻は珍しく横になっている私にくっついてきました。

 片手で私の腕や胸をさすりながら
「今日行った大学病院・・・隣の山田さんの息子さん 彼の学校だったの・・・」
「ほ〜隣のボウズ 医者のタマゴだったんだ」
「でも・・・それが?」

「うーん・・・今日のバイトね 私にはちょっとキツイかも・・・」

「そんなにハードだったの?」
「ううーん 肉体的にはそんなにハードじゃなかったんだけど・・・精神的にね」
「精神的に? どういう事?」
「・・・うーん とりあえず今日は初日なんで普通の健康診断だったんだけどね・・・」

「健康診断なら何も大変な事ないんじゃ無いの?」
「・・・そうなんだけど・・・」

「だってぇ・・・検査とかするの教授なんだけど・・・」
「だけど?」
「教授の他に助手が一人と・・・学生が10人位一緒なのよ・・・」

 冷静に考えれば大学病院では普通の事なのでしょうが 
 私は驚き・・そして 唾を飲み込む音が妻に聞こえないように祈りました。
「学生も一緒なんだ・・・当然男子学生か・・・もしかしてそこで山田さんの倅と?」

 妻は片手でTシャツの上から私の乳首廻りを触りながら
「そうなのよぅ・・女子学生も一人いたけど・・・
 ムームーみたいな検査着だったんだけど 下はすっぽんぽんなのよ・・・」

「・・・あそこも見られちゃったのかい?」
「ううん 今日は婦人科検診は無かったから・・・
 でも胸は普通に広げて検診したし・・・心電図の時は陰毛も少し見られたと思う」

「男子学生だったら視線が集中しそうだな・・・」
「うん 特に心電図の時は男子学生の目が・・・なんかいやらしくって」

「これから婦人科検診とかなったら・・・どうしよう」
「しょうがないじゃない・・・引き受けちゃったんだから・・・
 それに 裕美子一人じゃないんだろ」

「うん私の他に三人・・・一人は50前のおしとやかな奥さん 私とその奥さんは出産経験有りで
 他に出産未経験が二人 20代前半の独身の人と30位の主婦・・・」
「ほぅ・・・」
「その独身の子・・凄くカワイイの・・彼女の時は・・特に学生の視線が・・・なんか・・・」
「・・・そりゃそうだろ・・・」

「あなた・・・こんなに大きくなってる 想像してるのね・・・」
「ああ・・・俺も立ち会いたいよ・・・」
 いつのまにか 妻の手はトランクスの上から 大きくなった一物を確かめるようにゆっくりと動いています。



桃花源記 109
侍 9/11(木) 20:46:43 No.20080911204643 削除
「ああ、だめぇ、あううう」

ついさっきまで惨めな「オアズケ」をくっていた身体は、響子の胎内に異様な快感を生み出していた。

夫に手を握られながら、他人に怒張を突き入れられるコトなど、普通の人妻なら考えたことも、いや、そんなことがあることすら考えるはずもない。

そのあり得ないセックスを、響子は受け入れていた。いや、拒否することなどできるわけがなかった。

身体の中が白い光で満たされている気がした。

「あぐぅ!」

眼の奥で、火花が散っている。

その身を焦がすような、甘やかな電流だった。

夫の温かい手が、ともすると、響子の意識から飛びそうになる。

グッと健司が、腰を突き入れた。

「ああ!  ああう!」

甲高い悲鳴のような嗚咽が、立て続けに放たれる。

「おら、おら、おら、お手々の方がお留守だよ。俺はオメのマ○コを使うだけだからな。安心して、旦那と手を握りあってていいぞ。う〜ん、なんて寛大なんだ。俺はよ。感謝しろよ。うら、うら、うら、感謝の言葉は?うら、どうしたあ」

にやにやとしながら、一気に追い上げていく。

「ひぃ、ああ、だめ、ああ、そんなあ」

「ほれ、感謝の言葉だろ」

一転して、大きくゆっくりとした動きに、ようやく、息つく余裕が与えられるが、頂上が見えたエスカレーターのように、確実にオーガズムが兆していた。

「ほれ、感謝の言葉は」

「あう、あり、うう、あう、がとう、ございますぅ、はうう、あう、だめぇ、あう、い、いくう!」

瞬間、手をもぎ離そうとする響子の手と沢木の手が、絡み合う。

つかの間、ぎゅうっと握りしめたはずの妻の手は、するりと抜けてしまった。

沢木の目の前で、妻の細くしなやかな手は、浅黒い男の背中に回され、力一杯抱きしめていた。

自分以外の男の背中をグッと抱きしめながら、目の前の妻の白い顔から、恥ずかし下もないオーガズムを告げる嬌声が、立て続けに放たれる。

二度、三度。

妻の腰が、上に乗った男の腰を突き上げる。

忘我の境地を示すかのように、目を閉じたままの響子の顔は、口を大きく開けたままだ。

そのくせ、呼吸もできずに、会館の渦の中にいるのがありありと伝わってきた。

『響子……』

つかの間の静寂。

何かが終わってしまった気がした。

沢木の心に、妻への熱い思いと冷え冷えとした何者かが兆していた。

決して、妻への思いがさめたのではない。

あるいは、それは、沢木の人としてのプライドや、温かい心なのかもしれない。

沢木は、するりと妻の手が離れたあの瞬間の感触を、胸の奥で反芻し続けていた。

「あうう、いやあ!」

まだ、健司は放っていなかった。

ゆっくりと律動を再開すると、死んだように動かなかった響子の口から、悲鳴のような嬌声がたちまち噴きこぼれる。

衰えぬ怒張が挿入されたままの女体は、登り詰めたところから降りることを許されないのだ。

「ああ!いやあ」

甘えたような、悲鳴が響く。

あっさりと抜いた、太々とした怒張からは、湯気が立ち上らんばかりで、びっしりと白い膜のようになった響子の秘液がへばりついていた。

女体の悦楽の深さを物語っている。

響子は、高まってきた快感を、抜き去られて、どうにもこらえようがない風情だった。

「ほれ、今度はこっちだ」

ごろりと仰向けになると、怒張だけが高々と突き立っていた。

「ほれ、来ぉ」

ニヤリと笑う健司の勢いに飲まれたのか、あるいは、高まりかけた快感に、怒張の誘惑が余りに強かったのか。

ふらふらと、響子は、健司に近づいてしまう。

沢木は、夫を振り返りもせずに、怒張にまたがって、一気に我が身を串刺しにしていく妻の白い背中を、瞬きもせずに見つめていた。



悪夢 その118
ハジ 9/11(木) 06:17:29 No.20080911061729 削除
 
 トシキがすぐにそこを離れなかったのには理由がある。
 自分にとって聖域ともいえるその場所でふたりの怪人によって、交わされた忌まわしい会話の数々―――そのほとんどがトシキにとって最愛の女性の話だった。彼らはまるで共通の知人とでもいうような気安さで姉のことを話しつづけた。本当なら、すぐにでもその場を立ち去って耳を塞いでしまいたかった。

 額が熱い―――風邪をひいたように頭が痛む。ふらふらとした足取りでベンチに近づくと、倒れるように座り込んでいた。
 木製のベンチは硬く冷たい。この場所に羽生が座り、男が隣にいた。

 ふたりの話を反芻する。
 ありえない―――そう思う一方で、諦めに近い感情がすでにあった。

 母親のときと同じだ。

 限りない優しさと強さ―――彼女たちに対するイメージには重なるものがある。理知的な姉のそれが高潔で痛いほど尖ったものだとすれば、母のそれは人生経験からくる深みのせいか、幾分柔軟であったかもしれない。今考えれば、の話だ―――羽生の前で腰砕けになる母の姿を何度もみていた。そのときの彼女には弱さばかりが目についた。そのせいで、母に向ける目が少々厳しくなったようにも感じる。しかし、母は優しさや柔らかさの中にも、ときにトシキを戸惑わせるほど激しいものも秘めていた。
 その激しさこそが「女」であることにトシキは気づいていたのかもしれない。そして当然のことながら、姉にもそれはあるのだ。そのこと自身がやがて彼女たちの弱みになっていくことも。

 一見、地味で冴えない男―――羽生にはその部分を揺さぶるなにかがあるのかもしれない。女を狂わせるなにかが―――

 本当は羽生のことなど考えたくはない。母のことだって、もう、どうでもいいのだ。
 だが、そうでもして姉のことを頭から締め出しておかないと、冷静さを保てなくなっていた。からだ中が姉に対する想いで充満していて、頭皮からそれは叫びとなって溢れ出してくる。
 いま彼女に会えば、正気でいられるかわからない。姉に“会わないために“”トシキはここに残ったのだった。

 漠然とそんなことを考えていたトシキの鼻をある匂いがついた。
 幼いころの一場面を思い出す。それは子供たちだけで囲んだ焚き火―――トシキは熱心に枯れ木のあいだで爆ぜる炎をみていた。時折あたりを漂う煙に軽く咽ながら。
 根来と名乗った老人のいた場所から、なぜかその匂いがした。
 
 その根来という男の言うところによると、羽生と姉は仲良く連れ立って、ここまで来たらしい。帰るときも当然一緒だろう。トシキが厄介になっている叔父夫婦から、彼女が一泊するという話は聞いていない。
 ならば、ここに留まってやりすごせばいい。

 今頃、羽生は姉を迎えにいっているだろう。姉は弟の不在を不審がっているかもしれない。
 それでいい―――ふたりの秘密の場所で自分をみつけてほしい―――そんな想いはとうに消し飛んでいた。

わかっていたはずなのに。

 微かな期待はあったのだろう。なぜ、逃げるのなら他の場所にしなかったのか、と―――問い詰められれば返事のしようがない。
 自分があれほど執着したことを一方の当事者がそう都合よく忘れてしまうはずなど、なかった。
 いや、結末は想定したなかで、常に最悪のかたちでやってくる―――そのことは痛いほど、学んできたはずだった。

 トシキが会いたいと念じつづければ、彼女は来なかっただろう。だが、彼は姉から逃げようとした―――だから、彼女は来たのだ。

 柴崎エリカは突然舞いあがった蒲公英の胞子のように、その場にたたずんでいた。



冷やかな熱 2
紅 9/11(木) 01:22:54 No.20080911012254 削除

 ちりん、とアイスコーヒーの氷が鳴る。

 夏の午後。私と伊織はレトロな喫茶店にいた。

「静かで、落ち着く店ですね」
「この肘掛け椅子がいいでしょう? 輸入ものの家具店からわざわざ仕入れている椅子ですよ。あまりに座り心地がいいので、僕も家にひとつ買ってしまった」

 伊織はくすり、とわらった。

「さすが、インテリア関係の仕事をされている方ですね。きっとお家の内装も凝っていらっしゃるんでしょう?」
「独身男のひとり暮らしですからね、侘しさと生活感はあっても華やかさはありませんよ」
「そうでしょうか」

 少しだけからかうような色を瞳に浮かべて、伊織は私を見た。


 出会いの席からしばらく経ち、私たちは何度か会っていた。逢瀬というより、ただ互いを少しずつ知り合うような他愛無いデートだったわけだが、古風な雰囲気を持つ伊織という女相手には、そうしたデートが一番ふさわしいような気がした。

 不思議な女だった。まず三十八歳という年齢が信じられなかった。いや、落ち着いた物腰はそのくらいの歳月を経た女のものにちがいなかったが、ふとしたときに見せる表情は信じられぬくらい若く、初々しささえ感じられる。
 それでいて、日本舞踊の舞い手らしく、どこか洗練された仕草のひとつひとつに匂い立つような艶めきがあった。


「―――何を考えていらっしゃるの?」

 ふと黙った私に、伊織は訝しそうな顔を向けた。

「いや・・・あなたの実家はI県でしたね」
「そう、東北の・・・・。もう何年も戻っていません。―――わたし」

 何かを思い返すような表情で、彼女は言った。

「わたし、自分の生まれた土地があまり好きではないんです」
「それは・・・・どうして?」
「・・・どうしてでしょう」

 思わず口に出してしまった言葉を後悔するように、伊織はかすかに顔をうつむけていた。それと察して、私は話題を変えることにした。

「じゃあ、東京はお好きですか?」
「東京・・・・・長く住んでいるんですけれど、あまりこの街のことを知らないんですよ。今でも、春日井さんのような方からすれば、信じられないくらいの田舎者だと思います。自分の住んでいる周囲と踊りの関係でまわったところしか知らないの。この歳でこんなこと言うのも恥ずかしいけれど、わたし、世間知らずなんです」
「僕だって、自分の知っている世間しか知りませんよ」
「ですから、世間にも大小があるのでしょう。春日井さんのそれはきっと大きいのです」
「それなら僕の世間を通じて、あなたの世間も大きくすればいい。あなたがそれを望んでくれるならば」

 さりげなく言ったつもりだったが、予想通り、伊織はかすかに困った顔をして、けれど「ありがとうございます」とやわらかく答えた。すでに気づいていたが、彼女は彼女で、望んで私との見合いを受けたわけではないようであった。
 だが、少なくとも私を拒んでいるわけではなさそうだった。そのじれったさも、当時の私には楽しく感じられていた。 

「きょうはこれから、舞踊のけいこがあるんでしたね」
「はい、弟子たちの出演する舞台が近々あるのです」
「あなたも踊られるのですか?」
「・・・・少しだけ」
「ぜひ見に行きますよ」
「ありがとうございます。何だか、恥ずかしいけれど」

 そう言う伊織は、本当に目元を淡く染めていた。





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裕美子の冒険002
風水 9/10(水) 10:12:15 No.20080910101215 削除

 次の日曜日 昼頃起きると 妻も息子も居ませんでした。
「あ〜ぁ のんびりするな・・・そうか 裕美子 今日は病院だったな」

 近所の喫茶店で遅いブランチ
 ブラブラと商店街を歩いているとシャッターの降りた店が多いのに驚きます。

 夕方テレビを見ながらのんびりしていると息子が部活から帰ってきました。
「あれっ? おかあさん居ないんだ 夕ご飯どうするの?」
「うーん もう帰ってくると思うよ おかあさんが帰ってきたら外食でも行こうか」
「僕 焼き肉がいいな・・・」
「よしっ 決まりだ・・・」

 程なく妻が帰ってきました 口数が珍しく少なく 疲れているようでした。
「裕美子 けんと焼き肉でも食べに行こうって話してたんだけど・・・」
「えっ 焼き肉・・・いいわよ バイト代貰ったから たまには私が奢るわ」

 3人で田中ともきち社長の焼き肉屋に行って 久々に肉をたらふく食べました。
 私とけんは元気いっぱいでしたが 妻は相変わらず元気がありません。

「裕美子 どうした元気ないね 疲れたの?」
「えっ そ、そうかな? そんなに疲れてないけど・・・」

 妻のおごりの焼き肉は大変満足する物でした。

 家に帰り コーヒーを煎れながら
「裕美子 今日の検査何かあったの? 帰ってきてから変だよ・・・」
「・・・・うーん 後で話すね。」
 それ以上会話が続かず 気になりましたが私はコーヒーを飲んで風呂に入りました。

 風呂上がり 寝室でビールを飲みながらテレビを見ていると 1時間ほどで妻がパジャマ姿で入ってきました。
 顔が上気しているようにも見えますが・・・

「裕美子 どうした・・・昼間何が有ったの?」
「・・・あなたぁ 実はね・・・」



夫婦模様 16
道明 9/9(火) 21:16:47 No.20080909211647 削除
ここは、大沢の経営する大衆焼肉店の近くのラブホテルである。

昼の2時というのに、大沢はベッドに大の字で寝転び、その上で慶子が髪を掻き揚げ腰をリズミカルに前後させている。

大沢は、あれから週に1度、慶子を呼び出し情事に耽っている。慶子の女の性が暴力的ではあったが男との情交の愉悦を蘇らせた。もう止まらない・・・

今、大沢は下から手を伸ばし、小ぶりだが形のよい慶子の乳房を両手で捉えている。

「慶子、お前の乳房は透き通るように白くて柔らかい。乳首も敏感だ。ほら・・もう勃起しだしたぞ」

「あん、ああ・・はっ」

「どうだ、週一回の情事では物足りないのではないか?この肢体はこのペースでは満足できないだろう」

「あっ、あっ・・・」

大沢は慶子の乳首を捻りだした
大沢の怒張は固くて太い。慶子の腰の動きに合せて下から女陰を突き上げる
太い指が慶子の柳腰をしっかりと掴んで本格的に下から突き上げる
慶子の上半身が前後左右に揺れ動く

「あっ、ああ・・・うっ、うっ」

「どうした、お前の女自身が俺を締め付けだしたぞ・・・」

「うっ、はぁ・・・うううぅ」
慶子は前かがみになり、大沢の唇を求めて顔を近づけた

「そうか・・ほしいか?口を開けろ!舌を出せ」
歯並びの整った美女が差し出す美肉に、大沢は甘い唾液とともに吸い尽くす

「うむむむ・・・・あああああぁぁぁぁ」
大沢の怒張が膨らみ、今日最初の精を放った



桃花源記 108
侍 9/9(火) 20:17:38 No.20080909201738 削除
「響子ぉ」

沢木の口から、ぽろりとこぼれ出た名前。

男達にも呼ばれたこともあったが、夫の口からこぼれた名前がなんと温かいのだろう。

こうして、まともに夫の顔を見るのは、どれほど前だったのか、思い出せない。

夫の顔は日焼けして、頬はこけ、まっとうに剃らせてもらえないヒゲが,顔つきに精悍さをにじませている。疲れている色は隠せないが、妻と握りあった手に、悦びの気配がにじみ出ている。

つかの間、全てを忘れて、夫婦は、格子越しに握り合った手に、全てを伝え合おうとしているかのごとく時を止めていた。

響子の背後に、いつの間にか、健司が立っていた。

含み笑いの眼に鈍色の危険を匂わせている。

いきなり響子の尻をまたいで、腕を伸ばしてきたのだ。

「おっと、まあ、これはこれでいいもんだがね。ゆっくり、手を繋がしてヤッから、ここにこうして」

「あ!え?え?」

「響子!」

グッと、夫の手から引き離された響子は、一瞬のうちに、格子に頭を向けた形で仰向けに寝かされた。

「ほれ、手を出して、しっかり手を繋いでやれ、ほら、早く」

思わず伸ばした手を、夫の手が伸ばされて、再び、グッと握り閉めてくる。

響子は自分でも思わぬほどの力で握り返していた。

一瞬、裸の下半身から意識がそれていた。

その時だった。

「ああ!」

いきなり脚を抱えられた響子の女唇に、深々と、健司の大きな怒張が突き刺さっていた。

ついさっきまでの、淫らな強制手淫の名残で、秘唇の中は、蜜がたっぷりと溢れている。

大きな怒張は、我が物顔で、美肉を占領している。

二つに割られた大陰唇には「奴隷」の文字。

奴と隷の、文字の間に、太々とした怒張が奥まで押し込まれ、女はそれを拒否できない。

「いやあ!やめてえ!」

夫の手を握った手。やっと握り閉めた愛しい手。

つかの間、離すべきか、離さぬべきか迷ったのも、奴隷として送った日々が、響子に刻み込んだ「性」なのかもしれない。

もちろん、男を突き飛ばすべきだ。いや、すくなくとも、拒否の手を突かねばならないはずだった。

しかし、一度、男に占領された己の秘唇は、もはや、どうにもできないことは、女の心の奥底にまで刻み込まれていた。

どうにもできぬものならば「せめて今だけでも夫の手を」と思ってしまった心を「浅はか」と笑うことなど誰にもできない。

手を握り締めた妻が、目の前で他人から淫辱の仕打ちを受けるのを見守らねばならない。

冷静に考えれば、それが、夫にとって、どれほど残酷なことなのか。

白い快感の混迷に落ちかけている響子に、分かるはずもなかった。



冷やかな熱 1
紅 9/8(月) 22:06:38 No.20080908220638 削除

 妻の伊織とは、叔父の昌彦の紹介で出会った。

 紹介といったが、その実は見合いだった。当時、私はすでに四十の境を越え、親から親戚まで、いいかげんに身を固めろの大合唱で、なのに当人にいっこうその気がないものだから、大勢の人間をいらいらさせていたのである。
 だから、あれはだまし討ちに近かった。
 私は小さいながらインテリア関係の会社を経営していて、不動産会社の代表取締役で複数の大型マンションを経営する昌彦から、時おり仕事をまわしてもらっていた。そういったビジネスの付き合いもあって、昌彦とはいやでも会わねばならぬ。その日は、新しく有望な顧客を紹介してやると言われ、私は赤坂の料亭へのこのこ出かけて行ったのである。

 その相手がまるで姿を現わさぬのを不審に思いながらも、昌彦のすすめる酒を飲み、かすかに私が酩酊したころ、不意にふすまが開き、昌彦の耳に耳打ちする男があった。
「そうか、着いたか。うむ、ちょうどいい頃合いだ」
 何のことだ、と思う間もなく、その男が去って後、入れ替わりにまたふすまが開いた。

「おお、いらっしゃい、伊織さん―――」

 叔父のどら声がぼんやりと聞こえたが、私は眼前に現れた女に目を奪われていた。

 淡い紺に藤の花を白く染め抜いた着物を着た、和装の女だった。
 すっきりした卵型の面輪に、大きな二重。黒目がちの瞳は濡れているよう。若々しさと落ち着きが同居した佇まいに、不思議な色気が零れていた。

「初めてお目にかかります。椎原伊織と申します―――」

 透きとおった声が優雅に響き、そして私の酔いは完全に醒めていた―――。


 私たちが結婚した後も、何か一族の集まる宴席がある度に、このときの私の様子は、叔父によって面白おかしい話とされた。
「まさかこの冷血漢が、女性相手にあそこまで動揺するとは、さすがの私でも想像もつかなかったよ」
 そんなことを言っては笑い、笑った後に昌彦は、いばった顔をしてさらに続けたものだ。
「お前は一生、私に感謝しなくちゃならんぞ。あのまま伊織さんと出会えなかったら、お前は今でもまだ独身貴族を気どって淋しい生活を送っていたにちがいないんだから」
 私は言われるまま、とくに反論することはしなかった。やりくちはともかく、この人の好い叔父には感謝していたからだ。

 何も聞かされていなかった私とは違い、伊織はこれが見合いの席だと知っていた。
 当時、彼女は三十八歳。残夢流日本舞踊師範の資格を持ち、数人の弟子をとって生計を立てていた。舞踊に打ち込むあまり、いつの間に婚期を逸してしまったと、これは後で昌彦から聞かされた。昌彦は残夢流家元の三代目と親交があり、その縁で伊織を知って、見合いの席を思いついたものらしい。
 
 兎にも角にも私たちは出会い、さらに白状すればその最初の席から私は伊織に魅了されてしまったのである。



夫婦模様 15
道明 9/8(月) 20:39:25 No.20080908203925 削除
中東に赴任した夫の健吾は体調を崩していた。なにしろ日本と仕事の進め方が極端にのんびりしている。この環境について行けなくなっていた。
日本が恋しくなり、頻繁に純子にメールを送る。最初の頃は純子も丁寧に返事をくれた。
子ども会活動で苦労していること、自治会長が何かと気を使ってくれること、他の役員も助けてくれることなどを、詳しくいきいきと伝えてくれた。これが励みになっていた。
しかし、最近は簡単な返事が多くなった。これも仕方ないことと諦め仕事に打ち込んでいたのだが、やはり体調が思わしくない。このことを妻の純子に知らせるべきかどうか悩んでいた。

久しぶりに純子からのメールが届いた。
「私の愛しいあなたへ〜
 今夜、娘と一緒に自治会長さん宅でご馳走になりました。奥様も大変優しい人で、あなたが海外赴任で大変でしょうと。今度お帰りになったら家族でパーティしましょうと。ほんといい奥さん。
会長さんは奥さんのことを母さんと呼んでいるけど、会長さんところには子どもさんがいないの。若い頃、いろいろ調べてもらって奥さんの方に不妊の原因があって、奥さんは離婚を考えたらしいの。
でも、会長さんは奥さんを愛していて離婚はしなかったって・・・。
その所為で奥さんは会長に精一杯つくしているの。お気の毒に思ったわ。
私は子どもは一人で十分と思っていたから・・・・

 あなた、あなたが一時帰国する8月は、私が練に練った自治会の盆踊り大会があるわ。楽しみにして帰ってきて・・・待っています」

このメールを見て、健吾の目頭は熱くなった。

純子は頑張っている。自分も頑張らなくてはと。
「純子へ
 純子、頑張っているようだね。自治会長さんもやはりいい人のようだし・・・・
 一日も早く、お前や娘の顔を直かに見たい思いで仕事に精をだしている。
もうすぐ帰国だ。その時、パーティをしてお前の労をねぎらうよ。
頑張れ純子。娘を頼んだぞ」

健吾は、8月の帰国を楽しみに純子に体調不良のことは知らせなかった。



桃花源記 107
侍 9/8(月) 19:52:29 No.20080908195229 削除
「で、許してくれっつのは、どうすることなんだ。奴隷、おい、言って見ろ」

「そ、それは」

「淫乱な奴隷が、スケベにせんずってんのを、黙って許せってのか?」

「もう、十分でしょう。お願いします。もう、許してやってください」

「ははは、オメのカミさんが、男の前でせんずりして、逝っちまったほうが良いって言うのか?さすがにスケベな夫婦は違うな」

「お願いいたします。逝かせてやってください」

声は震えていたが、不思議なことに、媚びが入っていなかった。それが、健司には面白くない。

「せんずりして、逝かせろってよ。オメの旦那が。どうだ、オメも、恥ずかしげもなく、せんずりぶっこいて、モトの旦那の前で派手によがって見せちゃどうだ?」

「それは、いえ、そんなこと……」

ついさっきまでの焦燥感はまだ、身体の中に残っている。しかし、冷たい氷の固まりをいきなり腹の下に入れられでもしたように、身体が凍り付いていた。

『このまま、みっともないことをしては、ダメ』

さっきまでのように、夫は、聞かない振りをしているわけではないのだ。

見るに見かねてだった。

響子の狂乱ぶりに、ついつい、殺したはずの感情が動いて、こうやって、土下座をしているのだろう。

ふと、健司の酷薄な表情が動いて、頬が笑みに変わった。眼だけは、相変わらず、鈍色の危険な気配を浮かべたままだったが。

「ふん、まあ、俺も鬼じゃない。この淫乱オンナが、満足するようにしてやっても良いがな」

「お願いいたします」

沢木は、頭をこすりつけるように床にくっつけたままだった。

その姿を見下ろしながら、少しだけ何かを考えた健司は、急に優しげな言葉で、響子に、格子の側に行くように促した。

突然の豹変に、何事かを感じずにはいられなかったが、夫の側に、行かれる魅力には抗えない。

こんなに身を落としても、まだ、夫が自分を案じてくれたのが、心からうれしかったのだ。

凍てつく荒野に放り出された旅人が、いきなり春の太陽に出会った喜びだと言って良い。

「あなた!」

「響子」

つかの間、頭だけを上げた夫に、手を格子の間から差しのばした。

「おっと、そいつはまずいんだ。オメは手を出せ。しかし、夫婦が手を繋ぐってのは、美しいモンだな。どうだ。あんたも、そんなとこで土下座しても始まらない。こっちにきて、おまえさんが手を伸ばしてカミさんの手を握ってやれよ」

急に優しげになった健司をいぶかしみながらも、妻の手を握るという誘惑に、耐えきれなかったのだろう。

にじり寄る動きから、一歩踏み出した時、急にこみ上げて来た何かに突き動かされて、格子に激突する勢いで寄ってきた沢木の手が、格子の間から突き出された。

「あなた!」

いつのまにか、ゴツゴツして、あちこちに擦り傷だらけになった手を、響子は、なでさするように握りしめた。

懐かしい温かさだった。

響子の渇ききった心に、ひとしずくの水が染みこんだ気がした。

乾ききった心にしみこんだ水は、涙となって頬にあふれていた。

後から、後から……

夫の手は、温かかった。



羞恥第二章 裕美子の冒険001
風水 9/8(月) 13:07:16 No.20080908130716 削除


「ちょっと あなたぁ〜 日曜日だからってもう起きなさいよ!
 給料下がってるんだから 休みの日くらい家の事やってよね」 
「・・・・ぅぅぅ・・・ま、まだ10時じゃないか・・・」
「ボーナスまで減っちゃったんだから・・・起きろ!!!」

 毎月の手取りが減ると共に 私の立場は一段と急カーブを描きながら弱くなってきました。
 トーストをコーヒーで流し込み
「裕美子 今日は何するんだっけ?」
「・・・あなた忘れちゃったの?
 今年は庭の手入れ自分でするって・・・先週決めたじゃないの」
「い、いや 決めたのは裕美子だし・・・いえ、はい はい」

 近頃は妻に文句を言うと10倍になって跳ね返ってくるので おとなしく従うことに。

 夜のお勤めもめっきり拒否される事が増えました。
 たまに覚悟を決めて臨んでいくと
「そんな体力有るんならバイトでも探したら?」
「・・・・・」
 あっけなく拒まれます。

 やむなく高枝鋏と脚立を用意して のび放題の枝を剪定し出します。
 たちまち枝が地面に山になり 汗が吹き出し、腰が張ってきます。
 1時間程頑張ってから 縁側に座って一服していると さわやかな顔で妻が麦茶を持ってきました。
「あなたぁ やれば出来るじゃないの♪」
「まあな・・・会社行ってる方が楽だけど・・・」

「そうだ 私ね ちょっとしたバイトするんだ」
「ほう 裕美子さん傘張りでも始めるのかい?」
「・・・もぅ なんでそんなにバカなの? 会社で『じじぃ』って呼ばれてない?」
「い、いや・・・で、何のバイト?」

「昨日 栗本先生から電話が有ってね・・・
 先生の出た大学病院でアルバイトを何人か募集してるんですって
 1日2万と交通費が貰えるらしいのよ 凄いでしょ」
「ほ〜1日2万か・・・で、何するの?」

「詳しくは知らないんだけど 検査してデータサンプルを取るらしいの
 健康な女性を募集してるんだって」

 妻は同級生の栗本先生の医院に半年ごとに定期検診に行っています。
「変な検査じゃないの? 産婦人科だろ?」

「大丈夫だと思う だって大学病院でするのよ・・・
 それに何人か一緒だって言ってたし・・・なんといっても2万よ」

「そうだな で、いつからなの?」
「来週の日曜日からなの 4〜5回有るそうよ」
 今度の日曜日はゆっくり寝ていられる・・・私は顔がほころぶの隠すのに苦労しました。

 久々の肉体労働で その晩は心地よく夢の世界に落ちていきました。





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桃花源記 106
侍 9/7(日) 19:38:24 No.20080907193824 削除

初めは、夫が横で聞いていることが、どこかしら頭にあった気がした。しかし、次第に、そんな余裕は奪われていく。

「お許しを」

何度も言葉にしていた。

お許しをとは、つまりは、恥ずかしいオーガズムまで、オナニーを続けることをねだっているのだ。

今の響子には、それを恥ずかしいと思う余裕など、もはや、これっぽっちもない。

一度ならず、二度、三度と、オナニーを命じられ、逝きかける度に、いきなり両手を押さえられ、嘲笑されたのだ。

毎日のように、淫靡な快楽漬けにされている身体に、これは堪えた。おまけに、今や、メサライダケの効果が切れている時間など、ない。

どこまでが、メサライダケのせいで、どこからが、淫欲に慣らされた響子の欲望なのか、もはや分からるわけがない。

とにもかくにも、響子の身体は、火の付く勢いで、快楽の頂点をもとめていた。

しかし、それは、いかに許しを請うても、与えられぬ「華」なのだ。

おまけに、散々に、ねだる響子をあざ笑っては、さらに、淫らなオナニーを要求してくる。

子宮が泣き出しそうな焦燥感の中で、バイブやローターを自ら使い、尻孔にまで、自分の手でオモチャを入れて見せなければならなかった。

もはや逆らうことなど忘れていたはずの響子だったが、今や、心のどこかが壊れてしまったように、ただひたすらに、逝かせてもらうことだけを、乞い願うことしか頭になかった。

今の響子には、格子の向こうのことは、頭から消え果てて、ひたすら、寸止めされたオーガズムを求めることしか頭にない。

身体の中がどうかしてしまいそうな焦燥感と、痛みに似た感覚が子宮を襲っていた。

「ああ、もう、どうにか、ああ、どうにかして、いやあ」

子どものように泣き叫んでいた。もはや、何をどうして良いのかわからない。涎を垂らしながら、うわごとのように、懇願する姿には、異様な気配があった。

そのくせ、両手を解き放たれれば、股間をかきむしるかのように、一心不乱に自分の快楽をかきたててしまう。

もちろん、たくましい健司の太い腕は、快楽の頂点直前で、再び自由を奪うのだ。

「あ、あうう、あう、いやあ、いやああ、いやあ」

焦点の合わぬ目で、うわごとのように繰り返すだけの響子。

その時だった。

「お願いします」

かすれた声がした。

夫の声がした。

何十年も聞いていなかった気がした。

つかの間、身体の中の、どうしようもない焦燥感と子宮の痛みを忘れ、響子は格子の向こうを見る。

「ふん?」

健司と、そして、響子の視線の先には、夫が土下座をしている姿があった。

「お願いします。どうか、妻を…… 響子を… 響子を… もう」

「ほう、麗しの、夫婦愛ってやつか」

「どうか、お許しください」

「許せ?おいおい、奴隷が命令するつもりか?あん?」

突然の、思わぬ成り行きを、いや、最初っから狙っていた展開に、健司は内心、大喜びだ。

止めようにも止まらない、これ以上ないほどの満足げな、ニヤニヤ笑いを浮かべながら、響子の乳房をグッと、握りしめてくる。

「ああ」

そんな、戯れのような手にも、簡単に快感を感じてしまう自分に響子は、惨めさがこみ上げてくる。

それを見越しているかのように、健司の指先は、乳首をくりくりといじり回しながら、さらに、淫声を絞り出してくるのだ。

思わぬ、いや、予定通りの番外編、と言うべき、沢木の行動に、健司の酷薄な眼は、鈍色の光を湛えていた。



夫婦模様 14
道明 9/7(日) 18:47:57 No.20080907184757 削除
子ども会の活動は活発である。定期的な活動としての廃品回収活動、ソフトボール部活動、臨時的活動としての公共施設見学などの野外研修、小学校行事との連携そして何よりも、盆踊り大会や秋祭りなどの自治会活動への協力がある。
子ども会会長となった純子の毎日は、会議や打ち合わせの連続でありその合間に計画した行事の実施とてんてこ舞いになった。
夫の健吾からは、毎日のように激励のメールが届く。純子は夫の健吾のメールに励まされ、着実に行事を実施していった。

7月になり、自治会盆踊り大会の実施に向けての打ち合わせ会を開くこととなっていた。
この盆踊りの計画の立案に純子は悩んでいた。前任の役員の資料が整っておらず、どのように進めていってよいのかさっぱり分らなかった。
純子は自治会長の大沢の都合を聞き、日曜日に大沢の自宅を訪問することにした。

「ああ、いらっしゃい・・うん、今日は純子さん、ジーパンか?ジーパンにタンクトップ姿もスタイルがいいから似合っていますよ」

「会長はお世辞がお上手なんですね」

「世辞じゃないよ。本当に似合ってます。盆踊り大会は浴衣だから、純子さんの浴衣姿も楽しみだなぁ・・・・ああ、御免、まあ上がって上がって」

純子は大沢の仕事部屋に案内された
「応接室より、ここの方が資料が整っていますからここで打ち合わせましょう」
確かに、本棚には純子が知りたかった自治会との協力行事の過去の資料が記録写真付きで整理されていた。
大沢は、その資料をもとに丁寧に純子に説明していった
熱心に資料に目を通す純子を大沢の目は、髪をポニーテールにした横顔、タンクトップを突きあげている胸の膨らみ、はちきれそうなジーパンのヒップと流れた

「ところで純子さん、お昼はどうします?」

「あっ、もうこんな時間!娘は友達の家でお昼をご馳走になるので、私はお弁当でも買って帰えります」

「それなら、私がご馳走しましょう。家内が材料を置いているはず、そうしましょう」

「いいんですか?奥様にご迷惑では・・」

「家内のやつは、お店の方で頑張ってますから遠慮いりません。ささ、ダイニングの方へ行きましょう」

大沢の家は焼肉店をしていることもあって、器材も食材もすばらしく、大沢が調理しテーブルに並べられた料理に純子は感心した。また、大沢の饒舌に食がすすみ会話が弾んだ。

「ところで、ご主人はいつ頃お帰りなんですか?」

「主人の海外赴任は3年と聞いています。今年はこの夏休みに一度戻ってくるのですが」

「それは寂しい。こんな私でよかったら話相手になりますよ。多少は気分がほぐれるでしょう」

「有難うございます。自治会長さんには本当にお世話になります。それに、こんな料理を頂いちゃって」

「今度は、娘さんといらっしゃい。そうだなぁ、次の土曜日の夜はどうです。自治会長も会合が多くて、でも予定が丁度空きました」

「ほんとにいいんですか。それじゃお言葉にあまえて娘と一緒に」

「是非、そうしてください。ご馳走します。あなたにはこれから頑張っていただかないとねぇ」

純子は、大沢の言葉に本心喜んでいた



桃花源記 105
侍 9/7(日) 05:59:01 No.20080907055901 削除

夫が起きているのは分かっている。

決してこちらを見ようとしないが、神経を研ぎすませているのが響子には、よく分かった。

しかし、どうしようもないのだ。

健司も、気がついている。

だから、響子を嬲りながら、沢木をも嬲っているのと同じだ。

「さてと、淫乱な奴隷のオ○○コを、ご開帳だ。おう!入れ墨も上手くいったってな。さ、奴隷のオ○○コを、ちゃんと見せてみろ」

響子は、心を殺して、従わねばならなかった。

健司の手つきで、意図を察した。奴隷として仕込まれた通り、自らの両手で、脚を広げたまま、その腰をグッと持ち上げた。

限界まで広げねば許されなかった。

両腕を膝の後ろに回して、これ以上ないほど、両側に引っ張っている響子の股間を、にやついた健司が覗き込んでくる。

「おぉ、くっきり読める、奴隷って文字がな。くくく、しっかり濡れていやがる、つくづく淫乱な女だな。おっと、尻を下げるな、俺のタネをこぼしたら承知しねぇぞ」

さげすみを十分にこめながら、あからさまに、今度は、響子の美肉の「使い心地」を、ああだこうだと、言葉にし始める。

もちろん、沢木に聞こえよがしにだ。

「よし、そろそろ、タネは子宮に入っただろ。こんどは、でかいケツを上げるんだよ」

両脚を踏ん張って、腰を持ち上げて見せなければならなかった。

後ろに両手を突きながら、大きく股間を広げて、高々と、股間を持ち上げる、そのポーズを、健司のニヤニヤ笑いと嘲笑を受けながら、ヨシと言われるまで取り続けなければならない。

いや、そんなことは、ホンの小手調べだ。

屈辱的なポーズを次々と命じて、嘲笑するのに飽きれば、今度は、オナニーを命じる。

Mの字に膝を大きく開きながら、両手を使わなければならなかった。もちろん、最初は、屈辱感しか感じない。

けれども、すっかり淫らに飼い慣らされた響子の肉体だ。おまけに、ついさっき、奥深くに男のしわぶきを浴び、頂点に追い上げられた身体だった。

たとえ自分の指であろうとも、蠢く指に反応しないわけにはいかなかった。

「ほれ、感じてきやがった、いやらしい奴隷だ、まったく。ほれ、ちゃんと両手だぞ。オサネを弄りながら、マ○コの中に入れてみろ」

言われた通りに両手を使っていた。

人前で、命令通りに、自分を追い上げねばならない。

惨めだった。

「あうう、あ、あう、あう」

どれほど惨めであっても、健司の命令は絶対だ。言われた通りに自分を追い上げる指遣いに、次第、次第に、弱いながらも頂点が訪れようとしていた。

響子が望みもしない頂点に。

今や、響子は、オナニーにのめり込もうとしていた。どれほど惨めであろうとも、拒むことを許されないなら、つかの間の快楽に逃げ込むことしかできなかったのだ。

だが、健司の目的は、単にオナニーをさせることではなかった。

「あ、あう、もう、もう、ああ、え?あああ、そんなあ!」

屈辱の中で、ようやく、つかの間の甘美な時が訪れようとしたその瞬間だった。逝きかけた響子の両腕を、突然、押さえつけてきたのだ。

「おい、オナニーをしろと言ったが、逝って良いなんていってねえぞ。奴隷が、主人に断りもなく、気持ち良くなって良いと思ってんのか」

ニヤニヤと笑いながら、ぴしゃりと、響子の太ももの内側をひっぱたいた。

唖然とする響子に、さらに、健司は命令する。

「さ、続きだ。手ぇぬくんじゃねえぞ。ちゃんと感じねぇと、承知しねえからな、だが、逝っちまったらダメだ。良いと言うまで、そのまんまだ、ほれ、さっさとくじらねえか」

何が何だか、分からぬうちに、命じられるまま、響子は再び自分の身体に指を使わねばならない。

しかし、今度も、逝きそうになるその刹那、両腕を掴まれて、甘美な瞬間は許されない。

寸止めしては、響子の淫乱ぶりを笑い、快楽に漏らす淫声を罵り、惨めなままオナニーを続けねばならない。

逝かせてもらえないと分かっていても、自らを弄る手は止めさせてもらえない。

逝きそうになる響子の両腕を掴んでは、健司は、実に楽しそうに、あざ笑っていた。



夫婦模様 13
道明 9/6(土) 22:27:51 No.20080906222751 削除
2月になった
 大沢のところへ子ども会の新役員が挨拶にきている
 
「大沢会長さんに新年度の子ども会の役員が決まりましたので、3役がご挨拶に参りました」

「そうですか、わざわざどうも・・・まあ、狭い所ですがあがって下さい。おーい、母さん、お茶を用意して・・・8人お見えだ」

子ども会の新役員は応接間に案内された。
「この度、子ども会の会長を務めます、藤沢です。大沢会長さんには申し訳ないのですが、私、海外転勤が決まりまして、実質は妻の純子がやることになります。どうか宜しくお願いいたします。」

「えっ、海外転勤。奥さんが会長に、ですか?それはご苦労なことです。私は、毎年、挨拶に来られる子ども会の役員の皆さんに言っています。力を合せて仲間作りをと。今までですと、頼りない旦那さんでも男が会長でした。今回、女性が会長となるわけですね?」

「はい、そうなってしまいました」

「他の副会長さん、会計さんもそれでいいんですね?」

「はい、純子さんはしっかりした性格のいいお母さんです。十分やれると皆で相談しました」と副会長が言った

「分りました。それじゃ自治会役員も今まで以上に協力を致しましょう。まあ安心して頑張ってください。この地域の子ども達の健やかな育成を目指して共に頑張りましょう」

大沢は、黙って夫の健吾の横で様子を聞いている純子の顔をみた。
多少緊張気味だが、その顔もいい
やはり、色が白い。肌もきれいだ
スカートの裾から見える膝から脹脛のラインが男をそそる
いい女だ・・・・

純子は改めて協力をお願いした
「大沢会長さん、宜しくお願いします。また、副会長さんたちもお助け下さい、お願いします」と・・・・

4月になり、夫の健吾は中東へ旅立って行った



夫婦模様 12
道明 9/5(金) 21:24:18 No.20080905212418 削除
 大沢は年齢を感じさせないダイナミックな挿入を繰り返す
 怒張は硬く力強い
 もう2戦目が始まってかなりの時間が経過している
 
 大沢は慶子の長い間眠っていた女のつぼを刺激し続ける
 唇、耳たぶ、項、腋の下・・・・・それも優しく繊細に
 先ほどの暴力的な強引さは陰を潜めている

 慶子の全身から強いオスに媚びるメスの香りが漂い始めた
 「ああ、いや・・・・もう、私」

 「もう、私?・・慶子、どうしたんだ?・・その続きだ」
 大沢は怒張を小気味よく締め付ける
女陰の痙攣が始まっているのに気づいている

「ああ、あう・・はぁ、あう」

「逝くのか慶子、逝くなら逝くと言うんだ」

「はぁ、はぁ・・・ああああう」
 大沢はピッチを早めた
 (もうこの女、落ちる・・・2、3度昇天させた後でもう一度精子をたっぷりとぶっかけてやる、それでもうこの女は俺から離れられなくなる)

 「ああああああ・・・・・・もう私・・逝くう」
 (さあ、1度目だ・・・・今度はバックから責めてやる)

 慶子の脳裏から病院のベッドに横たわる夫の姿が消えた



桃花源記 104
侍 9/5(金) 20:51:43 No.20080905205143 削除

挿入してから、ものの10分と掛からなかっただろう。

無言のまま動いていた健司が、さらに、動きをスパートさせた。

このところ、ボリュームが増してきた響子の乳房をわしづかみにしながら、一気に、深く、激しく腰を打ちつける健司。

「おりゃ、淫乱な奴隷に、注いでやっかんな、ほれ、出すぞ」

「ああ、くださいませ、あう、あ、う、出てる、ああ、出てますぅ」

身体の一番奥で、健司のしわぶきを感じとっていた。

同時に、響子自身にも、灼熱のオーガズムが、まるでオヤクソクの通りに、訪れてしまう。

仕込まれた通りのセリフは、もはや、自然に口を突いて出る。

たしかに、オーガズムに脳まで焼き尽くされていたはずなのに、響子は、チラリと、夫に眼をやっていた。

その瞬間、確かに夫の肩がヒクリと震えていたのが、確かに眼に入ったのだ。

夫は確かに起きている。

もはや、奇跡が起きて解放されたとしても、夫婦を続けていくのは無理だと、響子の心に、また一つ、深い亀裂が入った瞬間だった。

しかし、そんな、怒るかどうかも分からない奇跡の先のことなど今は考えても仕方がない。響子の試練は、終わるどころか、始まってもいなかった。

健司だけは、他の男達と、違っていたのだ。

すでに、響子の身体を知っている健司は、セックスすること自体より、響子の心を絶望の淵に追い込む方を好む。

掟の定める通り、一度、身体の奥に放出した後なら、奴隷に何をしても、止める者などない。

健司にすれば、セックスする相手なら、どうせ事欠かないが、心を壊す「遊び」は、誰にしても良いわけではない。奴隷相手だからこそ、の楽しみだった。

『ふん、寝たふりか』

格子の向こうで、沢木が、こちらに背中を向けていた。身動き一つしない。

もちろん、寝ていないことはわかっている。

沢木が起きていることを十分に意識して、健司は、夫婦揃って、嬲ろうとしていた。

「おい、オメの淫乱なカミさんが、どれだけスケベか、今からよく見てるんだな。もっとも、もう、さんざんに見てっか?」

柔らかな乳房を掴みながら、格子の向こうに声をかける健司に、すがりつくように響子が遮った。

「お、おゆるしを、ああ、あう」

もちろん、こういう反応が楽しみなのだ。ニヤリと笑って響子のクリ○リスを、戯れのようにいじって、響子の反応を引き出しながら、顔を覗き込んでいる。

「うん?さっき、突っ込んだだけで、勝手にいっちまったんだからな、淫乱な奴隷は仕置きが必要だ。それとも、もっと突っ込んで欲しいのか」

「そんな……」

響子は顔を落とすしかない。何の言い訳も、できなかった。いや、自分自身の身体が、まるで自分のものではないように思えてしまったのだ。

いつしか、これからオトコに慰み者にされる条件反射が身についてしまったのだろうか。

言葉通り、ついさっき、前戲も無しにいきなり挿入されたのに、響子のそこは、濡れていた。あるいは、健司の服を脱がせていた時から、あの晩の激しい責めを身体が思い出していたのかもしれない。

指一本触れられぬまま、響子の身体は濡れそぼって、この男のペニスを受け入れてしまったのだ。受け入れてしまったどころか、自分は、初めから感じてしまっていた。

ろくに技巧も、前戯もなしなのに、精子をたっぷりと注ぎ込まれた瞬間、蕩けるような快感を味わっていた。

突っ込んで、出す。

何の技巧も、思いやりもない、ただひたすらの、男の本能。

それに屈して、響子は女の恥ずべき快楽を全て差し出してしまったのだ。

ついさっき、自分が、どれほど乱れたか、思い出さずにはいられない。

健司に言われるまでもなく、ありありと、そのシーンが浮かんでしまう。

もはや、響子の身体は、男達の意のままに、快楽を提供し、嬌声という名のメロディを奏でる、単なる楽器に過ぎなくなったのかもしれない。

夫の背中から眼を背けるようにして、このまま、暗黒の中に落ちてしまいたい響子だった。



夫婦模様 11
道明 9/4(木) 21:58:18 No.20080904215818 削除
先ほど強引に自分を犯した男の怒張を慶子は口で清めさせられている

 大沢は、足元に跪き怒張に舌を這わす女の乳房を右手で揉みしだき、左手で女の髪を撫でている

「慶子、お前は運がいい。俺に出会わなかったら一生が台無しになるところだった。園子から聞いたが、お前の旦那は交通事故で脳死状態のまま入院だそうだな。自損事故で保険も当てにならず、会社も首になり、家のローンが払えずお前が生活費、入院費を含めて稼いでいる。しかし、これでは先が見えない」

「それでも私は主人を愛しています。主人を・」

「手を抜いてはダメだ!」
大沢は乳首を捻り、怒張を慶子の口内に押し込んだ

「はっ、はう・・・」

「お金は私が何とかしてやろう。どうだ?いくらでもいいぞ。その代わりお前は俺の女になれ、俺となら女としてもいい思いもできる」

「いや!私は主人と子どもを・・・うむ、はぁ」

「手を抜くな!」
(それでいい、それでこそ落とし甲斐があるというもの、、そろそろ2戦目か)

 大沢の怒張は慶子の口の中で次第に力強さを取り戻していた
 ズポッ!
「はぁ、はぁ、はぁ」

 慶子の女陰の中は、先ほど中だしされ十分に濡れていた
 大沢は再び慶子を仰向けに寝かせ被さっていく

「あっ、もういや・・・・あああぁぁ」
(今度は、実の夫婦のように優しく責めてやる。お前の身体は、長い間日照りだったんだろう。さあ、水だ、水がきたぞ・・・どこまで我慢できるかな)

 大沢は、犯した美人妻のエキゾチックな堀の深い顔を見つめながらピストン運動を開始した





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桃花源記 103
侍 9/4(木) 20:54:37 No.20080904205437 削除
巡り合わせというのは、あるものらしい。運命は、過酷だった。

『とうとう……』

響子にとって最悪だったのは、翌日の「主人」の順番だった。

とうとう、健司が、やって来た。

あの、最初の日以来、密かに恐れ、考えないようにしてきた気がした。

村長の性技もすごかったが、どこかしら、女に優しげな部分があった。今となってみれば、ごく普通の男だと思える。

一方で、健司に犯された時には、散々に村長に快楽を与えられ、くたくたになっていたはずなのに、それでもなお、激しいオーガズムをムリヤリ絞り出される感じだったのだ。

響子の身体から快感を搾り取りながら、健司の眼は、どこかしら、まるで、子どもがオモチャでも見るかのように、女をモノとしてしか見ていない気がしたのだ。

かといって、絞り出された快感は、村長に勝るとも劣らずの激しさだったから、もう一度、この男に、オモチャにされれば、身体と心が持たない気がしていた。

つまり、陽次郎との一夜で、心が壊れかけていた響子にとって、最悪の相手となる。

もちろん、響子自身も、こんな時の「ご主人様」として、健司が最悪の相手であると察知していた。

女の本能と言って良いだろう。

しかし、嫌も応も、そんなことを言える身ではなかった。

仕込まれた通り、三つ指を突いて頭を下げながら、その身体に、今まで以上の緊張が走っているのも無理がないことだろう。

夜伽は、浴衣一枚の姿で「ご主人様」を迎えることから始まる。

浴衣一枚のなまめかしさで、響子が、三つ指ついて、お辞儀する。

上から見下ろすと、腰のラインはひどく、なまめかしくなっていた。

響子自身は気がつくはずもないが、この10日ほどの間に、さらにネットリとした色気が身についていた。その上、どういうことなのか、胸も急速にボリュームを増していた

連日の、あり得ないほどの淫行のせいなのか。

あるいは、ひょっとして、毎日の食事に、必ず添えられる、メサライダケの汁物が、なにがしかの効果をもたらしたのかもしれない。

普通ならどんな男も誑し込むような色気を持っていた。

浴衣の胸も尻も浴衣を押し出すように張り出していた。

しかし、浴衣の色気も、脱がす手順も、健司には不用だった。

「余計なことはいい」

その浴衣姿に、見向きもせず、さっさと裸になれと命じて、自分の服を脱がせろと要求する。

急いで浴衣を脱ぎ捨てる。

豊かな尻も柔らかな胸もツルツルになって、刻印までもが施された秘所も、まったく隠すこともできぬまま、かしずくようにして、健司のシャツを脱がせねばならない。

ニヤリと笑いながら、時折、響子の乳首を痛いほどに捻り、尻を叩きながら、響子の動きに合わせて、大儀そうに脱がされていく。

パンツを脱がし終わった途端、畳の上に押し倒された。

腹がいくらか出てきたが、筋肉質の褐色の身体が、柔らかでしなやかな白い裸身を割るようにして、のしかかっていく。

長い足は、健司に命じられずとも、男を抱え込むように、目一杯広げられていた。

奴隷という文字の彫られた大陰唇を、真っ二つに押し広げて、太々とした怒張がいきなり突き入れられる。

「ああ!」

いきなりの挿入だった。

それなのに、何の抵抗もなく受け入れるどころか、易々と感じてしまう自分が信じられなかった。

びっしょりと濡れそぼった美肉に、健司の逞しい怒張が抜き差しされていた。

響子の細い腕が、健司の背中に回される。

愛しい夫を抱きしめるはずの響子の両腕が、まるでモノのように響子を扱う男の背中に回されていた。

心は、ここに、ない。けれども、オンナの身体は、挿入されて感じてしまえば、抱きつく相手が必要なのだ。

響子の身体は、これ以上ないほど濡れそぼち、逞しい怒張を受け入れていた。

健司は、指一本触りもしなかったのに、これだけ濡れているのは、なぜなのか。

昨夜の陽次郎に劣らない、巨大なものが、楽々と挿入できて、おまけに、響子はいきなり、感じてしまっているのだ。

信じられなかった。

「あああ」

立て続けに声を放っていた。

ぴちゃ、ぴちゃ。

湿った音が、股間から聞こえている。

響子の身体を弄ぶことよりも、自分の射精だけを追い求める動きだった。

しかし、すっかりどん欲になってしまった身体は、女への優しさのかけらもない、むさぼるだけの動きからも、しっかりと、快感を引き出されてしまう。

自らが落ちてしまった奴隷の境遇に、とうとう身体が順応してしまったのか。

冷たい風が吹き抜けている響子の頭の中で、白い炎が、全てを焼き尽くそうとしていた。



夫婦模様 10
道明 9/3(水) 21:48:21 No.20080903214821 削除
 男がベルトを緩める音が聞こえる
 大沢は裸で震える美女の豊満な尻肉を見つめながら服を脱ぎ捨て
 自分も丸裸になり震える美女の背後に近づき羽交い絞めにする

 「いや、いや、いや・・・ああ、あああ」

 パーン!
 大沢は慶子の片腕を引っ張り、女体を引き起こすといきなり頬を張った
 慶子は驚き怯えた目で大沢を見た

 「俺の女になれ!俺の女になれば助けてやる。心配するな・・・」

 「えっ?」

 「とにかく一発抜いてからだ。話はそれからだ。さぁ、股を開け」

 美女の華奢な足首を肩膝と片手で引き裂く
 漆黒の絹草が大沢の目に飛び込む
 手に唾をかけ、その手で美女の女陰をまさぐり濡らしていく
己が怒張は固く天を突き、じくじくと透明の液で先端が光っている

「いや、あっあっいや・・・・・・あああう」
 硬い男の怒張が女陰を貫いた
 (はは、いい感触だ・・これは掘り出し物だ・・・ゆっくりと攻め落としてやる)

 大沢は余裕たっぷりと女の蜜を味わうように浅く、深く女陰を突く
 ドーン、ドーン・・ドーン、ドーン

 「あああう・・・ああん、あう」



桃花源記 102
侍 9/3(水) 20:31:02 No.20080903203102 削除
昨夜の後悔で、格子の向こうにいる夫の背中を見ることもできない。

しかし、後悔で一杯の頭の中とは別に、着々と、躾けられた通り、風呂で身を清め、浴衣一枚を身につけて「床」を用意していた。

間もなく、今夜の「主人」が来る頃だ。

自分が男のオモチャになる「舞台」を、自分で用意せねばならないのだ。

少し前まで、躾け婆の鞭に怯えながら、涙無しにはできなかった、こんなことも、今では、心を殺して、淡々とできるようになっていた。

心は別でも、手は動く。

いつもなら、楽しかった少女時代のことを浮かべ、「今」をできる限り考えないようにするのだったが、今夜の響子の心は、それを許さない。

後悔だけが、夫のことだけが、しきりに心を騒がせていた。

夫から見れば、どう見えただろうか。

考えずとも、わかりきったことだった。

昨夜の響子は、相手のオトコを夜中に起こしてまでセックスを求める、淫乱な女そのものに見えたはずだった。

それに、と響子は昨夜の「すごさ」を思い出さずにいられない。

一度、意識を失っていた。

それが、身体の中を流れる快感の電流に、ムリヤリ意識を引き戻されたのだ。

気がつけば、身体を貫く甘い衝撃があった。美肉を占領する怒張が、身体の奥から快楽の泡を、次から次に生み出して、脳の中で弾けていく。

泡が弾けていく度に、響子の口から快感のうめきを絞り出されている。

恐るべきことに、男が、響子に乗っていたのだ。

ぬめつく美肉の感触。精液が美肉を満たして、響子の秘液と混ざり合い、独特の感触を作り出していた。

してみると、男は既に、たっぷりと出したはずだ。

それなのに、意識を失った響子の腹に乗り、またもや、硬くそそり立った怒張を、響子の美肉に突き立てているのだ。

快楽の中での目ざめ。

わけがわからぬまま、混乱しながらも、響子は、まだ暗い外の気配に、確実な朝の近さを感じ取っていた。

男は、あれから、ずっと、していたのだろうか?

すさまじいまでの性欲に、吐き気と恐怖を感じているクセに、淫楽に支配された両腕は、夫にそうしてきたように、いや、それ以上の力を入れて、相手を抱きしめていた。

「ああ、あうう、う、あ、あ、ああ」

淫声が止まらない。

男に貫かれながら、意識を取り戻す前から、淫らな快楽のうめきを上げていたらしい。

プチプチと頭の中で快感の泡が、弾け続けている。

いくら淫楽を感じても、気を失ったままでは、高い頂点に達せるわけがない。

響子の肉体が、最高の快楽を得るために、持ち主を目ざめさせたかのようだ。

目ざめると同時に、何度も、何度も、オーガズムの波に翻弄されていた。そのくせ、もっと、もっと、どん欲に身体が訴えている。

欲望の叫びに、響子自身、逆らえなくなっていた。

『あなた……』

微かな、切れ切れの意識の中で、夫を思い起こせたのは奇跡に等しい。

夫は、暗いうちから、起こされ使役されている。いつもなら、夫が出て行くのにも気がつかぬほど疲れ切って眠っている響子だったが、今日は違う。

完全に目ざめていた。

しかし、夫への愛情を込めて送り出す代わりに、腰を激しく使う男の下で、淫声を上げながら見送ったのだ。

男達が、荒々しく連れ出しに来る。

夫が連れ出される瞬間、自らも腰を打ち振りながら、ただひたすらに、快感の声を上げる自分を、どうしようもできなかったのだ。

男達は、響子をはやし立て、淫乱奴隷とからかっていったが、それ以上に、辛かったのは、一度もこちらを振り向かないまま出て行った夫の背中だった。

夫の背中に、あの淫らな声、オーガズムを告げる声がどのように届いてしまったのか。

『違うの!』

大きな声で叫びたい。

しかし「違う」という声の代わりに、一際大きなオーガズムを告げる淫声が響き渡ったのでは、信じてもらえるわけがなかった。

響子の心に、また大きな亀裂が入っていた。



桃花源記 101
侍 9/2(火) 19:49:04 No.20080902194904 削除
貫かれているのは、自分の身体ではない気がした。

相変わらず、響子は男の腰に跨ったまま、自ら腰を打ち振っている。

陽次郎の腕が、その腰を掴んで、さらに激しく動かしていた。

「ああ!いっ!あうう!」

頭の中を白い炎が燃えさかっていた。

逞しい男根が貫いている身体は、そこから溶けてしまいそうだった。

そのくせ、響子の頭の中は、妙な覚め方をしていたのだ。

まるで、他人のセックスシーンを磨りガラス越しに見ているようなおぼろげな姿。

腰から、全てが溶け出してしまいそうな快楽を確かに味わっているくせに、それがまるで他人事のように思えてしまう。

男に貫かれたままの、この身体が、まるで他人に乗っ取られてしまったような気がしていた。

だから、いくら、響子が腰の動きを止めようとしても、身体は勝手に動き続けてしまう。あさましく、淫らに腰を振って、もっと、もっとと、快楽をむさぼってしまうのだ。

「ああ、いい、チ○ボいい、おっきい、チ○ボ、ああ、いい、もっとぉ、マ○コにいっぱい、つっこんでぇ」

耳を塞ぎたい。

聞くに堪えない猥褻な言葉を口走っている女がいる。

それが自分なのだ。

散々に「調教」で、強いられてきた言葉が、自然と口を突いて出てしまっていた。

淫らな快感に、喘ぐ声の合間に、勝手に口走ってしまうのだ。

こらえようにも、ホンの一瞬もこらえられない。それどころか、悲鳴を上げる心を、身体が裏切って、知らずにまた、叫んでしまうのだ。

自分の声なのに、耳を塞ぎたくなるような淫らな声で、深々と突き立てられている怒張を、もっと、もっとと、求めしまったっていた。

オトコに跨った腰を、恥ずかしげもなく、大きく打ち振り続ける。

「ああ、いい、あう、あう、マ○コいい!ああ!いい!」

ひょっとして、耳を塞ぎたいという自分の気持ちすら、実はウソだったのかと、自分自身を疑ってしまうほど、子宮まで貫くような怒張の動きに身体が蕩けそうだった。

心を裏切った肉体は、身体の奥から蕩けそうになる快感を、一方的にむさぼっていたのだ。

しかし、かつて、考えたこともないほどの快感の津波に揉まれながら、どこか冷え冷えとした、別の響子がいた。

響子の眼は、夫の後ろ姿をしっかりととらえていたのだ。

眠っているはずもない良人の背中は、寂しげだった。

すぐ側で、男に屈服する妻に怒りを感じないはずもないのだが、その背中は怒りより、悲しみに満ちていた気がした。

『ごめんなさい』

何を謝って良いのかも分からぬながら、愛する良人の背中を見つめる響子の心も、悲しみに満ちていた。

『もう、私、ダメ、なの、ね』

心が悲しみに満ちているのに、身体は、少しも許してくれない。

白い津波が、幾度も、幾度も、駆け抜けていった。

いつしか、犬の交尾の体勢を取らされていた。

いや、取らされていたのではない。

冷え冷えとした心の響子のの中に、もっと、男に犯されたがる響子がいて、勝手に、尻を高く上げていたのだ。

後ろから尻を抱えられたまま、響子はひたすらに、嬌声をあげ、男に媚びるように、オトコの突き動かすリズムに合わせて腰を左右に打ち振り続けている。

「ああ、いく、いく、いきますぅ、おっきい、チ○ボ、あう、いい、く、つっ、ああ!」

身体が、脳が、溶けると思った。

眼も眩むような光が、どこからか湧いてきた。

光がハレーションを起こしながら響子を包み込み、意識までもが、砕け散っていってしまったのだ。

淫らな響子も、冷え冷えとした響子も、丸ごと光の波に飲み込まれ、闇だけが残った。

しかし、がっくりと力を失った響子の尻は、男に抱えられたまま、崩れるのを許されなかった。

足らずの陽次郎は、ほうけたような表情のまま、ひたすらに、その大きな怒張を、打ちつけていた。



夫婦模様 9
道明 9/1(月) 22:30:10 No.20080901223010 削除
 時刻は午前0時
 店員は全て帰宅し、奥の事務室の灯だけがともる
 二人で帳簿の整理を始めて2時間が経っている

 慶子は大沢から指示がある度に、椅子のすぐ横に立つ
 その都度、胸が脈を打つ
 大沢から発せられる、精悍なオスの匂いのようなものを感じるのは気のせいか
 56歳の年齢を感じさせぬ、真っ黒に日焼けした顔、胸の厚みと太い腕
 (なんて逞しくて、自信に満ちた風情なの・・・)

 「中沢さん、お茶でも入れてくれないか。今夜はこのへんで終わりにしよう」

 「はい、すぐにお持ちします」
 湯沸しに立つ美女の後姿を見つめる大沢の怒張が脈を打ち始めている
 大沢は事務机から応接ソファーに移った

 「どうぞ」
 冷茶を入れたしゃれたガラスカップを差し出す美女の白い手が目に入った

 「えっ!なにを?・・・・いや、やめてください」

 白い手がガラスカップから離れた瞬間、大沢の太い逞しい手が襲いかかる
 大沢は無言で慶子の制服を次々と剥ぎ取っていく
 
 「社長さん!どうされたのですか?・・・いや、いや・・・ああ、いや!」

 大沢は下着姿の慶子をソファーに押さえつけブラジャーを毟り取る
慶子は豊満な乳房を隠すように両手で覆い俯くと容赦なくストッキングごとパンティを引き摺り下ろした

「いや、いや、やめて!・・お願いです」



夫婦模様 8
道明 9/1(月) 22:28:23 No.20080901222823 削除
月が替わり、慶子の勤務時間が午後9時から12時の時間帯が多くなった。焼肉店の営業は10時までであるが、片付けや清掃などで12時となるのである。
 大沢が店に顔を出す回数も多くなった。大沢の妻の園子は、最近体調が悪く、そのため大沢自身が妻を早く帰らせ交代しているというのが店員の噂である。
 今夜も大沢が店の番をしていた。

 「ちょっと石田君、今夜は少し帳簿の整理をしたいんだが、お店が終わったあとパートの人で手伝ってくれる人はいないだろうか。経理に強い人はいないかね」
 石田はこの店の番頭社員である。

 「そうですね・・・ああ、いい人がいます。急ですので都合を聞いてみます」

 「ああ、そうしてください。急なことですから、別途手当てを考えますからといって頼んでください」

 暫くして、石田が慶子を連れてきた

 「社長、中沢さんが受けてくれました。以前に経理の仕事の経験もある人です」
 大沢はここでは社長である

 「そうですか、中沢さんが・・経理のご経験もある、うん・・それじゃお願いします」
 慶子は黙って頭を下げた



桃花源記 100
侍 9/1(月) 19:16:31 No.20080901191631 削除
掌の中の、やわらかな、ホンのちっぽけな「ウズラのたまご」を握りつぶしてしまえばいい。

たったそれだけのことだ。

しかし、響子の右手は、強張ったように動かない。

憎んでも憎み足りない相手のはずだった。

夫がすぐ横にいるというのに、響子の身体を支配し、あふれ出すほどの精液を注ぎ込んできた、憎むべき相手だった。

『憎しみを込めなければ』

そう思いたくても、響子の何かが、憎しみの炎が燃え上がるのを止めてしまうのだ。

あるいは、一度、身体を合わせた者同士、いや、散々に快楽の交合をした者同士の「慣れ」なのだろうか。

あるいは、このオトコにだけ犯されたのなら、憎み切れたかもしれない。

しかし、響子の身体には、来る日も来る日も、男達に犯され、快楽の声を上げてしまった記憶が、澱のように沈み、身体に刻みつけられていた。

今夜たまたま来たこのオトコ。それも、恐らくは、あの知性の感じられない様子では、響子の悲しみなんて理解できるとも思えない。

そんなオトコに、響子のような女が憎しみの炎を燃やすのは、難しかったのだ。

女は、ヒフ感覚で人の痛みを知るという。他人の痛みに弱い女は、響子だけではないが、掌の「ウズラの卵」が、か弱い弾力を返せば返すほど、その痛みは、響子自身に降りかかってくるのだ。

闘争心とは無縁な性格だった。

女にありがちなことなのかもしれないが、他人に痛みを与えて、平気でいられるほど、響子は強くなかったかもしれない。

しかし、弱いだの、怖いだのと言っている場合ではないのだ。

響子は自分を叱咤した。

『今しかないの。このままじゃ、だめになっちゃうから、ほら、もう少し』

ためらう動きが、指先を震わしていた。その震えをようやく治めようとした時、響子の手首に、驚くほど熱いモノがあたっていた。

『何、これ?まさか……』

とっさに、左手が伸びていた。

手首にあたった瞬間に、半ば予期し、半ば恐れを浮かべながらも、無意識のうちに左手が、それをスッポリと掴んでいたのだ。

『なんで、こんなに。寝ているのに』

怒張が、驚くほどの硬さで、巨大なモノが、そそり立っていた。大きさだけなら、

『熱い』

一瞬、掌のモノの熱さにひるんだ。

あれだけ何度も何度も射精したはずのオトコが、眠ったまま、これほど簡単に、猛々しく、怒張をそそり立たせる精力に、恐れを抱いたと言っても良い。

『すごい』

恐らくは性欲とは別の衝動だっただろう。このオトコの、生命力というモノに対する恐れなのかもしれない。

響子の意志とは別に、左手が、探るように動いてしまう。

とっさに持ち替えたその掌には、硬くなった亀頭部分がすっぽり治まってしまった。

その刺戟に反応したのだろう。怒張が響子の掌を弾き返すように、ヒクンと動いた。

『眼を覚ます前に…… 今よ!』

焦りの悲鳴に満ちた声が心の中でこだまして、ようやく響子は我に返った。

今しかない。

グッと力を入れようとした、その瞬間だった。

「ぐへへ、オイラのが、良かったがぁ」

あるいは、それが最後のチャンスだったのかもしれない。今、この瞬間なら、握りつぶすことくらい一瞬のことだった。

しかし、相手が眼を覚ました瞬間、ようやく踏み切ろうとした決意は、あっけなく崩壊してしまった。

それは、おそらく、着々と刻み込まれた奴隷としての「躾」か、あるいは、オトコへの恐れだったのかもしれない。

いくら、手の先に力を入れようとしても、その手は、びくとも動かない。

いや、すでに、なんと言い訳をしようかとしか思えない、逃げ腰の、弱い女がそこにいただけだ。

「もっと、やれ」

薄い布団を跳ね上げて、オトコは、ごろりと仰向けになった。まったく警戒をしていない。

寝ていても、起きていても、これなら、同じだ。このまま伸ばした手をグッと締めれば良いだけのことなのだ。

しかし、刻み込まれた響子の何かが、ウズラの卵を潰す代わりに、その根本を優しく撫で上げ、硬いカリに優しく指先を滑らせていたのだ。

そこにいたのは、奴隷になりきってしまった響子だった。

嫌悪と、屈辱と、後悔に眼もくらみそうになりながら、その両手は、勝手に、優しく男に尽くしていたのだ。

「もう、いい、来い」

あっという間に、抱え上げられた響子は、怒張をまたぐようにオトコの上にしゃがみ込まされる。

「あううう!」

思わぬほどの鋭い快感が、背中をツンと突き抜けていた。

あの逞しい男根に、喉まで串刺しにされている自分を、まるで他人の姿を横から見るように思い浮かべていた。





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